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2011年12月09日 イイね!

お気に入りの被写体

お気に入りの被写体私の業務のひとつに、写真撮影があります。もっとも、業務として携わってはいますが、技量的な面も含めて本格的な“プロ・カメラマン”ではありません。特にモータースポーツの撮影には経験と技術が必要であり、多くの素晴らしいプロフェッショナルの方々がご活躍されています。当然ですが仕事ではこうしたプロフェッショナル諸氏の写真を使うことの方が多く、かつ仕事を依頼することも珍しくありません。
ただ、例えば競技会の現場を取材で訪れたとき、その昔であればカメラマンとライターは明確な業務分掌が存在していたかと思いますが、昨今はデジタルカメラの発達・普及に伴って両方を兼務するスタイルで携わっている人も増えており、私もそんな中の一人なのです。

ここ最近はシーズンを通じて全日本ラリー選手権とスーパー耐久シリーズの全戦について現場に足を運んでおり、写真撮影とレポートの執筆を行っています。さらに加えてスピード行事やスプリントレースも取材する機会があり、これらは一口に同じ“モータースポーツ”と言っても取材のスタイルやフォーマットも異なります。

写真撮影にしてもラリーとレースでは似て非なるものという感じがあります。そもそもサーキットレースとラリーではフィールドが全く異なるため、取材側の動きも大きく違う部分があります。なによりラリーはレースに比べて物理的に取材範囲が広く、アイテナリーに合わせて撮影するポイントの選定やシチュエーションを選ぶ自由度が圧倒的に高い。これは逆に難しい部分も多く、一度「ここで撮影しよう」と決めてスケジュールを組んでSS(スペシャルステージ)が設けられている場所に赴くと、仮に「この場所は撮影に適さない」といっても後戻りすることがほとんど出来ません。
ゆえにラリーの場合は仮に毎年開催されている場所での大会であっても競技本番前に取材陣が下見をすることが一般的で、撮影環境を確認した上でおのおのがスケジュールを組み立てて本番に臨む、というスタイルになります。

逆にレースの場合はある程度のフォーマットがあり、例えば耐久レースでは決勝レースを撮影する場合、スターティンググリッドでスタート前の雰囲気や選手の表情をおさえた後、スタートシーンは1コーナーで撮影、その後は主にレース中盤までをコースサイドで過ごして一旦ピットまわりに戻り、ドライバー交代などのピット作業風景を撮影します。そしてチェッカーのシーンはそのレースやシリーズの展開に応じてストレート周辺のコースサイドでチェッカーを受ける瞬間を撮るか、ピットまわりで優勝の喜びに沸くチームの様子を抑えて、そのまま暫定表彰式へという流れが一般的かと思います。

こうして色々なシーンを撮影してきましたが、個人的にはなんとなくですが「撮りやすいクルマと、撮りにくいクルマ」というのが出てくるものです。
もちろんプロフェッショナル諸氏はどんなクルマであっても確実にその姿を捉えていらっしゃいますが、私のような未熟者では特にマシンのカラーリングに撮りやすさを左右されてしまうことも少なくありません。

まだまだ未熟な自分の撮影技術を恥じるばかりですが、そんな中で最近特に撮影しやすいクルマの一台がスーパー耐久シリーズのST-2クラスに参戦している「RSオガワ ADVAN ランサー」。2011年のST-2クラスを制して2年連続のシリーズチャンピオンを獲得した、山形県を本拠とする名門チーム・RSオガワから出場している、ゼッケン20をつけるエースマシンです。
RSオガワと言えば、“オガワ・ブルー”とも呼ばれるダークブルーのカラーリングがお馴染みの存在でした。このダークブルーには面白いエピソードもあるのですが、それはまた機会を改めてご紹介するとして、近年はYUKE'Sのフルカラーをまとって速さを見せています。

このカラーリングがピントを合わせやすいことに加えて、大橋正澄選手と阪口良平選手、2011年はここに松本武士選手が加わったドライバー陣のドライビングがスムーズなことを理由として、私にとって非常に撮影しやすい一台になっているようです。
事実、ドライビングスキルの不足している選手がステアリングを握っている場合は、どうにも撮影が巧くいかないケースの方が多いように感じます。その点、「RSオガワ ADVAN ランサー」の場合は誰がドライブしていても安定した走りを見せてくれるので、自分の中で納得いくショットを抑えられる確立も高いようです。

2011年のモータースポーツシーズンも終了しましたが、果たして来シーズンはどんな名場面をカメラにおさめることが出来るのか。
オフシーズンの間には一年間働いてくれたカメラ本体やレンズのメンテナンスも施して、2012年シーズンの開幕に備えていこうと思っています。
 
Posted at 2011/12/19 09:10:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2011年12月01日 イイね!

