ストーブリーグ

お昼過ぎにルノーから「号外」と題されたプレスリリースがメールで配信されました。

これによると「ING ルノー F1チーム」は2008年のドライバーラインナップを、フェルナンド・アロンソ選手とネルソン・ピケ・ジュニア選手に決定したということです。更にテストドライバーにはロメン・グロジャン選手が起用されました。

マシンは新型となるR28がデビューすることとなり、こちらはバレンシアサーキットでのテストを走行したのち、1月31日にパリで正式にお披露目される運びとなっているようです。

ご承知の通りアロンソ選手は2002年にルノーのテストドライバーに採用され、2003年からレギュラードライバーに昇格。2005年には25歳と273日という世界選手権史上最年少でのシリーズチャンピオン獲得を成し遂げました。さらに翌2006年もシリーズを制して新時代の最強ドライバーとしてその地位を確固たるものにしたのです。

2007年はマクラーレンに移籍しましたが、アロンソ選手とチームの双方にとって不遇の一年となってしまったことは各メディアで伝えられてきた通り。

古巣に復帰することになったアロンソ選手、フラビオ・ブリアトーレを筆頭としたチーム側も受け入れ態勢を整えているようで、2008年シーズンの躍進が期待されます。


世界選手権にまつわるこの他の話題としては、FIA(国際自動車連盟)がWRC(FIA世界ラリー選手権)の2009年と2010年の開催カレンダーを発表。

2009年からは12戦でシリーズが争われることになり、開催地は隔年の交互開催システムが採用されます。
先頃、2008年開催については北海道十勝地方から札幌を中心とした道央圏への変更が発表された「Rally JAPAN」については、2009年はお休みとなって2010年の9月中旬に開催されることになりました。


また2008年に日本初上陸を果たす「WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)」については、BMWとセアトのワークス勢が2008年の体制を公にしています。
一方でNテクノロジーはアルファロメオとのパートナーシップを解消、残念ながらアルファロメオはWTCCから撤退という運びになりそうです。


このようにストーブリーグ情報も活発になっている12月。
長いようで短いモータースポーツのオフシーズンは、あっと言う間に過ぎ去っていくような感じです。