みなさん、こんにちは。
梅雨前にして膝がうずいてきたケロタン少佐デあります(^_^;)ヾフルキズガイタム!!
今回は現在進行中の『ポチガー』システムについてデあります。
自分の頭を整理する意味でも、今回覚書としてブログに記録を残しておきます。
どこか、間違っている点がありましたら、ご教受お願い致しますm(__)m
尚、防犯上、ドアのロック機構についてはここでは触れていません。
写真のスライドドアメカニズムの概念図はエクセルにて作成してありますので、
御入用の方は、みんカラメールにて通常メルアドを送っていただければ、
折り返しデータを添付して返信することが可能デあります。
先週末は何かと忙しく、Dに相談に行くことが出来ませんでした。
そこで、一人でじっくりとスライドドアメカニズムを観察してみることに
してみました。
まずは、スライドドアの内装を外し、右手にパーツリスト、左手に回路図を
持ち、よぉ~く観察!! 続いて、ドアハンドル(車内外)や室内スイッチ、運転席部
スイッチを操作して、メカニズムの動きを観察!!
何回か操作をし、実験を繰り返すことで、なんとなくスライドドア
メカニズムについて理解することが出来ました。
写真は、簡略なスライドドアメカニズムの概念図デあります。
【観察により分かったこと】
① スライドドア機構の心臓部はスライドドアハンドルメインユニットの
クランクカム機構に集約されています。
② 各アクション操作(力学作用)は3本のワイヤーによって、スライドドア
ハンドルメインユニットにつながっています。
③ 3本のワイヤーとは、外部ドアハンドルワイヤー、後部ドアキャッチ
ワイヤー、下部ラッチワイヤーです。
④ 電動無しスライドドアのメカニズムは以上で終わりです。
⑤ 電動付きスライドドアの場合は、更に追加装備があります。それは、ドアオープンアクチュエーターと3個のマイクロスイッチ(ドアオープンスイッチ開・閉、ラッチポジションスイッチ)です。
次に実際のアクションをフローにしてまとめてみます。
例A 車外からのスライドドアのオープンアクション(全閉→全開)
【電動無しスライドドアの場合】
a.外部ドアハンドルを引っ張る。
↓
b.外部ドアハンドルワイヤーが伸縮しスライドドアハンドルメインユニットに
運動エネルギーを送る。
↓
c.スライドドアハンドルメインユニット内にて運動エネルギーがベクトル変換される。
↓
d.後部ドアキャッチワイヤー、下部ラッチワイヤーがそれぞれ伸縮して運動エネルギーを伝達する。
↓
e.接続先のドアキャッチ、下部ラッチのロックを解除する。
↓
f.スライドドアがフリーとなり自由に開けることが可能となる。
【電動付きスライドドアの場合】
上記c.の段階でマイクロスイッチがon状態になり、スライドドアコントロールユニットへ電気信号を伝達する。
↓
g.スライドドアのモーターが駆動しドアが自動で開く。
(ドアキャッチ、下部ラッチのロック解除の仕組みは【電動無し】と同じ。)
例B 車内からのスライドドアのオープンアクション(全閉→全開)
基本的に車外からのフローと同じ。
(外部ドアハンドルワイヤーの接続先と内部ハンドルはリンクしている)
例C 車内からのプッシュスイッチによるスライドドアのオープンアクション(全閉→全開)
a.内部プッシュスイッチ(運転席部、Bピラー部)を押す。
↓
b.スライドドアコントロールユニットへ電気信号を伝達する。
↓
c.スライドドアコントロールユニットから電気信号が発せられ、ドアメインハーネスを通ってドアオープンアクチュエーターへ伝達される
↓
d.ドアオープンアクチュエーターが可動し、スライドドアハンドルメインユニット内にて運動エネルギーとしてベクトル変換される。
↓
e.後部ドアキャッチワイヤー、下部ラッチワイヤーがそれぞれ伸縮して運動エネルギーを伝達する。
↓
f.接続先のドアキャッチ、下部ラッチのロックを解除する。
↓
c1.フローc.の時点で分岐フローがあり、電気信号がスライドドアのモーターに発せられる。
↓
f1.スライドドアのモーターが駆動しドアが自動で開く。
閉まる動作も基本は同じです。
但し、スライドドアが半開きの状態からの操作については、フローに工程が追加されるので次回に説明することにします。
みなさんいかがでしたか?
今ケロタンの頭の中は『ポチガー』と『中村屋↑』でいっぱいデあります(^_^;)ヾ
お気づきの点や質問等があったら、コメントかメールを下さいデあります。