• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

RicoAlfaRomeoのブログ一覧

2025年01月03日 イイね!

芦ノ湖スカイラインを駆け巡れ!

芦ノ湖スカイラインを駆け巡れ!【前回までのあらすじ】

和歌山から静岡へ。

健康ランドで

一泊しました。

   *   *   *

【駿河健康ランド】

alt


翌朝。
1月3日(金)
alt


部屋から富士山がのぞめる。
新春から得をした気分になる。
2ヶ月も前に予約して、オーシャンビューの部屋をとった甲斐があった。
去年は山側の部屋だったから、今年は海側を強く希望した。
ちなみに富士山の手前でせっかくの眺望を邪魔してるのは、何を隠そう「薩た峠」である。
写真に興味がある人なら、「おお、あれかい」と思うはず。
ちなみに薩た峠は現在、がけ崩れによる立入禁止区域なんだそうだ。
alt


朝からどっぷり温泉に浸かって、
部屋にもどる前に牛乳をマストバイ。
ちなみに館内はルームキーによるキャッシュレス決済。
お財布持たずに自販機で買えるのだ。
alt


次に、朝食がわりの「おにぎり」をもとめる。
フロントで宿泊客めあてに、太巻きだのお稲荷さんだの販売するのだ。
なんか、去年より値上がりしとるな!(130円→170円)
朝食ビュッフェ(1,400円)もあるけど、別料金払ってまで朝からおなか一杯食べられませんワ。
alt


電気ケトルでお湯を沸かして、シーフード・ヌードル。
な、なんてわびしい朝食なんだ。
カメラのファインダーでのぞきながら、ちょっと涙が出そうになる。
alt

(↑電気ケトルはフロントにて無料貸し出し。早い者勝ち。)

気を取り直して、さあ、出発だ!
まずは「箱根峠」をめざします。
alt


東名高速・富士川サービスエリアで。
alt

↑いちおう富士山をバックに撮ってるが、天気が悪くて画にならない。
朝は晴れてたのに、この天気の変わりよう。
「富士山、帽子かぶってる」レベルじゃなく、
「富士山、ダウンジャケット着込んでる」状態。

サービスエリアの施設内に入ると、
思わぬ「ゆるキャン△」グッズの襲来に、「おおう!?」となる。
ここ何県だっけ!? 静岡だよな!?
静岡も山梨に負けじと、聖地に仲間入りか?
alt


ここのリンちゃんは、おしとやかにスマイル。
alt


このあと衝撃の光景が!
主役のなでしこが自販機にはさまっている!
なにごとだよ!?
かつて、これほどまでに主役がないがしろにされた聖地があっただろうか!?
alt


午前9時半ごろ、
いよいよ箱根峠に到着。
あー、オレなんの聖地巡礼しに来たんだっけ?
alt


ああ、そうだ!
MFゴーストだ!

【芦ノ湖スカイライン】


alt



「第2戦 芦ノ湖 GT」のスタート地点として、

アニメでさんざん登場する料金所がココ。

(※通行料金800円は去年と変わらず。)

alt


自分もレースに参戦した気持ちになって、
アクセルを踏み込む。
alt


でも、いきなりブレーキ!
アニメでいうとこの辺りに
絶景スポットがあるんです。
alt


車を降り、このような丘陵を登っていく。
雨に濡れた草に足を滑らせないよう、慎重に足をはこぶ。
だがこの写真のあと、カメラ片手に盛大にズッコケ、手足が泥まみれとなる。
alt


芦ノ湖が一望できるスポット。
天気が悪いので、せっかくの眺望も色あせたよう。
どうしようもない。
alt

↑遊覧船がみえる。
それと、箱根駅伝の往路ゴールの鳥居も。
中央の赤いやつがそう。

駐車場まで戻ってくる。
やれやれ。泥を落とさないと、フロアマットが汚れちまうぜ。
alt


と、そこへ、
ポルシェ GT3が風のように駆け抜ける。
alt


車を走らせると、
すぐ次の展望台に着く。
alt

↑ここでポルシェに追いついてしまう。
あんまりレンズを向けるとイヤがられそうなんで、まあコレ一枚だけ撮らせてよ。

すぐにまた、展望台がある。
alt

↑富士山かな?と思って撮ってるが、方角的に富士山じゃない。
愛鷹山ですな。

このあと、このような分岐があり、
「おお!アニメでここあったわ!」
と思ったが、いちいち降車して撮影するほどでもないんですよ。
本当に何でもない場所で。
alt


ちなみにここまでが、
アニメでいう「デスエリア」にあたる。
…というのを、今回実際走ってみてはじめてわかった。
これを理解するために、はるばる和歌山からやってきたんだと思う。
alt

(↑富士山噴火による降灰で、路面に火山灰が降り積もっているという設定。)

この先で、いきなり料金所があってびっくりする。
また通行料払うの?
「さっき800円払ったケド」
と通行券をチラッとさせると、
「通らっしゃ~い」
みたいな感じで通れた。
alt


これが「湖尻水門」。

alt
 (↑アニメでは俯瞰で描かれることの多い湖尻水門。)

湖尻新橋にて。
期待してたよりも、ずっと無味乾燥な風景。
イヤ、何を期待していたかと言われましても。
alt


なんだかよくわからないまま、芦ノ湖を一周する。
その直前、箱根駅伝の往路ゴール手前で
突如として渋滞が発生する。
ここで渋滞かあー!
alt

↑地図だとこの辺り。
この日は1月3日で箱根駅伝の復路の真っ最中。
だが現時刻が午前10時40分だから、とっくに東京にむかってるはず。
箱根駅伝に関係なく、正月休みの渋滞だと思う。

渋滞回避を旧東海道、箱根街道にもとめた。
よっしゃ、このまま小田原へ行こう。
写真はないが、このあと急勾配の下り坂。
こんなの曲がれないよ!みたいなカーブでフロントリップかな? センターラインのコンクリ製のキャッツアイ(?)でガリッとやっちまった。やっちまったものはしょうがない。
alt

(↑この箱根街道は、MFゴーストでもないし、箱根駅伝のコースでもないんですな。帰ってから調べてわかった。)

小田原におりてくる。
すると、「鈴廣かまぼこ」のお店が目に飛び込んできて、
(ここがアノ、かまぼこストレートかッ!)
と色めき立つが、こんな道で停車できるはずもなく、信号待ちで撮ったコレ一枚で勘弁してもらいたい。
alt


小田原市内。
ここに、カナタと緒方さんと相葉の兄キが3人で「天丼」食ったお店がある。
alt


なかで歌舞伎か落語か演ってそうな、
この古風な建築物を一目みたくてここまで来た.

『だるま屋』
alt


でも、ここが閉まってるんですな!
正月休みで。
ガーーーンですよ。
お昼ここで「天丼」食べたかったのに!
駐車場ガラガラなんで、察しがつきましたけどね。
自分以外にも、家族連れのお客さんが玄関で呆然としてました。

さて、このあとどうしよう!?
思い切って、真鶴まで足を伸ばしてみるか!
真鶴は、第3戦「ペニンシュラ真鶴」の舞台。
セカンド・シーズンでも、最後の2話でもうレースははじまってるんです!

陽光あふれる真鶴。
アニメでこれをみたら、もう心はすでに決まってました。
3期が予定される来年と言わず、行けるうちに今行っとこう!
alt


で、「西湘バイパス」に乗るんですがね。
不慣れな土地ゆえか、インター間違えましてね。
東京方面に行っちゃいました! アハハ!
alt


で、引き返して、相模湾ぞいのうつくしい海岸線を走り出した途端、渋滞の列に入る。
うわ、マジかー。
ここで渋滞するのか!
alt


地図にすると、こう!
ハイドラだと、熱海まで渋滞を意味する真っ赤になっていた。
…東京のひとは正月に熱海あたりに詣でるのが、恒例行事なのか!?
alt

↑バイパスなのでなかなかUターンができず、1時間ばかりかけてようやく「鈴廣かまぼこ 石橋店」で引き返すことが可能となる。
ダメだ。今回は真鶴はあきらめます。
だって熱海まで、ずっとこの調子で渋滞なんですよ。

もうヤダ! 健康ランドに帰ろう!
帰りは、東名高速でササッと。
箱根の峠を越えるのはもう疲れました。
alt


東名のインターまで小田原市内を走っていると、
それにしても、腹がへった! もう午後1時だ。
国道ぞいは飲食店がたくさんあって困らないが、
さて、どれにしよう。
いま俺が食べたいのは何だ?

すると、中華料理のお店。
なにより、「タンメン」の看板に魅かれた。
私はじつはタンメンというものを、食べたことがないのである。

『中華料理 満洲園 西大友店』
alt

↑「このタンメンをください」
メニューを広げるなり注文すると、
女性店員に片言の日本語で、
「ダケ?」
と返された。

だけ?って言われてもなー。

あとでつぶさにメニューを見るに、どうやらセットメニューが人気の店だったらしい。

『満洲園タンメン』
alt

↑「んほッ、うまい!」

このあと、東名高速に乗る。
すると、御殿場で大渋滞にあう。
え、また渋滞なの!?
alt


いやもう
マジで
勘弁して!!

走行中にわかった。
御殿場のアウトレットモールだ。
渋滞の原因。

…今年はダメだ。
何やってもままならない一年になるよ、きっと。

富士川SA(下り)にて。
夕刻、すっかり雲のとれた富士山が、最後にそっとなぐさめてくれた。
alt


健康ランドに帰着。
相変わらずの大盛況っぷり。
サービスカウンターで、預けたルームキーをもらいたいが、あまりに忙しそうで声をかけづらい。
おれはこのひとたちのおかげで、正月休みが過ごせている。
alt


温泉タップリ浸かって、湯上りは
…ここでフェイントかけますよ。
連泊二日目なんでね。

1階のフードコートではなく、
12階、最上階の洋食屋に足を向ける。

『海の見える洋食屋 マルシェ』
alt

「ひとりですケド、食事できますか?」
と店に入るまえにきくと、若いウエイターが、
「13人いるので遅くなりますがいいですか」
と返される。

最近は老若男女問わず、語彙が少なすぎて会話に不自由する。

「お客さんが13人いるから、料理の提供が遅くなるっていうこと?」
客である私が、補足して会話せねばならない。

まあ、いいや。
混雑で料理できんの遅くなるって言うなら、自分で対処するさ。
はじめから3品たのんで、出来た順にいただこう。

あさりのワイン蒸しに、
alt

マグロのカルパッチョ。
alt

タンドリーチキンもいただこう。
alt

ひといきに注文を終えると、
ほっとしてビールをやる。
お酒はすぐ出てくる。
alt

ビール一杯飲み終わるくらい時間かかるんだろうな、と思ったら、実際それくらいかかった。

料理が運ばれてくる。
ところがおかしなことに、頼んだ3品が同時にきた。
同時って、どういうことだろう。
まあ、いいけど。

グラスが空いたので、すみやかに
ハウスワイン(390円)をオーダーする。
お酒を切らすと、私は死ぬ。
alt

『あさりのワイン蒸し』
この塩っ気が、お酒がススムくん。
頼んで正解。やっぱうまいぜ。
alt

『マルシェ風 まぐろのカルパッチョ』
ふだん食べない料理をたのんだ。
ソースがうまくて最高!
alt

『マルシェ特製 タンドリーチキン』
alt

これは
断じて
タンドリーチキンでは
ございません!!


若鶏スパイシーから揚げです!

(※私は30年前にインドでタンドリーチキンを食べてます。)

まあ、いいですけど。
お酒がススムくんならなんでもいいですけど。

「ハウスワイン(2杯目)」
2杯目なんて噓だろ? 上の写真の使い回しだろ?
と言われそうですが、私の酒量を見くびってもらっては困ります。
その証拠に、ホラ、あさりのワイン蒸しが右のあたりチョット減ってるでしょ?
上の写真の10分後の写真なんですよ!(自慢になるかい)
alt

なんかこういうワインをグビグビ飲むの、昔やったな。
サイゼリヤで。あんな感じ。
あの時も清水インターだったな。ルートインに泊まったときだったけど。

よーし、調子でてきた!
吞み足りないから、ハイボール頼んじゃおう!
『キリン 陸ハイボール』
alt

最後は、ピッツァかパスタかで迷った挙句、
やはりパスタで!

イタリアントマトと
  モッツァレラチーズのパスタ
alt

↑そうそう、パスタに合わせるワイン(3杯目)を忘れずに。

いやあ~、吞んだわ食ったわで、今夜も大満足!
おやすみ~。

    *     *     *

1月4日(土) 三日目
この日はこれで帰ります。
最後に富士山、顔を見せてくれず。
alt

帰りはとりとめもないんですが、
まァ、そうですね。
奈良・西名阪道・天理パーキングエリアで
「天理ラーメン」(880円)
これがメチャうまかったですね。
ピリ辛で、寒い冬は天理ラーメン最高ですね!
alt

↑ピリ辛の正体がわかった。豆板醬だな。

まあ、これで旅も終わり。

最後に遅ればせながら
新春のお慶びを申し上げますとともに
今年一年のみなさまの往来安全を願って。
alt

(御殿場からの帰り、由比パーキングにて。)

ありがとうございました。
またお会いしましょう。

===============
81,137 81,38581,814 km

(自分用メモ)

・帰り、四日市JCTはナビが古くて東名阪は直進と出るが、まちがい。ナビが間違っている。東名阪道は左へ。

Posted at 2025/01/11 09:06:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月02日 イイね!

新春恒例! 健康ランドを満喫せよ

新春恒例! 健康ランドを満喫せよ
新春の旅は、

昨年とほぼおなじ旅をします。

   *   *


昨年度のアニメ、

MFゴースト 2nd Season
alt
(↑誰かに似てるなと思ったら、思い出した。「ガンダムW(ウイング)」の主人公に似てるんだ。)

この作品に触発され、

昨年の『箱根ターンパイク』に引き続き、

今年は『芦ノ湖スカイライン』を駆け巡りたいと思います。
alt

で、まずはこれも去年とおなじ、静岡にある健康ランドに向かいます。
ここに連泊して、芦ノ湖スカイラインをめざします。
alt

今回のブログは全2回構成。
まずは健康ランドに行くまでの話です。

京奈和道(和歌山)を東へ進路をとる。
alt

名阪国道針(はり)テラス(奈良県)で給油する。
ここは和歌山とおなじ安価で給油できる。
ちなみに和歌山ではレギュラー158円、ハイオク168円である。
んhkの「ドキュメント72時間」で和歌山独自の安さが全国区に知れ渡り、衝撃を与えたみたい。
alt

【伊賀ドライブイン】」(三重県)

で、ちょっと早いお昼。
alt

一年前から、
新春はここでカツ丼セットをたべようと決めてたんだ!(1,000円)
alt

ちなみにこの伊賀までが、「関西だし広域圏」。
かつ丼を卵でとじてくれるのはここまで。
伊賀の山を越えると、かつ丼も天丼も卵でとじてくれなくなる、「暗黒世界」がはてしなく広がる。
alt

さらにこの伊賀ドライブイン。
外観が極彩色という、もはや正気の沙汰ではない色どりが施され、名阪国道に不慣れな客だと近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
あたかもそれはいちげんの客の侵入をかたくなにこばんでいるかのようであり、
かくいう私も、ここでカツ丼を食うのにゆうに10年かかった。
(というのは半分冗談で、下り、反対車線にドライブインがあるんです。)
alt

この伊賀ドライブイン、面白いところがあって、
この先に衝撃の光景が。
alt

なんと、鎧兜が売られている!
alt

茶碗など売ってるのはまだしも、
alt

なんと、刀まで。
alt

そして、「鉄砲」まで売ってる始末。
alt
(↑めっちゃ欲しいんですけど!!)

