タイミングベルト交換
1
走行距離的には問題ないのですが、さすがに16年モノのゴムベルト(一応補強材は入っているらしいですが)は怖いので交換することにしました。
ベルトは三ツ星ベルト製で品番がMFSZ2003サイズは101XY25
テンショナーベアリングは12810-76G00と書いてあります。
2
まずはクランクプーリーボルトを緩めますが、普通に緩めるのは大変なので、ボックスレンチ引っ掛けてフレームに当ててセルで外しました(ーー;)
この時、クランクが回りきらない時はすぐにキーをIGN位置から戻さないとセルが焼けるので注意です(まぁ自分でやるような人はこれくらい知ってますよね?)
ボルトを緩めたらオルタベルト、エアコンベルト、ウォーターポンプとクランクのプーリーを外します。
keiのF6Aエンジンは、タイミングベルトの入っているカバーを外す為にエンジンマウントのステーを外さないといけない所までは、まぁまだ良いんですが、ステーを外すのにタービンに繋がっているイントレットパイプ(?)を外さないといけないんですねぇ(ーー;)
オマケにパイプ留めているボルトを回すのに、ボックスはもちろんストレートのスパナすら使えない(´・ω・`)
普通の工具だけで外すにはタービンずらす(外す?)しかないのですが、今回の為だけに写真のようなハーフムーンレンチを仕入れました(・・;)
ステーを外す時は下からジャッキをオイルパンにかけてマウントにかかる荷重を抜いておきます。
3
後は邪魔だと思ったものを外して、点火プラグも抜いておきます。
タイベルカバーのボルトは配管が共締めしてあるところ3本が若干長いです。
カバーが外れたらまず1番気筒を圧縮上死点に合わせます。プラグを抜いておかないと圧縮が効いて無駄に回転が重たいです。写真赤丸の所に刻印がありますが分かりにくいです(ーー;)
4
クランク側はポンチマークと出っ張りで合わせます。(というかカムシャフト側を合わせば合うはずです
5
念のため、自分の分かりやすいようにカム側,クランク側にプーリーとベルトに合いマークを入れておきます。
マーキングができたらベルトを外しますが、バルブスプリングのテンションがかかっていると回ってしまうので、カム側のプーリーが回ってしまわないように押さえながらテンショナーベアリングを緩めてベルトを外します。
外したベルトは、亀裂等はなかったものの新品より柔らかくて、若干薄いような?まぁメーカーが違うので何とも言えませんが(ーー;)
6
新旧ベルトを合わせてコマがずれないように同じ位置にマークを付けます。
マークが付いたら、プーリーのマークと合わせて組みます。
張る時は、緩くテンショナーをかけておいて、クランクシャフトを回してテンショナーの反対側のベルトが1番張るところで、テンショナー側のたるみを取る程度で締めました。
張れたら手動でクランクを2回転回してエンジンとプーリーの合いマークが合うことを確認(自分でつけたマークは、恐らくプーリーのコマとベルトの歯の最小公倍数回さないと合いません)。この時、回らなくなってしまうことがあれば、コマがずれて、バルブとピストンが当たってしまっている可能性が高いですので積車を呼びましょう( ゚д゚)
7
折角ベルトカバーを外したので、ウォーターポンプの漏れをチェックしておきます。
後は外したものを戻して完了です。
8
最後にベルトに同梱されていた交換歴シールを書いて貼っておきます。
タイベル交換はやって、やれなくはないですが工賃払っても高くはないかなと思えるような神経使う作業でした(´・ω・`)
次回は自分でするかどうかその時の気分次第って所ですかね(ーー;)
最後にお約束のアレ
この記事を見て作業をして不具合があっても自己責任でお願いします( ̄^ ̄)ゞ
メモ
ODO 34842km
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( タイベル の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク