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2012年04月08日 イイね!

全日本ラリー選手権 第1戦・3 (唐津 → 福岡)

全日本ラリー選手権 第1戦・3 (唐津 → 福岡)「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」のDay2。この日は、朝一番のSS(スペシャルステージ)である「白木木場 1」の撮影ポイントから取材をスタート。

このステージで全車の撮影を終えると、ほとんどの取材陣はギャラリーステージであり桜を絡めた走行シーンを撮影できる、「肥前」のステージへと移動していきました。しかし、私は今日のステージ撮影は1本のみで早々に切り上げ。
そのまま山を下り、ラリーのフィニッシュ会場となる唐津駅前の「唐津市ふるさと会館 アルピノ」へと向かいますが、その道筋の途中にはリフューエルがあることを思い出しました。

リフューエルとは、競技参加車両が燃料を補給するために指定されたポイントのこと。国内ラリーではリエゾン沿いのガソリンスタンドが指定されるケースがほとんどで、今回のラリーでも街道沿いにある規模の大きなセルフ式のガソリンスタンドがリフューエルとなっていました。
各車はここに立ち寄ってガソリンを補給します。そこで、タイミングもちょうど良いことから、リフューエルの様子を撮影していくことに。

ガソリンスタンドでスタッフの方に撮影の許可をいただいたら、しばし待機します。ほぼオンタイムで1号車が姿を見せ、あとは続々と各車がガソリンスタンドに入ってきます。
もちろんスタンドは通常営業をしている真っ最中、ゆえにラリーの開催を知らなかった来店客は驚きの表情を浮かべたり、子供たちはラリーマシンに向かって手を振ってみたり。そんな中、セルフ式のガソリンスタンドゆえに、一般車と一緒にクルーも自らの手で給油作業と代金精算を行っていきます。
何台かのリフューエルを撮影して気づいたのは、ほとんどのクルーはドライバーが給油作業、コ・ドライバーが代金精算と役割分担していること。中にはセルフ式のスタンドをあまり使ったことが無いのか、少々精算に手間取るクルーの姿も見受けられましたが……(^^;。

リフューエルを撮影し終えたら、「唐津市ふるさと会館 アルピノ」へ。
大勢の市民やギャラリーが待っている中に、次々と帰ってくるラリーマシンたち。ギャラリーからは健闘を讃える声や拍手も送られ、私はフィニッシュした選手の様子を撮影したり、インタビューをしてみたり。
なぜかその場の流れでインタビューした某選手やスタッフの皆さんと昼食を摂り、あとは表彰式の模様を撮影して開幕戦の取材も無事に終了。

夕方になって唐津市を出発、来た道を逆にトレースする形で一時間ほど走って福岡市へ。まずは食料や飲料、あとは仕事に必要な消耗品を大型のショッピングモールに立ち寄って調達、その後は4日前にも宿泊した「亀の井ホテル 福岡金の隈」にまたまたチェックイン。

部屋に入るやいなやラップトップPCや各種ケーブル、プリンターなどを机の上にレイアウトして仕事場を構築、ここからがある意味で私の仕事は本番を迎えます。
 
Posted at 2012/04/17 00:41:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年04月07日 イイね!

全日本ラリー選手権 第1戦・2

全日本ラリー選手権 第1戦・2「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」の競技初日。
ラリーの取材はレースと異なり、どのステージでどう写真を撮るかという一日の取材スケジュールを、個々の取材者が組み立てなければなりません。この点が面白くもあり難しいところで、サーキットレース取材しか知らないととても戸惑う部分でもあります。

この日は10本のSS(スペシャルステージ)が設けられていますが、朝一番には今年新たに行われる試みとして、唐津駅前にある「唐津市ふるさと会館 アルピノ」からラリーマシンがスタートします。これは行政の強力な支援もあって実現したものであり、街の真ん中からラリーが始まるということで多くの市民の皆さんにラリーと触れ合っていただける絶好の機会。
実現には主催者、そして行政をはじめとした関係者の皆さんのご尽力があったことは容易に推察できますし、こうした新しい試みについてはぜひ現場を見ておきたいと思うのが自然な流れ。ゆえに朝一番のステージ撮影を見送り、まずはこの「唐津市ふるさと会館 アルピノ」から取材をスタートさせることにしました。

今回は、朝一番のSSに向かった取材陣の中にも、このスタート風景とどちらを優先するかを悩んでいた人も多かったようです。ただ、私は上位ゼッケンのスタートシーンまでを撮影してからSS2へと向かいましたが、もし万が一に絶対撮影しておかなければならない車両がSS1でリタイアするような事態になると、走行シーンの写真が皆無という状況にもなりかねません。
ゆえに、ここがラリー取材の難しいところなのですが、どういう絵を撮りたいのか、どういう取材をして記事や企画として形にしたいのかをしっかり整理しておかないと、無駄な動きばかりになってしまいかねないのです。
かく言う自分自身も、最近になってようやくこのようなラリー取材ならではの流れに慣れてきたのですが……。

SS2「浮岳 1」へは、移動の道のりをロストするというハプニングもありましたが、なんとか無事に規定時間内に撮影ポイントに到着。一通りの参加車両を撮影したら、同じステージのリピートとなるSS4「浮岳 2」も撮影して、これで本日のステージ撮影は終了。
山を下りて別のステージから競技車両が出てくるリエゾン区間へと移動、こちらは朝からご一緒している某編集長氏が見つけたポイントで、競技車両と満開の桜をからめて撮影することが出来ます。

今回は桜も見ごろを迎えていることですし、2本のステージ撮影で基本的なカットを抑えることは出来ましたので、ここからはリエゾンでのイメージカットに専念することに。次々とやってくるラリーマシン、その背景には桜を入れ込むというアングルのカットを撮った後は、少し移動して今度は菜の花とラリーマシンという構図で最終ゼッケンまでを撮影。
海外の競技会、例えばIIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)の公式写真などでは、しばしばこのような自然と競技車両を上手く絡めた写真を見ることができます。対して全日本ではなかなか良いシチュエーションが無いのが現実でもあるのですが、今回は折角の機会なのでイメージカットを大量に抑えることとしました。

リエゾンでの撮影が終わったら、サービスパークに戻って関係各位と情報交換。
そうこうしているうちにDay1の戦いを終えた各車もサービスパークへと戻り、選手の話を聞いたりサービス風景を撮影したり。さらに夕方遅い時刻ではありましたが、チームの集合写真を撮影するなどして、あっと言う間にDay1が終了。

サービスパークを出るころにはすっかり日も暮れていましたが、明日も朝が早いのでこの日の夕食はファミリーレストランで手早く済ませ、早々の就寝となりました。
 
Posted at 2012/04/16 23:17:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年04月06日 イイね!

全日本ラリー選手権 第1戦・1

全日本ラリー選手権 第1戦・1カレンダーは金曜日に替わり、いよいよ「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」も公式日程に突入。2012年の全日本ラリー選手権、全9戦のカレンダーが組まれているシーズンが幕開けを迎えました。
まずは午前中に大会本部で取材受け付けを済ませ、取材者全員が参加してのメディア・ブリーフィングに出席。諸注意などを確認して資料を受け取ったら、明日からのSS(スペシャルステージ)となる道をいくつか下見しておくことにしました。

選手たちもこの日はレッキを行っていますので、スケジュールの合間を見つけて下見を行っていきます。やはり昨年と同じ道を使っているステージであっても、サーキットのように常設施設ではなくあくまでも一般公道を使うラリーであるがゆえ、一年のうちに撮影ポイントの状況に変化が生じていることも珍しくありません。昨年は小さかった木が成長していたり、ということもありますので、やはり下見をしておいた方が安心です。
この時は私の社用車1号機(日産フーガ 350XV)に、メディア仲間を乗せての移動。相変わらず林道でも何でもお構いなしに進入していきますが、唐津の場合は全線ターマック(舗装路)ゆえに何の障害もありません。

一通りの下見が終わったら、唐津港の近くにある大会本部へ戻って、レッキを終えた選手から話をお聞きしたり、企画物用の簡単なインタビュー取材を行ったり。
そうこうしているうちにあっと言う間に夕方も近くなり、17時から行われる安全祈願とセレモニアルスタートを取材するために唐津神社へと移動します。こちらでの安全祈願は、全日本ラリー選手権ではすっかりお馴染みの恒例行事。全選手が参加して御祓いを受けるのですが、唐津神社は秋には「唐津くんち」でも賑わうので、足を運んだことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

おごそかな雰囲気の中で行われた御祓いが終わると、神社境内でこれまた恒例の全参加者による記念撮影。
これが終わるとセレモニアルスタート、ロケーションは市役所近くという市街地中心部ゆえに、スタート会場周辺には多くの市民の皆さんも見学にいらっしゃっています。スタートは1台ずつ、唐津市長さんらが振る日章旗を合図に行われました。スタートしたマシンには沿道から大きな声援も寄せられ、小さな子供も「がんばってー!」とエールを選手たちに送っていたのが印象的。

一通りのスタートを撮影したら、今日の取材はここまで。競技の方も本格化するのは明日の土曜日から、今日はセレモニアルスタートをした後はパルクフェルメに直行して車両保管となり、マシンも明日からの戦いに向けて英気を養うのです。
ということで、我々取材陣も英気を養うことに。駅にも近い繁華街にある居酒屋さんへと赴き、私は昨日に続いて二夜連続のイカを堪能させていただきました。
 
Posted at 2012/04/16 22:33:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年04月05日 イイね!

救急活動訓練 (福岡 → 唐津)

救急活動訓練 (福岡 → 唐津)福岡では常宿となっている「亀の井ホテル 福岡金の隈」を朝9時にチェックアウト。間近にある大野城ランプから福岡都市高速に入り、月隈JCTからは5号線一気に市西部まで移動。
あとは西九州道、福岡前原有料道路二丈浜玉有料道路と走って、全日本ラリー選手権の開幕戦が開催される佐賀県唐津市に到着。

ちなみに余談ですが、毎年この道を通る度に思うのが、福岡県道路公社が管理する2つの有料道路の不便さについて。その不便さとは道路そのものについてではなく、精算にETCを利用できず、現金払いのみとなってしまうことです。
しかも二丈浜玉有料道路は、普通車で全線を走ると料金は360円という細かい設定。ピッタリの金額を用意するのも面倒、かといってお釣りに小銭をたくさんもらうのも厄介な話で、一刻も早くETCに対応してほしいものです。

さて、市内に入ったら、まずは唐津港の近くに設けられた全日本ラリー選手権・開幕戦「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」の大会本部へと向かいます。
ここでご挨拶などを済ませた後、七山方面の林道へと移動。競技は明日以降となりますが、開幕を前にJAF(日本自動車連盟)が救急活動訓練を行うというので、その模様を取材することにしたのです。

昨年はフォーミュラ・レースで同様の訓練が行われましたが、今年はラリーにおいて実施される救急活動訓練。万が一の競技中の事故を想定し、事故車両からの選手の救出と、救急車などへの収容までを、実技を通じて学んでオフィシャルの技量向上を図るというのが今回の主旨になります。
訓練にはFIA(国際自動車連盟)から特別講師も来日。今シーズンの全日本ラリー選手権、その全ての主催者から代表が参加し、グループ毎に実際の競技車両を使った救出訓練や、消火器の使い方の訓練を行いました。

また、締めくくりには車両を実際に横転させ、その状態からの救出活動をシミュレーション。ここでは救出されるドライバー役を新井敏弘選手がつとめました。
救出にあたっては車両破損が激しいため、ドアをエンジンカッターを使って開放。さらに救出をスムーズに行うためにルーフを切断、競技車両ならではの装備であるロールケージも一部を切り取るという本格的な作業を展開。視察に訪れていた地元消防の方々も、興味深そうに訓練の模様を見ておられました。

訓練の取材が終わったら、市内中心部へと戻って夕方にはホテルにチェックイン。
お楽しみの夕食は関係諸氏とご一緒に昨年も足を運んだ居酒屋さん。ここでは名物のイカもいただき、さらに二次会は某氏のグループと合流して、それは楽しい時間を過ごすことになったのでした。
 
Posted at 2012/04/16 22:10:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年04月01日 イイね!

ネーミングライツ

ネーミングライツ2012年2月20日付のエントリでもご紹介した、地方自治体によるネーミングライツの話題。景気の後退や社会保障費の増加など、自治体の財政状況が悪化の一途をたどる中で、ネーミングライツは財政の支えになるとともに住民サービスの拡充にもつながる決め手と目されていたこともありました。

しかし先のエントリにも記したように、肝心のスポンサー企業がなかなか現れず、苦戦を強いられている自治体が多いという現状。なかなか改善の兆しが見えてこないデフレ経済、景気の低迷は企業のコスト管理意識を強くしており、例え相手先が地元自治体だったとしても旧来のような「おつきあい」で宣伝広告費を出すのは難しい状況になっています
もちろん地方自治体の側からすれば、財政の健全化は待った無しという喫緊の課題。ゆえに公民館やホール、スポーツ施設はもとより、最近では公衆トイレや歩道橋などといった構造物にまでネーミングライツの対象を拡げ、小さい額面ながらも地域密着型でスポンサー企業を募る努力をしているケースも見受けられます。

ところが、ここに来て“最終手段”とも言えるネーミングライツの計画が明らかになりました。

●究極の身売り・20億で…泉佐野市名売却で議会
YOMIURI ONLINE (読売新聞)  2012年3月28日 7時32分

大阪府泉佐野市は、大阪市と和歌山市のほぼ中間に位置しており、人口はおよそ10万3千人。関西国際空港が1994年秋に開港、国際線の基幹空港であることから関西の空の玄関口という位置づけにもなっています。
ところが人口増加を目論んで行った宅地造成開発などが景気の悪化に伴い、市の財政を圧迫する要因となってしまいました。今では国が定める早期健全化団体に指定されており、財政の建て直しが急務となっています。

そのような背景から、突如として発表された「市の名前」そのものを売却しようという驚きのアイディア。当然、市民はもちろん全国的にこのニュースが伝わると賛否両論が巻き起こっていますが、私自身の考えとしては官公庁がネーミングライツを公共施設に対して募集することには一定の理解を持っていますが、さすがに市の名前そのものとなると難しいのではないかと思います。

施設名称でさえも先のエントリに記したように、スポンサーの変更でコロコロと名称が変わり、少なからず混乱や不便が生じています。これが市の名前そのものとなると、いくら“愛称”であったとしても、市民生活に与える影響は余りに大きいのではないでしょうか。50年や100年という長期の契約ならまだしも、さすがにそれも現実的とは思えません。
スポンサー企業の側に立って考えてみても、ややリスクのある宣伝広告活動にならざるを得ない感じが否めません。なにしろ市の名前に社名や商品名を冠するわけですから、良いことだけではなく事件や事故、不祥事などの悪いことが伝えられる際にも、名称が全国や全世界に伝えられてしまいます。

もっとも、穿った見方をすると、泉佐野市は関西国際空港の連絡橋が国有化されたことで、年間8億円あった固定資産税を失ったという過去があります。これに対しては国に反発を強めた時期もあり、一時は独自に「通行税」を課すという条例案が議会に提案されたりもしました。
今回の件は財政悪化の改善策がなかなか見えてこない中で、国に対してのメッセージを含んだアイディアではないかとも思ったりしています。

ところでネーミングライツで思い出したのが、モータースポーツの世界について。
レースの舞台となるサーキットにおいてはネーミングライツは古くから行われており、特定のコーナーなどに企業名やブランド、商品名が付けられている事例は全世界で見受けられます。

そして、この4月から新しいネーミングライツがひとつ実現しました。
富士スピードウェイのヘアピンコーナーが、「アドバンコーナー」という名称になりました。ここにはリニューアルオープンからこれまで、横浜ゴム株式会社が「ADVAN」の広告看板を掲出しています。
これが縁となってのネーミングライツ締結かと思いますが、過去に幾多の名勝負を生んだコーナーであるだけに、これから「アドバンコーナー」でどんなドラマが生まれるのか楽しみなところです。
 
Posted at 2012/04/04 19:24:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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