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touge-mtbのブログ一覧

2020年02月17日 イイね!

2020冬 北アルプスチャレンジ 西穂独標 Vol.3

2020冬 北アルプスチャレンジ 西穂独標 Vol.3お待たせしました!

続きです



気がつくと、前にも後ろにも人影は全くいません・・・汗

さっき追い越したソロの男性もいつの間にか引き返しているようです・・






極寒の強風吹きすさぶ独標手前の稜線
(風の音が大きいのでボリュームに注意して視聴してください)


確かに冷静になると「この極寒で強風吹きすさぶ中を進む意味って何?」って疑問が
沸いてくるのは事実・・

「例え独標へたどり着いても凍り付いた岩の斜面の登攀を行う事が出来るのか?」
って不安も常につきまといます。

しかしです、ここまで来たのです。
本当に手詰まりになるまで進んでみようと思い歩みは止めません・・





独標への取付きへの最後の登りにさしかかりました。
ここから見る限りでは登攀の難易度はさほどでも無く見えます。






雪面にそって正面の大きな岩の左手に回り込んでこの岩の雪と氷の斜面に取付きます。

ここで、初めて歩みを止めます・・・

1m程の大きな段差を越えたいのですが、しっかりした手のホールドが見つからないのです。
なんとか手を添えている岩はカチカチに氷付いちゃっておりアルパイングローブ装着している手ではほぼホールド出来ません。(勿論素手ではもっと無理ですが・・)
片手に持っているピッケルをダメ元で雪の斜面に振り下ろしますが雪の直ぐ下には岩があるようで「ガキッ!」っと金属音を響かせて跳ね返ってきます。

そして立っている足元の雪面をよく見るとアイスバーンの斜面の上にかろうじてアイゼンの爪だけで全体重を支えている状態・・・


その足元の先に目をやると・・・







「ゴヒュ~!!!!」
って不気味な音を響かせて極寒の強風が吹き上げてくる奈落の底が視界に入ってきます・・・・汗

ここで、ふっと冷静になります・・・

もしここでこのアイゼンの爪の引っかかりが外れたら・・・

そのままこの飛騨側の急斜面を・・

か・・

つ・・

ら・・

く・・

そう、滑落っていう四個のひらがなが頭の中をよぎりました・・

「滑落とは?」 登山の際に足を踏み外したりして、急斜面を滑り落ちること

そうですね、登山と滑落は付きもの。

端から見ると登山ってのんきに山を歩いているイメージですが実はかなり危険な趣味。
特に滑落は山に登る以上、今回のような難易度の高い山行に限らず、地元の低山でも起こりうる可能性はゼロではありません。

今の状況で滑落しようものなら、周りには誰も居ないため人知れず奈落の底に引きずり込まれます。

運良く一命を取り留めて斜面の途中で停止しても自力で登り返す事が出来なければそれは最悪の事態へ繋がります。
勿論スマホでのSOSの発信は可能ですが、この悪天候ではヘリ救助はまず無理・・
なので徒歩にて救助隊員が出ることになるのでしょうが滑落した場所に寄っては現場にたどり着く事も容易ではないこともよくある話し・・

天候の回復を待ってヘリで救出と判断された場合、この極寒の強風のなかをビバークで天候回復まで耐えなければなりません。

私にはそんな知識も経験も、勿論装備も無いのでそうなった場合、かなりの確率で天に召される事となるでしょう・・・

そんな事が頭の中を巡り巡って出たひらがな三文字・・・


て・・



た・・

い・・

そう「撤退」です。

これ以上命賭けたく無いです、
所詮趣味ですから・・・




そうと決めたら他の登攀ルートを探すことも無く、独標の取付きからの斜面を下ります。






独標直下の危険なトラーバースも無事通過して一息付ける稜線に戻って来ました。
遠く上高地へと流れる梓川を見下ろせます。






後は落胆の思いを胸にひたすら強風に耐えながら人っ子一人居ない稜線をとぼとぼと歩みを進めます。

今、この穂高の稜線上にいるのは私一人だけなのかな・・?

