
台風の近づく昨日の東海地方。
天気予報の日中は雨は降らないと言うのを信じてまたもや会社の
後輩達と山岳ツーリングへ行った様子をお伝えします。
最終目的地は福井県のサスペンスドラマの舞台にもなるご存じ東尋坊。
行程は春にType16Sさん主催のミーティングが開催された伊吹山ドライブウェー付近から山中へ入り
県道(険道)、国道(酷道)を繋いでぐんぐん北上していきます。
最終ステージの酷道157号線「温見峠」を抜けて福井県大野市へ。
そこからは福井市を経由して最終目的地東尋坊へ向かうというプラン。
ちなみに国道157号線の温見峠は岐阜と福井の県境に存在するマニアの間では超メジャーな酷道です。
楽しみ~(*´з`)
またもや酷なツーリングになる匂いがプンプンしてきますが無事ゴールまでたどり着けるでしょうか?
長編になりそうですが、時間がある方はのぞいてみてくださいね。
では、どうぞ!

7:00
自宅近所のいつものコンビニに集合
今回の参加台数は4台。
NAが一台増えました。
NB乗りのT君、NA乗りのM君 同じくNA乗りのO君2号 で私。
M君とO君2号は初参加。
O君2号は黒色のNA。
ちなみに前々回に野麦峠でアルミホイールをクラッシュさせたO君とは別人です。
車も、イニシャルもぱっと見同じなのであえてO君2号とさせていただきます・・・(笑)
で、今回そのO君はと言うとこのツーリングの数日前の通勤時に接触事故を起こしてNAは
走行不能になっちゃいました。
修理は可能なのですが今回は日程的に参加は諦めO君2号の横乗りで参加。
皆さん集まったところで簡単にツーリングの行程を説明して早速出発~!

いつものルートですが鈴鹿山脈は全く見えません。
天気大丈夫かな~?

いつもの国道で関ケ原目指します。

関ケ原で一度国道21号線へ入ってすぐに山中へ。

ここが第一ステージへの入り口。

入り口にはお決まりの看板色々立っていますが通行止め看板はありません。
ってことでいざスタート!

走りはじめいきなりに狭い道幅に路面は荒れてややウエット状態。
う~ん、とってもスリリング~!

そんなスリリングな峠道をハイペースで進んでいきます。
しかし途中、落ち枝や落石をフロアーに何度もヒットさせる場面もあり険道の洗礼を受けます・・汗

一つ峠を越えて下ってくると集落が出てきます。
こんな山奥にも今も人の営みがあるのに驚かされます。

その後は比較的走りやすいルートを進んでいきます。

走りやすい県道が続きます。

そんな県道から林道へ折れます。
ここが第2ステージへの入り口。
しかし道路情報看板に通行止めの表示が見えます。

けど、よく見ると冬季通行止めとの表示でした。

第2ステージへ入ってすぐに農作業の軽トラが道をふさいでいます。
農作業中のおじさんが慌ててどかせてくれました。
普段はこんな道を通る車なんてないのでしょうね、爆音を響かせて通過する私たちの車はあの
おじさんの目にはどう映ったのかな~。

その後は舗装林道を進んでいきます。

しか~し、結構進んだところでまさかの通行止め。
比較的新しい感じの通行止め看板なので先日の大雨で土砂崩れでもしたのでしょうか。
この山岳ツーリングには通行止めは付きものなのですぐ次のルートを模索します。

次のルート確認中、皆しばし談笑します。

通行止め箇所から別ルートを使い少し戻る形で一旦下山して国道303号に入ります。

道の駅「星のふる里 ふじはし」に立ち寄ります。

9:45
ここで、トイレ休憩します。
出発してから2時間40分、山中は約1時間半の走行、結構走りがいありました。
NB乗りのT君は今までで一番ハードだったかも?なんてもう一日走り切った後のようなコメントを
を言ってましたよ~(笑)
ここで、今回の参加車の紹介です。

今回初参加のマットグレーに全塗装された後輩M君のNA。
しかし実はこの車両は500台限定のRSリミテッドなのです。
写真ではわかりにくいですがレカロ製のカーボンシェルのバケットシートが標準で装着された
とてもリッチな限定モデル。
1.8LのNAでSr1から私の乗るSr2のモデルへつながるモデルとされていますね。
Sr1.5なんて言われてたりしますね。
そんな希少な車両ですが今はドリフト練習機で当たっても怖くないミサイル仕様。(モッタイナイ~)
この仲間内では見た目とざらついたマット塗装の触った感触から「墓石号」なんて呼ばれています。

こちらは後輩O君2号のNA。
私と同じSr2のモデル。
見ての通り彼のNAも完全なドリフトマシン。
フロントのトレッド幅は完全に3ナンバー~!

