セーフティシールドパッケージの実力

　【2014年1月1日 21時00分／名神高速道路 養老サービスエリア】

ここまでの道のりで、セーフティシールドパッケージの関連装備について性能をチェックしました。

まずは横浜町田インターチェンジでの本線合流からインテリジェントクルーズコントロールを100km/h(区間によっては80km/h)にセット、すると先行車と常時適切な車間を自動でキープして走行してくれます。

岡崎周辺では渋滞がありましたが、定速巡航から先行車を検知すると自動で減速、そのまま停車している渋滞の末尾につけてくれました。渋滞は完全に停止することなくノロノロと進んでいますが、5km/h～40km/hの一定しない流れもスムーズに車間を保ちながらクリア。

渋滞解消後は、再び自動的に高速巡航に復帰して、ここまでやってきました。

実用性は十分と言えます。
途中、周囲に車が無いことを確認の上でわざとにウィンカーを出さずに車線を逸脱する動作を試しましたが、まずはLDW(車線逸脱警報)が警報音とインパネ内の警告灯で車線復帰を促します。そのまま車線をまたぐ方向に進むと、続いてLDP(車線逸脱防止支援システム)が片側前後にブレーキをかけて、体感的にも修正操舵を促して来ました。
これも安全性と実用性の高さを確認。

もちろんシステムの癖は把握しておく必要があります。
また、これらは“安楽装備”でないことを認識しておくことが大前提。

その上で、避けられないヒューマンエラーをカバーしてくれ、運転に余裕を生んでくれる素晴らしいテクノロジーだという印象です。

なにしろ、横浜町田からここまで、本線上では一度もアクセル/ブレーキともにペダルを踏んでいないのですから!!

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