入手叶った逸品

【2008年1月2日　12時00分／長崎県長崎市諏訪町】

数ある定番スポットの中から「眼鏡橋」を選んだのには理由がありました。
もちろん一度この目で見てみたいと思っていたのもありますが、長崎のお土産としてぜひ買い求めたい物のお店がすぐ近くにあったからです。

長崎のお土産といえば「カステラ」。

今回は「岩永梅寿軒」という和菓子屋さんのカステラを求めてみました。

このお店は創業が1830年(天保元年)という老舗。カステラ専門店ではなく、あくまでも和菓子屋さんです。

しかしこのお店のカステラは相当の人気だそうで、売り切れることも珍しくないとか。
まぁ"当たって砕けろ"で訪れてみると、嬉しいことにショーケースの上にカステラが並んでいました。

喜び勇んで数本をまとめ買い。
さらに何かお薦めのお菓子は無いかを尋ねてみると「もしほ草」という求肥と昆布を使った和菓子の名前が出てきました。これは第24回全国菓子大博覧会・名誉総裁
賞を受賞しているそうで、試食してみるとなかなの美味。

こちらも求めて良いお土産を入手することに成功しました。

ところでこの後、車の中でテレビの音声を聞いていたら、このお店が取り上げられていました。
なんでもカステラは元々は今より硬いものだったそうですが、長崎のお菓子屋さんが創意工夫を重ねて現在の姿になったのだとか。
「岩永梅寿軒」さんのカステラは"しっとり、もちもち"の食感にこだわっているそうで、焼いてから3日くらいしたタイミングが食べ頃とのことでした。


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