そんな事を考えながら・・・




綺麗にエビの尻尾が付いた道標の竹ざお





こちらも木々に出来たエビの尻尾
この形、エビの尻尾に見えますね~。
いままでこの雪が氷付く現象をエビの尻尾って言うのか意味が分かりませんでしたが、この形状をエビの尻尾に例えたのでしょうね~。






丸山まで戻ってきました。
バックに見えるはずの笠ヶ岳がもう霞んじゃってます。
往路よりかなり天候が悪化しているのが分かりますね。






ここで、アルプスのパン屋さんで購入した「あんクロワッサン」を頂きます。
本当は独標登頂した暁に山頂で頂くつもりだったのですが・・

かぶりつくと・・・

う~ん、冷たい!





よく見るとあんこがシャーベット状になっちゃってますよ~!






もちろん缶コーヒーも・・・

コーヒーフローズンのようでした・・・・汗





冷た~い、コーヒーブレイクを楽しんだ?後も歩き通して西穂山荘の屋根が見えてきました。







山荘の入り口で装備を方付けた後に山荘におじゃまして本日の宿泊の手続きを済ませます。

その時の受付してくださった山荘のお姉さんが言うには今年に入って独標手前の危険なトラバース付近で滑落事故が数件起きているとのこと。
確かに独標登攀もさることながらその手前の斜面も油断すると足元すくわれてしまうような所でした。
無事帰還できて良かった・・・って安堵の気持ちになります。


その後宿泊の部屋を案内してもらいます。








部屋はこんな感じ。

で、ここでラッキーな事をお姉さんより告げられます。

「本日はこの部屋は一人で使っていただく事になります」

だって~!

やった~!

今日はイビキおじさんに悩まされずにのびのび眠ることが出来ますよ~!

天候は最悪でしたが部屋は最高ですね。

この広い部屋を独り占めです、とりあえず一人枕投げでもしますか!?・・笑





荷物整理した後、山荘の軽食コーナーへ向かいおでんを注文。

温かいおでん、とっても美味しかったです。






しかし、外は相変わらずの悪天候・・

おでんを頂きながら、登頂を断念した自分への不甲斐なさが頭の中を巡り巡ってます。

あの状況でも、登る人は登るのだろう・・・

悪天候だったのは紛れも無い事実。

それによって他の登山者も皆撤退した所考えると、登攀をするべきでは無い状況だったって事は間違い無いと思われます。

しかし、私が撤退した本当の理由・・・

それは何を隠そう、登攀の技術的な部分とあわせてメンタル的要因・・
次のホールドを見つけられず、それまでのイケイケな気持ちが折れたとたんに全てが不安に思える気持ちに変化しちゃった事。

たしかに強風ではありました、そして立ち止まっていると体の芯から凍えるような状況ではあったのですが熟練者ならしっかりとした登攀ルートを見つけ出し登る事も可能だった事でしょう。

おでんを頂きながらそんな事がずっと脳裏を駆け巡ってます。






そんなLOWテンションを引きずりながら部屋へ戻り、夕食の時間まで布団に入ってしばしの休憩タイム。

・・・

うとうとしていると、夕食の準備出来たとお姉さんの声が聞こえてきました。






昼間おでん頂いた軽食コーナーでの夕食です。
本来は大きな食堂がある山荘ですが、本日の宿泊者は私と、一組のカップルさんのみでしたのでここでの夕食のようです。






ビールも頂きながら夕食タイム~!

同席したカップルさん達と色々お話させていただきました。

そのカップルさんは明日天候が良ければ主峰、西穂高岳まで行くつもりだそう。

しかし天気予報では生憎の悪天候との予報。

山荘のお姉さんも明日は一日雪もしくは吹雪が続くと言ってます・・

残念ですが仕方ありませんね・・

食後、明日の天候の奇跡的回復を願って部屋に戻り布団に入ります・・・


zzzz


いつもよりかなり早くに床についたので午前2時過ぎに目覚めます・・

お手洗いついでにカメラ持って外の様子を伺いに部屋を抜け出します。


そこで、少しカメラ遊び・・・




ひっそりとした山小屋の雰囲気出てますね~。




そして外へ出てみると・・・





なんと!

