プロ失格

　【2012年12月9日 16時15分／北海道苫小牧市植苗】

千歳で美味しい廻転寿司を食べ終わったら、社用車1号機(日産フーガ 350XV)に北海道で最後となる満タン給油。前回の給油地は網走、そこから厚岸、釧路、帯広、札幌と走っての合計距離は710km。対して給油量は69.40Liter、燃費は10.23km/Literとなりました。

さて、千歳からは苫小牧市へと国道36号で向かいます。
この主要幹線道も大雪の影響は免れなかったようで、路面は圧雪アイスバーン状態。夏場に比べると圧倒的に車の流れはスローペース、地元ナンバーの車も慎重に雪道を走行しています。

しかし、その流れを乱していた存在が大型バス。
道内では良く知られた存在の大手事業者の車両でしたが、常識的なスピードで雪道を走る乗用車を、まるで蹴散らすかのような走り方をしていました。

ところが大型バスゆえ、慣性が大きいこともあって赤信号では乗用車より遥か手前からブレーキをかけていきます。ゆえに、速度が乗ってからの無謀とも言える振る舞いの割りには、常識的なペースで走る乗用車を大きくリードすることも無く。

発進では若干テールを振ることもあり、乗客がいる実車状態のバスとは思えない走り方。ダイヤが遅れていたのかもしれませんが、緑色のナンバープレートをつけた車を走らせるプロドライバーとしては、失格の烙印を押さざるを得ない光景でした。


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