ヤバくて面白い伊賀ドライブイン。

まあ、現実的に買えるのはこの古銭くらいか。
alt

私は収集癖というのがいっさいなくて、
趣味でモノを集めたりしないですが、
天保通宝」の実物がどうしても欲しくて。

買っちった♪
alt

天保通宝が単品で1,000円。
寛永通宝5枚セットで1,250円。
あと天保通宝とは、100文だから(裏に百文と書いてある)だいたい今でいうと2,000円硬貨みたいな感じ。

これ買うとき、レジのおばちゃんが、
「今年の大河ドラマの影響で天保通宝の古銭が売れるかも」
みたいなこと言ってた。
あれ、天保年間の話か。元禄文化だと思ってたよ。
おばちゃんが妙にくわしくて思わず笑った。

こんなところでゆっくりしていたら、
このあとエラい目にあいます。

なんと東名高速、新東名とも大渋滞
alt

思い切って新東名に逃げこんだつもりが、
ここも渋滞がひどくて結局東名にもどる。
1時間以上タイムロスをする。
alt

和歌山をゆっくり朝8時に出発したのがいけなかった。
もっと早く出発していれば。
ドライブインのカツ丼セットが11時からなので、それに出発時刻を合わせたのがアダとなりました。

【御前崎灯台】


じつは今回寄りたいところがあるんです。

ゆるキャン△ 2nd Season」の第2話で
リンちゃんが訪れた御前崎灯台。
alt

『うお~ッ! 海だーーーーッ!!』
alt

と、叫びたいところをグッとこらえる。
alt

このシーンが好き。
ここに行きたい。

現在時刻は午後2時半。
御前崎灯台は高速おりて離れたところにある。
健康ランドのチェックインが18時すぎてしまうが、
ええい、今日行かないと一生行けない気がする。
alt

御前崎までバイパスが通じていて、なんとかたどり着く。
駐車場おりて、石段をあがっていく。
alt

お、よしよし。ここだ。
alt

この日は風が強く、白波が立つほどの強風が吹き荒れる。
alt

灯台まであがってきた。
alt

ここで、
喜びも悲しみも幾歳月
という石碑、イヤ歌碑だな。
alt

ここなのか!? 
岬の灯台守りって、御前崎灯台のことだったの!?
しかも映画じゃなくて、歌だったんだ。
alt

ところがこの先がイケナイ。
リンちゃんみたいに灯台の上まで上がろうとしたら、
強風のために閉まってる!
ガビーーン!!
alt

はるばる和歌山からきたというのに、
チキショーーーッ!!
alt

灯台の写真撮っただけで、スゴスゴ帰るハメに。
なにしにここまで来たんだ。
alt

あっ、そういえば!

作中でリンちゃんが犬の足跡を見つけるシーンがあったな。
alt

alt

自分も血まなこになってさがす。
alt

すると、あった。
本当にあったよ!!
嬉々として、履き古したボロの靴を入れてシャッターを切る。
こんなことで大喜びできるなんて我ながら安い男だと思うが、このときの嬉しさはちょっと筆舌に及ばない。
alt

そんなこんなで、なんとか17時半には健康ランドに着。
【駿河健康ランド】
alt

この日は正月二日(木)。
ごらんの通りの大盛況ぶり。
alt

私のような宿泊者と日帰り入浴客とは、
レーンが分かれています。
だからチェックインはスムーズに。
alt
 
部屋は、ごらんの通りのこの狭さ。
しかも少しでも安くしようと「訳アリ」の部屋を選んだら、こんなありさま。
柱が邪魔して、テレビ周辺がおそろしくせまい。
素泊まり一泊8,900円×2
alt

いちおう、海側。
オーシャンビューは明朝までとっておこう。
輝くヘッドライトは、国道1号線。
alt

さあて、温泉、おんせん!
alt

去年の経験でお目当てがあって、
温水プールみたいなのがあるんです。
長さ14メートル、深さ1.1メートル。湯温33℃。
これがリラクゼーションにもってこいなんですよ。

あと、サウナも入りました。何十年ぶりかで。
サウナも、ハードモードとノーマルの二つありました。
私は68℃のぬるめのノーマルで。
年の暮れから咳と鼻づまりの症状だったので、効くかなと。
実際良くなりました。

湯上りはさっそくフードコートへ!
と思ったら、なんとこの混雑!
ネコ一匹座れないほどの超満席!!
名前を書いての順番待ちが発生する始末。
alt

これはヤバいゾ!
隣接する和ダイニングをのぞくと、オレひとりくらい座れそう。
ここでいいじゃないか!
alt
 
いいもなにも、ギリギリで座れたじゃないか。
あぶなかった。
alt

席に落ち着けたことだし、さて、何を頼もうかね。
alt

まずはプレミアムモルツでキュッと。(730円)
alt

ビールがきたら、お造りが食べたくなるじゃないか。
ふんぱつしてマグロ頼んじゃおう。(890円)
alt

alt


カキフライ(870円)も食べたい。
alt

カキフライに合わせるために、追加でビール。
アサヒ・スーパー・ドラァァーッイの小を。(500円)
alt

地酒はどれにしようかな。
alt

「花の舞 生貯蔵」を。
alt
料理に合う酒。

「あぶりチャーシュー」(500円)で一杯やりますか。
alt

哀しき男ひとり旅。
しゃべり相手もおらんので
手持ち無沙汰でおもむろにスマホを広げる。
ほう、みなさまの新春だよりがドシドシ上がってますな。
alt

シメは塩ラーメン(830円)をいただいて。
alt

いやあ~、食ったわ呑んだわで、もう最高!
これが楽しみだった。

こんな感じでこの日はおわり。
alt

次回はいよいよ、芦ノ湖スカイラインです。

80,652km → 81,137km

=================

【 追 記 】

…いまブログ書きながらもう一回本編見返したら、
よく見たらリンちゃん灯台の上なんかにあがってなかった。
alt


上がってないよな。
alt

…私はいったい何を勘違いしたのだろう。


Posted at 2025/01/05 12:40:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月27日 イイね!

高知へカツオのたたきを食って帰るだけの旅

高知へカツオのたたきを食って帰るだけの旅今回は、

「〇〇食って帰るだけ」シリーズの

第2弾。

カツオのたたきを食べに

四国・高知を旅します。

   *   *   *

10月27日(日)
和歌山フェリーターミナル。
夜明け前。
alt
↑ AM5時30分発、徳島港行き。南海フェリー。

さて、なぜこんな朝早い便かと言いますと、今回は一泊二日。
なので早く高知に乗り込んで、旅程に余裕を持たせたいからです。

alt

で、一泊二日の日どりが日月。
有休とりました。
じつはこの有休にはワケがありまして、
仕事で・・、いえ、クビになったわけじゃないですよ。

alt

じつは私が仕事で専従して使っている工作機械。
NC旋盤というヤツなんですが、コイツが故障しましてね。
イヤ私が壊したんじゃないですよ。
メーカーの修理呼ばなきゃならんので、修理くるまで有給とるわ、という感じでなかば強引に職場から逃亡しました。

alt

まァ、そんなわけで。
バタバタとあわただしく旅の支度をしてしまい、

その結果船室で用意した朝食も。
なんかもう、デタラメ。
シーフード・ヌードルと昨夜スーパーで買った半額弁当。
このチキンカツ弁当が無駄に豪華に見えるのは、カキフライを別に買って自分で乗せたから。
腕白な弁当になってしまった。
こんなの朝食にしてしまっていいのか。
週末健康診断なんだけど。
alt

なにせ朝4時起きだったのと、
炭水化物摂ったのとで、このあと
下船まで1時間ほど寝ました。

目が覚めると、徳島港着。
天気は曇りながら晴れ間も。
alt
↑ 7時35分、ゲートオープン!
・・気軽に四国上陸を果たす。

四国は高速使うと、ちいさく感じる。

あっという間に高知の入り口、
南国サービスエリアで一枚。
南国土佐を後にして。
じゃなくて、前にして。
alt

高知市内に入る。
路面電車がめずらしくて、つい
信号待ちで撮ってしまう。
そんなにガツガツせんでも。
で、このときたまたま走行距離8万キロジャスト達成。
alt

 高知市立
【龍馬の生まれたまち記念館】
alt

↑ 館前にクルマを停めて撮ってますが、これは帰りしな、最後に車をわざわざ移動して撮ったもの。入館中は別の駐車場に停めてました。

高知でまず訪れたのが、この記念館。
初訪問。入館料300円。

てっきりこの建物じたいが、
坂本龍馬の生家を復元したものかと思ったら、
そういうことではなく、

その時代を生きた人々の暮らしの展示。
(ちょっとガッカリ。)
alt

郷土料理、皿鉢料理の説明。
(こういうのは好き。)
alt

↑ なぜかおもむろに下駄を履こうとする。
座敷の前にあったが、別にそーゆーアトラクションではないらしい。
しかもこれ女性用。
サイズが合わん。
自分で、「おれは何をやってるんだ?」と思う。

【高知市内】

記念館を出て、駐車場に戻ります。
ここでまたコイツが登場。
折りたたみ自転車です。
こいつで市内散策とシャレてみよう。
alt
↑ 記念館から100メートルほど。
『坂本龍馬誕生地』

この大通りを渡ると、県庁前にさしかかる。
晴れやかに高知城が見える。
alt

追手門で一豊像などを撮ってると・・、
alt

ここでとつぜん、どこからかオーケストラの演奏がきこえる。

それも聞き覚えのある曲。

さあ行くんだ その顔を上げて

・・って、これ「銀河鉄道999 」じゃないか!

それもゴダイゴのほう。

なんで高知で!?

するとすぐ隣の博物館前で、

なにやら高校生の吹奏楽部が演奏していた。
alt

結局どこの高校かわからなかったが、
alt

ここで演奏終了。
どうやら最後の一曲だったらしい。
ブラボー! 
いい演奏だったよ。
alt

そのまま通りを行くと、
屋台か露店が立ち並ぶ
奇妙な光景に出くわす。
alt
↑ その端まできて、ここが「ひろめ市場」と知ってビックリ仰天。
ひろめ市場は昔来たことがある。

ひろめ市場には入らず、横の通りを行くと、
カツオのたたきの藁焼きの実演をやってる。
alt
↑ どれどれと店頭のメニューを横目でうかがう。
が、価格をみて目をむく。
アレだね。
円安で得している人向けだね。

高知にはこんな大きなアーケード街がある。
ここでお昼の店をさがそう。
alt
↑ そのアーケード街の入口付近に一軒のうなぎ屋がある。
これが妙にそそられるのだが、はたしておれは高知にうなぎを食べに来たのだろうか。

決めかねて、すこしアーケード街を歩いてみる。
すると、とんかつ屋がある。
うーん、トンカツかあ。
alt
↑ そのとなりにあるのが、有名な「明神丸」。
カツオのたたきの人気店だが、イヤイヤ待て待て!
夜までとっておけ。

結局さっきのうなぎ屋に戻る。
オレは高知にうなぎを食べにきたのか・・。
鰻屋 成八 (なるはち)』
alt

↑ 値段をみて腰が引けてしまう。
だって、フルサイズで4,000円。
鰻丼の半尾でいいや。

さあて、焼き上がりましたよ。
おれのうなぎが!
alt
↑ 国産らしく、身がうすいが皮に弾力がある。
やっぱ、スーパーで買って電子レンジでチンしたのとは、モノがちがうな。
だから時々うなぎをこういうお店で食べたくなる。
タレ控えめに焼き上げた、この香ばしさがたまらない。

【高知県立 坂本龍馬記念館】
alt

ここは8年前の2016年に一度来ています。
alt
↑ 勝手知ったる入り口と思ったら、ガーン!
閉まってる!

なぜか足元に猫がいて、
スヤスヤ眠っている。
なんでここに猫が!?
alt
↑ どうやら新館が入り口らしい。

2018年に新館ができて、中もリニューアルしたという。

それは楽しみだと入ってみたら、

ところが・・。

なんだか様子がおかしいぞ。
alt

なんだこれは!

パネルばかりで展示物がいっさいない!

昔は乙女姉さんへの手紙が見れたのに、なくなってる!

父や兄や乳母などにあてた手紙、あの豊富な書簡集はどこに行ったのだろう。

龍馬自筆の書簡、これこそがこの記念館の真髄、坂本龍馬という人物像を知る上での貴重な資料だったのに。

なにがリニューアル。これじゃ、改悪。

こんなのぜんぜんダメですよ!
alt
(↑ 雰囲気的に自撮りぽい写真に見えますが、私ではありません。)

【桂 浜】

記念館も桂浜まで徒歩を推奨するので、
車を置いたまま歩いていく。

正直いうと、桂浜の駐車場代を惜しんだ。

alt
↑ あ、なにかと話題の水族館がありますな。
・・あとで冷やかしで入ってやろうかと思ったら、入館料が冷やかしで払う額じゃなかった。

神社まで登って、そこでふりかえる。
alt
↑ ハイ、これが名所の桂浜。
神社からだと、ちゃんと美しい弓なりの砂浜が一望できる。

・・このあと、記念館の駐車場にもどって、

あ、シマッタ。

坂本龍馬像みるの忘れた!

あちゃー。

もうしょうがないから、今夜泊まる宿に向かいます。

【亀の井ホテル 高知】
alt
↑ 高知市から離れた「いの町」にある。

亀の井ホテルは、ひとり客でも泊まれるところがイイ。
それに、高知市内の観光ホテルよりも、ホスピタリティに信用がもてる。
結果、少々割高でも私はよろこんで泊まります。(22,000円)

部屋はダブルかな。
部屋は全室リバー・ビューだそうで。
alt
↑ それもなんと、仁淀川のリバーサイドホテル。

しかも、鉄橋がある!
マップで確認すると、土讃線だった。
こりゃあもう、ベランダから「鉄道風景写真」を撮れってことだな!
alt

降ってわいたようなチャンスに、
三脚は持ってきてない。レリーズもなし。
だがまあなんとか合わせてみまショ。「遊び」ですし。

まずは、向こうから来る列車じゃなくて、手前から向こうへの上り列車を。
「ケツ追い」ってヤツですかね。試しにパシャリ。
alt

で、本命の下り。
土佐清水行きか、須崎行きかわかりませんが。
まッ、そんなイイ写真は撮れませんけれども~。アハハ。
alt

そんなこんなで、ひとっ風呂浴びに大浴場へ。
おれ、高知に何しに来たんだっけ?
だんだん初期目標を忘れがちになる。

ふぃ~! 極楽ごくらく。
なんか最近、この写真を撮らないと気が済まなくなってきている。
alt
↑ ここねー、じつは温泉なんですよ!
仁淀川 伊野温泉」だそうで。
体ヌルヌルはしませんが、ほんのわずかに硫黄の匂いがする。
入っとけ! 入れるときに温泉入っとけ!!

湯上りは、生ビールで
ズビズバァ~。
alt
↑ 先付で特筆すべきは、真ん中の「高知県産焼きサバ寿司」。

いよいよ本命登場で
シャバダバァ~。

料理長一押し!
  高知名物~藁焼き鰹タタキ~ 』(品書き原文ママ)
alt
↑ これを食べに、和歌山から来たんだ!

今回は特別会席コースで予約した。そしたら、
なんか、スゴイのが出てきた。

『土佐赤牛サイコロステーキと
 イセエビ雲丹焼き』
alt

おいおい、コリャ今夜も
お酒がススムくんコースかい?
行っとくかい?

『土佐の純米大吟醸 飲み比べセット』(1,600円)
alt
↑ レストラン店頭に酒瓶が陳列されていた。
並びがチョットちがうだけ。

まず、「亀泉」を口に含む。

その瞬間、衝撃がはしる。

な、なんじゃこりゃ!!