雪止んでますよ~!


って言うか晴れてます!




満月に近い月が煌々と雪面を照らしていますよ~。

星空撮影がしたく思いこのオリンパスの一眼持ってきているのですが、このお月様だと明るすぎて他の星はあまり見ることが出来ません。
しかし、こんなに晴れているって事は明日の天気は期待出来るかも?





月の光に照らされる西穂山荘・・


しかし、この写真を撮った数分後にはお月様は雲に隠れちゃいました・・


その後、あまりに寒いので部屋に戻り再度就寝 zzzz


早朝5:00

スマホのアラームにて起床。




5:30
朝食の準備が出来たとのアナウンスで軽食コーナーへ・・

朝食メニューも気になりますが、もっと気になることが・・

それは・・




外の天気・・・

まだ、真っ暗ですが、雪がちらついているのは分かります・・


やっぱりダメか・・・


そんな残念な気持ちで朝食を終えます・・


食後、外は薄ら明るくなってきました。
部屋に戻る前に、外へ出て本日の天候の確認をしてみます。





山荘の玄関を出て外へと続く通路を歩いて行きます。

う~ん、なんとなくもう分かっちゃいますが・・・

本日の天気は・・・?

続きはVol.4でお伝えしますね~。


続く
Posted at 2020/02/25 12:56:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年02月13日 イイね!

2020冬 北アルプスチャレンジ 西穂独標 Vol.2

2020冬 北アルプスチャレンジ 西穂独標 Vol.2
お待たせしました!

続きです。




ロープウェイの建物から出るともう白銀の世界が目の前に広がります。





ところどころで写真を撮ったりはしゃいだりの外国の方たちの歓喜の声が響いてきます。






雪を被った大きな針葉樹。
その背後にはお日様。

しかし、ちょっと雲増えて来たかな・・・






天気が崩れないうちに独標までたどり着きたいので早速登山道へ向かいます。







ロープウェイ乗り場からしばらくは公園になっており、観光客も歩けるように遊歩道が整備されているので歩きやすいです。






5分ほど歩くと公園から登山道への入り口が出てきます。
左手にあるログハウスには登山届を出せるポストが設置されています。
ここが登山届を出すことが出来る最終ポイントですね。







では、冬の穂高へ出発です~!






新雪の雪面に一本のトレース。

良い感じですね。

ふかふかの雪で歩きやすくはありませんが、気分は最高ですね~。










木々の間からは西穂高岳を見ることが出来ます。

薄雲が出てきていますが、今のところ天気は問題なさそう・・

このまま夕方までこの天気でいてくれるようにお祈りします・・・





西穂山荘までのこのルート、序盤はアップダウンを繰り返します。

今回は20kg越えの58L重量級のザックを背負っての登山ってこともあり、急な登り下りでは足元が少々不安なので、早めにアイゼンを装着しておきます。







モンベル、カジタックスアイゼン装着。

ちなみに、モンベル、アルパインスノーポンも持ってきていますが、とりあえずアイゼンだけで行ってみます。







その後も一本のトレースに沿って歩みを進めます。






雪は最近に積もった感じでパウダーに近くトレースを外すと膝くらいまで沈み
込んでしまいます。






やがて斜面は断続的急になってきます。







標高が上がるにつれて周りの木々の様子も変わってきます。






急登の連続で息が上がってきます・・







そんな頃に前方に山小屋の建物が見えてきました。







11:45
西穂山荘に到着。
ロープウェイ西穂高口駅から約1時間15分掛かりました。
この重量級の荷物とこの積雪の中、頑張りました・・(自分で言うな?笑)






西穂山荘前からの景色。
すっかり曇っちゃいました・・・







積雪の加減で夏に見る西穂山荘とはかなり雰囲気が違って見えますね。






西穂山荘到着。
ちょうどお昼前ですが、休憩はせず天候が大きく崩れないうちに独標を目指す事にします。






西穂山荘の入り口





その入り口にある棚にザックをデポしておきます。

貴重品、カメラ等必要な物だけサブザックに入れます。
そして今日の為に購入したモンベルのバラクバラ(目出し帽)を被りヘルメット、ゴーグルを装着。
ピッケルを手に持ち雪山完全武装で一人独標へ向かいます。




