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2011年08月27日 イイね!

スーパー耐久シリーズ 第3戦・2

スーパー耐久シリーズ 第3戦・2土曜日はスーパー耐久シリーズ第3戦の公式予選日。予選と決勝を別々の日に行う2Day開催の場合、土曜日は比較的ノンビリとしたスケジュールになりますが、それでも各チームは公式車検が朝に行われることから9時くらいまでにはサーキット入りしているのが常です。
もちろんサポートレースの走行は朝から行われることもありますが、スーパー耐久だけを基本的に追っている身としては、極端に言えば予選前のピットウォークが行われる正午頃にサーキット入りしても、最低限の仕事に支障はありません。とは言え、さすがにレースウィーク中に朝をホテルでノンビリ過ごすのはどうにも落ち着けず、結果的には9時ころには岡山国際サーキットに入りました。

ノンビリしたスケジュールということは、全般的にドライバーもチームスタッフも余裕があるということで、こういう時は色々な情報を収集したりインタビュー取材をするのに打って付け。
ということで、ドライバーやチームスタッフの方々はもちろん、それ以外にも多くの関係者の方々と色々なお話しをして、その中ではサーキットの現場でなければ聞けないような貴重な情報もいくつか引き出すことに成功しました。

肝心のスーパー耐久の公式予選は午後からの走行。
しかし昨日は夕方にサーキットを襲ったゲリラ豪雨が、この日はなんとAドライバーの予選コースオープンとほぼ同時に雨が降り始めるという波乱の展開に。ST-X/ST-1/ST-2のAドライバー予選はコースがレインへと転じる前にタイムを出そうと各車が一斉にコースイン、中には濡れ始めた路面に足をすくわれたのかスピンを喫するドライバーもあって、ちょっとした番狂わせも生じる展開となりました。

その後は雨が本降りとなり、あまりの強い雨足によってタイムスケジュールは20分遅れとなってしまいます。
ところが“ゲリラ豪雨”はコースをヘビーウェットに変えたかと思うとピタリと止み、その後は再び厳しい残暑の日射しがコースを照らしていきます。こうなるとコースコンディションはウェットからドライへと急変。特にST-X/ST-1/ST-2クラスのBドライバー予選は刻々と路面が変わっていく状況になり、コースインの最初からスリックタイヤで攻めるマシンや、よりコンディションがドライに転じるまではレインタイヤで周回して、ある程度乾いた段階でスリックタイヤに交換するマシンなど、戦略の違いもあって興味深い展開となりました。

近年のスーパー耐久シリーズは規則の改定により、実質的に決勝中のピット戦略による頭脳戦が出来ないような状態になっています。全車一律に2回のドライバー交代を伴うピットストップを義務づけてしまったことから、例えば燃費の良い車両特性やドライビングを活かしてピット回数を減らすとか、同一ドライバーが2スティント連続で走行するといった戦略の幅が非常に限られてしまっています。
さらに最大運転距離(時間)という規則との兼ね合いもあり、事実上3人ドライバー登録でなければ勝てないに等しい状況で、決勝中はピット作業での所要時間とセーフティカーの導入くらいしかドラマを生む要因にはなり得ません。

決勝の距離(時間)も短縮されていることから、全体的にはスプリント化も進んでしまい、極端に言えば満タン給油からのスプリントレースを3セッション行っているような雰囲気も強い現在のスーパー耐久。
残念ながら“耐久レースならではの醍醐味と、耐久レースの本質”を、耐久をその名に冠しているシリーズがどんどん削って行ってしまっているようであり、これは非常に残念なことだと個人的には思っています。
 
Posted at 2011/09/09 22:39:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2011年08月26日 イイね!

スーパー耐久シリーズ 第3戦・1

スーパー耐久シリーズ 第3戦・1この金曜日から、スーパー耐久シリーズ第3戦を取材するために岡山国際サーキット入り。ここ数年は9月の一週目に開催されることが続いていた一戦ですが、今年のカレンダーは開催が一週早まって8月最終週に全日本F3選手権との併催で行われる運びとなりました。

金曜日はいつものように参加者団体によるコース専有での練習走行。午前、お昼、午後と各60分の枠が1日に3回設けられますが、そのうちの1枠目と2枠目をコースサイドに出て撮影してみました。
例年、厳しい残暑の中での戦いとなる岡山ラウンドですが、それは今年も例外ではありません。最高気温は優に30度を超える暑さ、黙っていても汗がしたたり落ちてくるような陽気の下で撮影を行います。

ただ、ひとつ違っていたのは湿度と風。時折吹く風はやや冷たさも感じるもので、湿度の高さと相まっていつ雨が降ってもおかしくない雰囲気が漂っていました。近年は局地的な“ゲリラ豪雨”が全国各地で猛威を奮うケースが多々見受けられますが、ここ岡山国際サーキットも例外ではなかったようです。さらに台風11号と12号が発生して日本に接近をはじめていたことから、空模様が気になる週末となっていきました。

