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イイね!
2009年12月23日

The First Trouble

The First Trouble 東京地方は天候に恵まれた今年最後の祝日。クリスマスイブを前にして、ショッピングモールなどは大いに賑わうことが予想される日です。

そんな中、お昼過ぎに社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0TFSI)で外出。向かったのは以前に一度利用したことがあるDUO系列ディーラーです。

今年の7月に39,155kmを走行した3年落ちのユーズドカー状態で購入した2号機。車検を新規に取得しての納車、あわせて有償の延長保証にも加入しました。
以来、5ヶ月を経てオドメーターの表示は約45,300km。私の手元に来てから約6,000kmを走行、月平均にすると1,200kmほどの利用頻度です。長距離出張用途が主体の1号機(日産フーガ 350XV)に比べると圧倒的に少ない走行距離ですが、これは元々2号機の位置づけが近距離用途を主体としているので、まぁこんなものかというところ。

そんなパサートですが、ここに来てマイナートラブルが発生してしまいました。
そのトラブル箇所とは「パーキングブレーキ」。実はパサートには電気式のパーキングブレーキが備わっているのですが、これがインパネ右のスイッチを押してもONの状態にならないのです。パーキングブレーキをかけられないということなのですが、ミッションがオートマチックなので停車時は「P」レンジに入れればギアが噛み合って機械的にロックされるので不用意に動くような心配はありません。

しかし逆に一旦作動させたパーキングブレーキが解除されなくなる可能性もあるのです。何かの拍子にボタンを押して偶然作動したパーキングブレーキが、再度のボタン操作やオートマチックのセレクター操作をしても解除されなくなったとしたら・・・。これは身動き出来なくなるのでとても厄介です。
そこでディーラーを訪ねるに至った次第。一度、トラブルが発生した際に警告メッセージが表示されたのを確認していますので、ディーラーに行けばダイアグノーシス(自己診断機能)にメモリされている内容を確認することで、トラブル要因を突き止められるという判断です。

前日のうちに電話連絡をした上で訪れたディーラーでは、早速診断装置での検証が行われました。その結果、パーキングブレーキのスイッチに不具合があるとのこと。恐らくは接触不良などでしょうが、部品交換で対応するということになりました。しかし生憎パーツの在庫は無く、後日再び訪問して交換作業を行うということになりました。

2003年のリンカーンLSが世界初かと思いますが、今や電気式のパーキングブレーキはヨーロッパ車では上級車種のみならず普及が進んでいます。レバー式や足踏み式に対してのメリットとしては、まず女性など非力なドライバーでも確実に効果を得られるブレーキをかけられる点にあります。
さらにもう一つのメリットとして、インテリアスペースの効率化があります。大きなレバーやペダルを要さないので省スペース化出来ますし、センターコンソールまわりなどの"一等地"に別の装備などをあてがう事で、より有効にスペースを利用できるようになります。

ちなみにパサートでは電気式パーキングブレーキのほかに、オートホールド機能も備わっています。これはシフトレバー脇のスイッチをONにしておくと、走行中に信号待ちや渋滞などで停車すると、車速0km/hになって以降はブレーキペダルから足を離してもブレーキをかけたままの状態にしてくれるもの。発進のためにアクセルを踏むと即座に解除されますので、市街地でも充分に実用性のある装備です。
ただ気をつけたいのは、オートホールド機能作動中は車にはブレーキがかかっていますが、ブレーキランプは点灯していないということ。特に渋滞や信号待ちの最後尾で停止した場合は、後続車に対する注意喚起のためにも機能を使わずにブレーキペダルを踏んだままで待っていた方が安全でしょう。

日本では比較的信頼性が高い輸入車とされるドイツ製のブランド、フォルクスワーゲン。私自身にとっては初めてのドイツ車ですが、過去にフランスやイタリアの車を乗り継いできた身としては、たとえドイツ製と言ってもトラブルと無縁だとは全く思っていませんでした。
ゆえに手元に来てから初めてのトラブルも、ある意味では"想定の範囲内"。実は購入時にトラブルが起きるとしたらまずは、"パワーウィンドゥ"、"電動リモコンミラー"、"電気式パーキングブレーキ"のいずれかだと思っていたので、予想通りの展開になったのでした。

不幸中の幸いだったのは、訪れたディーラーの対応が非常に良かったこと。迅速かつ的確で気持ちよく店をあとにできました。ついでにエンジンオイルのコンディションも確認しましたが、量の不足も無く、汚れ具合も許容範囲。交換指定は15,000kmまたは1年毎という長めのスパンですが、この調子では来夏までオイル交換をすることはなさそうです。
そうそう、ディーラーは良いのですが、インポーターのレベルが非常に低いのが9年連続で日本市場における輸入車販売ナンバーワンを誇るフォルクスワーゲンの実態なんですよね・・・。
 
ブログ一覧 | フォルクスワーゲンパサート | 日記
Posted at 2009/12/24 16:54:38

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この記事へのコメント

2009年12月24日 22:02
わたしも今夏イグニッションコイル不調で2ヶ交換してもらいました。
インポーターは兎も角、デイラーのサービスは比較的良いようですね。

 
コメントへの返答
2009年12月25日 23:08
ま~、購入の時点で半年以内に"何か"が起きるだろうとは思っていましたが(^^;。
中古ですが比較的手厚い保証が有償ながらついているので、その点は安心です。

近所のディーラーも素早く的確な対応をしてくれるので、安心感倍増ですね。

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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