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2021年01月02日 イイね!

シギラ リゾート【宮古島】

シギラ リゾート【宮古島】宮古島 3日目の朝です。

今日はホテルを替えます。

さいごに

高級リゾートに

泊まってかえります。
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2泊お世話になった「ホテル デ・ラクア」の朝食ビュッフェは、きょうも地元の名物料理が盛りだくさん。
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ああ、きょうも天気には恵まれそうな予感。
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(↑朝食後バイクで向かった先は、「与那覇前浜」!)←日本一うつくしいビーチなんですって!そりゃすごい。期待に胸ふくらみます。

さとうきび畑を走りぬけ、
緑をトンネルをくぐると、
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あっ・・・!
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ちょっと待てよ。
ああ、おれはこういう風景が見たかったんだ。
 よなは
与那覇前浜
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あー、もう完全にアレですね。
頭ン中で曲流れてますね。
世界名作劇場「ふしぎな島のフローネ」の主題歌が。
だってこの光景そのものでしょう。
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フローネいるし。
「潮風をほほにうけ 裸足でかけてく」
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この場所から離れたくなくなって、
30分ほどずっとこうして海をながめていました。
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すると、頭上を着陸機が。
宮古島来るとき飛行機からみた風景はここだったのか。
対岸の島は来間島です。
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(↑沖縄限定というワードにはかっらきし弱い。ガーデンシークワーサー・ティー。まっ、よーするにレモンティーみたいなかんじ)

【まいぱり 熱帯果樹園】
ビーチから走り出すと、すぐにバイクでを停めてしまう。
植物園はよくあるけど、果樹園ってのはめずらしいな!
と思って700円払って入ってみるが、いまの季節はパイナップルもマンゴーもバナナすら実ってなくて、え、常夏なのに?ガッカリな結果になりましたってことをトホホな写真2枚をひとくくりにして報告させていただきます。
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そこからすぐ先。
【入江湾展望台】
干満差で海水の流れが速くなる。
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(↑流れの速い場所で女性がキャスティングしていた)

そこからすぐ先。
名もない入江。
うおッ!完全にアレですよ。
「紅の豚」のポルコ・ロッソのアジトですよ。
いいなー。ここ欲しい。全体的にほしい。
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(↑バイクが疾走してくる。おもわず一枚パチリ)

こんなふうに、宮古島は絶景が多くて足どめされて、なかなか前にすすみません。
ちなみに地図にするとこんな感じ。
赤いやじるしが、いま走ってるところ。
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(↑ドイツ村が見えたら、そこがシギラ・リゾート。)

漁港があったので、入ってみる。
ホテル・リゾートの裏面らしい。
建物がいくつもあるが、おれが泊まるホテルはどれなんだろう。
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(↑あそこに見えるの、まさかのプライベート・ビーチ)

丘の上まであがって、リゾートの全景を見渡す。
あとで聞いたけど、敷地面積は十万坪だか百万坪だかだそうで、
そんなん言われても、ピンとこない。
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で、なんでチェックインもせずにこんなふうにグズグズしてるのかといいますと、

いったんバイクを返却しに行くんです。

島の中央部をひた走り、
あ、左手にみえるのは自衛隊のレーダーサイトですね。駐屯地があるみたいです。
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(↑市街にもどります)

ややこしい話ですが、備忘録として時系列できちんとのこしておきたいので。

「ホテル デ・ラクア」に預かってもらってた荷物を受け取る。
   ↓
レンタル屋でバイクを返却。ちなみに二日間で四千円でした。
   ↓
路線バスで宮古島空港へ。
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空港内にシギラ・リゾートのカウンターがあります。
そこからシャトルバスが往復してまして、さっきバイクで行った場所にこんどはバスで行くわけです。馬鹿みたいですが、まあ大目にみてください。

到着便のはざまだったので、バスには私ひとり。
運転手さん、
「お一人様でも発車します」
「え、いや」
つぎの名古屋便到着まで待っててもいいですよ。オレひとり運ぶのにガソリン使っちゃもったいないでしょう。
ついつい貧乏性まるだしになってしまう。
基本的に私には高級リゾートに泊まる資質などない。
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(↑チェックインをすませると(敷地がひろいのでいろいろ煩瑣なせいかかなり時間がかかる)、部屋は4階)

おっ!
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おおーーーッ!!
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オーシャンビュー!
これがほんとのオーシャンビュー!
こういうところに泊まりたかったんだよ!
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じつはこの部屋、予約時よりグレードアップさせてもらってます。
なみじゃこの部屋は泊まれないみたい。
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ホテル ブリーズ ベイ マリーナ
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このリゾートの難儀な点は、
十万坪だか百万坪だかのせいで、
メシを食うにも温泉に入るにも、
わざわざマイクロバスで行かねばならんところ。
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(↑さっそく温泉に入りにいく)

まずは温泉プールから。
ええ、プールがあるんです。
ちょっと寒かったですが。
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(↑かわって露天風呂のほうを。見た目はプールとあまりかわんない?)
温室に咲くような熱帯の赤い花々にかこまれ、ああ入浴料金1,300円はこの風景にはらってんるんだなと合点がいきました。

さて、夜の食事はリゾート内に点在するレストランで。
予約が必要です。
私は馬鹿だから予約してきませんでした。
なんとかなるやろ、と。
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で、チェックイン時にどこか空席があれば放り込んでもらおうと。
すると、五千円の会席があったので、即決しました。
「BBQはいかがですか?」とすすめられましたが、「あの人ひとりでBBQやってるー、ウケルー」とかうしろ指さされそうなので。もうとっくにうしろ指さされてる人生かもしれませんが。あと、今から考えると、地中海料理の店があったけど悪くなかったかもなー。
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(↑これが「ラフテー」。なんだかんだで毎日ラフテー食べてました。ただの「豚の角煮」じゃなしに、皮の部分をものすごくおいしくいただく料理)

泡盛頼もうと思ったら、
おっとっと、ちょっとまてよ。
1,200円で飲み放題があるじゃないですか。
じゃあ、これとこれをグラスでと頼もうとしたら、
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(↑「飲み放題はセルフとなっております」)

うひょーーーーッ!!
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コレイイヨ!

アラカルト「宮古牛の煮込み」は追加オーダーで。
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(↑シメのご飯は宮古の炊き込みご飯、「じゅーしー」。そして宮古そば。けっきょく最初から最後まで宮古そば出てきた)

宴もたけなわ、三線(サンシン)の生ライブがはじまります。
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こうして宮古島さいごの夜がふけていきます。

  *  *  *  *

翌朝。
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朝食をいただいたら、わたしの旅もおわりを告げようとしています。
・・・と、いつもならそうなるのですが、
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フッフッフッ・・・。
オレの旅はまだまだ終わりませんよ。
今回の旅はおまけつきですよ。

じゃーん!
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竿とリール持ってきました!
これで飛行機乗りました!
(自分用メモ:竿は仕舞い寸法(竿を畳んだときの長さ)が50cm。60以下であれば手荷物でいける。ただし保安検査でめっちゃ言われる。でもANAの「機内持込手荷物」の札みせたら案外すんなり通れる)

だってホテルの前がこんなきれいな海なんですよ。
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いちど碧い海で釣りがしたかった。
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さあ、碧い珊瑚礁にむかってフルキャスト!
アハハ・・、へっぴり腰がバレますが。
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まあ、こういう感じで。
わたしの旅は。

ごらんなっていただいたみなさまには感謝。
ありがとうございました。
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またお会いしましょう。

   *  *  *  *

(自分用メモ)
かぶっていた帽子が風で飛ばされる。
だから上の写真は帽子かぶっていない。
宮古の海にささぐ。

Posted at 2021/01/10 18:24:19 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2021年01月01日 イイね!

ランウェイ 17エンド【下地島】

ランウェイ 17エンド【下地島】南の島で

新年を迎えました。

宮古島 2日目。

令和3年 元旦。
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ホテルの朝食ビュッフェに
おせちがあるのがうれしい。
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(↑盛り付け例。おせちはいろどりゆたかでイイんだけど、正直そんなにおいしいもんじゃない)

いっぽう地元の名物料理も、こんなに盛りだくさん。ウッシッシ。
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(↑色は地味だけど、味はグー。左にアグー豚の炒めたのあるんだけど、さすがに宮古のひとも朝からアグー豚食べんよな)

お味噌汁がないかわりに、宮古そばがある。
まるで宮古のひとは、宮古そばがお味噌汁がわりですと言わんばかりに。
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(↑だいぶお腹いっぱいだが、カレーは別腹)

宮古島の元旦。
おっ、天気よさそうじゃない?
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バイクを借りに行きます。
じつはきのうレンタルバイクのお店、2軒あたって2軒とも断られた。
一軒は元旦休みでもう一軒は予約いっぱいです、と。
3軒目に電話すると、そこも元旦休み!
ところが、
「お客さんならあけますよ」
もう藁をもすがるいきおいで、お願いします。朝9時に参りますんで。
というわけで、朝から宮古島の街並みを歩いています。
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ホテルから20分。
ところが地図が示す場所にはヘアサロンがあるだけで、レンタルバイクの店などない。
しばらくあたりをウロウロしてみても、店どころか看板の影もカタチも見あたらない。
(おいおい・・・)
思い余って電話してみると、ヘアサロンの中から赤いスカジャン姿の金髪の中年男性が飛び出してきて、
「あ、わかりました?」
「わかんないよ!」
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今回お借りしたバイクがコチラ。

ホンダ・ジョーカー(1988年~98年製造)
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店主から、
「貴重な車体なのでくれぐれも事故らないでください」
と、強く念を押される。
不吉なフラグを立てるのはやめていただきたい。

ハンドルがチョッパー(あってる?)になってて、運転しにくい。
グリップも硬く、ちょっとひねるだけで、
「ぶおおーッ!」
とエンジンが回ってかなりあわてる。
店主に向かって、思わずさけぶ。
「ピーキーだな!このバイク!」
映画「AKIRA」の金田の名台詞を、南の楽園・宮古島で吐くことになろうとは。
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しかもこのバイク、燃料計がない。
不安要素が洪水のように押し寄せる。
おまけに後輪タイヤが丸ボウズで、制限速度でもうかつに後輪ブレーキいっぱいかけると、
(おわッ!?)
ズリリーーッと、すごいスリップして冷や汗かいた。
やばい。気を付けないとこのバイク、ぜったい事故る。
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で、最後に、走りだしたらやたらエンジンがうるさい。
(エエッ!?)
2ストか。これが2ストローク・エンジンか。
夜中に近所走ったら迷惑なやつだ。

これでオレは宮古島を駆け巡るのか。
(えらいバイクを相棒にしてしまった)
やれやれ面倒なことになったと頭をかかえる反面、顔のニヤニヤも止まりませんでした。

伊良部大橋
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宮古島と伊良部島をむすぶ、
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日本でもトップランキングでうつくしい橋。
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米フロリダだっけ?にあるような橋を日本でも楽しめる、唯一無二の場所。
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うひょーーッ!!
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見て、みて!
コーラル・シー!
コーラル・シー!!
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うわー、たまらん。
この橋だけでも宮古島くる価値あるわ。
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釣りやってる人がいる。
なに釣れるんだろう。
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こんなとこ、オープンカーで走ったらたまらんですぜ。
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【渡口の浜】
伊良部島に入ってすぐ。
宮古島エリアでも有数の海水浴場。
うつくしい砂浜がひろがる。
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そこからすぐ、伊良部島→下地島に入る。
ほんのわずかな距離で島から島へ。
下地島空港のまわりをグルッとまわると、
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17END
滑走路にそって走ると駐車場があり、
ここからは徒歩で。
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・・・みんカラで、東京の花撮り名人のみん友さんがかつてここを訪れている。
(あっ)
と思いました。
ほんとうに行けるんだ。あるとは聞いていたが。
そこから私の旅の計画ははじまりました。

滑走路の先まで歩いていけるなんて日本ではここしかない。
海上に誘導灯がならぶ風景をぜひこの目で。

なによりここはアニメの聖地巡礼なのです。
「ストラトス・フォー」(2003年)
という作品の舞台。
オレこのOP主題歌がすきでしてねー。

ですからここにくるのは、よほどのマニアックな人たちで誰もいないと思ってました。
ところが、大勢の観光客がいてちょっとビックリ。

あれだ。みえた。
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the Runway ONE-SEVEN End
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うわ、とうとうここまでやってきた。
なんか、感無量です。
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(ちなみに「17エンド」とは「17番滑走路の端」の意味。17番はナンバリングではなく、北に対しての滑走路の方位を表す。だからセブンティーンではなく、ワン・セブン。たとえば着陸管制の場合、「クリアフォー・ランド・ランウェイ・ワン・セブン」となる。航空管制用語はだいたいで)

しばらく待ってると、11時35分発の関空便が飛び立つ。
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エアバスなどの最近の双発ジェットは短距離で離陸するから、
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あっというまに高度を上げてしまう。
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だからダイナミックさに欠ける。
そもそもここは着陸風景こそがダイナミックなのだ。
だが北風が吹いてしまったので仕方がない。
大坂・伊丹の土手みたくならなかったことが惜しい。
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これにて撤収する。

【通り池】
有名な観光スポットなので寄ってみたが、
うーん、こんなもんかあ。
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そこから下地島の島内を走り、伊良部島へもどる。
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元旦から営業してくれてるお店をみつけた。
住宅地のまちかどにポンとあった。
【食彩亭 むつ美】
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メニューをみると、おっ、
宮古牛のハンバーグなんてのがあるな。
これは頼むしかないな。
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(↑さんぴん茶をたのむ。海は風が強くて、喉が渇いた)

おっ、キタキタ!
うほっ、うまそー。
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「ご飯はじゅーしーに変更できます」って、
「じゅーしー」ってなに?って聞いたら、
宮古の炊き込みご飯ですって。
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(↑お味噌汁がわりに宮古そばが。だから私がはじめに申したでしょう。宮古島ではうかうかしてると毎日どころか毎食宮古そばが出てくると)

【池間大橋】
池間島にも行ったんですが、とくになんにもなかったので、この写真一枚だけ。
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【夜の部】
ここでチョット時間を飛ばして、夜の話。

昨夜は19時半で店を追い出されたので、今夜は途中で追い出されない店をえらびたい。

ホテルから近くで、雰囲気のいい店をみつけた。
『一魚一会』
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まずはオリオンビールを一杯。
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メニューをみて、んんっ!?
地元産のマグロってのがあるな。
宮古島ではお造りは期待してなかったのだが、
地元産の魚介が味わえるなら、置いておくという選択肢はないな。
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『宮古島産まぐろ刺身』
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どうやら、このお店は活魚もイケるらしい。
それじゃ「本日のおすすめ」というのにも、食指をのばしてよさそうだな!

『真鯛の昆布〆』
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『島らっきょうの天ぷら』をたのんでみた。
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(↑ポン酢をかけていただく)
らっきょうというからには、酸っぱいものを舌の上にのせる覚悟をきめていたが、予想に反して「ほんのりあまい」。

泡盛古酒はどれにしようか。
よーし、『琉球王朝 特選古酒』をいただこう!
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やっぱチャンプルーも食べないとなー。
『島豆腐のチャンプルー』をチョイス。
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こうして宮古島二日目の夜がふけていきます。
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・・・さてここで遅ればせながら、
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新春のお慶びを申し上げますとともに、
みなさまの健康と往来安全を祈って。
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次回はラストオーダー。
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高級リゾートに泊まります。

ご期待ください。
Posted at 2021/01/09 19:04:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月31日 イイね!

南の島へゴー【宮古島】

南の島へゴー【宮古島】今回の旅は

飛行機です。

宮古島へ行きます。

大みそか。
最寄りのきのくに線「藤並駅」より電車に乗って、
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関西国際空港へ。
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そして今日も私は旅に出る。
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今回は穴。
ANAに乗ります。
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まえに熊本行ったときジェットスター乗ったけど、そんときすんごいフライトが遅延して。
目的地についても、撮影時間が間に合わなくて。
あのとき思いましたもん。
LCCはもうこりごりですわ。
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今回の旅は宮古島。
昨年は石垣島だったから、今回はそのお隣という安易な考えです。
いやもう、南の島であたたかいところなら、あと泡盛古酒がのめるなら、天国に近ければどこへだっていいです。
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うちを出たのが朝7時。
私にしてはめずらしく朝食をとってない。
もう腹がへって、マクドナルドで「グラコロ」とコーヒーを。
グラコロも20年ぶりだなー。
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あ、そうそう。
ついでにこの話もさせてもらおう。
直接関係ないんだけど、旅の直前に買ったモノ。
サイフ買いました。
ボロボロの使ってたのがみっともなくて。
やっと買いました。アマゾンで。
イタリアン・レザーですってよ、イタリアン・レザー!
アルファロメオ乗りだけに!!
alt(↑希望すればネームを刺繍してくれる。本名じゃなしに、みんカラのネームでやってもらった。やっぱ馬鹿ですな)

サイフの話はおいといて、
いよいよ搭乗です。
おおっ、エアバスA321機にはタッチパネルがついてるのか!こりゃあ、イイ!
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ただし、内容がショボい。
映画が洋画がたった2本だけというお粗末さ。
ドラマもあるけど。「孤独のグルメ」シーズン7は先日公式動画で見たなあ。
あと、雑誌や漫画も読めます。
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座席は19K。特等席をあらかじめ指定した。
ただし、私の左手2席は空いている。
全体的に搭乗率も7割といったかんじ。
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タキシング開始。滑走路は24Lか。
荒天なのに南風吹いてるんだな。
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ターボファンエンジンがうなりをあげ、
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離陸。
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耳をつんざくような轟音とともに上昇を続け、
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あっという間に雲の上にでる。
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機内サービスはコーヒーを。
ほんとはビールでも飲みたい気分だったが、アルコール類はないみたいなので。
国内線にはなかったっけ?
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タッチパネルは前方カメラの映像のほか、このようなフライト画面など楽しめます。
高度3万2千ft。
それにしても、マイル表示が陸マイル(1.6km)なのがいただけない。
ノーティカルマイル(海里。1.8km)でしょ、ふつー。
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2時間半の快適なフライトで、宮古島につく。
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いったん空港上空をフライパスし、Uターン。
碧い珊瑚礁がみえる。
ここがどこだか、このときは不明でしたが次々回のブログで判明いたします。
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田畑がみえる。
これが宮古島かあー。
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いきおいよく、タッチダウン!
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無事着いた。
よかった。ガラスに雨粒ついてない。
事前に機長がアナウンスで、
「宮古島の気温は12℃。弱い雨が降っています」
と言っていたが、
弱い雨というのがいいね。希望が持てて。
小雨降ってると言われたらションボリするもんね。
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宮古島空港のようす。
にぎわっているようにも見える。
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ホテルのチェックイン時間には、いくらなんでも早すぎます。
お土産屋さん立ち並ぶ2階フロアで、ゆっくりお昼でもいただくとしますか。
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『レストラン ぱいぱいのむら』
南国ムードたっぷりの店内。
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(※ぱいぱいとは、すばらしいとか、よく似合うの意だそうで)

さっそくだけど、「宮古そば」でも頼んでみるかー。
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『宮古そば』
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(↑大みそかだけど、年越しそばはもうこれでいいよね)

セットで頼んだので、お稲荷さんがつく。
母がお稲荷さん好きだったなーと、お稲荷さん頼むとそのことを思い出す。
が、私自身あまりお稲荷さんは好きではない。
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メニューを裏返すと、泡盛がある。
まてまて。夜まで我慢せい。
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時間はたっぷりあるので、路線バスが来るのを空港のそとでゆったり待っている。
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【路線バス超絶空ぶり事件】

しばらく待つと、バスがやってくる。
目的地は「平良(ひらら)」。市役所のほうなのだが・・・。
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が、このバスは市役所のほうには行かないという。
あれ?時間通りにきたけどちがうの?
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さらにもう1台バスがくる。
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これもちがうらしい。
「路線バスと勘違いしてないですか?」
バスの運転手に上の男性がそう言われてるのがきこえた。
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またきた。こんどはまちがいないだろう。
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と思ったら、これもちがうらしい。
(おいおい・・・)
私の背後にもうひとり、富山からきたという若い女性がいたが、思わず3人で顔を見合わせる。
14時35分のバスを14時35分に待っていて、やってくるのは17分のバスとはいったいぜんたいどういうことだろう。
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だが、このバスもいちおう市役所を通るというので、3人とも勇んで乗車する。
35分のバスを待ってたって、いつまで待っても来やしない。
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市役所でバスを降り、そこからテクテク歩いて行く。
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去年行った石垣島より都会かなあとか、考えながら。
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ホテルに到着。
『ホテル デ ラクア』
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ここで2泊する予定。(全体的には3泊4日です)
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ベランダに出ると、うおッ!
ギリギリ、オーシャンビューだな!
マジでギリギリだけどね!
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外で食事のまえに、ひとっ風呂入りましょう。
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ところが、いくら待ってもお湯がでない。

むかしの、タイやインドでの過酷な旅が脳裏をかすめる。
いや、いくら離島でもここは日本ですよ。
出ないってことはないでしょ。

そういえば、ベランダに出たときなにやら給湯器があったような。
(まさか・・・!?)
やっぱありました、種火つけるスイッチ。
そりゃ水しかでないわけだ。
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けったいなホテルだな!と思ったが、
ここのお風呂のいいとこは、洗面器があるところ。
ふつーの家のお風呂みたいですな!
おれ、ユニットバス嫌いなんすよ。
洗面器ないから。
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さて、灯もともしごろ、ホテル近くの一軒の店に入ります。
『うまりづま』
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開店とほぼ同時に入ると、
「19時半に三線(サンシン)のライブやるので予約でいっぱいなので、それまででいいですか?」
と言われたので、
(1時間半あれば大丈夫デショ)
とOKした。

ますはビールで喉をしめらせたい。
『島ビール てぃだ』
というのがあったので、頼んでみる。
フルーティーというより、なんだか黒ビール飲んでるみたい。
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(↑お通しが宮古そば。ちなみに宮古島ではうかうかしてると毎日宮古そばを食べることになるので注意が必要となる)

さあて、なにを頼もうか。
目についたものから順に頼んでみるか。
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『ラフテー』に、
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『ミミガーのポン酢』に、
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『宮古名産 伊良部島産 カツオの塩辛』
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泡盛古酒(クースー)はどれにしようか。
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『豊年 古酒(35度)』
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うーん、コレコレ!
やっぱうまいぜ!

『もずくの天ぷら』
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見た目はアレだが、風味はよい。
ほかのお客さんもみんな頼んでいるかんじ。

泡盛古酒も追加しよう。

『華翁 古酒(35度)』
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これもいいな!
クースー独特のゆたかな味わいがひろがる。

せっかくだから、ふだん食べないような贅沢なモン、いってみようか。
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ちょっと、調子にのってみた。
『宮古牛 炙り握り』
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う、うまいぜ、ちくしょう・・・。
いい肉は心まで満たしてくれる。

で、19時半になると約束どおり店を追い出されます。
けっこうお金つかったのに。
19時すぎると、ラストオーダーを宣告されたり、おもむろに伝票おかれたりで。
そんな仕打ちに愚痴もこぼさず、
だまって店を後にする。
哀しい男のひとり旅。
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気分なおしに、やっぱ年越しそば食べようっと!
ゲンをかつがないと、オレみたいに転職したり人生変わっちゃったりするかもよ。
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年越しに「ゆるキャン△」でも見ながら!
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さてはじまりました、宮古島の旅。
次回は、ぜひとも行きたかったアノ場所へ。

バイクで!

ご期待ください。

Posted at 2021/01/04 16:23:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月21日 イイね!

北アルプス・唐松岳に挑む

北アルプス・唐松岳に挑む【今回の旅程】
20日 和歌山→長野・白馬村
21日 唐松岳
22日 和歌山に帰る

【前回のあらすじ】
ホテルで優雅に朝メシ食ってたら、もう8時。

  *  *  *

ホテルの前を、登山姿の人たちがどんどん通りすぎていく。
やばいヤバイ!おれも急いで出発しないと!
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天気よ、たのむから晴れてくれよ。
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橋を渡って右に行くと、ゴンドラ乗り場がある。
ホテルのフロントでおしえてもらった通りに歩く。
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その先で、
んん!?ちょっと待てよ。
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ぐわーッ!乗り場で行列できてる!
ヤバイってこれ!
シマッタ!やはり8時だと遅すぎるのか。
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と思ったら、コレ切符売り場の行列で、
前売り券を持ってる人は並ばなくていいという。
やった!おれ持ってるわ。
きのう、ホテルのフロントで買ったんすよ。
ふつうに買うより300円安いので。
まじ助かった!
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↑で、コチラがゴンドラ乗り場の行列。
なんか目の前に、アルファロメオの広告がデカデカとあるんですが。
アレですかね。アルファロメオ乗ってきたオレは、優先して乗せてもらえないですかね。

これがゴンドラかあー。
ホテルのフロントでゴンドラってきいたとき、何だろうと思ったが。
たしかにロープウェイじゃなしにゴンドラだわ。
これに8時に乗ったら、唐松岳登って午後3時はもどって来れるという。
これもホテルのフロントからの情報。
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↑となりは切符を買いもとめる行列。
以前としてすごい並んでいる。
100人くらいいるんじゃないのか。
しかも遅々として進んでない。
うへー、これはけるのに1時間以上かかるんじゃないか。

しばらく待つうちに、ゴンドラの順番がやってくる。
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↑ゴンドラは、背中合わせで二人掛けで4人乗り。
私はひとりで乗せられる。
つまり、フルで4人乗せられるところを、ひとりしか乗せない。
このことが、最後に非常事態を招く結果となりますが、
神でない私に知るうべくもありません。
のちにわが身に降りかかる惨事など、このとき夢想だにできませんでした。

雲にむかって上がっていく。
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↑ふりかえれば、白馬村の展望がひろがる。

「うさぎ平」というところに到着。
白馬村が海抜700mくらいだから、いっきに700m上ってきたことなる。
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↑間髪いれずに、つぎのリフト乗り場へ。

リフトの名称を「アルペンクワッドリフト」というらしいが、
名前などいまはどうでもいい気分。
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雲の中をゆく。
おいおい、天気やばいんじゃないか?
それと、静かすぎてちょっとコワい。
支柱のプーリーが回転するゴロンゴロンという単調な音だけが、鼓膜にひびく。
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↑乗り場が見えると、ちょっと安心する。

「黒菱平」というところに到着。
標高1,680m。
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ここからまだリフトに乗らなければならない。
この白馬・八方尾根(はっぽうおね)は、そうやすやすと唐松岳への登山をはじめさせてくれないのである。

こんどのリフトは「グラート・クワッド」というらしい。
もう面倒だから名前なんて、「リフト1号、2号」でええやん。
だいたい、「クワッド」ってなんだ。
ですが、この光景をみて、はたと気づきました。
クワッドは、クワトロ。
ああ、4人乗りって意味か!
やっとわかったわ。
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↑ひたすら雲の中を行きます。
あの世へ直行してる気分だ。

八方池山荘」に到着!
標高がわからないが、手元の時計では1,800mくらい?
青空が見えて、気分も晴れやかに。
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↑右の建物がトイレになってます。ありがたや。

モンベルの登山ザックとNikonをパチリ。
現在時刻、8時47分!
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吉幾三!
ここから唐松岳に挑む!
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と思ったら、足元に白いちいさな花をみつける。
山野草だ。
「コウメバチソウ」かな。あとでかなり調べたけど、正確なところはちょっとわかんない。
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↑ふりかえって、一枚。
この写真を、のちのためによくおぼえていただきたい。

その先で、三脚にスマホをたて、タイムラプスをやってる人がいる。
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↑福井からきたというその人は、こんなふうに雲の流れを撮りたいらしい。
ちなみに東北ぽいアクセントなので東北の方ですか?ときいたら「福井です」。
あてずっぽうで聞いて、すみません。
唐松岳には登らないという。これを撮りき来たからだ。
(そういうのもアリだな)
と思って、すっかり話し込んだのがあとでえらいことになる。
体感で15分くらいだったか。でも、もうすこし待っていれば、
(もっと青空が広がるんじゃないか)
と過度に期待したのがまちがいだったかもしれない。そんな感じで、ここでグズグズして。でも、無理もない。ホテルのフロントの話じゃ、午後3時には戻ってこれるはずなんだから。

あ、そうそう。
今回のために新しい装備を。
福井のひとに撮ってもらった。
カメラホルダー。
盆休みに行った北アルプス・西穂独標で使ってる人がいて、
(いいなあ。あれ買おう)
と思い、アマゾンで3千円くらいのをえらんでみた。
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で、使用した感想。
はじめは、(いいなあ、コレ)と思ったが、しばらくすると胸があたって痛い。なんだその感想は。いやふだん、ここが痛くなることないからねー。
あと、カメラのあまりの重さに耐えかね、ザックのベルトがおかしなことに。
結論。あんまし使えん。

 
さあ、リフトから上がってくる人も増えたし、そろそろ行くか!
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↑ちょっと登っただけで、雲のなかに入ってしまう。

最初のチェックポイント。
「石神井(しゃくじい)ケルン」に着く。
相変わらず雲のなか。
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↑(中段)その先、白馬村村営のトイレがある。写真だとちょっとわかりづらいが。貴重なトイレ、ありがたく使わせていただく。
(下段)トイレの前はちょっとした休憩場所になっている。そこからの眺め。登山者が列をなしているのがわかる。

そこからすぐ先。
八方(はっぽう)ケルン」に着く。
じつは上の写真でも拡大すると確認できる。
どうでもいいことだが、このケルンは人の顔にみえて仕方がない。
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風はなく、ほぼ無風。
気温摂氏16℃くらい。
だが、人によって汗ばむほど。
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八方ケルンからその先の風景。
まだ道は遠い。
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ちょっと登ってふりかえる。
右にかすかに見えるは白馬村。
拡大すれば村営トイレまで、いままで登ってきた道が確認できる。
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↑登山者の服装に注目。半袖から厚着までさまざま。

ケルンをすぎてそのすぐ先。
絶景で有名な「八方池」に到着!
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これが噂できいた八方池か!
たしかにすごい。
目の前の風景に現実感がなく、なんかこう、天国のようなところ。
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噂にきいたといっても、知ったのはたった一ヶ月まえ。
唐松岳という山の名前も、そしてそこに美しい池があることも。
みん友さんのウラッドピットさんに、ブログのコメントのやりとりでおそわったのがキッカケ。

知ってその一ヶ月後にはもう山に登るというのも、さいきん登山にハマっているとはいえ、いささか狂気じみていると思われても仕方がない。
 
ですが、いまの自分は絶景のためなら多少の労苦は厭わないのです。

場所をかえて、もう一枚。
雲がながれ、神々の山嶺があらわれる。
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多少の労苦、と言いましたが今回はちょっとキツかった。

私は今回、体力と気力の限界まで挑戦してしまいました。


八方池があまりにきれいなので、のんびりしてしまった。
唐松岳に急がねば。
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↑八方池ではこのあと晴れるか、と思ったがごらんのとおり。
ふたたび雲の中へ入っていく。

このような光景に3度ほどでくわす。
あの稜線を越えてもおなじ似たような稜線があらわれる。
現在12時20分。
登りはじめて3時間がたつが、なかなか唐松岳につかない。
ここで疲労をおぼえる。
なかには元気にトレイルランやってる人もいるというのに。
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とうとうたまりかねて、この写真のあと下ってきた団体さんにきいてみる。
「山小屋まであとどれくらいですか?」
すると、
「まだまだだよ!」
と、首を振って大笑いされた。
「まだ1時間半はかかるよ」
「エエーーッ!?」
3時間登ってきて、まだそんなにあるのか。

とたんに帰りのリフトの時間が気になりだす。
たしか、16時40分が最終だとかいってたが、まさかほんとにそんな早い時間に営業終了しないよな?そもそもそれまでに戻れるよな?
疲労困憊のアタマで必死に計算を繰り返す。

そこへ、単身女子が下りてくる。
ふだん女性には声をかけたりしないようにしてるが。キモがられるのがわかってるので。
今回は目が合ったので声をかけてみる。

さっきとおなじく山小屋までどれくらいかたずねると、どうにも要領をえない。
すると、山小屋も唐松岳にもたどりついてないという。
(いったい、どうして?)
彼女が言うには、
「この先すれ違い渋滞があって」
登るひと下りる人とが険悪なムードで、なかには怒声を放つひともいて、怖くて引き返したのだという。
(おいおい・・)
そんなにやばい状況なのか。この先は。

唐松岳への登山道は、危険な岩場はない。
おなじ北アルプスでも、西穂高岳やその先の奥穂高岳のような急峻な岩峰が連ねてるわけでもなく、滑落の危険もない。
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ただし、やたらと遠い。
歩いても歩いても着かない。(個人差があります)
もうしんどくて、ゼエゼエハーハー息を切らしてひたすら登る。

とつぜん稜線か鞍部みたいな場所にでる。
12時42分。
ふいに視界がひらける。
なんと左手に山小屋がある。
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眼の前に、唐松岳が悠然とそびえ立つ。
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あまりの光景に、思わず周囲のひとに、
「あれは唐松岳ですか?」
などと間抜けたことをきいてしまう。
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あれか。
あれが神々の頂きか。
なんと、まだあんなにあるのか。

チクショー!
行ったらあーッ!

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途中、ふりかえる。
唐松岳頂上山荘」がカッコよく見える位置。
写真の右手、晴れていれば後立山連峰がみえるはずだがカメラをむけてもただ真っ白い風景なので、これしか撮るものがない。
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やっとで、登頂成功!
『くぅ~、母ちゃん、ちゅかれたよ~』
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なぜか付近にもう一本、標柱が立っていたのでおなじポーズで、
『ちゅかれたよ~』
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すると、これを真似する人があらわれる。
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一時的にブームを巻き起こす。
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この「うなだれポーズ」(私が言ってるのではなく、上の写真の女性が
命名)が局所的に流行りだす。
山頂では、みなこのように和気あいあいで写真を撮り合っている。
風景がダメだから、みんなほかにやることがないのだ。
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現在時刻!午後1時9分!
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↑標高2,673メートル!(正しくは2,696m)

そうそうに下山を開始する。
さっき山頂でもみんなリフトの時間、午後4時40分を気にしていた。
はじめの予定では、あそこの山小屋で優雅にランチでも、と思っていたが、いまは昼メシどころのさわぎじゃない。はやく山をおりないと。
きょうも昼メシ抜き。二日続けて、ノーランチです。トホホ。
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ほとんど早歩き、あるいは小走りになっている。
みんな数珠つなぎになって、すごいいきおいで下山する。
誰も休憩をとろうしない。
それがなにより事態の深刻さを物語っていた。
 
時折下りの人数が多いための「下り渋滞」か、もしくは今から山小屋へ行く人のための「すれちがい渋滞」がおこり、このように流れが停止する。
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このような状況でも、山野草を撮ることをあきらめるわけには参りません。
半分山野草のための登山でもある気もしてきた。

透き通るようなあざやかな赤い実がなっている。
あとで調べたら、「オオヒョウタンボク」というらしい。
実は有毒。人が食べたら死ぬ。あぶねえ。
あやうく食べるところだった。なんでも食べたがる男です。
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↑「シシウド」だと思うんだが、似たような種類が多くて、ちょっと不明。

これは案内つき。
ミヤマコゴメグサ
おっそろしく小さい。
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さいきん、一目ですっかりわかるようになった。
トリカブトと、
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↑これもわかる。「ツリガネソウ」だ。

こんなふうに写真を撮っていると、どんどん列から遅れてしまう。
ついには、
(自分はいま最後尾ではないか)
置き去りにされるのではないかという気がして、
疲労はすでにピークに達しているが
休むことなく歩き続ける。

膝がどうとか、列の誰彼なしに声がきこえる。
私もトレッキングポールで足腰への負担を減らしてはいるが、
それでも一歩足をおろすたびに
つま先からふくらはぎまでしびれを感じるようになった。

やがて行列が完全に停止してしまう。
午後4時。
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ただの渋滞ではない。
やがて下から、メガホンを持った男があがってくる。
リフトの係員らしい。
これぜんぶ、リフトにならぶ行列なのだという。

はじめのほうで覚えていただいた、白い花の下の写真。
それを撮った位置が、上の写真の列の先あたり。
100人、あるいは200人くらいは並んでいるだろうか。

しばらくすると、遠くからアナウンスがきこえる。
「当リフトは4時40分で営業を終了します」
とのこと。
(おいおい)
冗談だろう。
ここにいる全員、置き去りかよ。
思わずうしろに並んでる男にふりかえる。
新潟からきたという男。たぶん同年代。
さっきから独り言の声がおおきいので、こちらから話かけることはしなかったが、さすがにこの状況下では愚痴や文句をきいてもらいたくなる。
だが、その男も冷静だし、まわりにいる人たちも、動じた様子がない。
慣れているのか、訳知りなのか。

その後4時半に、
「特別に営業時間を延長します」
と、やや「延長してやるからありがたくおもえ」的なニュアンスでアナウンスがあり、ほっとするのと同時に、
(あたりまえだ)
置き去りにされてたまるか、と向かっ腹が立ってくる。

腹立ちがおさえきれないまま、リフトへ。
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このあと、もうひとつのリフトも順調だった。

ところが最後のゴンドラで思わぬことが。
乗り場にすごい行列ができてる!
うさぎ平というテラスに二重、三重に列がのび、丘のうえまで。
300人はいるんじゃないか。

(もう、ダメだ)
おそろしいほどの行列をみて、ガックリ首をうなだれた。
写真はありません。
思い出したら腹が立ってくると思って、撮らなかった。

なにより腹立ちがおさえられなかったのは、列にならぶ寸前に、自販機に飛びついたときのこと。
なにしろ下山途中に水分がつき、なにも補給できずにここまできたのだ。
あったかいコーヒーでも、と思ったら、ぜんぶ「つめた~い」しかなく、泣く泣くつめた~いミルクティーを買った。わたしはこのときほど、「つめた~い」という語感に憎悪をおぼえたことはない。

電波が通じたのでホテルに事情を説明する。
夕食が遅らしてもらうためである。
ホテル側もびっくりしたようで、たとえハイシーズンでもそのような行列は前代未聞、異常事態だという。

このとき午後5時。
やがて日は暮れ、テラスの灯りはリフト乗り場のライトで照らされたのみとなった。
気温もグンと下がり、登山中は薄い長袖だったのが、持ってきた冬用のトレーナーを重ね、さらに防寒にレインウェアを羽織ってしのいだ。

そうして立ちっぱなしはつづき、午後7時。
疲れと寒さで意識もうろうとした状態で、ようやくゴンドラにのり山を下りた。


   *   *   *

温泉で冷えたからだをあっためたあと、
プレミアムモルツで一杯。
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ふぃ~、やれやれ。ひどい目にあった。

サンマと信州雪鱒のサラダ
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しかしこのホテルは、一風変わった料理ばかり出てくるな!
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でもサンマも新鮮で、なぜか料理はどれもうまいのだ。

信州サーモンのソテー 大葉風味
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パスタに目が行きがちですが、
これがサーモンですよん。
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ワインは、昨日頼んだものを再度。
ホルンダーゼクト
バーブ入りのスパークリングワイン。
きのう飲んだとき、オロナミンCの味だと感じたが、勘違いではないのか。
そう思って確認のためにもう一度。
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やはりもう一回飲んでも、オロナミンCの味がする。

メインは、
牛ランプ肉のサンガレイズ風
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ふしぎな味で、どこかふとカレーの風味が香るのだ。
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デザートは、チーズケーキで。
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こうして白馬村二日目の夜が更けていきます。
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   *   *   *

翌朝。

朝食をいただいたら、わたしの旅もおわりです。
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ごらんなっていただいたみなさまには感謝。
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ありがとうございました。
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またお会いしましょう。

   *   *   *
【自分用メモ】
帰りに寄ったのは、駒ケ岳SAと伊吹山SA.
いずれも山の名にちなんだサービスエリアである。
Posted at 2020/10/03 19:04:30 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月20日 イイね!

【北アルプス】ホテル 対岳館【白馬村】

【北アルプス】ホテル 対岳館【白馬村】今回の旅の目的は、登山。

北アルプス・唐松岳

めざして、

長野・白馬村

まいります。


地図にするとこんな感じ。
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和歌山を午前3時に出立。

午前5:40、名神高速・草津PAにて。
早朝といえど、バナナとSA名物「挽きたて珈琲」だけじゃ、腹の虫がグーグー鳴ったので、ちょっと早いが朝食にする。
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↑ただのうどんじゃなしに、「肉うどん」を頼んでみる。べつにふんぱつしたわけじゃなく、なんとなく肉うどんが食べたかったので。

ふだんこの草津PAには立ち寄らない。
個人的に禁忌(タブー)だったんです。
ここのサービスエリア、本線への出口に新名神に入るジャンクションあるでしょう。
はじめて利用したとき、本線にもどろうとして、あやうく新名神に入りかけて。
なんでこんな錯誤しやすい設計するかな。
逆走をうんぬん問題視するまえに、PAの設計を全面的に見直すべきだとおもう。

中央道から諏訪湖の手前で長野自動車道へ。
安曇野で下ります。
今回知ったんですけど、高速このままのってると長野市に行くんですよね。白馬村に行くには安曇野で下りなきゃならないですよね。長野市なんて、善光寺しかないのに。(←偏見) 白馬村にも、あと黒部ダムで通る大町方面にも高速通しておけばよかったのに。(すみません。最近自分の都合のいいようにしか考えてなくて)

安曇野で下りたら、ぜひ立ち寄りたい名所があります。

大王わさび農場
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↑豊富な湧き水がわさび田をうるおし、

湧き水飲み放題。
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清冽かつ豊富な地下水がこんこんと湧出する安曇野では、
ときとしてこのような幻想的な光景を生み出す。

安曇野“水”紀行 ~水と緑の生まれる地で~
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR/
60mm/f4(1/60秒)/PLフィルター
↑左にあるのが、名物の水車。わかりにくいが、3連水車のうちのひとつ。

私、4年前の2016年にもこの場所を訪れたんです。
もういちど、おなじ場所でおなじ写真が撮りたくて。
今回特別に立ち寄りました。
ふだん、おなじとこ2回も行かないんですけどね。
4年前とどれくらい写真が変わったかなあって。

前回とのちがいは、
①当時はシグマの70-200の望遠レンズ買ったばかりで使いたくって。でも、よく考えたら風景はおもに標準域ですよね。
②当時は持ってなかった「PLフィルター」を今回使用。白飛びが完全におさえられて緑あざやか、水面の描写力も格段にアップ!
③前回はあわてて撮ったので、絞りをしぼらずうっかりF値4にしてしまい、あとで勉強したら風景写真撮るならやはり絞らないと。でも、さらに研究を深めると、風景でもしっとりキッチリ撮るなら絞って、逆に幻想的に撮るなら絞り開放で撮るんじゃないかと考えるようになった。開放はチトこわいので、今回は前回とおなじf4で。

さて、眼の前の風景に話を戻しますと、
ふたつのカヤックはやがて
二つの川が合流する地点に向かいます。
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おどろくべきことに、こんな至近距離で二つの川が合流してます。
手前が蓼川、むこうが万水(よろずい)川です。
さらにおどろくべきは、手前の蓼川はこれが信じられない話ですが、100%湧き水からなる川なのだそうです。
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マジかよ・・・。スゲエ。
二つの川はやがて犀川で合流し、さらに千曲川となって日本海にそそぐ。
なんかね、もう・・・。感極まって、ため息がでる。
こういうの、すごい好き。
安曇野って、まさに「水の生まれる地」なんです。
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お昼は、ここの名物の「わさび丼」でも。
ドラマ「孤独のグルメ」に登場したメニューを、ここで食べることができるんです。
と思ったら、この行列!
園内のレストラン・そば処はすべて長蛇の列!
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仕方ない。わさび丼は前回食べたし、今回はお昼抜きだ。
ノーランチでフィニッシュです。

  *  *  *  *

そこから北上して、
【木崎湖】と【青木湖】にも立ち寄ります。

位置関係を地図にするとコチラ。
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この木崎湖と青木湖に立ち寄ったのには理由があります。
じつはこれがまた、私がよくやるいつもの聖地巡礼なんですね。

木崎湖
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私の好きな松本清張の作品で、『影の地帯』という推理小説に出てくるんです。
この小説がまた古いんですよ。
昭和39年ごろ、東京オリンピックや東海道新幹線開通の時代の推理小説。
主人公はカメラマン。
事件の謎の追っていくうちに湖に立ち寄る。
湖畔にいると、
「ボチャン!」
という、何者かが湖になにかを投げ入れた水音。
湖面に広がる波紋。
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ここからミステリーの度合いがグッと深まる重要なシーン。
いったい誰が?何の目的で?こんな静かな湖面になにを投げ入れたのか。
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まあ、いまはずっかり観光地化されてますが。
昭和30年代は、湖に物を投げ入れたら目立つくらい、しずかな場所だったんでしょう。

で、主人公が事件を追っていくうち正体がわかる。
湖に投げ入れたのは木箱。
それも、中身はパラフィン詰めにされた人間の・・・。
という、当時としてはかなりセンセーショナルな内容だったのでしょう。
私がこれを読んだのがそれからずいぶんあと。
ですが、10代20代のころの私としては、
(青木湖、木崎湖ってどんなところだろう)
と想像したものです。
いまその念願かなって、ここにいるわけですが、
マジでリゾート地みたいになってますね。
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青木湖
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主人公が何者かに狙撃される場面があるんですけど、こんな感じの場所かなあ。
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まあ今の時代、湖畔から昭和39年ごろの面影をさがそうたって、そうそう見つかりそうにないですが。
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神秘的な(?)ふたつの湖をあとにし、白馬村に向かいます。

   *   *   *   *

で、ちょっと余談なんですが、
木崎湖から青木湖に向かう途中。
アクセルを踏んだ瞬間、木崎湖のほとり、幹線道路ぞいにでっかく「山野草」という文字をみつけ、思わずブレーキに足がかかる。

北アルプス植物園
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ほんとうにこんなところで山野草なんか売ってんのかよ・・・。
半信半疑で中に入ると、
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うわっ!本当にあるわ!
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えっ、ウソっ!?コマクサとかあるの?「乗鞍岳」で咲いてたやつだよ!
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最近この山野草にガゼン関心があって、もしかしてどこかで売ってないかなと思い、先月奥飛騨行ってきたとき、岐阜・高山周辺の「道の駅」や産直販売などあたってみたがどこにもなかったのだ。
まさかこんな木崎湖のほとりにあるなんて!

雪割草もある! これ咲くの?ほんとに咲くの?
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作家・五木寛之似の店主がでてきて、
「来年3月ごろになると咲くよ」
という。
大喜びで、あさっての帰りにくることを約束する。
結局、帰りに上の2種をそれぞれ3鉢づつ買って帰りました。

店主から世話の仕方をおそわると、
・日にあてない。
・水分を絶やさない。
の二点だけで、わりとかんたんらしい。

私はふだん観葉植物とか興味もないが、この山野草だけは特別。
いま、これを書いてるパソコンのとなりにコマクサと雪割草がならんでいます。

   *   *   *   *

さて、長野・白馬村に到着しました。
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駅前から西、山の方角へいく途中でパチリ。

ははあ、あれが有名なスキーのジャンプ台だな。
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白馬村はなぜか道がごちゃごちゃ入りくんでいて、じつはこの時点で道に迷ってます。ははあ、スキージャンプ台だなとか言って、のんきに写真撮ってる場合じゃない。
ホテルはどっちだ?
最後のさいごでドライバーがナビの言うことを信用できなくなったとき、旅はいっそうの混迷をきわめる。

やっとで、ホテルの駐車場に到着!
ふぃ~、やっと着いた。
寄り道やらで13時間かかっちまったい。
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     たいがくかん
ホテル 対岳館
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ホテルにはいると、フロントのわきに
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↑大きなのっぽの古時計が宿泊客を出迎えてくれる。
ここの経営者・館主の当ホテルにたいする思いというのが、感じとれる瞬間である。

そのわきの、これまた極シブのなんともいえない階段をあがって2階へ。、
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部屋はこじんまり。イヤ、ホテルそのもののカッコ良さから比べると、一段落ちたかのよう質素感はぬぐえない。
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↑部屋の窓からのながめ。
よそのホテルがみえる。
さすがにぜいたくに、マウンテンビューとはいかない。

2階にはラウンジとよばれる大広間があり、正面にインテリアの細工をほどこした書棚、両サイドにはスキー関連の品が所せましと飾られている。
ふるいスキー板やなにかの大会のメダル。上村愛子のサインもあった。
ちょうどカメラをかまえたとき、サツキとメイちゃんが走り回って遊んでいた。
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いったん階段を下ります。
手すりの代わりに、お、なんだこりゃ!?
綱引きの綱みたいなのが手すりになっとる。
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↑フロントロビーの正面がパティオ(中庭)なっており、さっきまでちびっ子がハンモックに揺られていたが、カメラを撮りに行ってるあいだにどこかに行ってしまった。

ホテルの玄関にテラス。
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テラスから白馬・八方尾根がみえる。
リフトってこんな感じか。
明日はあそこまで一気に上がるんだな。
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テラスのそばに湧き水があった。
これはうれしい!
湧き水のでるホテルっていうのも、すごいな!
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明日の登山用の水もここで汲めるし、部屋で飲む水もここで!
ウヒヒ・・・、湧き水飲み放題。
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と思ったら、部屋の冷蔵庫に湧き水がサービスで冷やしてあった。
なんだ、あったのか。
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ちなみにホテル内で使用される水はすべて湧き水。
すげえ。湧き水天国だ。

さあ、温泉地に来たんだから、温泉に入らないと!
ここは白馬八方という温泉郷として名高い。
中庭とダイニングのあいだをすり抜けて行くと、
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露天風呂がある。
ふぃ~、極楽ごくらく。
日頃の仕事やらなんやら、いろいろ疲れが癒されるぜ。
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やがて、北アルプスの尾根に日は落ち、
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おたのしみの夕食です。
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まずはプレミアムモルツで喉をうるおす。
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さすがに生ビールはなかったみたい。

サーモンのパロティン カニサラダ包み
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な、なんだこの料理は?
どうやって食べるの。
そもそもパロティンってなに?

外側のサーモンをとってみると、なかにあるのはシーチキン?じゃなくて、これカニだ!
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スズキのグリル ブルーチーズソース
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チーズというより、濃厚なシチューをかけて食ってるみたい。
なんかうまい。

ワインは、「若旦那のお薦め」にしたがってたのんでみた。

スパークリングワインにハーブ(にわとこ。にわとりにあらず)で割ったという、
ホルンダーゼクト
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名前が必殺技みたいで無駄にカッコいい。
味はなんだろう、この味どっかで・・・。
そうだ。オロナミンCの味がする。

仔牛肉のサルティンボッカ
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だからサルティンボッカってなに?
よくわからないが、ハーブの肉巻き料理ってかんじ。

これがうまいのだ。
ワインを追加で頼むくらいに。
ワインがススムくん。
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メインの肉料理がでたのと同時に、おひつのご飯も供される。
(もう、ご飯か)
と思ったが、ふと見るとメニュー表のおさえに、なぜかはじめから飯茶碗がおかれている。
一種異様な光景というか、不思議に思っていた謎はのちに解明される。
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ナイフとフォークで気取って食べると食事に集中できないのがイヤで、サッサとナイフで切ったあと、お箸でバクバクくっていた。我ながら、
(作法もなにもあったもんじゃないな)
と自らを恥じたが、ここではなんとそれで正解だったらしく、あとで聞いたが当ホテルの食事は、
「お箸でたべる洋食」
というのがコンセプトなんだそうだ。
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だから、メインをおかずにご飯食べていいらしい。へえ~。
その考えは、はっきり言ってオレごのみだな。

デザートはチョコレート。
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ちなみにこういう場所で私はひとりで食ってました。
平気です。
これくらい肚をくくっていかないと、世の中渡っていけません。
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こうして、白馬村の夜は更けていきます。
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   *   *   *   *

翌朝。8月21日(月)

ありゃ。
朝からガスってますな。
今日は晴れるかな。
まあ、雨は降らないっていうから大丈夫でしょ。
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朝食をいただく。
朝食は7時から。
山登るんで、はやめにいただきたかったが、7時から。
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和食のほかに、当ホテル自慢のジャム3種(プラム、ブルーベリー、リンゴ)を、
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ライ麦パンでいただいたりもできる。
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うーん、デリシャス!
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イヤイヤイヤ!
優雅にタップリ朝メシ食ってる場合じゃないでしょ!
いまから山に登るんでしょうが。

さあ、このあと怒涛の登山の幕開けです。

次回はいよいよ、唐松岳。

ご期待ください。

Posted at 2020/09/26 19:04:42 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

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