この日も結果的には、走行は全てドライコンディション下で行われたものの、全ての走行が終わった夕方にはポツポツと雨が。その雨は短い時間で勢いを強め、まさに“ゲリラ豪雨”の襲来となったのです。
私はと言えばポツポツ降り始めた段階で嫌な予感がしたことから、そそくさとサーキットを後にしました。ちょうどサーキットのゲートをくぐった頃に雨足が強まり、宿泊していた津山市へと向かう道のりの半分ほどは時にワイパーのHiモードを使うほどの雨となってしまいました。

ところで今回のように一人での出張では、どうにも夕飯を食べに出かけるのが億劫になってしまいます。
ホテルの部屋にいればインターネットにつないで色々と情報収集をしたり、制作作業などを少しずつでも進められることから、一人出張の場合はホテルへの帰り道で弁当などを買い込んで、部屋で夕食を済ませるケースがほとんどです。

かくいうこの日も、前日に続いてホテルに着く前に立ち寄ったのが、お弁当の「つるや」。津山を本拠に岡山県北地域に何店舗かを展開している、地元ではお馴染みのお店です。
こちらではイートインコーナーもありますが、お弁当やお惣菜、お菓子や飲み物などを手軽に調達することが可能。リーズナブルかつなかなかの美味しさなので、私も岡山国際サーキットを取材で訪れる際には利用する機会の多いお店です。

金曜日に購入したのは「うなぎ弁当」。週末を通じて厳しい暑さも予想されることから、ささやかながら精力をつけて臨むことにしてみました。
 
Posted at 2011/09/09 22:23:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2011年08月19日 イイね!

懐かしい写真

懐かしい写真うちでは自分自身が撮影したものはもちろん、それ以外についてもモータースポーツの様々なカテゴリーに関する写真素材が大量にストックされています。
別に写真管理が業務になっているという訳ではないのですが、ウェブサイトを作る上でとても重要な要素が画像素材の有無。原稿は昔のことでも色々な手段でリサーチして作り上げることが出来ますが、画像素材は調達がそう簡単には出来ませんし、欲しい内容が必ず見つかるとも限りません。

ゆえに画像素材は蓄積されていくものが、全て大切な財産となるのです。
その点では、ウチの事務所にあるサーバに格納してある大量の写真素材は、まさに“ひと財産”となりつつあります。国内外のレースやラリー、スピード行事など多くのモータースポーツカテゴリーにまつわる素材。
さらに新型車を取材した際に撮影したもの、そしてジャンル的には全く異なりますが全国各地を訪れた際に撮影した風景やスポットなどの素材も、観光ドライブガイド記事などの制作において、とても大切な財産として活用されています。

こうした過去に撮影した素材は必要に応じて探し出してくるのですが、ついつい時間のある時などはあちこちのフォルダを開いては懐かしい画像に見入ってしまったりもしています。ちょうど、大掃除の時に出てきた懐かしい写真や本、新聞などに目を奪われるのと似ているでしょうか。

今回ご紹介するのは、2001年のスーパー耐久シリーズに参戦していた2台の日産スカイラインGT-R。後ろが「トトムFUJITSUBO GT-R」、その前を行くのは「JASレインボーGT-R」です。
当時のスーパー耐久、そのトップクラスはR34型・スカイラインGT-Rが主役でした。その中でトトムFUJITSUBOレーシングから参戦していた2台は、チャンピオン争いを演じる主役でもありました。特に個人的には左右非対称の斬新なカラーリングをまとっていた「JASレインボーGT-R」が印象に残っており、当時個人的に運営していたスーパー耐久シリーズの情報ウェブサイトで行ったベストカラーリングコンテストでは、一般投票で断トツの1位を獲得したのです。

当時、自分自身で書いたレポート記事を読んでも思ったのですが・・・、スーパー耐久は10年前の方が耐久レースらしいドラマに満ちていて、今よりも断然面白かったように感じられてなりません。
 
Posted at 2011/09/01 22:18:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2011年08月15日 イイね!

2012年のカレンダー

2012年のカレンダーまだようやく2011年も8月が折り返しを迎えたばかりだと言うのに、モータースポーツ界では2012年の話が着々と進み始めています。

そのひとつが、競技会の開催日程カレンダー。モータースポーツの世界はレースで言えばF1(フォーミュラ1)やWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)などを頂点としたピラミッドが基本となっており、競技会には国際格式と国内格式が存在しています。
カレンダーはただ闇雲に決まっていくのではなく、基本的には国際格式が優先されて、徐々に下のカテゴリーの日程が詰められていく、という流れになります。

そして国際格式の日程については、締切りまでに主催者が開催を申請して、FIA(国際自動車連盟)が承認して発表されるのですが、日本における申請先となるJAF(日本自動車連盟)は「2012年 FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧」を公表しました。
これは日本の主催者がJAF(日本自動車連盟)に対して国際格式競技会として開催申請を行ったものの一覧で、今後は世界規模でのカレンダー調整などが入りますので最終確定の日程ではありませんが、ひとつの重要なインフォメーションであることに変わりはありません。

さらに同時に、スピード行事である全日本ジムカーナ選手権とJAFカップオールジャパンジムカーナ、全日本ダートトライアル選手権とJAFカップオールジャパンダートトライアルのカレンダーも発表になりました。
こちらを見るとジムカーナは今年のカレンダーよりも1戦多い、全9戦が行われる運びとなっています。またダートトライアルは逆に今年よりも1戦少ない、全7戦が登録されています。

もう少し詳しく見ると、ジムカーナは3月に本庄サーキットで開幕。このコースは今年の最終戦が行われますので、年をまたいで2戦連続開催となります。興味深いのはスポーツランドSUGOがカレンダーから外れた一方で、同じ宮城県仙台ハイランドレースウェイが新たに加わっている点。そしてもうひとつ、最終戦はカレンダーに復活したイオックスアローザが舞台となるフルパイロンコースで競われます。

一方のダートトライアルは3月に丸和オートランド那須で開幕。九州、北海道、北陸と転戦していきますが、今年のカレンダーと比較するとコスモスパークでの一戦が全日本カレンダーから外れることになりました。

さすがにまだ気が早いような気もしますが、そろそろ2012年の各カテゴリー開催日程についての情報をまとめる準備を進める必要が出てきました。
私の場合は一年間、全国各地で開催される競技会についてオリジナルのカレンダーを毎年エクセルシートで作っています。これをベースに出張や制作作業の日程を管理していくわけですが、これからの時期は入手できた情報を随時反映させながら、日程の修正や変更に関する情報に対して各方面にアンテナを張りめぐらせていくことも重要になってきます。
ある程度のカテゴリーについて日程が見えてきたら、次は出張計画の制作。関わりのあるカテゴリーが広範囲なのでさすがに全てに足を運ぶことは出来ませんが、優先順位をつけつつなるべく多くのカテゴリーを実際に現場で見て、取材できるように計画を練っていきます。

そういえば先日、久しぶりに全日本ダートトライアル選手権には足を運ぶことが叶いました。一方、今年はいまのところ全日本ジムカーナ選手権への出張予定が皆無。数年前にはシリーズの7割近い大会を現地取材したこともありますが、最近はそこまでではなくてもなるべく年に一度はどこかの現場に訪れてきています。
しかし今年はどうにも他のカテゴリーとの日程重複も多くて、なかなか足を運べていません。なんとかどこかのタイミングで現場に行けるように、まだまだ調整して最後まで粘ってみようと思っているところです。
 
Posted at 2011/08/26 21:30:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2011年08月07日 イイね!

全日本ダートトライアル選手権 第5戦・2 (八戸 → 弘前)

全日本ダートトライアル選手権 第5戦・2 (八戸 → 弘前)一夜明けた日曜日の八戸市も、朝から抜けるような青空。ホテルルートイン本八戸駅前を午前6時すぎにチェックアウト、途中でコンビニエンストアに寄って買い出しをしてから、サーキットパーク切谷内へと入ります。

全日本ダートトライアル選手権の第5戦は、この日が競技本番。朝一番で我々取材陣もメディアブリーフィングに出席して取材の手順や注意事項を確認、その後は大会の開会式に始まり、いよいよ第1ヒートの走行を取材していきます。
一日に決められたコースを1台ずつ、各2回走行してベストタイムを競い合うスピード行事。その名の通り舗装されていない路面で競い合うのが「ダートトライアル」、舗装路面になると「ジムカーナ」となります。つまり、どの車も決勝で走れる回数は最大で2回。コース内での撮影は、なるべく一カ所からいろいろな方向を撮影できるポイントを選び出し、バリエーションを稼ぐ戦法で1ヒート目の撮影に入ります。

ダートトライアルの撮影は、土埃との戦い。当然、精密機械であるデジタルカメラにとって土埃は大敵です。今回は快晴ゆえに途中で散水も入りましたが、基本的に路面は終日ドライコンディション。ゆえに走行毎に土埃も盛大に舞い上がり、タオルなどでカメラをカバーしながらの撮影となりました。
さらに暑さは撮影している自分にとっての大敵。こちらは小まめな水分補給などでしのぎますが、会場入りの前にコンビニエンストアで購入した凍ったスポーツ飲料が、1ヒート目の走行半ばには溶けきって、徐々にぬるくなってしまうほどの猛暑でした。

2年ぶりの全日本ダートトライアル選手権でしたが、競技進行はスムーズで会場内にはアナウンスやBGMも途切れることなく、運営面では素晴らしい内容だったと思います。100台以上が参戦した今大会、1ヒート目の撮影をリズミカルに終えたら小休止。2ヒート目はコース内での撮影はせずに、パドック内で出走前や走行後の選手の表情などを撮影。そして全ての走行が終了したら表彰式の模様を撮影して、無事にこの大会の取材も完了。

16時すぎにサーキットパーク切谷内を後にしたら、まずはコンビニエンストアでサンドイッチとおにぎりを購入。これを移動する車内で食べながら、「酸ヶ湯温泉」の前を通るルートを走って弘前市へ。
駅前の一等地にある「ベストウェスタンホテルニューシティ弘前」にチェックイン、この世界的なシティホテルの快適な一室に本拠を構えて、早々にインターネット環境を構築すると制作作業で夜は更けていったのでした。
 
Posted at 2011/08/15 19:57:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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