土地を感じさせるモノ

【2007年1月1日　午前8時30分】
■愛知県稲沢市赤池陣出町
　
正直に言うと私は高速道路を使ったドライブというのは余り好きではありません。
基本的な景色がどこに行っても同じ、つまりは道路と防音壁、中央分離帯、全国共通の緑地標識と、訪れた"土地の匂い"が感じられないからです。

一般道ですと街並みや建物、看板、地元の人々などを見ているだけで、なんとなく土地柄を窺い知ることができて、色々と暮らしぶりや土地の歴史などを想像するだけでも楽しめるものです。
　
それに引き換え味気ない高速道路での長距離移動ですが、それでも見えてくる沿線のもので記憶に残るアイテムがいくつかあります。
　
たとえば今回も後々通りますが、名神高速吹田JCTから山陽・中国道方面に向かうと、大阪の千里ニュータウンの中を通ります。
この時、昼間であれば大阪万博のシンボルでもあった「太陽の塔」を見ることが出来ます。これを見ると自分としては「大阪だ！」という気分になります。
　
そしてもうひとつ、東名高速が名古屋で終わり名神高速に切り替わってまもなく見えてくるのが次の写真の建物です。
ご想像の通り、いわゆる「ラブホテル」です。
全国どこでも高速道路のIC付近にはこのテの建物が多いですが、ここ名神高速道路一宮IC周辺も例外ではありません。

日が出ている間はそんなに存在感が強くありませんが、これが夜になるとある意味で良い通過点の目安になります。
というのも、必ず視界に入ってくるからです。

ところで「風力3」って、どういう意味なんでしょう(?_?)。