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2011年07月29日

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (2日目・2)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (2日目・2) 午前中からお昼にかけてを過ごした「ひがし茶屋街」。風情ある粋な空気を感じながらの街並み散策、伝統工芸の金箔にも触れ、さらに郷土の味である治部煮でランチと、充実した時間を楽しむことができました。

そんな「ひがし茶屋街」に後ろ髪をひかれながらも、再びバスに揺られて市内を移動。

茶屋街に近い「橋場町④ (交番前)」という停留所から3つ先の「兼六園下① (石川門向い)」までは、時間にして僅か6分ほどの短いバスの旅。この沿道には美術館や文芸館などもありますので、春や秋の過ごしやすい季節であれば、歩いて散策というのも悪く無さそうです。
ただし、次の目的地である兼六園は敷地が広大ゆえ、じっくり見て回ろうと思ったらかなりの距離を歩くことにもなるので、ここは体力温存を図ってバスでの移動がお薦めのように思えます。



■金沢定番のスポットは、計画的にまわりたい!

金沢と聞いて、ここを真っ先に思い浮かべる方も多いことでしょう。
兼六園」。水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並んで“日本三名園”に数えられている、広さおよそ3万坪という広大な日本庭園です。

1676年に5代目の加賀藩主・綱紀公が別荘のまわりに庭を造ったことが「兼六園」の原型と言われ、その後は代々の藩主によって拡大・整備されてきました。
ただし、それはあくまでも“お殿様のお庭”であって、決して庶民が見ることはできないものでした。この素晴らしい庭園が庶民の目に触れるようになったのは文明開化以降、1871(明治3)年から日時を限っての公開がはじまり、1874(明治7)年になってようやく全面的に一般公開をされて現在に至っています。

園内は四季折々の風景にそれぞれ見どころがありますが、夏の時期ならば鮮やかな緑と涼しげな水の組み合わせが景色として映えるのではないでしょうか。
写真は瓢池のようすで、左奥にみえるのが、第11代藩主・治脩公によって、1774(安永3年)に整備された翠滝(みどりたき)。 高さ6.6m、幅1.6mという決して小さくないスケールで、流れ落ちる水の勢いは涼とともに、荘厳さも感じさせるものです。
そして右手に見えるのは海石塔。高さ4.1mで六重構造になっており、これは3代藩主の利常公が作らせたものだそうです。

 兼六園
石川県金沢市丸の内1番1号
電話番号  076-234-3800
開園時間  7:30 ~ 18:00 (10/16~2/末は 8:00~17:00)
入 園 料  300円(18歳以上)、100円(6歳~18歳未満)
駐 車 場  石川県兼六駐車場を利用 (普通車、最初の1時間 350円、以降30分毎150円)




■お土産選びは、まずここを基本に!

観光旅行につきものなのが“お土産選び”。親しい友人から職場の同僚まで、お土産を買い求める必要があるという方にお薦めなのが「石川県観光物産館」です。

ここは金沢の銘菓や名産・特産品、伝統工芸品などを売っている店が一同に揃っています。比較的安価なものから、お土産としては相当に高価な工芸品までいろいろとまとめて見られますので、便利なことこの上ありません。建物内は広々としており、余程のハイシーズンで観光客が立て込んでいない限りは、ゆっくりと品定めをすることができるでしょう。

立地としては兼六園下交差点の一角にあり、桂坂口の近くになります。「兼六園下」バス停留所からも近いので、書く順序が逆になってしまいましたが、まずはこちらに立ち寄ってみてから「兼六園」へ向かってみてはいかがでしょうか。
あくまでも「兼六園」を散策して再びこの周辺に戻ってくるルートの場合に限りますが、兼六園周辺にはいくつものお土産屋さんが軒を連ねています。

そこでまずは「石川県観光物産館」を一通り覗いてみて、それから園内散策とお土産屋さん巡りをします。先に物産館でいろいろと見ておけば、それらと比べて気に入ったものがあれば買えば良いですし、物産館にあったものでより魅力的なものがあればもう一度帰りに立ち寄って購入するのがお薦めです。
先に一度、物産館をリサーチがてら覗いておけば、衝動買いをしてしまう可能性も低くなりますし、なにより体力も使う園内巡りはとにかく手ぶらでまわり、最後にお土産を集中的に購入することも可能だからです。

 石川県観光物産館
石川県金沢市兼六町2-20
電話番号  076-222-7788
営業時間  9:00 ~ 18:00 (時期によって変更の場合あり)
休 館 日  8月、9月は無休
駐 車 場  石川県兼六駐車場を利用 (普通車、最初の1時間 350円、以降30分毎150円)





■金沢特産の麸でティータイム!

兼六園散策とお土産の購入が終わったら、再びバスに揺られての移動。

今度の移動は「兼六園下① (石川門向い)」から周遊バスで「香林坊⑥(東横イン前)」まで、およそ12分の“長旅”です。ちなみに時間を節約したいのであれば、通常の路線バスで金沢駅行きに乗車するともう少し早く赴くことが出来ますが、ここはあえてちょっと遠回りして市内の様子を車窓から眺めてみるというのも悪くありません。

そしてやって来たのが香林坊。比叡山の僧侶の名前に由来する地名で、今では百貨店などが立ち並ぶ商業地区として発展しています。さらに表通りから一歩奥へと入ると、そこには「長町武家屋敷跡」が拡がっており、江戸時代の加賀藩士たちの営みを感じることが出来るのです。

そんな街並みを散策してみるわけですが、その前にちょっとティータイム。
立ち寄ったのは「加賀生麸処 茶庵」というお店で、こちらは当地の特産品である麸の専門店。低カロリー・高タンパクの健康食品でもある生麸は、お寺が多い金沢では古来から親しまれてきた食材のひとつ。
こちらでは生麸や加工品などのお土産を購入できるほか、ちょっとしたティータイムを楽しめるイートインコーナーもあるので、一休みするには最適な場所という感じです。

いただいたのは「生麸ぜんざい (640円)」。もっちりした生麸と餡の上品な甘さが良くマッチしていて、ホッとする美味しさの一品。抹茶やコーヒーのほか、今の時期ならばソフトクリームやかき氷も用意されていますので、ちょっと立ち寄ってみたくなるスポットです。

 加賀生麸処 茶庵
石川県金沢市長町2-4-34
電話番号  076-263-4128
営業時間  9:00 ~ 17:30
定 休 日  無休
駐 車 場  無し(周辺の有料駐車場を利用)




■古の藩士たちの営みに思いを馳せる

一服したら「長町武家屋敷跡」を見学してみます。
屋敷を公開している「野村家」は、加賀藩主の利家公が金沢に入場した際に直臣として従った野村伝兵衛信貞家が家長。十一代にわたって藩の要職を歴任した、まさに加賀藩の中枢にいた由緒正しい家柄です。

そのことは屋敷の隅々で感じることが出来ます。例えば写真の“上段の間”は殿様がお越しになった際に使っていただいた部屋だそうで、総檜造りの格天井にはじまり、贅の極みを尽くしたと言える装飾や調度品の数々は加賀百万石の隆盛を今に伝えています。

さらに手入れの行き届いた庭園や茶室も素晴らしいものですし、展示品にも九谷の鉢や見事な蒔絵細工を施された硯箱に重箱と、日本人が持つ繊細さによって生みだされた工芸品の数々は、見ていてため息が出る美しさです。

かと思えば入口には伝兵衛が実際の戦で着用したという鎧兜も展示されており、こちらでは戦国の世の厳しさも思い起こさせてくれます。

 長町武家屋敷跡 野村家
石川県金沢市長町1-3-32
電話番号  076-221-3553
開館時間  8:30 ~ 17:30 (10月~3月は8:30~16:30)
入 館 料  大人 500円、高校生 400円、小中学生 250円
休 館 日  12月26日・27日
駐 車 場  無し(周辺の有料駐車場利用)




こうして市内を一巡して散策は終了。
このあとは夕食となりますが、香林坊周辺には多くの飲食店が軒を連ねていますし、宿泊している「金沢スカイホテル」の真正面には「近江町市場」がありますので、地元の美味しいものはなんでも選び放題です。
どんなメニューを夕食に選ぶかは、あえてここでは私の事例は書かないでおきますので、ぜひじっくり情報を集めて吟味してみてください!
 
 
●ルートマップ|ひがし茶屋街 → 兼六園 → 香林坊(長町武家屋敷跡) → 金沢スカイホテル
 
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Posted at 2011/08/11 16:41:56

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