FJ & F4 MASTERS RACE・1

この週末ツインリンクもてぎで開催される「FJ & F4 MASTERS RACE」の取材が今日から本格始動。
午前8時にサーキット入りして、まずはメディア受付を済ませます。

昨日もご紹介したように、このレースはミドルフォーミュラの「F4(Formula 4)」と、ボトムフォーミュラに位置づけられる「Super-FJ」「FJ1600」の、言うなれば"日本一決定戦"。
各シリーズを戦ってきた選手たちにとっては、特に気合いの入る一戦となります。

参加受付に始まる今日のスケジュールから公式なスケジュールも本格始動。
午前中は各カテゴリーともに練習走行が行なわれ、午後から「F4(Formula 4)」は公式予選とセミファイナルレース、「Super-FJ」「FJ1600」は公式予選が行なわれました。

もう少し詳しくご紹介すると、今大会で「F4(Formula 4)」は土曜日に公式予選を行い、その結果をスターティンググリッドに反映させた"セミファイナルレース"を8周で競います。
この結果を受けてスターティンググリッドを配して、明日は15周でファイナルレースという流れになります。

「Super-FJ」と「FJ1600」はA/B/Cの3グループに分けられて、土曜日は公式予選。
この結果をスターティンググリッドに反映させて、日曜日の朝に各グループ5周の決勝第1レグを行い、各グループ上位陣がお昼にA/Bの2グループに分けられて決勝第2レグ。また第1レグの敗者復活戦も開催されます。
第2レグと敗者復活の上位陣が最終的には日曜の午後に10周で競われるファイナルレースへと進出、こうして"日本一ドライバー"が決するという流れです。

今日は当初は撮影＆数人のドライバーにインタビューを予定していました。
しかし今日は好天に恵まれたツインリンクもてぎですが、明日の空模様は予報を見る限り不安定な感じ。
そこで今日は撮影の割合を増やしてコースサイドにいる時間の多い一日となりました。

「F4(Formula 4)」では予選で東日本シリーズのチャンピオン・土屋祐輔選手がポールポジションを獲得。
セミファイナルレースでもスタートから勢い良く飛び出すとレースの主導権をガッチリとキープ。2番手の白坂卓也選手を寄せつけず、予選のおよそ1秒落ちで余裕も残した状態でコンスタントにラップを刻んでいきます。
西日本シリーズ王者の花岡翔太選手は、同じく西日本シリーズ2位の松本武士選手と激しく3番手争いを展開。この攻防を尻目に土屋選手が最後まで独走を続け、まずはセミファイナルレースを制して"F4日本一ドライバー"に一歩近づきました。
　
写真はセミファイナルレース2位の白坂卓也選手。明日のファイナルレースで逆転なるか、注目です。