写真撮影取材・2 (甲府 → 富士山 → 富士宮 → 東京)

午前8時30分に「ホテルルートイン甲府」をチェックアウト。
少々ハードウェアには古さを感じましたが、VPNこそ使えないものの有線方式の高速インターネット回線は全室に完備(LANケーブル持参不要)、大浴場やレストランも備えているので不便は感じません。また、フロントマンの対応がなかなか良い感じだったので、好印象を受けたホテルでした。

ここからは河口湖方面へと移動。
湖畔でいくつかの観光スポットの写真撮影を行い、比較的スムーズに必要な業務をこなしていきます。

湖畔周辺に続いては「富士スバルライン」を訪れ、富士山を登ってみることに。
この日は快晴に恵まれましたが朝方の気温は相当に低かったようで、4合目から上は路面凍結が多いがゆえに通行止め。終点の5合目まで行くことは叶わず、4合目までの走行となりました。
ちなみにこの場合でも通行料金は往復で普通車2,000円、一部通行止めでも割り引かれることはありません。

4合目に上がってみると、気温は氷点下2度という寒さ。
路面は一部日陰部分に凍結の可能性もありましたが、そのような場所には融雪剤が重点的に散布されているようでした。

駐車場には多くの観光客の車が。中には青地の外交官ナンバーをつけた車両もあり、大使館員の皆さんでしょうかミニバンでやってきていました。
その中で気になったのは、駐車場にいる車両のうち大半が夏タイヤのままであったこと。
私の車は先日スタッドレスタイヤ(YOKOHAMA ice GUARD BLACK iG20)を装着しましたが、その他ではハイヤーや長野方面のナンバーをつけた一般車両以外はほとんどが夏タイヤ。

「富士スバルライン」のような観光ルートでは夏タイヤでやって来る観光客のことも考慮した道路管理をしているでしょうし、最悪の場合は料金所で夏タイヤの車両の通行を制限したり通行止めにする措置も考えられます。
しかしその他の一般道路ではそうもいきません。実際に私が走ってきた二日間のルートは基本的にドライ路面でしたが、一部の日陰には凍結箇所もありましたし、清里方面ではちょっと本筋を離れた"ウラ道"では圧雪路面も存在していました。

やはり冬は降雪の可能性が多少なりともある場所に行くのであれば、スタッドレスタイヤを装着するのが基本であると言えるでしょう。

富士山を後にしてからは、一気に車を太平洋側へと走らせて静岡県・富士宮市へ。
二日間付き合ってもらった知人に、話のネタとして「富士宮やきそば」を食してみてもらいました。

そして渋滞が始まる前に一気に東京まで戻り、東京国際空港まで。
知人の搭乗便までの時間を空港内のティーラウンドで潰して、搭乗を見送ってから寄託の途についたのでした。