• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ケロタン少佐のブログ一覧

2009年09月07日 イイね!

信号集積通信回路…CANですね♪

信号集積通信回路…CANですね♪みなさん、こんにちは。

ケロタン少佐デあります(^_^)ゞ











前回は、自動車の各種アナログ信号を入力してやって、
マイコンに使用できるようにデジタル&電圧レベル変換を
してやるところまで説明してみました。

今回は、これらデジタル信号を様々なモジュールにて
使用できるように加工してみたいと思います。


では、順に説明してみます。



回路図をご覧ください。
向って右側の4つのコネクタですが、これは前回説明しました。
アナログ/デジタル変換回路の出力コネクタに接続されます。
ここから変換されたデジタル信号を取得します。


続いて、三角形の記号が延々と並んでいる段になりますが、
これは、入力信号用のバッファーになります。
今回は、配線間の信号は正論理にて処理してありますので
(エコ対策と事故防止の為)
NOT回路を内蔵しているバッファーを通すことにより、
マイコンの処理しやすい負論理に変換してあります。


そしてこれら信号群はマイコンに接続されています。
マイコンは中央にある長方形になります。
今回は、演算処理能力が高く、記憶容量の多い
ATMELのMEGA128を使用しています。
マイコン内では、入力されたデジタル信号(2進数)を
人間に理解しやすい10進数やステータス情報に
翻訳してやっています。

例1.) 01001000 → 時速80km/h
例2.) 00000010 → 助手席ドアオープン



そして翻訳されたデータ群はマイコンから
アウトプットされることになります。
アウトプットの方法は、いくつかの
バリエーションをもたせる形になっています。


1.) LCD接続
液晶LCDを繋げることにより、そのまま
各種数値のモニターができるようにしてあります。


2.) SPI通信回線
三線式のSPI通信機能を持たせていますので、
ノートパソコンに繋いで、データのロギングが
できるようにしてあります。また、FATモジュールを
組み込めば、SDカードなどにログを記録することも
可能になります。


3.) バス通信回線
二線式のUART通信機能を持たせていますので、
他のモジュールとバス通信することにより。
車内LINを構築することができます。


4.) CAN通信回線
マイクロチップ社のCANコントローラと
CANレシーバを搭載させていますので、
(回路図下方、2つのIC)
独自の車内CANネットワークを構築することが
できます。もちろん既設のCANネットワークに
接続することも可能ですが、危険が伴いますので
あまりお勧めできません。



さて、これら様々な通信を使用して、この回路は
各種制御系モジュールと接続することが可能になります。



最後に、この回路の存在理由は…

例えば、5つの制御モジュールがそれぞれ「SPEED信号」を
必要とする場合には、今までは、各制御モジュールから1本づつ
合計5本の信号線が必要でした。車体側の車速信号線を5分岐も
してやらなければならなかったのです。これはとっても
無駄なことです。よって自動車メーカーは信号の共有化を
考えました。その結果生まれたのが、皆さんご存じのとおり
車内の信号ネットワーク化になります。

自作DIY派の方がモジュールを追加する場合にも、
その数が増えていくと同じ問題点にあたります。
よって今回、情報の共有化を図るために
独自車内ネットワークの構築を考えてみました。

CAN通信を利用すれば、電源・データ(H)・データ(L)・GNDの
4配線だけで済んでしまうのでとっても楽です。

ちなみにCAN配線用のコネクタには、USBのAタイプを
利用しています。どちらもバス回線ですし♪





では、部品の実装図を添付します。
今回も、両面基盤を使用しています。


【実装表面】









【実装裏面】








おわり。


ケロタン少佐(^_^)ゞ





Posted at 2009/09/07 14:28:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 電子工作 | 日記
2009年08月24日 イイね!

アナログ/デジタル_レベル変換回路について

アナログ/デジタル_レベル変換回路について

みなさん、こんにちは。

ケロタン少佐デあります(^_^)ゞ








今日は、自動車でマイコンを使うために必要なことを考えてみたいと思います。

みなさん御存じの通り、自動車で使われている電圧は12Vです。
しかし、マイコン等半導体で使われる電圧は5Vないし、3.3Vが標準と
なっています。

そのまま自動車からの各種配線をマイコンにつなげると、電圧レベルが
違うために誤動作を起こしてしまいます。
また、自動車からの入力はアナログ信号がほとんどですが、
マイコン内で扱えるのは、Hi-Loのデジタル信号のみとなっています。
こちらも不具合が生うじてしまいます。



では、どうやって入力をマイコンにつなげてやればよいのでしょうか?



