• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2010年10月23日

日本人のモラル、マナー、常識は何処へ? (2)

日本人のモラル、マナー、常識は何処へ? (2) カレンダーも10月後半に入り、首都圏にお住まいの方などは紅葉見物を目的とした週末のドライブを計画されている方も多いのではないでしょうか。11月になると連休こそないものの祝日が2回ありますし、12月となれば帰省や年末年始の行楽など、なにかとドライブを楽しむ機会も多くなりそうです。

ETC休日特別割引や高速道路の一部無料化実験などにより、ドライブに出かける方の数が増えていることはこのブログでも何度も記してきています。
しかし一方では、2010年10月4日付のエントリでご紹介した報道のように、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、道の駅などで傍若無人な振る舞いをしたり、ルールやマナーを守らない不届き者も増えてしまっているようです。

こうした状況を鑑みて、次のようなニュースが報じられました。

●ブームの車中泊、マナーづくりへ社会実験
YOMIURI ONLINE(読売新聞)  2010年10月23日 13時30分

このような社会実験を行う背景には、やはり記事にもあるように不心得者の存在がありました。記事では「車中泊者が道の駅のトイレで洗濯をして汚したままにしたり、ゴミをポイ捨てするなど、マナーの悪い人が少なくない」と書かれています。

先日のエントリにも書きましたが、私自身全国各地を車で走り回っている中で、各地のサービスエリアやパーキングエリア、道の駅を利用する機会があります。そして、残念ながら記事にあるようにマナーの悪い利用者が増えていることも実感しています。
特に週末や連休にそのような利用者が多くなる印象があります。平日は大型トラックや営業車などの使い慣れている人の利用が多いからか、比較的マナーの守られた利用であるように思えます。これが週末や連休になって“サンデードライバー”と呼ばれる人たちが大挙して押し寄せてくると、その中にマナーの悪い人が目立つように思います。

ただ、そういった人たちは、一見するとごく常識的な普通のファミリーだったりカップルだったりで、遠目から「いかにも・・・」といった感じではないのです。常識的に考えれば子供がポイ捨てなどをすると叱りつけるであろう普通ののお父さんやお母さん、そんな人たちが平気でルールやマナー違反の行為をしていることが目立ちます。

今回の車中泊者に対する実験、地元としてはこれまでに相当な“被害”を受けてきたのではないかと思います。堪忍袋の緒が切れたというか、見過ごせない状況が続いたのでしょう、止むに止まれず実験に踏み切ったのではないかと想像します。
確かに私自身も北海道の道の駅で、キャンピングカーを乗り付けて数台分のスペースを専有している団塊世代風の夫婦を見て呆気に取られたことがあります。連休で比較的混んでいる駐車場を3台分くらい専有して、サイドタープを張ってキャンプ用のテーブルと椅子を出してコーヒーを淹れて飲んでいる姿を見て、なんと無駄に年を重ねてきた人たちなのだろうかと思いました。

最近は車中泊がブームのように扱われており、関連する雑誌なども出版されたりしています。
私も出張などの際にはサービスエリアやパーキングエリア、道の駅などに停めた車の中で夜を過ごすことはありますが、無駄なアイドリングをしないとか騒音を出さないようにするとか、駐車スペースの区画を守るとか、利用者として当たり前のことはしっかり守るように心がけています。

こうした、本来は誰もが持っているはずの“心がけ”を日本人は失いつつあるのでしょうか。
わざわざマナーを“つくる”ための社会実験が行われるという報道を見て、なんとも残念な気持ちになったのでした。
 
ブログ一覧 | 自動車全般 | 日記
Posted at 2010/10/26 21:54:46

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

この記事へのトラックバック

どうしようもない馬鹿爺婆ドライバーども From [ 20世紀のレーシングカーとHM製FF車 ... ] 2010年10月27日 07:14
この記事は、日本人のモラル、マナー、常識は何処へ? (2)について書いています。 わたくしレベルの参加している走行会やレース型式走行会では、パドック内ではノーススターさんの御書きの駐車場占拠する輩 ...
ブログ人気記事

湯切りくじまもなく終了^_^
b_bshuichiさん

スーパー銭湯 横濱スパヒルズ【竜泉 ...
bighand045さん

【メモリーバックアップ】エーモン開 ...
エーモン|株式会社エーモンさん

ミナモア
こうた with プレッサさん

霖雨の杜に、懐かしい黴の匂い ( ...
tompumpkinheadさん

使ってみたいです✨
とも ucf31さん

この記事へのコメント

2010年10月27日 7:03
仰せの通りの事を感じた事あります。
わたくしレベルの参加している走行会やレース型式走行会では、パドック内ではこう言う輩は非常に少なく成って来ましたが、コース内ではまだまだ変な困った馬鹿が沢山居ます。
黒旗無視自己スピン後競技長呼び出し逆切れ。
旗信号は見ない、見えない、解らない。黄旗追い越し結構。
素人が乗るのに苦労する中級~上級フオーミュラーに乗ってピットロード内でスタート即スピン。
パドック内飲酒・・・自分のクルマを見てうっとりしながら飲んでいるだけでコースインしないから未だ良いですが、何故か爺伴全員レーシングスーツ来ているので何時コースインするか怖いです。
又帰路の運転誰がするのか??
公道ラリー形式ツーリングでは勝手にはみ出し禁止で何度も追い抜きかけて一般車両数台巻き込んだ大事故を起こし、更に馬鹿な参加者が野次馬で周りに路駐し放題。
と言う三丁目の夕日/昭和30年代を彷彿させる暴走ドライバーが何人か居られます。
道の駅の爺婆も非公認競技の爺婆も同一人物の可能性は有りますか??
コメントへの返答
2010年10月28日 18:57
モータースポーツの世界になると、参加者のみならず、主催者のモラルというかレベル、質も大きな要因になっているような気がします。

私も長年、走行会やレースなどのサーキットイベントに携わっていますが、特にドライバーズブリーフィングのやり方は大切だと思います。

ダラダラやっても聞いている側の身に入りません。でも、大切な伝えるべきことはたくさんあります。
これを如何に整理してうまくブリーフィングを組み立てるかも大切ですね。

サーキットで飲酒していたり、公道ツーリングで事故を起こすような参加者は言語道断。出入り禁止確定という感じです。
こうした参加者は、自分たちの行いがモータースポーツの社会的認知度向上を妨げていることを反省すべきですね。
2010年10月30日 22:23
こんにちは
待ちに待っている来年の定年退職日、そのDデー(正確には送別会の翌日)にしばらくの間を車中泊の旅に出る予定でいます。というところで軽の中古ながらその手のワンボックス車を先週契約しました。納車は来月中旬とのこと楽しみです。

で、その車中泊のマナー問題、まさに他人事ではなくなりました。はぐれ独り旅、これからお世話になるなります道の駅、大人のましてや日本人としての自覚とプライドを持って利用させていただきたいと思っております。
コメントへの返答
2010年11月10日 0:50
車ならではの気ままな旅、素晴らしいものになるのではないかと思います。

ただ、せっかくの楽しい旅も、マナーやルールを守らない輩と同じ空間を共有せざるを得なかったり、目に余る行為を見ると、楽しさが半減してしまいます。

仰る通り「利用させてもらっている」という意識を持てるか否か、まずはここからでしょうね。

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

office North-Star業務雑記帳(FC2) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:49
 
ADVAN Motorsports 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:30
 
NINJA TOOLS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/09/17 19:46:48
 

愛車一覧

日産 フーガ 日産 フーガ
三菱ディアマンテ30M-SE、Y50型日産フーガ350XVに続く、三代目の“社用車1号機 ...
フォルクスワーゲン パサート セダン フォルクスワーゲン パサート セダン
マツダRX-8、三菱ランサーエボリューションVII GT-Aに続く、三代目の"社用車2号 ...
日産 フーガ 日産 フーガ
二代目となった"社用車1号機"。 日産フーガ350XV、ボディカラーはダークブルー。 ...
三菱 ランサーエボリューションVII 三菱 ランサーエボリューションVII
マツダRX-8の後継として導入した「社用車2号機」。 三菱ランサーエボリューションVII ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation