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NorthStarのブログ一覧

2010年08月03日 イイね!

ちょっと気になる後付け社外パーツ

ちょっと気になる後付け社外パーツ私は自動車については、基本的に"ノーマル至上主義"。特に機能パーツについては自動車メーカーが最初に造り上げた状態が基準でありベストだとも思っていますので、例えばダンパーやサスペンションなどを社外品に換えることは、これまで所有してきた車歴の中で一度として行ったことはありません。

現在所有している日産フーガ 350XVフォルクスワーゲン・パサート 2.0ともに基本はノーマル状態。ともにタイヤはOEM装着品からより性能の高いものに交換してありますが、サイズはあくまでもカタログ純正設定と同じです。

あえていえば社外パーツと言えるものは、日産フーガ 350XVに2つだけ現時点で装着しています。ひとつは先日装着したウィンカー付きのドアミラーカバー。そしてもうひとつはカーナビゲーションのキャンセラーです。

そんな状態なのですが、ここに来て興味深いパーツの存在に気がつきました。
それはPivotの「3-drive・AC」です。要するに正体はスロットルコントローラー。電子制御スロットルの反応をクイックにすることが目的のパーツで、最近特に注目を集めています。

スロットルレスポンスを向上させる目的は、主にドライバビリティの向上にあります。ドライバーが思い描いた通りにスロットルが反応してくれることで、スポーツドライビングの楽しさを引き出したり、サーキットなどではタイムアップにもつなげようという趣旨。
しかし、私がこのような目的で社外パーツをつけることはあり得ません。注目したのはこの商品、"オートクルーズ機能"を持ち合わせているからなのです。

日産フーガ 350XVは新車当時、レーダークルーズコントロール式のオートクルーズがメーカーオプション設定されていました。しかし残念ながら中古車で購入した当方の個体に、その装備はありません。
全国各地、北海道から九州まで自走する身としては、オートクルーズはとても欲しい装備のひとつ。その理由はドライビングを安楽化したいという訳ではなく、まずは燃費面でのメリットを見いだせることと、細かいアクセル操作から解放されることで周辺への注意力を高めるなど安全運転への貢献にも効果的だからです。

しかし、これまで私が知る限りでは"後付けオートクルーズ"というのは聞いたことがありませんでした。それが電子制御スロットルをコントロールするパーツの"副産物"的に登場したのです。
これは本当に気になる存在。ウェブサイトで見る限りはVQ35DEエンジンを搭載するY50型にも適用しています。本体は若干大きさを感じますが、インテリアの雰囲気を壊すまでではないでしょう。スイッチは別売りのアダプターを介してワイパーやウィンカーレバーにも装着出来るようですが、そこまでしなくても手の届きやすいインパネのどこかに貼り付ければ良さそうな感じ。

メーカーの希望小売価格は22,000円、取り付け工賃は5,000円くらいという話なので、価格的にもそんなに割高な印象は覚えません。
例えば東京から九州までなら優に1,000kmを超える走行距離、深夜に多く走ることもあってオートクルーズが活躍する場は多いと予想します。特に昨今は速度抑制装置のついた大型トラックが、95km/hくらいに設定してオートクルーズを使っているケースも多いそうですから、かなり重宝するような気がします。

この週末にはスーパーオートバックス千葉長沼店でキャンペーンイベントも開催されるようなので、時間があれば足を伸ばしてみることも考えてみようと思います。
 
Posted at 2010/08/06 20:17:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年07月13日 イイね!

子供の安全を守るのは親の責任では?

子供の安全を守るのは親の責任では?昨年春のETC休日特別割引の施行や、先日の部分的な高速道路の無料化(ともに実際は税金による割引分の補填ですが・・・)などにより、自家用車で行楽に出かけるという人が増えています。
既に今年のお盆の休日特別割引が物流への影響を避けるためにカレンダー通りの土曜・日曜のみに適用されることになったという話題も先日伝えられましたが、それでも帰省や行楽に車で出かけようというファミリーは多いのではないかと思います。

しかし、そんなファミリーの中には、安全に対する意識が非常に低い人たちも少なくないという驚くべきニュースが。

●3割「泣くから使わず」 育児用品メーカーがチャイルドシート調査
MSN産経ニュース  2010年7月13日 23時43分

育児用品メーカーの調べによると、乳幼児を車に乗せる際にチャイルドシートを「必ず使う」と回答した人は全体の僅か4割に留まったというのです。

皆さんご承知の通り、チャイルドシートの着用義務化は2000(平成12)年の4月に法制化されており、6歳未満の子供を乗車させるときには決められた例外を除いてチャイルドシートなどの幼児用補助装置を使わなければなりません。この義務化は罰則も伴っており、違反すると点数1が科せられます。

既に10年も前の義務化、当時はニュースでも頻繁に話題とされ、チャイルドシート市場が活性化しました。しかし取り付け方法の周知徹底はなかなか図られず、官民一体となって講習会などが全国各地で催されたりもしました。
年月が経って当時ほど話題にならなくなっていたチャイルドシートですが、まさかここまで着用に対する意識が低い親が多いとは思ってもいませんでした。

私は子供がいないので、実際に子育てをしている方々からは「現実を知らない」と言われるかもしれません。
確かに安全を確保するための装置ですが、その為には身体を拘束しますから、何もわからない幼児にとっては苦痛になり得るでしょう。そして泣いたりすれば、可哀相に思うというのも気持ちとしては分からなくもありません。

しかし、そこで使用を辞めてしまうことは、単なる「甘やかし」に過ぎないのではないでしょうか?
そして、その行為が子供を危険にさらしているということに、どうして気がつかないのでしょうか?

「自分は安全運転だから大丈夫」と反論される方もいらっしゃるでしょう。しかし現実の自動車交通社会は混合交通であり、どこにどんな危険が潜んでいるかを完璧に予測して回避することは絶対に無理なのです。

渋滞で後方から居眠り運転の車が来たら?
万が一、自分の車にブレーキなどの深刻なトラブルが生じたら?

可能性は低いかもしれませんが、決してゼロではありません。そしてその"万が一"の一に遭遇してしまった時、チャイルドシートがわが子の命を守ってくれる存在になることを想像出来ないものでしょうか。

ちなみに6歳以上の子供は使用義務がありませんが、一般的に自動車のシートベルトは140cm以上の体格でしっかり作用するものと言われています。つまり、それよりも小柄な子供の場合は、座面の部分を底上げする「ジュニアシート」を使うのが望ましい安全策です。
これは大人でもそうですが、シートベルトは正しい装着をしていないと、却って危険を招きかねません。腰ベルトを腰骨に巻くようにつける、肩ベルトは首にかからない位置を通す、というのが基本。もちろんそれ以前に、背もたれをあまり寝かさず正しい乗車姿勢をとることが基本です。肩ベルトとについては上下調整装置が備わっている場合、自分の体格に合わせて調整するのも大切です。

最近の自動車は安全性がとても向上しており、死亡事故件数の減少にこうした進化が寄与していることは間違いありません。しかし、例え多くのエアバッグが装着された車でも、シートベルトをきちんと装着していないと効果は全くと言って良いほどに期待できません。

この夏も渋滞などで愛車での移動が辛いこともあるかもしれませんが、大人はしっかり正しいシートベルトの装着を、そして子供にはチャイルドシートやジュニアシートを使って乗車させ、安全第一のドライブを楽しんでほしいと思います。
 
Posted at 2010/07/15 23:10:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年07月09日 イイね!

"自動車旅"の楽しさ

"自動車旅"の楽しさ梅雨明けも待ち遠しい中、そろそろ今月後半の三連休(7月17日~19日)や、8月のお盆休みの計画を立て始めているという方も多いのではないでしょうか。
特に帰省やレジャーで遠方へ赴くために飛行機やフェリーを利用する場合、既に予約は取りにくくなっているという話も聞こえてきます。

昨年のお盆は高速道路のETC休日特別割引を背景にして高速道路は全国各地で大混雑となりました。しかし、昨年は土曜・日曜に加えてお盆の2週間は木曜・金曜も割引適用となり、いくらかの交通分散化が図られました。これによって平日の通行料が増えて物流や高速路線バスなどの遅れが生じるという問題がありました。政権が変わった今年は、先に元々の交通量が少ない路線の無料化が開始されましたが、夏休み期間については物流への影響を避けるためという理由を掲げて、あくまでも原則通りに土曜・日曜のみにETC休日特別割引を適用する旨も発表されています。

●平成22年度 お盆時期の高速道路の料金割引について
国土交通省報道発表資料  2010年7月6日

ところで最近は、こうした高速道路通行料金への税金投入による割引策の影響もあってか、自家用車で遠方まで旅行に出かける方が増えているようです。特にミニバンなどでは車中泊をする方が増えているようで、これがより本格的になるとキャンピングカーを購入して"オートキャンパー"となるようです。

●オートキャンプ人口、13年ぶり増加 高速千円乗り放題で再び脚光
MSN産経ニュース  2010年7月7日 18時13分

調査の数字にも"自動車泊旅行"の人気は現れていますが、全国各地を訪れている私の個人的な印象としても高速道路のパーキングエリアや幹線道路沿いの道の駅などで、キャンピングカーやミニバンでの車中泊をしている旅行者を多く見かけるようになりました。特に週末は、周りに何も無いような地方の道の駅で、駐車場が満杯の大混雑というケースも珍しくありません。こうしたユーザーの嗜好に対しては、"車中泊"をテーマにした専門雑誌も複数発行されており、ブームは今しばらく続きそうな気配です。

しかしマナーの悪い"車中泊"旅行者も各地で問題になってきています。
一晩中アイドリングを続けていたり、夜中でも大声で話したりオーディオから音楽を流していたり。ゴミや排水をところかまわず捨てて言ったり、勝手に広いスペースを独占して使っていたりと、とにかく非常識な輩を私自身もあちこちで目の当たりにしてきました。
これらは決して若い年齢層の人が多いということは無く、むしろ第一線をリタイアした"団塊の世代"と呼ばれる層に多いような気がします。中でも、こうしたマナー違反に対して直接注意すると、若い層の方が比較的こちらの言い分を素直に認めて改善してくれるのに対して、団塊層は屁理屈を並べてくることが多いという印象です。

ある道の駅ではキャンピングカーでやってきた団塊層の夫婦が長期滞在を始め、トイレや水道などを他の利用者よりも多く使うことが問題になっていました。滞在中のゴミも道の駅のゴミ箱にどんどん捨てていく。当然、キャンピングカー内で自炊することも多いようで、完全な"生活ゴミ"を捨てているのです。
なにより呆れたのは滞在が数ヶ月に及んだということ。こうなると、日本人が本来持っている"常識"を持ち合わせていないのか、不思議にすら思えてしまいます。

苦言が多くなってしまいましたが、本質的に自動車での旅は自由度の高さが楽しさの根底にあります。
好きな時に好きな場所に行ける。今では環境問題の深刻化もあって大いに誉められたことではないかもしれませんが、自動車でしか楽しめない旅行のスタイルというのは確実に存在しています。

この旅を突き詰めていくとキャンピングカーが理想形になりますが、昨今は少人数で小回りの利く旅を楽しめる小型で安価なキャンピングカーが人気なのだとか。夫婦2人だけの旅であれば、そんなに仰々しいサイズの車はスペース的に不要でしょうし、より行き先の幅も拡がるというもの。旅に出ていない日常でも、普通に自家用車として使えるでしょう。
それに、トイレやシャワーが装備されていなくても日本国内ではそんなに困ることはなさそうな気がします。むしろこうした装備は使ったあとの手入れが大変なので、旅先で温泉を楽しんだり、パーキングエリアなどを巧く活用すると割り切ってしまえば小型のキャンピングカーでも大きな不便はないでしょう。

購入までは踏み切れなくても、レンタルでまずは楽しんでみたいという方もいらっしゃるでしょう。キャンピングカーの専門業者でレンタルを取り扱っている店も全国にありますので、まずはお試ししてみるのも良いかもしれません。
中でも私がちょっとお薦めしたいのが、大阪のマツダレンタカー・豊中市役所前店に導入されたこのクルマ。

●大阪にテントむし登場! 乗って試して遊んでください!

鹿児島のバンショップ ミカミがリリースしている「テントむし」という軽自動車トラックをベースとしたキャンピングカーのレンタルが始まりました。
小さいながらも、本格的なキャンピングカーをそのまま凝縮したようなスタイル。ルーフはポップアップ式で乗車定員は4人。就寝時はキャビンに2人、ポップアップルーフを起こして二段ベッドをセットすれば更に2人の合計4人が眠れます。

キャビン後部には小さいながらシンクも用意され、給排水タンク容量も10リットルと充分でちょっとした調理をすることが可能。カセットガスタイプのコンロを用意すれば、簡単な煮炊きはすぐに出来てしまいます。軽トラックがベースゆえにスペースは限られるものの、シートアレンジを活用すればダイネット風に使うことも出来て会話も弾むでしょう。

動力性能はあくまでも660ccエンジンの軽トラック、ギア比などを考慮しても高速道路の長距離移動や長いワインディングルートはちょっと大変かもしれません。
しかし、手軽に近郊の高原などへ出かけるには打って付けのサイズ。レンタル料金も本格的なキャンピングカーよりは割安な上、今ならキャンペーン期間中ということで30%引きの特別価格が設定されています。

興味のある方、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
もちろんご利用の際は、マナーを守ったオートキャンプをお楽しみいただければと思います。
 
Posted at 2010/07/12 02:10:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年07月07日 イイね!

知らないとビックリ!

知らないとビックリ!七夕の7日は朝からお出かけ。社員嬢を伴って浦安&都内各所を巡り、夏らしい風景素材などの撮影をしてこようというのが目的です。
浴衣に身を包んだ社員嬢を伴って、社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)で出発。まずは最初の目的地である浦安を目指し、保土ヶ谷バイパス→首都高神奈川3号→首都高湾岸線と走ります。

湾岸線で葛西付近までやって来たときに、目の前に現れたのが写真の"怪しげな"車列。
真ん中にトヨタセンチュリー、その前後を現行型のスバルレガシィB4がはさんでいます。
3台ともにボディカラーはブラック。そして前後のレガシィB4はリアウィンドゥにカーテレビアンテナ風のものを装着しています。

当ブログを以前からご覧頂いている方ならお分かりかとは思いますが・・・。
このレガシィB4、車内を良く観察すると前後に合計4人が乗車しています。そして室内にはフロントウィンドゥに貼り付けられている標準のルームミラーに加えて、前後に複数のミラーが追加されています。果たしてナルシストがたくさん乗っている、という訳ではある筈も無く(^^;。

そう、このレガシィB4こそ、VIPの身辺を守る警護車両。比較的最近になって大量導入されたレガシィB4ですが、私にとっては初めてのご対面でした。遠目でも独特のオーラを振りまいている存在ではありますが、一般社会ではこれをパッと見て警察車両と判別出来ないのが当たり前。周辺を走る車の大半が、その存在をそれほど気に留めていない様子だったのですが・・・。

車線変更の際に、突然正体を見せた警護車両。
最後尾の車両がウィンカー点滅開始と同時にルーフの反転式警光灯を点灯させ、左後席の警護員が窓から腕を出して後続車の接近を抑止しています。そして最後尾の車両から順に車線変更。この際に先頭車両はルーフの警光灯は出しませんが、フロントグリル内のLED式前面警光灯を点滅させています。

車線変更が終わると最後尾の車両は早々に警光灯を格納したので、このスタイルから真ん中のセンチュリーに乗っていたのは皇室関係の方ではないかと思います(皇室関係が対象の場合は、"警衛"という表現になりますが)。周囲に威圧感を与えないスタイルでの車列移動が、皇族関係ならではのスタイルだったからです。
もっとも、突然に警光灯を点滅させて、身を乗り出した警護員から走行を抑止された周囲の車は、かなり驚いた様子も見せていました。急ブレーキや、ふらつきが認められた一般車もあり、この警護スタイルが果たして本当に正しいのか疑問を感じさせる部分があったことも事実です。

このような車列に朝からお目にかかれた一日でしたが、その後は浦安~入谷~本郷~芝公園と各所を移動。
入谷は恒例の「朝顔まつり」で賑わっていましたし、本郷ではちょっと隠れ家的な雰囲気の良い喫茶店を発見。そして芝公園は「東京タワー」、七夕のこの日は浴衣での来場者に大展望台入場無料の特典があり、ウチの社員嬢をはじめ多くの浴衣姿の人で賑わっていました。

駆け足ではありましたが、東京の夏をちょっとだけ楽しめた一日にもなった2010年の七夕だったのでした。
 
Posted at 2010/07/10 13:24:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年07月06日 イイね!

まだまだ伸びる走行距離

まだまだ伸びる走行距離今月と来月は比較的出張の少ない期間なのですが、それでも早いもので来週には今年2回目となる北海道出張が控えています。
もちろん今回も往復のアシは自走。ウチにやってきて丸3年が過ぎた現在の社用車1号機(日産フーガ 350XV)も、今年2回目/購入以来5回目となる北海道往復に駆り出されます。

そして、この北海道出張の間にオドメーターが15万kmを超えることになるのも確実な状況。当方が購入した時の走行距離が29,475kmでしたから、私の元へやってきて約3年で12万kmほどを走破することになります。
年間平均にすると4万km。2005(平成17)年に国土交通省が発表した資料によると、車種別の年間走行距離は自家用乗用車で10,575km。対してタクシー等の事業用乗用車は63,113kmとなっていますので、ウチの1号機はどちらかというと事業用車に近い値が出ているということです。

更にこの資料を見ると、車種別の平均使用年数に関する調査結果もあり、乗用車は11.0年となっていました。つまり、1台の乗用車は製造から11年の間に116,325kmを走って廃車になる、というのが全国の平均的モデルケースであると言えるでしょう。

ウチの1号車は初年度登録が2004年10月なので、現時点での車齢は5年8ヶ月ほど。ちょうど平均使用年数の半分くらいですが、前述の通り走行距離は当方にやってきてから一気に伸びて、一般的な乗用車の生涯走行距離を超える数値となっています。
主に高速道路での長距離移動が主体であり、渋滞などに毎日遭遇している訳ではないので、使用環境としては恵まれた方であると言えるでしょう。さらに購入してから今まで消耗品交換や継続検査・定期点検などはディーラー整備のみとしており、比較的マメなエンジンオイル&フィルター交換にはじまり、メンテナンスには気をつかっている方だと思います。

元々、日産自動車のオーナー向け車種におけるフラッグシップ的なポジションにあるため、やはり造り込みもしっかりしているのでしょうか、ここまで機械的にも電気的にも一切のノートラブル。装備品の動作もスムーズですし、外装や内装は最近になって大手自動車メーカー関係の美装作業も手がける友人のガレージで磨いてもらったので、そんなに古さを感じさせません。

こんな1号機ですが、果たして最終的にどのくらいの値をオドメーターに刻むことになるのかは、自分でもちょっと楽しみなところ。
先代の1号機(三菱ディアマンテ 30M-SE)はおよそ18万kmを刻んで廃車としましたが、最後の方では駆動系が原因と思われる謎のバイブレーションなど不具合にもつきあわされました。
それに比べて現在の1号機は15万kmを迎えるにあたっても快調そのもの、このままいけば20万km超えは間違いないかと思っています。

ところでVQ35DE型エンジンを搭載する日産フーガですが、個人タクシーやハイヤーなどとして使われているケースも多く、これらの車種は数十万kmを走るのも当たり前。タイミングチェーンの採用など過走行ユーザーには嬉しい部分もありますが、やはりしっかりメンテナンスをしてやれば、かなりの耐久性を有しているように思います。
たまたま見かけたNEXCO西日本の車両売却情報によると、VG33型エンジンを搭載している初代エルグランドをベースとした道路パトロールカーは、1999(平成11)年の登録から11年間で53万kmほどを走破していました。年間4.8万km平均ですが、耐久性に関するひとつの参考になるような気がします。ちなみに同じく売却情報が出ていた中には、2TR型エンジンを搭載したトヨタ・ハイラックスサーフ(N210系)で初年度登録から4年の間に60万kmほどを走破していた個体もありました。こちらの年平均は実に15万km、高速道路での定速走行が主体とは言えかなりの激務をこなしています。

そういえば先月末、走行距離が多いユーザーにとって気になるニュースがありました。

 オーナー表彰制度開始 ~~長距離走行、長期間保有のメルセデス・オーナーに感謝を込めて~
メルセデス・ベンツ日本 プレスリリース  2010年6月30日

メルセデス・ベンツ日本では長く愛用しているユーザーを対象とした表彰制度をスタートさせました。
具体的には走行距離によるものと保有年数によるものがあり、前者は保有期間に関わらず「10万km、20万km、30万km、50万km、100万km以上」のいずれかの走行距離を達成した車両の所有者が、また後者は1台の車両を「10年、15年、20年、25年、30年以上」のいずれかに渡って保有したユーザーが対象として表彰されます。

化粧箱付きの特製エンブレムが対象者には贈呈されるとのことですが、こうした制度は日本の各メーカーでも実施してもらえないものでしょうか。
 
Posted at 2010/07/10 12:06:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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