これ本当に酒か!?

フルーティーなんてレベルじゃないぞ!

白ワイン飲ませてるんじゃないのか。

こんな酒が、この世にあったなんて。
alt

酒杯片手に感嘆してる私などおかまいなしに、
どんどん料理は運ばれてきます。
(嘘です。ちゃんと言ったら、ゆっくりなコースの進み具合にしてくれてます。)
alt
↑『 四万十ポークのそぼろ煮ときのこの炊き込みご飯』

お料理はどれも美味しい!
・・うーん。それにつけても・・。
さっきの「亀泉」の衝撃がわすれられない!
(正式名称は「亀泉 純米吟醸生原酒 CEL-24」)
単品で頼んでみようか。
一合1300円もするけど。
せっかく高知まで来たんだ。
alt
↑ 高知の美酒に酔う。

    *    *    *

翌朝。

亀の井ホテルの朝食ビュッフェの良いとこは、
メニューに地元名物がたくさんあるところ。

で、朝から調子に乗って、『カツオのたたきののっけ盛り丼』なるものを自分で盛り付けてみる。
うまそうなんだが、こんなの朝食でいただいたらこんどの健康診断で尿酸値がヤバいぜ。
alt
↑ 地元名物がもう一つ。コロッケ(見切れてますが)が鰹コロッケなんだそうだ。

第2ラウンドは、べつに写真に撮るほどでもない。
alt
↑ カレーは別腹。

さて、朝食をいただいたら私の旅は終わりとなるんですが、

今回はもうすこし旅をつづけます。

帰路はこのよう室戸めぐりで。
お遍路さん気分で。
alt
↑ で、途中寄りたかったところがあるんです。

北川村 モネの庭】
alt

みんカラのみなさん、みん友さんが
数多く訪れる人気スポット。

19世紀のフランスの印象派、クロード・モネの「睡蓮」を忠実に再現したこの庭園。
alt

一度来てみたかったんですよね。

モネの庭って私称かとあとで調べたら、ちゃんとモネの財団から公認うけてて、びっくりした。お墨付きなんだ。

だからというわけではないだろうが、

園内には随所にこのようなモネの絵が飾られており、
「こんなふうに写真撮れや。撮れるやろ? ん?」
と、無言で煽ってくる。こしゃくな庭園である。
alt

まァ、こんなもんで!
alt
月曜にもかかわらず、園内は入場者は多く、ただ女性ばかりで男は私ひとりだった。

このあと、室戸岬で灯台をみる。
alt
↑ はてしなくひろがる
太平洋

あとですね、ここからの道中、お遍路さん多かった!
みんなこっち向きなので、ん~? あッ!
(逆打ちか!)
うるう年だけは逆、時計回りに回るんだそうです。

徳島港フェリーターミナルに着。
16時25分発の南海フェリーで和歌山に帰ります。
alt

ターミナルから歩いてすぐのところに中華屋さんがある。
人気店でいつも行列ができるくらい。
ここの中華は何たのんでもうまいのだ。
私も船に乗る前に必ず立ち寄るようにしている。
alt
↑ 担々麵(850円)と焼き飯小(500円)。

これを食べたら今度は本当に旅は終わりです。

ありがとうございました。
またお会いしましょう。
alt

---------------------------------------
 (自分用メモ)

・高知城で一豊の奥さん見るのわすれてる。

79,800km80,309km
※高知市内で走行距離 80,000m達成。

Posted at 2024/11/02 12:20:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月13日 イイね!

若狭の海の幸を堪能せよ

若狭の海の幸を堪能せよ 今回は、

和歌山からわざわざ

日本海側まで行って、

海鮮喰って帰るだけ


というマヌケな旅を

皆様にご披露。

   *   *   *

今回はまずマップを広げ、

西は城崎温泉から東は敦賀までという広域から

一夜の宿をさがすところからはじまります。

それも「ひとりで泊まれる宿 」。

これがなかなか大変でしてネ。

血まなこでさがして、ようやく一軒の民宿を探し当てます。
alt

が、12日(土)は空いてなくて、13日(日)なら宿泊できますよ、と。

こうして旅の日取りが決まりました。

10月13日(日)

【阪和道・岸和田SA】にて。

トイレから帰ってくると、目の前に
ケータハム セブンがさっそうとあらわれ、
私の車からチョット離れて停めてあるポルシェの
そばにとめる。
alt

さらにロータス・エキシージもあらわれる。
この車もまた、私の車から離れポルシェのとなりの停めようとするので、一枚の写真に私の車が収まりきれない。
alt

彼らとぜんぜん関係ないので当たり前の話だが、なぜか無性にボッチきぶん。
ボッチだぜ! すいも甘いもー。

まァ、どうでもいい話でございまして。

【第2京阪】
alt

久御山(くみやま)JCT の手前で3キロの渋滞に巻き込まれる。
3連休だから朝早く出発したんですよ!?
朝8時半ですでに渋滞とは。トホホ・・。
alt
↑ このあたり。

なんとか渋滞を抜け、

【京都縦貫道】

名も知らぬパーキングエリアで。
なんとも秋めいた風景に思わず一枚パチリ。
alt

ところがこの先でまたもや渋滞
alt
↑ いまココ。

なんでこんなに混んでるの?
一車線になるボトルネック渋滞というのもあるんだろうけど。
アレか。
みんな天橋立や城崎温泉に行くんだろう?
いい天気で行楽日和だし。
行くんだろう?

【西舞鶴】

お昼ごはんのおめあては、西舞鶴にある
新鮮処 魚里 (うおり)」
店に10時半に着きそうなので、
まあ11時の開店時間まで一番乗りして待ってようと思ったら、
すでにこの行列。ウソだろ・・。
alt

↑ 開店時間まで、バイクと車がさらに倍増。
そんなに人気店なのか、ここは?
待ってるあいだ、暑くて!
今日の舞鶴、なんか暑いな!

みなのお目当ては、名物の海鮮丼。
時間がかかるらしく、注文後30分はタップリ待たされた。
急いでないから別にいいけど。
alt

ようやく、キタ、キタッ!!

「おいおい、なんかスゴいのが来ちゃったぞ」

『よくばり海鮮丼』(1,980円)
alt 

目にも鮮やか。
絢爛豪華な海鮮丼!
そして圧倒的ボリューム!
よくばりどころの騒ぎじゃねえぞ!
そりゃ、みんなコレ注文するわな・・。

あとこの海鮮丼、食ってると刺身のツマがごはんと刺身のあいだにはさまってある。ふつう海鮮丼ってツマ入れるもんだっけ? はて?

【五老スカイタワー】

舞鶴に来たらここに立ち寄らない手はない。
alt
↑ ここまでの地理関係。

うはッ! いい眺めだコリャ!
alt
↑ 日本海側は太陽を背にする順光で写真撮るので、キレイに海が撮れる。

今日はお金払ってタワー上がってみるかい!
4年前に来たとき、お金ケチって上がらなかったんです。
alt

料金300円。
なんだ300円だったのか。
エレベーターでチンと上がると、うお!?
alt

ここにも。
「艦これ」っていまだ流行ってるんだな!
私はソシャゲやらんから、くわしくないが。
なんでも10周年だそうで。
でも、こういうので観光地がさらに盛り上がるのはいいこと。
alt

タワーからの眺望。
下からとそんなに変わらんような。
ガラス張りなので、どちらかというと写真撮影には不向き。
alt

おっ、いずも・・じゃなくて、
舞鶴だから「ひゅうが」だな。
DDHの「ひゅうが」が着岸してるじゃないか!
alt

これは急いで舞鶴に行かないと!

(※いそいでも護衛艦は逃げません)

【舞鶴赤れんがパーク】
alt

ここの駐車場から、なんと「ひゅうが」が見られるのだ!