身軽な帰り道

身軽な帰り道カレンダーは12月に替わりましたが、昨日に続いて東京ビッグサイトでは東京モーターショーのプレスディ・2日目が行われています。近年はインターネットの普及により、イベント開幕前に速報ニュースを大量に発信する必要があったり、取材収録に時間を要する動画のニーズが高まっているなど、取材側にも変化が生じてきています。
もっとも、私自身はプレスディの2日目は会場に足を運ぶことはありませんでした。概ね必要な撮影などは前日で済ませられましたし、ちょっと事務所を離れられない用事もありましたので。そこで制作作業と並行して、前日に撮影した写真や資料の整理なども進めた一日となりました。

ところで東京モーターショーのプレスディと言えば、数年前までは帰り道が大荷物になっているのが定番でした。出展各社、それこそ内外のメーカーにはじまり、部品サプライヤーまでを取材してまわっていく際に、各ブースでは必ずプレスキットと称される資料を受け取っていました。これは数枚のリリース程度のものから、厚手のカタログ的なものまであり、メーカー系の中には立派なケースに入っていたりする場合もあるのです。
さらに近年では写真データを収録したCDやDVDが同封されていることも多く、これらを集めていくと結構な大荷物になってしまうのです。

そこでキャリーカートを持参したりと工夫をしていたのですが、今年については受け取る資料は最小限に留めたことも合って、手提げの紙袋にひとつだけでおさまりました。
それというのも、ほとんどのメーカーについてはウェブサイト上で資料を確認することが出来ますし、必要ならば写真のダウンロードも出来てしまうからです。また、会場での配布もUSBメモリーなどを活用している事例が増えており、大荷物を抱えながら取材することによる負担がかなり軽減されるようになってきました。
もちろん紙の資料であれば、会場でそれを参照しながらじっくり展示内容を確認することも可能ですが、この点についてはスマートフォンなどを活用してブース内でLAN接続して資料を参照することも可能でしょうし、ブース内を対象としたLAN上にプレスキットを展開しておくという手法も可能でしょう。

ところで以前から気になっていたことを、この機会にあえて記してみたいと思います。
それは、インターネットのオークションサイトに出品されているプレスキットの数々について。プレスキットは出展各社が取材陣のためにコストをかけて用意しているものであり、これを転売するというのは常識的に考えて甚だ疑問を感じざるを得ません。
もちろん一般公開日に配布される資料とは異なりますので、出品者はプレスディに入場して資料を受け取った人物、つまりは報道関係者であろうと思われるのです。厳密には報道関係者以外の出展者などの可能性もありますが、今回いくつかのブースでは資料受け取りの際に主催者から発給されている報道関係者の入場証を確認するケースもあり、こうしたブースでの配布資料でさえもオークション上で見かけることがありました。

一通り見てみると、安価なもので数百円程度、中には千円単位の価格がつけられているものもオークション上には存在しています。
こうした現状を見るに連れ、報道関係者として入場した者のモラル低下がとても嘆かわしい状況にあることを知ることになり、非常に残念な思いと、ある意味で怒りすら感じているのが偽らざる心境です。
Posted at 2011/12/13 08:03:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2011年11月30日 イイね!

第42回 東京モーターショー

第42回 東京モーターショー2011年は東京モーターショーが開催される年。今回は初めて東京ビッグサイトが会場となり、2年前と比べて海外メーカーの出展も復活したことから、賑やかさが戻ってくるのではないかと期待を集めることになりました。
一般公開を前に、11月30日と12月1日の両日は報道関係者向けのプレスディとなり、私も会場に足を運んでみました。

自動車メディアを中心にスポーツモデルなどへの注目度が高まっているところですが、会場に入って感じたことは「イベントそのものがコンパクトに凝縮されている」ということ。会場のスペースが前回までの幕張メッセよりも小さく、そこに出展している各社のブースも僅かな例外を除いては無駄な装飾や演出を控えた機能的なレイアウトとなっていました。

