
先日に引き続き私のガレージライフってやつの紹介をしますね~。
前回のブログでちょこっと予告していた友人K氏のジムニーへの
パーツ取り付けです。
取り付けるパーツは、ブースト計、水温、油温、油圧の3連メーター、ブローオフバルブ、
ステンレスインテークパイプ、シリコンラジエターホース上下、レーダー探知機、クラッチスイッチカットリレー。
書くとこんなもんですが、段ボール箱二箱に入ったパーツです~。(メーター類は除く)
その箱のパーツ見た私は「三日ちょうだい~!」なんて冗談を飛ばしますが、内心は
「今日中に終わるのかな・・・・」なんて不安が頭をよぎってました(笑)
で、やることいっぱいだった為あまり写真撮ってません。よってそれぞれのパーツ取り付けの
詳細はありません。
なのでとってもブログ的にはテキトーな感じですが、あつ~いガレージの中で熱中症寸前状態の
2人の作業はアクシデント多発である意味面白い内容かも・・・(笑)
ってことで興味ある方は暇つぶし程度でご覧くださいね。


まずはMyガレージにジムニーを入庫させます。
リフトアップに社外ホイール装着しているジムニーは軽とは思えないサイズ感ありますね。
今日は朝から上天気なので昨日のような涼しさはありません。
多少の風があるのがせめてもの救いですが・・・

ノーマルな状態。
はじめに追加メーターを取り付けます。

まずはエンジンルーム内に油圧、油温、水温、ブーストの各センサーを取り付けます。
水温センサーはシリコンラジエターホースに交換がてらの取り付けです。

ここで問題発生。
油温と油圧センサーを取り付ける為のサンドイッチブロックのセンターのボルトを締める工具
がありません。モンキーレンチでどうにか締めましたが規定のトルクは掛かってなさそう・・
私もロドに取り付けていますがどうやって締めたんだったかな?モンキーだったかな?
悩んだあげく、自分の車ならまだしもマニアックな林道好きの友人K氏の車です、緩んだりしたら
って事考えるとちゃんと締めなければと思い工具を購入しに行きつけのホームセンター
まで車を走らせました。

で、購入してきました。27MMのロングソケットです。
ここ以外ではあまり出番のなさそうなソケットですが気前の良い友人F氏が購入してくれて
我がガレージに寄付してくれました。「ありがとうございました~」m(_ _)m
これで、しっかり締め付け出来、安心してマニアック林道をかっ飛ばせますね(笑)

ラジエターアッパーホースに水温センサー取り付け。

ブローオフバルブは友人K氏が滝の様に汗かいて取り付けしてました。

インテークパイプも綺麗に光るステンのパイプに交換。良い感じになりました、が・・・・
後にこのパイプが原因であんなことになるとは・・・・・(怖・・・)

その後センサーの配線類を車内に引き込んでメーター電源と合わせて結線完了し、
レーダー探知機の電源(友人作業)、クラッチカットスイッチリレーも取り付けもします。
最後にメーター本体を車両に無事取り付け完了しました。
(メーターへの結線も色々ありましたが写真も無いので割愛します)
エンジン始動させて各メーターの作動点検します。

まずブースト計、OKです。

次に3連メーター。
油圧、油温、水温、すべて問題なし!
と、満足していたところ友人K氏から素朴な疑問が出ました。
「このメーターどっちが水温?」
その質問に一瞬固まります。
メーターにはTEMPと表記されたメーターが2つありますが水温、油温の区別なし。
各センサーの配線カプラーはピンクと赤色だったのは覚えあるのですがそれをどっちに付けたか
全く記憶に無いのです。
それで経験上「センサー位置の関係で油温計針の方が水温より動きはじめが早いので
それで判断してみて」ということでとりあえず終了・・・
(その日の晩にメーターの針が上がったところでどちらかのセンサーカプラーを外せば解るって
事に気づきましたが・・)
で、ガレージの片付けをした後、試乗がてら晩飯を食べに行くことにします。
ここからがこのブログのクライマックスに入っていきます。
(予想外の出来事なのでこの件も画像は少なめなのであしからず・・)
メーター類の作動は全く問題ないのですが、まず、ブローオフバルブの作動音がかすかにしか
聞こえない。それとターボが加給するとそれに合わせ「ビーン」と金属系のビビり音が聞こえます。
って事で再度ガレージに戻りブローオフの開弁圧を低めに設定して再度試乗します。
ブローオフサウンドはさっきよりは聞こえる様になったが依然、加給時のビーン音は謎のまま。
作業後に発生していることからブローオフバルブ取り付けに関わっている所に原因があると推測できます。
しかし目視確認では原因は見つけられません。
音は加給が始まると同時に発生するのでどこかから加給が漏れているのかもと推測し
私が作業した非常に取り付けしにくかったステンレスのインテークパイプ部のガスケットが
ずれているのかもって事でばらして見る事に・・・
で、これがドツボへの始まりです。
インテークパイプの取り付けボルト2本、シリコンホースを外し車両よりパイプを外してきます。

これがそのパイプ。
ガスケットのズレは全く無く残念ですが原因はここではありませんでした。
しかしそんな事より、このパイプをエンジンより外してきた時にその問題は発生しました。
インテークパイプのボルト穴にボルト一本残った状態で持ち上げるとガスケットはパイプにくっついて
来ていました。
ズレが無いかおそるおそるパイプの向きを変えて覗いたと同時に「カランッ」という音とともにパイプ穴に引っかかっていたボルトがエンジンルームのどこかへ落ちました。
いや~な予感がしながらも音がした付近のエンジンルームを二人で探します。
しかし、何処見てもありません・・・汗
って事はそのいや~な予感の所しか残ってません。
それは、下の画像をご覧ください。

そのいや~な所ってのはターボのコンプレッサーハウジングへとつながる配管です。
画像のダーボ横にあるアルミの大きな配管です。
そこに「ホールインワン」しているとしか考えられません。
しかし、LEDライトで中を照らし覗いても全くボルトは確認出来ません。
もちろん手や指なんて全く入らない所。
「どうしよう~・・・」
二人で考え込みます。
まず、やってはいけないこと、エンジン始動はもちろん、クランキングも危険です。
で、やらなければいけないこと、ボルトとワッシャーを救出すること。
ボルトが中にあるかどうかも定かではありませんが消去法で行くとここしか考えられないので
解決策 1) 磁石のピックアップツールを配管に突っ込んでみる。
しかしここであることに気づきます。それはボルトはステンレスで磁石には付かない
ってこと・・・
解決策 2) ターボのコンプレッサーハウジングへのアルミの配管をターボより取り外してボルトを
摘出する
一度取り外しを試みたものの物理的にターボ本体を下ろすか手前にあるウォター
ポンプを取り外すかどちらかが必要になるので今日中には完了は無理。
解決策 3) 解決策 1)のピックアップツールで先端が磁石では無くUFOキャッチャー的な
爪の物があるのでそれを使い配管からダイレクトに摘出する。
(以前そのタイプのツール持っていたのですが現在行方不明)
って事で、そのタイプのピックアップツールを購入してダメ元で摘出を試みようと思い、午前中行ったホームセンタ-へ再度足を運びます。

これが購入してきたピックアップツール。
これを配管の中に差し込み全く見えない所にあると思われるボルトをつかんで摘出しようと思います。
これで駄目なら、ターボかウォーターポンプの脱着が必要になると思われるので修理屋へ
入院させるしかありません。
で、おそるおそる配管へピックアップツールを入れていきます。
限界まで差し込んだところであるであろうボルトの摘出をイメージして手元でツールを操作します。
ん?・・
なんか手応えあり?・・・
おそるおそる配管からツールを抜いてくると・・・・
やった~!!!
出てきました!ボルトとワッシャーもそのままダイレクトにがっちりつかんだ状態です。
奇跡が起きました。
全くもって見えないボルトを、そこにあるかどうかさえ解らないボルトを、がっつりワッシャまで
一緒に取り出すことが出来ました。

これが摘出されたボルト&ワッシャー。
これで一安心です。

こっから再度急いで組み直しします。
2度と同じ過ちをしないように配管には軍手をかぶせて作業します。

組み上がって再度エンジン始動出来た頃は外はもう真っ暗になってました・・・(笑)
因みに、加給時の「ビーン」音はブローオフバルブ本体の取り付けステーが締められていなかったのが原因だったと翌日に友人からLINEで連絡が入ってきました。
ん?
待てよ・・・・
そのステーの取り付けは・・・・
俺じゃね~ぞ~~~!
まあ、原因も分かってすべて丸く収まったので良しとしましょう(笑)
終わり