注)ここからの画像は初めての冬の北アルプスの稜線歩き、しかもかなり過酷な状況での写真撮影だったので、見難く、決して絶景ではありませんが、興味のある方は暫くお付き合いくださいね。






西穂山荘裏手の急斜面を登り切ると、森林限界を超えた稜線に出ます。
すると前方には主峰、西穂高岳まで続くギザギザした稜線が見渡せます。

曇っては来ていますが見通しはさほど悪化はしていない感じなので少し安心します。





朝は雲に隠れていた笠ヶ岳もはっきり見渡せるようになっています。







振り返ると、さっきまでいた西穂山荘を見下ろせます。






前方には他の登山者の姿も確認出来ます。
全くの一人でない事に少し安心します。







周りの木々にはエビの尻尾が幾重にも重なっています。
私、こんな状態のエビの尻尾見るのは初めてなので興味深々です。






足元の岩にもエビの尻尾が・・・







こんな細い竹の棒にまで・・
自然の力って凄いです。






しかし、初めて見る自然現象をのんびり喜んで見ている状態では無い位に凍り付くような冷たい強風が容赦なく吹き付けてきます。

この冷たい強風があの立派なエビの尻尾を作り出すのでしょうがね・・







振り返ると、私と同じソロの男性の姿が確認出来ます。






これから向かう稜線。







飛騨側からの強風で雪煙が舞上がっています。






そんな強風は勿論、今ここに立っている私にも容赦なく吹き付けてきます。






遠くに新穂高ロープウェイの建物が見えますね。







山荘より歩くこと20分ほどで丸山と言うポイントに到着






丸山から振り返った画像。
もう山荘は全く見えません、標高も上がってきており、白く雪を被った焼岳(手前)と乗鞍岳が見渡せます。





丸山では写真だけ撮ってそのまま進んで行きます。
そんな中でも絶えず飛騨側から容赦の無い強風に襲われます。
油断していると時折突風のような風に体を押されよろけてしまう事も・・汗

そして何より写真撮影の為にグローブを外すとものの10秒で手先が凍え激痛が走ります。
あいにく、我がスマホとコンデジの操作は雪山登山対応のアルパイングローブでは全く操作できずその都度グローブ外しての写真撮影を行っていました・・

グローブ外し、強風に飛ばされないように気を付け、手先が凍える前に写真撮って、またすぐさまグローブを装着するという事を繰り返します。








やがて急斜面にさしかかります。
夏道であればジグザグで登って行くような斜面ですがこの雪山では直登します。






急登の途中から振り返った画像。
焼岳、乗鞍岳







こちらは上高地方面の景色。
梓川が確認出来ますね。
こんな冬の上高地も訪れてみたいですね・・






斜面はさらに急になります。






そんな急斜面はよく見ると薄ら積もった雪の下は完全なアイスバーンになってます。
アイゼンを蹴りつけてもカッチカチ・・

こんなところで転倒したらと思うと・・・・汗







その後前を歩くソロの男性登山者を追い抜いてどんどん進んで行くと、目指す
西穂独標の姿が目に飛び込んできます。


いよいよ来ましたよ~!


岩岩のピークに立つ木柱が確認できますね。

ここから見る限りでは問題無く登れそうに見えますね。




ただし問題はこの吹っ飛ばされそうな位に容赦なく吹き付けてくる強風・・

立っているだけでよろけてしまう事も・・

そして何より立ち止まっていると手先、足先が凍えてしまいジンジン痛んできます。

この状況、バラクバラとゴーグル無ければここまでたどり付くことも出来なかったでしょう。



そしてもう一つとっても気になることが・・


それは、後にも先にも・・




・・・・・





「誰も居ね~!!!!」



・・・・汗




私の叫び声もむなしく暴風にかき消されてしまいます・・・




さあ、そんな過酷な状況ですが目指す西穂高岳独標へは登る事が出来るのでしょうか?

良いところではありますが、ここで一旦終了~!

続きはVol.3で・・


お楽しみに~。

Posted at 2020/02/16 06:27:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2020年02月05日 イイね!