各社のブースを順に撮影しながら見ていきましたが、国内メーカーについては企業姿勢の違いが明確に現れていたように感じます。電気自動車やハイブリッドを中心として、環境性能を向上させるための技術展示やコンセプトカーが多いのは最近の傾向ですが、より具体的な将来像をどのように描いているのかをコンセプトカーはもちろん、ブース全体の様子から見て取ることが出来ました。

その中で個人的に最も目を惹かれたのがダイハツのブース。ここではステージ上に何台かのコンセプトカーが並べられており、メディアの目はスポーツカーとSUVのクロスオーバースタイルを持つ軽自動車サイズの「D-X(ディークロス)」に集まっているようでした。確かに次期型コペンの方向性を見せているようにも思えるこのモデルも面白い存在ですが、それ以上に私が注目したのは「PICO(ピコ)」というシティコミューターです。
全長2.4m×全幅1.0mという超コンパクトサイズで、座席は縦方向に2席を用意するタンデム・スタイル。ここには大人2名、もしくは大人1名+子供2名の乗車が可能となっています。原動力は電気のみという完全なEV(電気自動車)で、家庭用100Vでの充電が可能。航続距離は50kmと発表されており、通勤や通院、買い物といった日常ユースのほとんどをこなしてくれることでしょう。

このようなシティコミューター像を提案するモデルは過去のショーでも各社から発表されてきましたが、今回の「PICO」は都市型というよりは地方のユーザー、中でも高齢者をターゲットとして開発されていることが、広報発表にも記されています。
ここが私自身とても共感を覚えた部分なのですが、日本市場に限って言えば近い将来の課題は「クルマの楽しさを追求」などといった話ではなく、現実的には超高齢化社会の到来と、地方における公共交通機関の衰退による個人移動手段の確保にあると思っています。今や地方の疲弊と過疎化は進み、今後は政治や行政の面からも例えば複数集落の集団化といった大がかりな改革も必要になるでしょう。
その上で高齢ドライバーの増加による交通事故防止策の構築や、安全で維持費などの負担も小さい日常的な個人移動手段の必要性も高まっていくことになるでしょう。

こうした課題へのひとつの提案として出展された「PICO」は、通常モード走行で最高速度50km/hを出せますので、市内や幹線道路の走行でも大きな支障は無さそうです。原付とは異なり4輪車ですから安定性も格段に高いですし、降雪地帯などでの使い勝手も悪くないでしょう。一方で混雑した都市部の商店街や住宅街の狭路においては、最高速度を6km/hに抑えた低速モードで安全に走ることが出来ます。こちらのモードは自動車というよりもセニアカーに近い感覚で利用できるでしょう。

安全策としては車両の周囲をレーダーで監視しており、障害物の接近に対して緊急時は自動停止する機構も備わっています。これは歩行者などとの接触事故を防げるのみならず、近年ニュースで報道されることも多い「ペダルの踏み間違い事故」を防止する為にも有効でしょう。ただ、個人的には完全に自動で停止させてしまうのはどうかという思いもあります。運転操作の中でも、安全性に最も直結している「停止」という行為について余りに自動化してしまうことは、逆に危険ではないかと思っているからです。

まだまだ全体的にはコンセプトカーでしか無い雰囲気も持っている「PICO」ですが、ミゼットIIをどこか思い出させるキャラクターでもあり、今後どのように進化・発展していくのかが楽しみな存在。とてもわかりやすく、日本限定かもしれませんが現実的な未来の自動車像をひとつ提案してくれた存在として、印象に残るものとなりました。
もっとも、こうしたまじめな提案の一方では、'80年代の感覚で未来を語っているかのようなブース構成のメーカーもあって、こちらには愕然とさせられました。往年の栄華を懐かしんでいるだけというか、子供の絵日記調というか。いい年をした大人が子供の頃を振り返って、その当時に見ていた未来の夢というか妄想を押しつけられているようにも感じられたブースからは、いまひとつ感銘を受けることはありませんでした。
 
Posted at 2011/12/13 00:35:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2011年11月11日 イイね!

雨の中のLucky

雨の中のLuckyこの日の東京は、朝から雨が降る生憎の空模様。そんな中、打ち合わせなどの予定が入っていたことから、社用車1号機日産フーガ 350XVで都心方面へと外出します。

まず向かったのは新橋方面。目的地の近辺にはいくつかコインパーキングがありますので、それほど不便がないことからいつも車で出かけているのですが……。そこそこの件数があるコインパーキングですが、週末や月末、そして雨天の際には満車率も高いのです。そこでこの日も、いくつかのコインパーキングについて空きを探して彷徨うことになるかとおもっていたのですが。
訪問先にもっとも近いコインパーキングから最初はアプローチ。ここは収容台数が多いのですが、満車率も高めなので最初から諦めモード。案の定、遠くに見えてきた表示には「満」の文字が赤々と光っています。次に向かうしかないな、と思いながら接近していくと、宅配業者のワンボックスバンが出口から顔を出し……、めでたく表示が「満」から「空」に変わったので、すかさず入場して駐車スペースの確保に成功!
小さなラッキーというかタイミングの良い出来事なのですが、なんとなく気分も晴々するところです。

さて、コインパーキングは街中、特に都市部では見かける機会も多い、今や欠かせない社会インフラのひとつになっています。
民間調査会社の株式会社富士経済によると、2008年の国内コインパーキング市場は累積設置台数が61.2万台、売上額は1,855億円という規模になっています。
そのうち東京23区内が累積設置台数19.51万台、売上は740億円となっており、台数では全国の約32%、売り上げでは約40%を占めています。これに続くのが大阪府内で設置台数11.88万台、売り上げが365億円。愛知県内は設置台数9.3万台、売り上げ224億円で続いており、三大都市圏だけで設置台数は66%、売り上げでは72%を占めているという構図になっています。

市場としては駐車違反取締りの強化に加え、景気低迷による遊休地の増加が背景となって、件数や収容台数は増加傾向にあるとのこと。ただし、永続的な事業化というよりも、遊んでいる土地資産の活用でコインパーキング化する事例も多いため、入れ替わりは激しい面もあるようです。
一方で将来的な不安要素としては、市場の中心となっている都市部において自動車離れが進んでいること。実際に自動車の所有率や運転免許保有率も都市部では減少傾向にありますので、関連産業は将来的により激しい生き残り競争が生じると予測されていますが、これにはコインパーキング業界も含まれることになりそうです。

一時間ちょっとの打ち合わせが済んだ後は、車を池袋方面へと進めます。
こちらでも訪問先近所の喫茶店で簡単な打ち合わせ、もちろん乗ってきた車はコインパーキングに駐車。話題の半分がラリーに関する件、そして残る半分が「読売ジャイアンツ」の御家騒動について。肝心の用向きについては、ほんの3分ほどで終わり、なんだかよく分からない情報交換の場になっていたのでした。

こうしてすっかり日も暮れて、都内での所用をコンプリート。相変わらず雨模様の東京地方、予想通りに首都高速道路の混雑は激しいものでした。
 
Posted at 2011/11/29 11:13:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2011年11月08日 イイね!

群馬(渋川・沼田) → 埼玉(越谷) → 東京

群馬(渋川・沼田) → 埼玉(越谷) → 東京ホテルルートイン渋川で目覚めた火曜日の朝、窓の外には嬉しいことに気持ちよい青空が拡がっていました。午前9時にホテルをチェックアウト、いよいよ今回の主題である「紅葉素材撮影」が本番を迎えました。

そこで紅葉の名所を目指すわけですが、その前にホテルからそう離れていない「道の駅 こもち」に立ち寄り。こちらでは地元産の野菜などが数多く、しかも安価に売られているという話を、"しろぶぅさん"が仕入れていたための訪問。そして立ち寄ってみると、確かに野菜もたくさんありましたが、当地名産の"こんにゃく"なども目を惹きます。
さらに気になったのは、手作りの弁当や惣菜も売られていた点。これが驚く安さで、コンビニで売られているものよりも遥かにおかずの種類が多くボリュームもたっぷりのお弁当が、なんと380円!! このほかにもいろいろありましたので、折角だからと「おこわ」や「おでん」を昼食用に調達します。

買い物が終わったら、今度こそ撮影地へ移動。
小一時間走ってやってきたのは、沼田市にある「吹割の滝」です。ここは日本の名滝百選にも数えられており、三方向から流れ落ちる形状は「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。もちろん紅葉の名所でもあり、カエデやケヤキ、モミジなどが色づく今の季節は観光客でより賑わいます。

しかし。
この滝についてインターネット上を調べていくと、実に多くの悪評に行き当たります。そのほとんどは駐車場に関するもので、「有料であることを大きく掲示していないところで、出ようとしたらお金を請求された」、「駐車する際に、駐車料金ではなく商品券を買わされた。そして店は品揃えが悪く、しかもペットボトル飲料が200円など高価」というような体験談が多数見受けられます。
さらに凄いのは、市役所のサイトにあった以下のページ。

●吹割の滝駐車場について(平成22年9月)
沼田市 (旧・利根町 産業課)

なんと市役所さえもが、観光客に不快な思いをさせる業者の存在を認めて、注意を呼びかけています。こうした背景があるゆえ、観光ガイド大手のサイトも、良く見るとこの地の紹介については「駐車場は有料、無料の注意が必要」などと注釈をつけて、訪問の際は気をつけるように呼びかけています。

全国各地の観光地で、こうした駐車場に関するトラブルは珍しいものではありません。有名観光地では無料の公営駐車場などの周囲で、有料の民間駐車場が必死の客引きを行っていることもありますし、中には有料であることを大きく表示しないで客引きをしているというケースも見受けられます。ですが、一カ所の観光地、それも決して広くない範囲のところで、ここまで悪評だらけというのも珍しい気がします。

ただ、良く調べていくとわかるのですが、無料の公営駐車場も用意はされています。そこで現地に着いたら、車はそちらに駐車しました。ただ、ここも何と駐車場の一角に軽トラックでやってきて、焼き芋を売っている人がいたのには驚き。この地域には、とにかく商売熱心な人が多いようです……。
公営駐車場は乗用車12~13台程度が収容可能。沼田方面からアプローチすると、吹割の滝がある地域の入り口にあたるところに用意されていますが、看板などが非常に小さいため見落としてしまう可能性も高いので注意が必要です。

駐車場からは国道を5分ほど歩きます。途中、多くの土産物店と駐車場、そして滝の至近に行ける遊歩道の入り口があります。私たちは紅葉撮影が目的なので、これらはスルーして川を渡って対岸に行ける遊歩道へ。足元はやや心もとない場所もあるので履物には注意が必要、かつアップダウンもそこそこあるので飲み物の持参をお薦めしますが、ちょうど良い感じのウォーキングコースです。
そして滝を俯瞰する眺瀑台もありますので、滝の全景も含めて周辺の紅葉に向けて次々にシャッターを切っていきます。今回は私よりも、むしろ"しろぶぅさん"が大活躍、一眼レフではワイドから望遠までの様々なレンズを使ったのに加えて、ハイエンドコンパクトも織りまぜて多くの作品を撮ってくれました。

ちなみに今回歩いた、国道から見て川の対岸にある遊歩道を散策する場合、お薦めは集落の中にある入り口から入って橋を対岸に渡り、公営駐車場に近い神社脇に出てくるルートがお薦めです。逆をやろうとすると、延々と上り坂を歩んだ挙げ句に、結構な段数の階段をさらに登る必要がありますので。

無事に撮影が完了したら東京に戻りますが、今回は途中で埼玉県越谷市にある「イオンレイクタウン」を訪れてみました。
まずは県下のトヨタ販売店が展開している「トヨタモール」を覗いてみます。単純に市販車が多数展示されているだけではありますが、ちょっと興味のある車種もありましたし、なにより複数チャンネルの車種をまとめて比較できるというのは便利です。

そんなこんなをしていると、時間的には晩御飯に良い頃合い。そこで暖簾をくぐったのは「牛たん炭焼 利久」。一時期は仙台出張の折に必ず訪れていた牛たん屋さんですが、最近では出張に一人で赴くようになったこともあり、すっかり足が遠のいていました。今回、実に久しぶりの牛たんでしたが、その美味しさは仙台のお店と全く変わらず。店舗は仙台でいつも訪れていた支店よりも広々としており、逆にゆったりした環境の中で食べることに違和感を覚えてしまうほどです。

牛たんの後は「小川珈琲」でティー&デザートタイム。こちらも明るく広々とした店構え、"京都の珈琲職人"を謳う店だけあってコーヒーの味も格別です。さらにパフェやロールケーキなどのスイーツ類も豊富に取り揃えられており、一息つくには最適な環境でした。

こうして寄り道もしながら、当初の目的だった紅葉素材写真もなかなか良い出来ばえのものを集めることができて、1泊2日の旅は終わったのでした。
 
Posted at 2011/11/21 21:09:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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