『第3護衛隊 DDH-181 ひゅうが
alt

4年前にここに来たとき、ひゅうが見れなかった。
仕事中だったのか。

あと個人的に、DDH(ヘリ搭載型護衛艦)は呉で「かが」、佐世保で「いせ」みたから、あと横須賀でいずもみれたらコンプリートなんだけどなー。

それはイイんですけど、今回も秘密兵器持ってきました。

『犬の散歩用 折り畳み自転車』
alt

またも、車に積んできたー。

コイツでらくらく舞鶴散策だ!

と思ったら!
赤れんがパーク内は軽車両は禁止です。
知らんかった。オゥ、イェー。
alt

しゃーない、マジメに国道ぞいを走りますかー。
alt

遊覧船の乗り場で。
ここは自転車OK。たぶん。メイビー。
alt

ひゅうがが見えるけど、なんか遠くなってないか!?
alt

神戸のアルファ乗りのみん友さんの助言にしたがい、
「新日本海フェリー」のターミナルまでやってくる!
この日、たしかに舞鶴は暑かった!
シマッタ、半袖来てくりゃよかったよ!
alt

うわー、ここからはかなり近いな!
alt
↑ ターミナル周辺、車で隙間なくびっしりと埋まってる!
で、みんな釣りしてる。
そりゃ場所的に釣れそうだけどさー。
真っ昼間はさすがに釣れないデショ。
(ちょっとジェラシー)

そこへ遊覧船が波をかき分け登場。
alt

ひゅうがを横目に通り過ぎる。
通り過ぎるんかいッ!?
alt

美しい橋を入れてパシャリ。
この後、遊覧船がどこへ行ったかは知らん。
alt

結局望遠レンズ、必要なかったな!
と思ったら、あ、そうそう。
北吸の護衛艦撮らなきゃ。忘れるとこだった。
シグマの70-200mmの望遠レンズ。
ご自慢のレンズも出番たったこれだけ。
alt

艦名はわりますよ。
手前から、イージス巡洋艦「あたご」。
駆逐艦「ふゆづき」。
うしろのステルスぽいのは本当にステルス艦だった。
もがみ型ステルス護衛艦「やはぎ」に「あがの」。
艦番みて調べたんですよ。

で、いまから三方五湖に行きます。

ちなみにここまで京都府。
====================
ここから福井県です。

【三方五湖】

さんぽう ごこではなく、

みかた ごこと読みます。

舞鶴からだと高速つかって1時間。
けっこう遠い。
alt

↑ その名の通り、ちゃんと5つ湖がある。
関西では名の知れた景勝地で、私も小さい頃何度も行ったことがあるらしい。
(覚えてない)

写真名人のみん友さんが先日ここを訪れ、そのブログを参考にさせていただいた。

「レインボーライン」というのがあって、展望台へ行けるそう。

ところが!
そのレインボーラインで山道を走行中、突如として車列が止まる。
(なんだろう?)
前の車がピクリとも動かなくなる。
いったいなんの渋滞だ。

そばに小さな駐車場があったので、入って見る。
そこからの光景にガク然!
渋滞しとるやん!
alt

展望台の駐車場まで、ズラズラ~っと。
このありさま。
おいおい~、まじかよー!?
alt

なんなんだよ、もうー!

もう今回のテーマ、

渋 滞

でいいよ!もう!

やぶれかぶれに駐車場から一枚。
でもコレ湖じゃなくて、海なんです。
これが若狭湾。
alt
キレイな海でしょ。

あきらめて帰りかけたとちゅうに、チョットいいとこ発見。
上の地図で赤い矢印の方向を撮ったもの。
alt
ちょっとイイかも。

では、今夜の宿に向かいます。

急峻な山道を下っていくと、
とつぜん視界に漁港と集落があらわれる。
この集落に宿がある。
えらい辺鄙なところに泊まりに来たもんだと、このとき思う。
alt

集落へ下りるには、この一本の狭い道しかない。
おそるおそるハンドルを握る。
本当にこの道でいいのか?
いいも悪いも、道はこの一本きりしかない。
alt

海が見えて心躍る。
・・などと言ってる場合じゃない!
alt

なんとか無事にたどり着く。
ここまでたった50メートル。
しかし緊張感は、久しぶりにMAX。
ヒヤヒヤしたぜ~。
alt

【民宿
潮富荘福井県大飯郡高浜町日引
alt
↑ 玄関の造りがすでに歴史の重みを感じさせる。

この民宿のスゴイところ。なんと、
伊能忠敬が泊まった!
ゆかりがあるどころじゃない。
本当に泊まったそうです。
 文化3年(1806年)に泊まったと、伊能忠敬の測量日記にちゃんと記されてある。日記は現存するからわかるんです。
alt

民宿をはじめたのは50年前。
その前、江戸時代はここは庄屋・名主だったそう。
だからこういった天井の梁などは江戸時代のまま。
200年以上 変わらず受け継がれているそうです。
alt

ここで伊能忠敬が寝てたかもしれない。
alt

じゃ、このへんで肝心の自分の部屋に。

部屋はこんな感じ。ふつうの和室。
alt
↑ 部屋からの眺めは、さすがに今回はオーシャンビューとはいかなかった!
なんだろう? ぎょ、漁村ビュー?
カメラを持ったまま、おもわずたじろぐ。

夜に釣りをするつもりなので、明るいうちに漁港に下見に行く。
堤防には大阪・神戸ナンバーの車でビッシリ。
みな釣りをしている。
なにもこんな辺鄙なところまできて釣りせんでもと、自分のことを棚に上げて思う。
alt
(スマホ撮影)

宿に戻って、風呂に入りに行く。
宿自慢の展望風呂
一番風呂なのはいいが、電気がついてなかった。
だから自分で電気を点けて風呂に入った。
民宿だからそのあたり、セルフサービスなのだろう。
alt
↑ イェーイ! 一番風呂だぜ!
うぃ~! いい湯だナ~!

湯上りは待ってました!
地元で水揚げされたお造りと生ビール!
民宿なのに生ビール出てくる。
あと、個室でした。民宿なのに。
で、カニが写ってますが、この時季に日本海側に行くと会席コースに自動的にカニがついてきます。私がお願いしたわけじゃありません。
じつは私はカニはそんなに・・。
お造りは大好き!
alt
↑ チョットわかりにくいですが、右の真ん中のピンク色ぽいの。
これ「あこう」なんですが、あこうってなんの魚だっけなと思ったら、「キジハタ」ですって。この刺身がめっちゃうまいの!

「レンコ鯛の焼き物」と「コウイカのうま煮」。
このあたりでこの会席コースの趣旨に気付く。
『魚づくしコースなのか!』
alt

まいったネ!
コリャ、今宵もお酒がススムくんだね!
どれどれ。地酒でいいのはどれかいな?
alt

↑ 『早瀬浦(はやせうら) 特別純米』三宅彦右衛門酒造
オレ好みの辛口の酒。

菜の天ぷらとおそばが出てくる。
alt
↑ おそばの写真がぶれる。

あおさのりの茶わん蒸し。
alt

↑ お酒を追加。前のとおなじ瓶の色してるが、別のお酒。
『黒龍 いっちょらい 吟醸』
福井県は永平寺門前で醸造されたお酒。
さわやかな吟醸香が心地よい。

さいごに釜めしが炊き上がります。
地元産、蛸と鯛の釜飯。
フフッ・・。ここでしか味わえない味だよ。
alt

で、まァ、こうして若狭湾の夜はふけていきますとなるのですが・・。
alt

釣りにきました!
酒のんで海に行くのはあぶないのですが。
漁港の堤防には、写してませんけど夕方の大阪・神戸ナンバーの車が2,3割残って、夜通し釣りをしてました。よくやるよー。
alt
↑ 結果、釣れませんでした!
宿に帰って寝ます! ナハ!ナハ!
そりゃ、まわりでエサ釣りしてたらワームでは釣れんわな。

     *    *    *

翌朝。
alt

朝食をいただいたら、今回の旅も終わりを告げてようとしてます。
ハイ、今回は1泊2日。
alt

帰りしな、ふと車を停め、今いた場所を
名残を惜しむかのように静かにシャッターを切る。
ちなみに左にみえるのが「日本の棚田百選」にえらばれた
『日引(ひびき)の棚田』である。
alt

ま、今回はこんなところですね。

ありがとうございました。
またお会いしましょう。
alt
(南丹PA上りにて)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(自分用メモ)
前の伊勢のときから、車の温度センサーに不具合。
氷点下5℃をしめす。ありえない。
エアコンに支障をきたす。

79,151km → 79,751km
600km
Posted at 2024/10/19 12:50:00 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月15日 イイね!