要は、電圧は12Vから5Vへと降圧させてやり、
アナログ信号はデジタル信号へと2値化してやればよいのです。

さて、回路図をご覧ください。
同じようなグループが4つ存在します。これは4つの入力系統を
それぞれ独立処理する回路になります。
二段目を例に説明します。

1)まず、左端に「TACHO」と書かれています。
これは、エンジンの回転信号(アナログ)からの入力になります。

2)これが、ダイオード「D3」を通ります。これは、マイナス電圧の
遮断の為です。

3)続いて、抵抗「R8」を通ります。これは、電流制限の為です。

4)続いて、コンデンサ「C3」に分岐します。これはノイズ除去の為です。

5)続いて、ダイオード「D4」に分岐して12Vに繋がります。
これは、タコ信号が12Vを超えたときに、余分な電圧を逃がす働きをします。

6)続いて、抵抗「R9」に分岐してGNDに繋がります。
これは、電流の呼び水の役割をはたして、電流が入力しやすくします。

7)そして、入力信号「TACHO」はコンパレータ「LM2901N」のマイナスへと
入力されます。

8)他方、5V電源は、コンデンサ「C4」に分岐してGNDに繋がります。
これは、電流の平滑化の役割をはたしています。

9)5V電源は、抵抗「R10」を通ってコンパレータ「LM2901N」のプラスへと
入力されます。これが基準電圧となります。(VTH=5.0V)

(ワンポイント)
コンパレータは(-)<(+)のときはプラス(Hi)を出力。(-)>(+)のときはマイナス(Lo)を
出力します。

10)コンパレータの周辺にある「R10」と「R11」の抵抗は帰還回路になります。
ヒステリシス特性を持たせていますので、Hi→Lo,Lo→Hiに切り替わる時に
4.7/100(4.7%)の誤差を生じます。

11)引き続き、抵抗「R12」を通って5Vの電源に繋がります。これは、本線への
電源を補う働きをします。

12)続いて本線は、シュミットインバータ「7414D」を通ってコネクタへと
繋がります。こちらはNOT回路となるため、出力を反転させてコネクタへと
繋がることになります。今回、私はコネクタ上の信号は正論理とした為に
このような反転回路を追加しています。

以上、簡単に見てきましたが、ここまでガチガチに規制をかけてやれば、
マイコンに間違った情報は入らなくなるものと思われます。


最後に、部品の実装図を添付します。
今回は、両面基盤を使用しています。






【実装表面】









【実装裏面】












おわり。


ケロタン少佐(^_^)ゞ



Posted at 2009/08/24 15:56:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 電子工作 | 日記
2009年08月20日 イイね!

ウインカーバルブLED化に関する考察

ウインカーバルブLED化に関する考察みなさん、お久しぶりです。

ケロタン少佐デあります。


今回は、ウインカーバルブのLED化
について考えてみました。





なさんが、車のバルブをLED化していくうちに
どうしたものかと頭を悩ますのがウインカーバルブだと思います。

セメント抵抗等の大容量抵抗を使用して合成負荷をハロゲンバルブと
同じに保ってやれば、問題なくLED化は可能となりますが、
結局熱損失を起こしているので、省エネにはなりません。


ではいったいどうしたらよいのでしょうか?


その前に、LY3Pのウインカー制御について説明いたします。
皆さんご存じの様に、新MPVのウインカー制御は
BCM内のマイコンにまかされており、ウインカーリレーは
使用されていません。マイコンからの出力信号を受けて
MOS-FETトランジスタが電源をスイッチングする
仕組みになっており、これらはすべてBCM内にて
完結しています。(上記図参照)


よって、BCMからウインカーバルブまでの配線に
割り込みをかけて、点滅周波数を調整してあげる
必要があります。


だから、いったいどうやって…?








簡単に、「PIAAのLED レギュレータ」を
使ってみましょう。

どうもこの商品、ウインカーへの割り込み線のみにて
LEDを制御しているらしいのです。

よく考えてあります。
いったいどんな中身なのでしょうか?