もうご存知後輩T君のNB。
相変わらずきれいですね~山岳ハードツーリングには似合わないオシャレな感じですね。

で、私のNA。
コメントなし・・・

長めの休憩で皆で談笑タイム。

休憩後は徳山ダムを目指します。

ダムまでは今までに比べたら非常に快適に走れるルートなのですがこういう道のお決まりの
ダンプカーが前を走って快適とは言い難い感じです。

ダムまでは工事も多く片側交互通行も数か所ありました。
工事の看板脇のアジサイがとっても奇麗でしたよ。

前を走るダンプカーが広い場所で道を譲ってくれたので快適に飛ばします。

しかしその後いくつかカーブを曲がると、なんとまたさっきのダンプカーが前をゆっくり走っています!
一瞬、「えっ、なんで~!」って思いましたがよく見るとテールランプのデザインがさっきの車両と少し違います。同じ会社の同じデザインの違う車両だったのですね~。(当たり前か・・)
同じトラックが再度、目の前に現れたとき映画「激突」を思い出しました(笑)

ダム湖沿いを走っていきます。

次のステージへの看板が見えてきましたよ。

第3ステージの県道270号線への入り口。根尾谷へつながります。
通行止めではありませんね。
ちなみにこのルートは私今回で3度目。
1度目は冬季通行止め時に根尾谷方面からMTBでこの徳山ダムへ通り抜けたことがあります。
2度目はJetさん主催の徳山ダムツーリング時に通りました。

まずはダム湖にかかるきれいな橋を進んでいきます。

しかし、きれいな道はあっという間に激狭ルートへ変化します。

こんな感じですね。

路肩からの雑草や斜面からの落石なので非常に狭いルートで、写真にはないですが先日の
大雨の爪痕か斜面から泥水が路面に流れ出している箇所がいくつもあり油断していると
足元をすくわれてしまいます。

そんなひやひやもんの峠を越えて隊列整えるために一休み。

最後尾を走る後輩M君の墓石号。
フロント周りが泥んこになってます。

最後尾の宿命か、アグレッシブに攻めすぎか、土木の工事車両のようになってます~(笑)

国道157号線へ入りさらに北上していきます。

峠道に入ってくると物々しい看板がいくつも出てきます。
それが普通の国道ではないことを物語っていますね。

途中に集落跡のようなところが出てきます。
国道とは思えない景色ですね。

そんな中気になる看板が目に入ります。
「大型車通行中」って書いてあります。
大型車通行不可のこの峠道であえてあんな看板が出ているってことは実際に走っていることは
ほぼ間違いないと思われます。

そんなこと考えながら走っているといきなり来ました~!
慌てて急停止します。
後続の後輩たちも皆急停止。
一瞬の沈黙の後ダンプの運転手さん、私の後続を確認したからか、あの巨体をこの劇狭の峠道をバックして道を譲ってくれました。
ありがとうございました~!

この峠道には「洗い越し」って言われる川が道路と交差する箇所がいくつも出てきます。
この写真はまだ水量少ない方。
もっと水量の多い川が道路を横切っているところがいくつもあり、皆、スプラッシュマウンテンかラリーを彷彿させるような水しぶきを上げて通過していきました。
他にも酷道感ハンパ無い箇所沢山ありましたが写真はありません。
そんな箇所で走行写真撮ってたら命がいくつあっても足らないので・・・(笑)

11:30
標高1020m 温見峠到着。
展望はあまりないですが風が通り抜けて非常に涼しいっていうか寒いくらいです。

この峠は能郷白山(1,617 m)への登山口となっているようです。
ここで、皆思い思いに写真撮りしばしの休憩をします。
ちょっとながくなってきたので下りの様子は中編で、
お楽しみに
続く