マップランプ連動 LED

マップランプ連動で ETC 車載器の周辺を光るようにしました。
ACC にすれば ETC 車載器に付いている LED が光るのですが、釣りが趣味なもので暗いうちに出発することが多く、ETCカード挿入を忘れないように明る目にしたかったので試しに作業してみました。（ETC車載器周りに明かりが無くて暗いというのが一番の理由ですが）
応用でウェルカムライト連動で何かを光らせる等もできると思いますので、ご参考になさってください。

実物その１です。
ETC 車載器の右側。
5mm の白色 LED を配線して、グルーガンで固定しています。足元なのでグルーガンでも熱で溶けることはないでしょう。
LED の先にはアルミテープを貼り、反射光が少しでも目に入るようにしています。

反対側も同様にして、左右の LED のプラス線とマイナス線をまとめ、2極のカプラにしています。
カプラはエーモンのものがAmazonで 40% オフ程で安売りしていたのでそれを使用。

設計書です。
後で載せますが、ディーラーからインテリアランプシステムの配線図をもらいました。
マップランプをON/OFFしている配線は、ボディ統合ユニットから出て左の Aピラー付け根のコネクタを通り、ルーフの方へと行っているようです。
ということは、ボディ統合ユニット(BIU)を出たあたりの配線から分岐させるのが距離的にも一番良さそう。
で、ボディ統合ユニットはどこかと言うと、どうやら運転席のヒューズボックスと一体化しているようですね。ヤフオクとかで解体品を3千円台で売ってたりしますが・・・

さて、写真のヒューズボックス（BIU）の図は「表から見て裏側のコネクタがどの位置にあるか」を表しているので間違えないでくださいね。

上の設計図にある、BIUの i82 コネクタを外して引っ張り出した写真がこちら。
10ピン(LightBlue)の配線が目的のマップランプコントロールです。
（写真赤丸。既に配線の皮膜を剥いて線を出しています）
ここにスプライスで線を結線して分岐させました。この線が LED のマイナス線になります。
プラス線はのれん分けハーネスの BAT+ から取り、ヒューズを介して LED に接続しています。

なお、i82 コネクタのみ外すのは難しかったので、ヒューズボックス下部のコネクタ2つと i83 も外しています。
（写真ではヒューズボックスを固定しているネジを外していますが、その必要は無いと思います。試行錯誤でやってみただけで、他のコネクタを外せば大丈夫です）

再掲ですが、同コネクタ(i82)にマップランプ以外にフロントドアポケットランプ(29ピン)、アウターミラーフットランプ(30ピン)があります。（いずれもマイナスコントロール線）

i83 コネクタにはラゲッジルームランプのコントロール線がありますが、ラゲッジルームランプはデフォルトで LED ではないので、利用する場合はラゲッジルームランプへ逆流しないように注意が必要です。具体的には、整流ダイオードをラゲッジルームランプへ行く線に噛ませるなど。

インテリアランプシステムの配線図を載せておきます。
（1ページ目は表紙で白紙なので、省略）

配線図2

配線図3

配線図4

配線図5

蛇足ですが、今回の配線作業の作業工程設計