国道197号線

【2007年1月3日　午前9時20分】
■愛媛県西宇和郡伊方町三崎・三崎港

佐田岬半島をグングン西進して、三崎港までやってきました。

ここにはフェリーが発着しています。航路は愛媛県伊方町と大分県佐賀関町の間、つまり四国と九州を結んでいます。
そしてフェリーの名称が「国道九四フェリー」。
そうです、この航路も立派に国道として扱われており、実は高知市から続いてきた国道197号線はここ三崎港で陸上部分が一旦終わり、海上航路となります。
対岸の九州に渡ると、佐賀関町から再び陸上の道路が国道197号となり、大分市が終点になります。
　
このような海上国道は他にも実はたくさんあり、たとえば北海道と本州の間にある津軽海峡には3本の海上国道ルートが存在します。
　
ちなみに「国道九四フェリー」、その名からして"国営"もしくは"官営"のような感じがしますが、純然たる民間の株式会社。補助金などの類も一切無いそうです。