伊勢に泊まろう

伊勢に泊まろう
 今回の旅のテーマはシンプルに、

お伊勢参り」です。

   *   *   *

和歌山から三重県まで、

地図にするとこんな感じ。
alt
↑京奈和道・かつらぎPAにて一枚。
今回の旅は高速道路少なめ。
ETCの出費は減るが、かわりにトイレに不自由する。

いきなりですが、ここまで和歌山。
===========================
ここから奈良。

【天誅組 史跡】

奈良・東吉野の山深く。
銘木で有名な「吉野杉」が立ち並ぶ道は昼なお暗く、車で走るのもチョット怖い。
alt
(↑地図だとこのあたり。)

途中、ひらけた集落があり、駐車場に停める。
後ろにみえる無駄にデカイ建物は、東吉野村・村役場。
なんだ、ただの役場か。
日帰り温泉施設かと思ったじゃないか。
alt
↑駐車場の下は吉野川。のぞき込むと、なにやら家族連れがキャッキャッと水遊び。

なにもそんな足場の悪いところで遊ばんでも。
苔でコケても知らんぞよ。

ここで車を停めたのは、
東吉野が幕末史で有名な、天誅組にゆかりのある地だから。

駐車場のすぐそばにもう、石碑が建つ。
『天誅組 遺跡』
alt
「お~い!竜馬 」(武田鉄矢/小山ゆう)より。

吉村寅太郎と那須信吾は土佐出身で天誅組に加入。坂本龍馬の同郷の仲間。弟子などではない。)

駐車場をあとにし、テクテク歩いて行く。
風情のある集落をカメラに収めながら,
その先にあるのが、
alt

『那須信吾 戦死之地』碑
alt
(↑那須信吾の最期)

天誅組ってね、ひとくちで説明しますと、
「フライング挙兵」なんです。
alt

勤王の志士たちで挙兵したのに朝廷から、
「そんなんあんさん知りまへんでえ~」
と、手のひら返されてしまう。勤王なのにですよ?
なぜか朝敵になってしまう。んな馬鹿な。
このときは「禁門の変」の前、長州藩が京から追い出される直前。
幕府の威光はまだまだ強かった。
で、幕軍に全滅させられてしまいます。
alt

ここから車でチョット。
徒歩だとちょいキツい。

『天誅組 終焉の地』
alt

吉村寅太郎もここに眠っている。
alt

『吉村寅太郎の最期』
alt
(↑この「もみじ」がイメージ強すぎて、ここ東吉野が天誅組と関係あるとは今までどうにもピンとこなかった。)

今回のキッカケはじつは、みん友さんのお~さん
お~さんがブログでここを訪れてましてね。
東吉野といえば天誅組!っておしえてもらったようなもの。
ありがとうございます、お~さん!

・・で、あとですねー。
これらの漫画って、おなじシーンを昔ブログにあげてるんですよね。

それは、那須・吉村の出身にゆかりのある、
高知・梼原(ゆすはら)。
2019年に訪れたとき、りっぱな像がたっていた。
(右手に、坂本龍馬や那須俊平(信吾の義父)の像も。)
alt
(2019年 拙撮)

・・こうして梼原、東吉野の両方訪れたオレも相当マニアってことになりますな。

奈良はここまで。
====================
ここから三重県。

     いいたか
【道の駅 飯高駅】

巨大な道の駅。
ファーマーズマーケットはご覧の撮りの盛況ぶり。
三連休で駐車場もいっぱいだった。
alt

そろそろお昼なんですが。

↑のメニューを見ると、「松阪牛」やジビエ料理など。
いまはそういう気分じゃない。
チャーハンとか食べたい。

すると、道をはさんで一軒のラーメン屋。
店名を『はな華』という。
迷わずチャーハンセットを注文する。
おいおい、この猛暑でラーメン食ったら汗だくになるぞ。
しかしまあ、アレですな。
このご時世、チャーハンセット頼むだけでゆうに千円越えますな。
alt
↑全体的に色がうすい。味もうっすい。
チャーハンというより焼きメシですな。

ラーメンもうまかった。
食べてる間にみるみるお客さんが増え、行列ができた。人気店のようだ。

【伊勢道】

もう少しでインターというところで、
なんと4kmの渋滞。
しかも伊勢西インターは閉鎖だという。
あれか。伊勢神宮周辺が混雑してるからか。
にしても、インターが閉鎖とはひどい話だ。
alt
↑やむなく高速を乗りっぱなしにしてると、勝手に鳥羽市に入る。

その鳥羽市内で、異様な光景に出くわす。
なんと、左車線がずっと車の列。
1kmとは言わないが、500m以上は続いてる。
なにごと!?と思ったら、鳥羽水族館だった。
みんな水族館好きだねー。
alt
↑その先、かき養殖場を入れて鳥羽っぽいだけのしょーもない写真をパチリ。

・・あとでしらべたら、「安楽(あら)島」という地名だった。(島ではない)
父の話だと、私は小学生のころこの安楽島に何度も来たことがあるらしい。会社の保養所があったから。
当の私はまったく覚えていないが。

【伊勢志摩スカイライン】

さあて、いよいよです。
伊勢志摩に来たならスカイライン。
鳥羽側から。
ちなみに通行料金1,270円。
alt
↑前のハスラーはなんと、福岡ナンバー。
そういう気合いの入った車、嫌いじゃない。

伊勢志摩スカイラインといえばココでしょ~。
みんカラのみなさまもよくご存知の~。
alt

コレ、コレッ!
バッチリ決まったぜ! (・・決まったのか?)
alt

そこから先は、展望台へ。
alt
↑標高差のせいか、さすがに下界よりかはいくぶん涼しい。

展望台で目の当たりにした光景。
いったいどこで配っているのか、
ホウキにまたがり
「魔女の宅急便」ごっこをするヤツが多すぎる!
・・コレって、小豆島の専売特許かなんかじゃなかったの!?
alt
↑異様にジャンプ力のある父と娘。魔女の素質アリ。

私はというと、売店で「伊勢志摩ライダー」というサイダーを買いもとめ、
alt
↑旅の疲れか、しばらくずっと海を眺めていました。

さて、今夜の宿に参りましょう。

三連休のさなか、奇跡的に「おひとりさまプラン」でネット予約できた奇跡の宿。
alt

【麻吉旅館】
alt
(読みは「あさよし」でなく、「あさキチ」)

ところが、引き戸をあけようとしたら、施錠されててあかない。

うそッ! なんで!?

まさかここ、廃旅館じゃないだろうな。

インターホンをみつけたので、鳴らしてみる。
alt

しかし、反応がない。

おいおい、冗談だろ・・。

ネット予約詐欺だったのか!?

まだお金払ってないケド。

どうりでひとりで泊まれるなんて、話が良すぎると思ったんだよ。

・・5分ほどしてもう一度インターホンを鳴らすと、中から人が出てきました。

よかった~、セーフ! 泊まれそうだ。
意外と歳若い感じの男性スタッフが出迎える。
が、この玄関でこの旅館の異変に気付く。
ふつう宿にあるはずの「フロント」がない。
したがって、「宿帳」に記入もない。
宿に泊まるというより、まるで人ンちの民家に上がり込むような、奇妙な錯覚をおぼえる。
alt

部屋に案内される。

「頭をぶつけますので、気をつけて」
階段を下りるとき注意をうける。
旅館というより、もはやアトラクションである。
alt

階段を下りて、おおッ!?となる。
いきなり、江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
alt

この麻吉旅館、歴史はかなり古く創業から200有余年。
江戸時代中期、天明年間(1781年~)の古地図にはすでに宿の名前があったらしい。
しかし創業が古すぎて、正確なところはわからないのだという。
alt

部屋には、さらに階段を下りる。
山の斜面に建てられた当旅館は、段々畑のように建物がつらなる。
専門用語で、「懸崖(けんがい)造り」というらしい。
宿の歴史もさることながら、この建築方式もかなりのレアものなのだそうだ。
ちなみに、「登録有形文化財」に指定されている。
alt
↑やっとで部屋にたどり着く。
右手に見えてるのが部屋の入り口でなく、じつは左にクランクした先に部屋がある。このことに意味はない。

あけてビックリ!!
ええッ!? なに!?
なんなのこの部屋!!
ああっ、「おひとりさまプラン」の専用部屋ってわけか?
アリなのか? これはアリなのか?!
alt
↑部屋からの眺め。
何ビューなんだよ!?
これは何ビューって言うんだよ、おっかさん。
意味わかんないよ、おっかさん。
・・こうして今日もひっそり、男ひとり旅は虐げられる。

イヤ、べつに虐げられてるわけじゃなく、
部屋にはちゃんとウォシュレットつきトイレもあるし、
(※江戸時代の建物なんで、どうせ共同便所なんだろうと覚悟してたら、実際にはこーゆーキレイなトイレだったんでうれしくて写真を撮った)
alt
↑風呂もシャワーもついてる!
これは夏にはありがたいネ。

あと、部屋は全室エアコン完備。
ただし、「全館冷房」とはいかず、玄関とかはふつうに暑いのが難点といえば難点。

「沸かし湯もある」というので行ってみる。
すると、ツッカケ履いてひとりでここを下りてゆけというらしい。
風呂入るのにも、いちいちアトラクション入れたがる宿である。
alt
↑入ってみると、なーんだ。ただの今風の浴室。
てっきり、五右衛門風呂に入るんかと思ってた。
薪で風呂わかしてて、「江戸時代かよッ!?」って突っ込みたかったのに。
ちょっと残念。

やがて日も暮れ、灯ともし頃。
alt

地元名物の酒肴で
旅人をもてなしてくれます。
alt
↑食事はこういうところで。
個室というか、となりとパーティションで仕切ってる。

「利き酒セット」(1,350円)を頼むと、
日本酒ソムリエみたいな男があらわれ、
かなり本格的にえらんでくれた。
あとで考えたら、すごく有能なソムリエだったと思う。
チョイスがとにかく的確だったからである。

まず、「かなり辛口」をリクエストする。

『瀧自慢 夏吟醸 (限定醸造) 』
alt

「甘口」のリクエストには、

『鈴鹿川 純米大吟醸』
alt
(※すべて三重県産)

これがまた、べらぼーにうまいんだわな、コレが!!

そして最後の酒に私は驚愕する。

「このラベル、尾瀬あきらの画じゃないか!?」
alt

『夏子の酒』(1988年~)
alt

和久井映見主演でドラマ化されたから、ご存じの方も多いはず。

私はこの作品にかなり影響を受けましてね。

尾瀬あきら自筆のラベルは、かなり昔の話。
まさか今、ここでその酒に巡り合うとは思いもかけなかった。

お酒が地元産なら、
お料理も地元産。
徹底的にこだわってる。

なかでも面白かったのが、

『焼きばら海苔とさめたれの茶碗蒸し』
 alt
↑たれとは、タレではなく、垂れ。
さめたれとは、サメの干したもの。

「さめってあの、海にいるサメなんですか?」

給仕にくどいほど念を押すが、海のサメらしい。
伊勢の人はサメを干物にして食べるのか。
はじめて知りました。

『伊勢牛のステーキ』
alt
↑この流れで意表をついて肉が出てくる。
コレには大喜び!
実物は、写真よりボリュームがあるのもウレシイ。

※コースは全6品で、「ブリの炊いたの」と「焼きさざえ」の写真は割愛。

・・こうして伊勢の夜はふけていきます。
alt

【おまけ】
ボツ写真を拾いあげて掲載。
ボツにしようとした理由。「構図が気に食わない」
alt
結論。夜景写真がまだまだ。


    *    *    *

翌朝。
alt

ここで伊勢神宮参拝に最強兵器登場。
シャキーン!
折りたたみ自転車持ってきました!
車につんできました!
・・って、写真しっかりボケとるがな。
alt
↑自転車で行けば、旅館から伊勢神宮までチョチョイのチョイ。

【伊勢神宮】

昼間はにぎわうおかげ横丁も、
この通りの静けさ。
alt

大鳥居のまえで自転車を下りる。
 alt

朝の静謐な空気のなか、
玉砂利をふみしめ、
みな同じ方向をめざす。
alt

朝の五十鈴川。
alt
↑昔から疑問だったんだけど、手水(ちょうず)で手を清め、五十鈴川でまた手を清めている。2回手洗いするのが、伊勢神宮の基本なんだろうか?

いよいよ正宮へ。
撮影はここまで。
alt

参拝をおえたころ、日がのぼってきた。
やはり夏は朝イチに限りますな!
・・近くに宿がとれたからってえらそうに。
alt

・・思いおこせば、みんカラはじめてすぐに伊勢神宮に参拝した。
スマホを買ったばかりで、気軽に写真が撮れて重宝した。
ところがいざ写真を上げてみると、みんカラのみなさんの写真と比べて明らかに下手すぎて、
(なにがこんなにちがうんだろう?)
と、がく然となった。
それですぐにデジタル一眼レフカメラを買ったんですが。
すこしはマシな写真が撮れるようになったと思いたい。

    *    *    *

宿にもどって朝食をいただきます。
朝食をいただいたら、今回の旅も終わり。
宿のまえのインターから高速のって帰ります。
今回は一泊二日の旅でした。
 
宿の名物でもある「渡り廊下」。
朝食会場はコチラで、というのではじめて渡る。
渡る途中でふと、そこからの風景に、
(ここ、テレビで見たことある)
alt

ブラタモリじゃなかったっけ?
女将さんにきくと、やはり番組で取り上げられたという。
そんなこと、旅館のHPに書いてないし、聞かないとおしえてくれない。

ただ、ロビーの書棚にさりげなく本があった。
alt
↑真ん中の写真。
タモリさんもこの渡り廊下、渡ったんだなあ。

おいしそうな玉子焼きにカマスの開き。
これ以上ないってくらい、最高の朝食。
alt
↑夕食とちがって朝食会場は、なんか保養所の食堂みたいな感じ。
うっかりスリッパはかずに裸足で来ちゃった。
客は私以外に2組。女性2人、女性3人。
男はなぜか私ひとり。

まァ、今回はこんなとこですかな。
alt

ありがとうございました。
alt

またお会いしましょう。

78,617km → 78,872km →79,017km
400km

Posted at 2024/09/21 18:27:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #ビーノ バイク保険更新とリコール https://minkara.carview.co.jp/userid/2405959/car/2968387/8243645/note.aspx
何シテル?   05/25 19:42
Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

2025 さくらドライブ① 埼玉県他 241㎞ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/07 09:22:24
7月23日の続きを・・・(^_^)v 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/09/10 15:43:09
MiToの電動パワステ不具合 (1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/16 21:02:46

愛車一覧

アルファロメオ MiTo アルファロメオ MiTo
ゲームやってMiToを買った男の話。
ヤマハ ビーノ ヤマハ ビーノ
アニオタここに極まれり。 ・・・というのは冗談で、日々の生活に必要性が生じたので購入しま ...
その他 Nikon D7100 その他 Nikon D7100
男は四十過ぎたら、カメラです。
トヨタ ヴィッツ トヨタ ヴィッツ
RSと同等の1.5Lエンジンでよく走った。 とても気に入っていた。

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation