広島でのお楽しみ

【2012年1月4日 9時15分／広島県広島市中区】

広島市を訪れるにあたって、私が楽しみにしていたことのひとつが“路面電車の撮影”でした。
モータリゼーションの発達に伴って一時は邪魔者扱いもされた路面電車ですが、昨今は都市部の渋滞緩和や環境意識の高まりなどを受けて、都市型公共交通機関として見直される存在になってきています。

広島市では広島電鉄が9系統を運行して市民の足になっていますが、ここの特徴はとにかく車両のバラエティが豊かなこと。
写真は2000年前後に自社発注した低床連接型5000形・グリーンムーバですが、こうした最新型のLRTが走っている一方では1920年代の車両が在籍していたりもします。また、神戸や西鉄、京都に大阪と各地で活躍して退役した路面電車を購入していることも特徴のひとつです。

ゆえに沿線でただ走ってくる車両を見ているだけでも、なかなかに楽しいものです。電停では最新型のLRTと半世紀以上も昔に造られた車両が隣り合ったりという風景も、広島市ではごく日常的なもの。

今回は残念ながら乗車することは叶いませんでしたが、次に広島市を訪れた際には必ず路面電車の旅も楽しんでみようと思っています。
　
　
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