
お待たせしました~!
(待ってらっしゃる方は一握りの方だと思いますが・・笑)
例の物の作成編です。
では、どうぞ~!

まず必要な物を準備します。
配線を切って繋いでをしないと駄目なので写真にはないですが半田コテも用意しています。

今回の為に購入した物、配線の皮膜を作る収縮チューブ、半田、極小マイナス精密ドライバー

前回紹介している延長カプラーとGEN@RSさんに譲ってもらったエミュレーター

作業はガレージではなくダイニングテーブルでする為(ガレージはNET環境が整ってないので)
車両側の配線の色を確認出来るようにスマホで写真を撮ってきました。

ノートPCにGEN@RSさんのブログの配線図と石井自動車さんのH/Pの配線図を出しておきます。

こんな感じでスマホの写真で車両側の配線色と端子の位置とP/Cに映っている配線色と
端子の位置を確認しながら一つ一つ配線を繋ぎ替えていきます。

まずは精密マイナスドライバーを使用して延長カプラーの配線を抜いていきます。

カプラー一つ目外れました。
まだ、あと二つあります。

全部外れました~。
なんか、もうヤリきった感がありますがここからが本番です・・笑

スマホの画像とP/Cの配線図とを何度も見比べ、一つ一つSr1のECUカプラーへ配線を差し込んで
いきます。

ただ抜いた端子をカプラーへ差し込んでいくだけなら簡単なんですが、画像のように端子には
大小あり場所によっては大から小、小から大へ繋ぎ替えが計10箇所必要になります。

こんな感じで切った配線をハンダで繋ぎます。
接触不良を起こさないように丁寧にハンダを盛っていきます。
けど、ハンダなんて使うの何十年ぶりなので始めは凄くぎこちない作業でした・・笑

なんとか繋げる事が出来ました。

ハンダで繋いだ箇所は購入した収縮チューブで保護します。
まず、繋いだ箇所にチューブをかぶせて・・

次にチューブをライターで炙ります。
するとチューブが縮んで配線の皮膜となります。

GEN@RSさんに譲ってもらったエミュレーターも配線に割り込んで繋ぎます。

こんな感じで配線の途中に割り込ませます。
ここでもハンダを使ってしっかり結線します。
こういう作業を一つ一つ繰り返し行います。

ハンダでの結線もいくつか繰り返すと綺麗に出来るようになりました!
でも・・次にハンダ使う時はいつのことか分りませんが・・

15時やっと形になりました。
10時前がら始めてお昼約1時間休んだりテレビ見たりしましたが約4時間掛かりました~。
でも配線ぐちゃぐちゃで完成しているようには全く見えませんね・・汗

車両に付ける前に最終の配線チェックを行います。
空きの配線は全てOK。
結線の箇所の確認はしませんが一つ一つ確認しながら行ってきたので大丈夫だろうってことで
いざ、ガレージへ向かいます。

Sr1のECUに変換カプラーを取り付けてます。
配線がぐちゃぐちゃ見た目は悪いですが、とりあえず始動出来るか確認をします。
問題なければそれからもうちょっと見栄え良くなるようにまとめようと思います。

Sr1のECUを車両ハーネスに取り付けます。
で、いよいよクランキングです。
ドキドキしながらキースイッチを回すと・・・・
キュルキュル、ボンッ!・・ピーー(油圧計のアラーム音)・・・・「ETCカードが挿入されてません・・」
あれ・・・?
う・・ん・・・
気を取り直してもう一度・・・
キュルキュル、ボン!・・ピーー・・・・「ETCカードが挿入されてません・・」 汗
なんで?・・・汗
よし、次は初爆後アクセルをあおったらどうかな?
キュルキュル、ボボン!・・・・ピーーー汗 「ETCカードが挿入されてません・・」 ・・・・焦

駄目です~(-_-)
ETCのお姉さんの声が車内を越えてガレージ中に寂しく響いてます・・・・
ちょっと焦ってしまってますがここは冷静になって考えます。
クランキング後の初爆はいつものような感じで一発で着火はしています。
しかしその後が続きません。
よく見るとクランキング中や初爆時もタコメーターも全く動いてません。
ってことは・・・
初爆があるって事はほぼ結線のミスはないのでは?
初爆後の点火がされないのとタコメーターが全く反応していないってのが何か関係ありそう・・
もしやIGf信号?
割り込ませたエミュレーターが機能していない・・?

トラブルシューティングは可能性のある物は全て消し込まないと駄目です。
って事で念のためSr2のECUで始動確認してみます。
セル一発、いつものように始動します。タコメーターもOK。
と言うことは変換カプラーでの不具合が確実って事ですね。

家に戻ってまずは結線の確認しますが、このぐちゃぐちゃの配線を再度チェックするのは
大変です・・・
そこで、一番怪しいエミュレーターの結線から確認してみます。

いきなり結線ミスを発見しました。
やっぱりエミュレーターのアース線のカプラー位置をSr1ECUの「2C」に付けないと駄目なのを
「1C」の空き端子へ差し込んでいました。
配線を差し直して再度ガレージへ向かいます。

ECUを車両ハーネスに付けて付けて・・
いざ、クランキング!
キュルキュル、ボ~ンボ~~~~~~~~
やった~!!

始動後きちんとアイドリングしています。
やっぱりエミュレーターのアース線の結線ミスでした。
すぐに発見できてよかった~。

ちょっとピンぼけですがレーシングも問題なし。
ちなみに純正油圧計は元から機能していません。

無事エンジン始動を確認出来たので配線を見栄え良くします。

再度、車両に付けてちょっと近所まで試乗に出かけてみます。

いきなりですが近所の私のホームコースまで来ました。

しかし、私の勝手知ったるホームコースはこのように長期にわたって通行止めになってます・・

こんな感じのダム湖沿いのワインディングのコース。
このダムはバス釣り、バイク、MTB、そして車にとお世話になってるダム湖です。
しかし、車やバイクで走るには路面は荒れておりギャップも多く非常にスリリングなコースで私の
NA1号機はここで殉職しております・・・悲
ちなみに今回のSr1のECUは一号機の物なのです。

駐車スペースに車を駐めると秋の味覚が・・

いがぐり、もうすっかり秋になりましたね。

このいがぐりは中に栗が入ってましたよ。

車駐めた後ろの山の斜面に栗の木があり、雨上がりの強風に吹かれいがぐりがいっぱい
落ちてきています。
木の下でのんびり写真撮ってると上からいがぐり落ちてきて怪我しそうです・・笑
その後も移動してちょこっと写真撮影。

久しぶりのYMダム、夕日が綺麗でした・・・
終わり・・・ではなく
おまけ

YMダムから帰宅後すぐにSr2のECUへ付け替え再度試乗します。
なぜって?
それはSr1とSr2のECUで走りに違いがあるか確かめたかったからです。
で、乗り比べてみると、なんとなくやっぱりSr2のECUの方が吹け上がりが良いような気がします。
特に3千回転くらいからの回転の伸びに違いがあるように感じます。
あくまでも感覚ですがね。
やっぱり16BitのECUは伊達じゃないのかな?
けどこれでケンオートさんにロムチューン頼めるようになりました!
色々とご協力いただいたGEN@RSさんありがとうございました。
終わり