「西日本オフでネタとして使えるかもなぁ?」
という縦縞・・・あ、いや、「邪」な考え半分(オィ、忘れがちなのできちんと記事に残しておこうという前向きな(?)考え半分・・・で、ちょっと検証記事でも。
ソニカユーザーの方、
ソニカをこれから購入しようとお考えの方には、多少なりともお役に立つかもと思ってますが、多分知っている方にとっては、どうでもよいネタだとは思いますが・・・しばらくお付き合いのほどを(;^_^A
ソニカを購入するまでの間は、店頭や中古車サイトで数多くのソニカを見てきました。
その際に、いろいろと自分なりに調べてわかったこと、多分こうじゃないか?と推測できることが多くあったので、そこら辺を備忘録として、何回かに分けて記録しておこうと思います。
(※最終的に正式な確認をとったものではなく、あくまでも私が調査している段階のときに、私なりにこうではないのか?という仮説を立てて、それを実際のデータや標本による統計的な見地から導き出した部分も多いので、メーカーの正式な見解ではないこと、あくまで私個人の見解であることをご了承下さい。)
今回は、
「車両データによる前期・後期の区別」について。
リコールが発生すると、ダイハツのリコール・改善対策情報のページにその情報が掲載されます。
その際に、必ずリコール対象の車種と対象の車体番号が掲載されています。
これを見ると、L405Sに関しては車体番号が
〔20000番台まで〕と
〔1000000番台から〕に分かれていましたので、
上段:L405S-
0000072~L405S-
0020075 ⇒
前期
下段:L405S-
1000006~L405S-
1005233 ⇒
後期
と分けているのだろうと思っていました。
・・・ところが・・・
それぞれの下をよーく見てみると、
「製作期間」が記されており、
上段:平成18年 5月22日 ~ 平成19年
10月22日
下段:平成19年
11月 1日 ~ 平成21年 4月23日
と分かれています。
ソニカのマイナーチェンジは平成19年(2007年)8月なので、
「販売期間」で見れば
平成18年6月 ~ 平成19年
8月:
前期
平成19年
8月 ~ 平成21年4月:
後期
となるはずなので、 「製作期間」と 「販売期間」の
前期・後期の入れ替わり時期が一致しません。
(※前期販売開始月と製作開始月もずれていますが、新車として発表されたら展示車・試乗車など店頭用に準備が必要ですし、ある程度の在庫も先に製作するはずなので、販売開始月より製作開始月が先となってずれているのは問題なしと考えています)
となると、
車両番号では前期・後期を正確に区別することができません・・・。
では他に何か手掛かりはないのか?
・・・ありました・・・(笑)
結論としては、
「トリムコード」です。
トリムコードは、エンジンルーム内の運転席側の奥の
『コーションプレート』に刻印されています。
<拡大図>
****************************************
【トリムコード】
ソニカの場合は
【2文字のアルファベット】(1)+
【2桁の数字】(2)
からなる4文字で表されています。
(1)
前・後期とグレードを区別(
全6種類)
FA:前期・R
FB:前期・RS-Limited
FC:前期・RS
FD:後期・R
FE:後期・RS-Limited
FF:後期・RS
(2)
シート色を区別(
全2種類)
10:黒のシート
11:赤のシート
具体例として
FB10 →
前期・RS-Limited・黒シート
FD11 →
後期・R・赤シート
ということになります。
****************************************
つまり、車体データにて前期・後期の区別をするのは、
「トリムコード」
で可能であるということです。
ご自身のソニカでも確認されてみては如何かと。。。(;^_^A
※ちなみに独自での調査結果ですが、車体番号では
L405S-0000072~L405S-0018720 ⇒ 前期
L405S-0018721~L405S-0020075 &
L405S-1000006~L405S-1005233 ⇒ 後期
ということになるようです。
余談ですが、トリムコードの意味を知っていれば、ソニカの中古車を購入する場合に、販売店の年式・グレード表記の間違いや不正を見抜くことも可能になります。
(100%見抜けるという物ではありませんが・・・)
実際に私が経験したこととして・・・
・「平成19年式・RS-Limited・修復歴あり」と表記
・バンパー下部とサイドストーンガードが車体色と同色&メッキグリル装着
⇒外観は後期RS-Limitedの仕様と一致
・オートエアコン・7速シフト・純正momoステを装備
⇒内装装備はRS-Limited仕様と一致
・ボンネットを開けて、コーションプレートを確認
・トリムコードの刻印が "FC10"
⇒つまり「前期・RS・黒シート」仕様であったことが判明
・7速シフトはそれまでのオーナーの誰かが弄りで交換したものっぽい &
外観も後期仕様に全交換されたっぽい
⇒(修復歴ありなので)でかい事故か何かがあったのでは?と疑念をいだく
・そのことを販売店に突っ込む
⇒販売店側も調べてみる
・車体番号でヒットしたのもやはりトリムコードは"FC10"
・当然ながら、買わずに店をあとにして帰宅・・・
てのがありましたので、知っておくと販売店の善し悪しの判断材料の一つになり、また変な個体を掴まされるリスクは減ると思います。
次回は
「こっそり変えられていた部品達(なぜそのタイミング?)」
で書こうかと思います・・・いつになるかはわかりませんが・・・(;^_^A
(※最終的に正式な確認をとったものではなく、あくまでも私が調査している段階のときに、私なりにこうではないのか?という仮説を立てて、それを実際のデータや標本による統計的な見地から導き出した部分も多いので、メーカーの正式な見解ではないこと、あくまで私個人の見解であることをご了承下さい。)
↑
大切なことなので、もう一度書いておきます。
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ソニカ:データ備忘録 | 日記
Posted at
2017/04/11 04:05:17