2020冬 北アルプスチャレンジ 西穂独標 Vol.1

2020冬 北アルプスチャレンジ 西穂独標 Vol.1今回はこの年明けの1月に行った、北アルプス西穂高岳独標へのチャレンジをお伝えします。




まずはじめに、西穂高岳独標とは?
と言う方に簡単にご説明を・・



西穂高岳とは北アルプス南部 穂高連峰の南端に位置する標高2909mの山。
穂高岳連峰の中で唯一3000mを下回っている山ではありますが山頂までのルートは切り立った断崖絶壁という急峻な岩の斜面を持つ穂高の山の特徴を持つ山の一つです。

私が登山をするようになって初めての北アルプスはこの西穂高岳でした。

で、一番気になるワード、「独標」とは?

って思われていると思うので、これも簡単にご説明を・・

調べて見ると・・・
「独立標高点の略で、単に標高点ともいう。地形図上で、山頂、峠、道路の分岐点などの地点に通常指示点(・)を示し、数値が添えられている」

うん・・

なんとなく分かったような分からないような・・

私なりの解釈ですが国土地理院等の地図で三角点等があるピークでは無い場所で周辺の標高より高くなっている地図上重要な地点・・・って感じなのかな?

ま、私個人の解釈なので適当に読み流しておいてくださいね~笑

そんな、長い前置きはこれくらいにして、今回もいつものように行きの道中からのブログになるので気長にお付き合いくださいね~。

ちなみにいつもの事ですが、車ネタは一切ございませんのでご了承くださいね(^_-)-☆






早朝3:30
愛車 ビアンテに山道具一式積み込みます。






では、約250km先の雪山目指して出発~!
(注 画像のインパネの時計は約10分進んでいます)








まずは一般道で・・







岐阜羽島ICより中央道へ・・








中央道から東海北陸自動車道と繋いでいきます。






毎度のことですが平日の深夜(早朝)の東海北陸道の交通量はほぼゼロ・・・
とても走りやすく良いのですがね・・






霧に包まれ幻想的な高速道路






この東海北陸道はひるがの高原へ向かいどんどん高度を上げていきます。
それにつれて暖冬著しいこの冬でも外気温はマイナスへ下がっていきます。

そしてついに路面に積雪が・・・







しかし、そこは高速道路、ほぼ直線なので一定速度を意識しながらほぼペースは変えずに車を走らせます。

そんな中、前方の対向車線に強い光を発する車両?を発見。

なんだ?






その光に近づくと正体判明。
対向車線の路面の雪を除雪している、除雪車でした。






何台もの除雪車が稼働していました。







ここで、松ノ木峠パーキングに入り小休止。
自宅よりノンストップでここまで来ました。






外は雪景色。
この冬初の積雪路、雪景色なので眠気も飛んでテンション上がります。





休憩後、東海北陸自動車道 高山ICで高速を降ります。







もう、すっかり通い慣れた高山市内を抜けて平湯方面へ進んで行きます。






平湯温泉手前で空が明るくなってきました。

う~ん・・・

ちょっと雲多いな~、

って今日の天気が気になって仕方ありません・・・





高山市内から平湯へ入って来ました。

正面には平湯温泉スキー場の斜面が見えます。

雪ありますね~。

って言うか、今日の天気・・・

ダメそう・・・・汗





安房トンネルとの交差点通過。

上高地からの登山であればここからすぐのアカンダナ駐車場へ車を駐めるのですが、今回は新穂高ロープウェイからの登山なので、新穂高まで車を走らせます。





路面凍結に気を付けながら進んで行きます。







新穂高ロープウェイの看板出てきました。

もうすぐです。






厚い雲に覆われた空・・・

晴れていれば前方には穂高のギザギザの稜線が見えるはずなのですが・・・






ロックシェッド通過






そのロックシェッドの途中から駐車場へつながる道があります。








積雪路を進んで行くと・・






新穂高からの登山者用の無料駐車場に到着です。
この駐車場は夏の北アルプス登山で何度か利用したことのある駐車場ですが、冬に来るのは初めてなのです。







7:05新穂高到着






それにしても、他に駐まっている車は2台しかいませんよ・・
夏のシーズンは平日でもほぼ満車だった事もあったのですが。

しかし、これだけ人がいないのも心配になってきますね・・・汗






ロープウェイの始発は9:00なのでビアンテ後部座席に作ったベットで暫く休憩する事にします。






8:00
身支度整えてまずは新穂高ロープウェイの乗り場へ向かいます。







ロープウェイ乗り場までは徒歩で約10分程です。
雪道を歩いていると、空の雲が晴れてきているのに気づきます。






やった~!
青空が見えてきましたよ~。

良い感じですね~今日は快晴の冬の北アルプスを楽しめるかな~?






ここで自宅で作成した登山届けを提出しておきます。







新穂高ロープウェイの建物が見えてきました。







新穂高ロープウェイに到着。
青空に白い雲、そして白い山、楽しみです~。






では、ロープウェイ乗り場へ向かいます。






チケットを購入して・・

乗り場へ向かうと・・・・





え~!
めっちゃ人並んでますよ~!

平日なので油断していましたが、ツアーの方達のようですね。









第一ロープウェイを降りて第二ロープウェイへ乗り換えます。


けど、第二ロープウェイに乗る前にあるところへ・・






それは、ここ。

そう、パン屋さんですね。




このパン屋さん、とっても美味しいのです。






おすすめは、あんクロワッサン。






残念ながら目当てのあんクロワッサンは焼きたては無く、前日からのお泊まり(売れ残り)を半額でゲット。
カスタードクリームは焼きたてを購入。
第二ロープウェイの改札口前にある囲炉裏で早速頂きます。







頂きま~す!

やっぱり美味しいです!
外はサクサク、中には美味しいカスタードクリーム。

最高に美味しいです。

クロワッサンに舌鼓を打っていると、第一ロープウェイを一緒に乗っていた方々はもう第二ロープウェイで出発しちゃっており、改札口は静かになっています。

クロワッサン完食後、誰も居ない改札口へ向かい次の便のポールポジションをゲット。

ポールポジションをゲット出来たおかげでゴンドラでも最前列(最後尾?)の場所をゲット出来ました。(改札は慌ただしいので画像ありません)





第二ロープウェイ出発です!







少々雲多いですが今の所天気は問題無さそう・・






ロープウェイのゴンドラはどんどん高度を上げて行きます。






焼岳も綺麗に見えますね。







平湯方面の景色









眼下には綺麗な樹氷が一面に広がっています。

北アルプスには何度か足を運んでますが、こんな絶景は初めて見るのでテンション上がります。






数分で、西穂高口へ到着。






ゴンドラ降り場はもう氷点下の世界。
冷凍庫の中のような霜が至る所にこびりついています。







標高2156m 西穂高口駅到着です。







駅舎からまずは展望台を目指します。







階段をどんどん上がっていき展望台への出口まで来ましたよ~!

どんな景色が見られるのかな~?






じゃ~ん!

こんな景色です~!!

展望台を出てすぐ右手には目指す西穂高岳が見渡せます。

天気はまずまずですね。


それでは展望台からの絶景を幾つかどうぞ~!





西穂高岳(稜線のピークが山頂部)
ちなみに今回目指す独標は稜線の右手の方です。







西穂山荘付近は雲に覆われていますね。







笠ヶ岳方面も雲に覆われています。






焼岳方面






平湯方面

やっぱりちょっと雲多いな~。

少し今後の天気が心配です・・








そんな私に心配をよそにこの晴天の元、観光客の方々は至る所で絶景をバックに記念撮影。

展望台はごった返していますよ・・







そんな中、私は西穂高岳を眺めながらもう一つのクロワッサンを頬張ります。

クロワッサン完食後、いよいよ登山の開始です。






展望台から階段を降りて登山口へ通じる扉へ向かいます。

あの扉の向こうは白銀の世界ですよ~。

青い空、陽に照らされて純白に輝く樹氷を期待して・・・


良いところですが一旦終了~!

白銀の世界は次回をお楽しみに~!

続く
Posted at 2020/02/12 08:38:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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