実際に実験していないので、商品の内部構成は
憶測です。




では、


簡単に言いますと、LEDのみの点滅周波数A(高速点滅)と
目標とする通常点滅周波数Zからその差分周波数Bを導き出して

Z = A + B

を完成させます。

そして、この周波数Bを発振回路(マイコン等)から発振して
LEDバルブへ供給してやります。



では、ウインカーのON・OFFはどうやって
制御しているのか?

これは、合成である点滅周波数うZをフーリエ変換して、
LEDの点滅周期内に高速点滅周波数Bが存在しているか
どうかによって、手元のウインカースイッチのオン・オフを
知ることができます。



たぶん、こんな中身ではないのかと…

間違っていたらすみんません。責任はとれません。
あくまで憶測なものでして。




マイコンを使って、
ご自身でこれらを作るとなると…

【制御フロー】

(周波数計算部)
1.ハロゲンバルブの点滅周波数Zをカウント
2.LEDの点滅周波数Aをカウント
3.目標周波数B(差分点滅周波数)を計算
4.EEPROMへBを格納

(通常動作部/ループ部)
5.PWMのゲイン設定をBをEEPROMより呼出しSET
6.ウインカー配線上のLEDの点滅周波数Aを周期的に監視
7.Aが存在する場合は、周波数Bを発振
8.ウインカー配線上に合成周波数Zが存在することを確認
9.フーリエ変換にてZ上にAとBの存在を確認
10.Aの存在が未確認の場合はBの発振を停止
11.ループ5~10

こんな感じではないかと。

ちなみに周波数Bを任意の値に変更すれば
ウインカーの点滅周期を自由に変更できると思われます。



おわり。


ケロタン少佐(^_^)ゞ


Posted at 2009/08/20 17:12:04 | コメント(17) | トラックバック(0) | MPV | 日記
2009年04月20日 イイね!

一家全員・・・(TT)ヾ

えぇ~…

みなさん、こんばんわ。

ケロタン少佐デあります(TT)ヾ


ただいま、ケロタン部隊をウイルス兵器が襲っているデあります。



『ウイルス性腸炎』



こいつらには、要注意デあります。


まず、最初に息子が被害にあい、下痢下痢下痢下痢…(TT)ヾ

一週間の格闘の後に、なんとか持ち直し、

今は元気いっぱいに、這い回っております。


そして、週末から、ケロタンが、下痢下痢下痢蹴り…orz

今日、病院にいってレントゲンを撮ってみると、
腸が、ポークビッツの鎖のように炎症して肥大してました。

とりあえず、点滴をして、投薬をして今は落ち着いています。


そして、今夜、とうとうアヒル隊長にまで、魔の手が…(TT)ヾ

家族みんな、同じ症状なので、間違いないでしょう。


なんとか、GWまでには、元気になって、

息子の初節句を祝ってやりたいものデあります…(TT)ヾ



小さいお子様のいるお友達のみなさんも、
くれぐれもご注意くださいね。
早めの受診が良いデあります!!



最近、なかなかオフ会にも出れずにスミマセンm(__)m


ケロタン部隊の近況でした。


Posted at 2009/04/20 22:20:56 | コメント(15) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2009年04月13日 イイね!

東西オフ♪


土曜日は・・・

東西オフに行けずに・・・



家で『パドルシフトコントロール』のユニットを

せっせと作って、最終確認して・・・

発送したので、今頃は到着しているはず・・・




うぅ・・・やっぱ行きたかったデあります・・・(T_T)ヾ





今週は、kazu23Tさんのver.up版を製作かな・・・(汗


Posted at 2009/04/13 10:38:39 | コメント(11) | トラックバック(0) | MPV | 日記

プロフィール

「お仕事ちうデあります・・・(^_^)ヾ」
何シテル?   09/04 11:33
めぐりめぐって初マツダです。 皆さんよろしくお願いします。 お約束ですが、当ブログの内容を見て整備、修理して不具合が生じても、当プログ主は責任を負えませ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

マツダ MPV マツダ MPV
家族の為にミニバンにしました。 新型MPVのあまりの出来に家族で 大満足です。 これ ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
私に操る楽しさを教えてくれた車です。 VTECのハイカムに入ったときの 加速がたまりま ...
日産 スカイライン 日産 スカイライン
私に整備の楽しさを教えてくれた車です。 かなり高齢でしたが、まだまだ元気でした。 一 ...
その他 その他 その他 その他
ブログ用画像倉庫

過去のブログ

2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation