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2011年01月08日 イイね!

マチのグランドデザイン

マチのグランドデザイン年末の九州紀行で訪れた地のひとつである宮崎県都城市。県南西端に位置しており、人口は約17万人と県都・宮崎市に次ぐ規模を誇る町です。

私はこの町に一泊しましたが、その時にちょっと感じたことがありました。
都城駅にほど近いビジネスホテルに宿泊したのですが、夕食は近くにあった巨大なショッピングモールの中で済ませました。このショッピングモールが「イオンモールMiELL都城駅前」。その規模は本当に“巨大”としか形容のしようが無いほどで、全国的にも珍しいダイエーがテナントとして入っているといった特徴もあります。

この施設では夕食を摂りつつ、テナントの電器店でちょっとした買い物、さらにダイエーでもホテルの部屋で飲むためのドリンクなどを購入しました。
日付は12月の25日、時刻は19時すぎから1時間半くらいは施設内にいたでしょうか。なかなかの賑わいを見せていること、さらにはとても多種多彩な店が揃っていることに感心しつつ、地域への功罪ともに影響は決して小さくないだろうと予想したのです。

翌朝。ホテルをチェックアウトして鹿屋方向に車を走らせましたが、その際に都城の市街中心部を通りました。残念ながら全国各地の地方都市で多く見られる、ドーナツ化現象の進行を感じずにはいられない空気が漂っています。駅と古くからの商業施設や官庁街は思ったよりも離れていましたが、残念ながら活気は昨夜訪れた巨大施設の比ではありません。


●都城大丸が閉鎖 負債総額49億4000万円
宮崎日日新聞  2011年1月5日

都城市を代表する中心街の商業施設で、市内で唯一の百貨店だった「都城大丸」が民事再生法の適用を申請して、店舗の営業を終了しました。この店は日本百貨店協会にも加盟していますが、大丸松阪屋百貨店の傘下にある大丸とは全く無関係の、地元資本の老舗百貨店です。

調べてみると、元々は都城市街中心部には複数の百貨店や大型商業施設があり、大変な賑わいを見せていたそうです。これが1970年代から'80年代にかけてのことだそうですが、その後はモータリゼーション社会の発達に伴い全国チェーンの大規模な商業施設が進出して、中心街は衰退の一途をたどる事になったようです。

こうした事例は全国あちこちで見られます。確かに商売として如何に客に対して魅力的な商品やサービスを提供し続けていく事が出来るのか、そこはまず大きなポイントとなります。しかし、利用者が重要視しているのは利便性。駐車場のキャパシティが圧倒的に大きい巨大なショッピングセンターに客が集まるのは、全国的にどこでも見られる傾向です。
モータリゼーション社会の拡大が背景にはありますが、これから迎える高齢化社会においては不安要素ともなり得るものです。

今や“買い物難民”という言葉が生まれているくらい、例え県庁所在地のレベルであっても食料品や日用品などの日常的な買い物を徒歩圏内で済ませられない中心市街地が増えてきています。郊外に大型の商業施設が進出したことで地域の商店が影響を受けて現象、結果としてクルマという移動手段を持たない高齢者などにしわ寄せが来ています。
逆に言えばクルマが無ければモノひとつ買えないというわけで、例え高齢者になってもクルマを運転せざるを得ない地域というのは日本の大半であるのが現実。高齢者の交通事故がこれからますます社会問題化するであろうことは明白ですが、だからといってクルマ無しでは買い物や通院が出来ないとなると簡単に運転免許の返上を求めることも出来ません。

こうした地域の事情は、細部については各自治体が責任を持って行なうべきです。その上で都道府県や国は脆弱な予算に喘ぐ自治体を支援する体制が求められます。
全国すべて津々浦々を平等にすることはもちろん困難ですが、最低限でも町の中心部や人口密集地域と、主要な商業施設や医療施設、公的施設などを結ぶ公共交通機関の整備は必須でしょう。具体的には全国に事例が増えているコミュニティバスなどですが、なかなか予算的に苦しいという地域も多いと聴きます。利用者の声を細かく拾って利便性を高めつつ、削れるところは削るコスト抑制努力を惜しまず、その上で都道府県や国の支援体制も構築していって欲しいものです。

もしかしたらひとつの考え方としては、ドラスティックに町の中心と位置づけるポイントを、従来とは異なる価値観で見いだす必要性があるかもしれません。
駅前を中心とした市街地の空洞化が全国各地で叫ばれていますが、その一方では同じ町の中で郊外に振興住宅地が造成されて若い世代が増えていたり、ロードサイド型や大規模ショッピングモールなどが出店して賑わいを見せている場合も少なくありません。
次の世代のために、新しいグランド・デザインを描く必要があるという地域も、決して少なくないような感じがしています。
 
Posted at 2011/01/13 19:34:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年01月06日 イイね!

謎の選択基準

謎の選択基準最近、社用車1号機(日産フーガ 350XV)のオーディオ環境は、mp3が主体となっています。もっとも私のモデルは初代前期型ゆえに、標準装備のカーナビゲーションはDVD-ROM式。ゆえに後期型で採用されたHDD式とは異なり、コンパクトフラッシュの差込み口はありません。

しかし、幸いなことに純正装着のインダッシュ6連奏CDチェンジャーはmp3データに対応しています。そこでmp3データをパソコン上でCD-ROM化して、これをチェンジャーで再生しているというわけです。CD-ROMには相当の曲数を収録出来ますが、モニターへの表示が100曲以上になると不具合を生じるという話も聞いたので、取り敢えず1枚のディスクに99曲を収録。それでも時間数は7時間程度という膨大なボリューム、これを単純に6枚装填出来るわけですから、それこそ日本列島縦断走破であっても曲が途絶えることはありません。

先の年末年始九州紀行も、時折このmp3データをかけながら走っていました。
その中でふと耳に届いた、杏里さんの曲を聴いて思い出したことがあります。その曲とはデビュー曲の「オリビアを聴きながら」。リリースされたのは1978年ですから、実に30年も前の曲になっていたんですね。ですが歌詞の内容や曲調については、20代の女性でも今でも共感出来るのではないでしょうか。

この曲で思い出したことと言うのは、私が過去に使っていた電話器について。
もう15~20年くらい昔のことですが、当時私が自宅で使っていた有線の電話器はメーカーがどこだったのかは失念してしまいましたが、コードレス子機や留守番電話機能などを有するタイプのものでした。

この電話器には“保留音”の機能もついていました。そう、通話中の電話で、転送や呼び出しなどの際に相手に向けて音を流す機構で、当時でもそれほど珍しい機能ではありませんでした。そして、この“保留音”はいくつかが予め登録されていて、購入者が好きなものを選べるようになっていたのですが・・・。
そうです、その中にあったのです「オリビアを聴きながら」が。

もちろんメロディーのみで、少しポップな感じに仕立てられていました。まぁ耳障りも悪くなく、女性にも人気のあった杏里さんの代表曲ということで、これを選んだという方も多かったかもしれません。

それにしても、ですね・・・。

●歌詞|オリビアを聴きながら
うたまっぷ

この歌詞を良く見れば、さすがに電話器の保留音としては設定しないような気もするのですが・・・。

メーカーの担当者、歌詞まで細かく見ないで採用したのでしょうか。それとも、女性ユーザーが意味深な使い方をするために、あえて採用していたのでしょうか?
女性の家に電話をかけて、この曲が保留音として流れてきたら・・・、色々と考えてしまいそうな気がします。
 
ちなみに写真は、鹿児島県の佐多岬にある“本土最南端の公衆電話”。
 
Posted at 2011/01/10 18:07:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年01月05日 イイね!

“文化”の域にまで達するのか?

“文化”の域にまで達するのか?正月休みは明けたものの、スローペースの日々が続いている2011年の新春。
お昼ご飯を食べようと思い、ストックしてあるカップ麺の中から日清食品株式会社の「どん兵衛・年明けうどん」をチョイスしてみました。

どうも今年の正月は“年明けうどん”と銘打った商品を良く見かけるような気がします。
調べてみると“年明けうどん”とは、香川県の「さぬきうどん振興協議会」が音頭を取っているもののようで、2008年の8月に同協議会が発足した時から普及提唱活動を展開しているそうです。

既に名称も登録商標化されているということで、かなり取り組みとしては本格的。
定義によると、元旦から1月15日までの間に食べるうどんを指すそうで、具材として新春を祝う「紅」を用いるというルールがあるそうです。具体的には蒲鉾やえび天(練り物)、金時人参のかきあげなどとのこと。こうした条件を満たすことで「年明けうどん」を名乗れるそうで、全国のうどん店などに向けて同協議会では販売促進ツールも用意しています。

話は戻って「どん兵衛・年明けうどん」。
確かに具材には「寿」の文字が入っている蒲鉾と、真っ赤な梅干しが添えられていました。さらに縁起物としては、とろろ昆布も具材となっており、新春を祝う要素はかなり豊富に取り揃えられている感じです。
食した感想ですが、やや梅干しの酸味が強すぎる感もありましたが、確かに正月休みでもたれ気味の胃袋には刺激になって良いかも。スルスル~っと食べられる点が、正月明けにはピッタリかもしれません。

果たしてこの「年明けうどん」、食文化として定着していくのでしょうか。

旧くは「土用の丑の日」、近年では「バレンタインデー」と、食品の販売促進活動に端を発して広まった食文化というのは少なくありません。最近ではコンビニエンスストアが展開する販売促進活動から生まれるものも多く、「恵方巻き」などはすっかり全国区になりつつあります。
年末の「年越しそば」は江戸時代から全国に伝わっている風習ですが、果たして新春の「年明けうどん」はどのような広がりを見せることになるのでしょうか。
 
Posted at 2011/01/10 17:33:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年01月02日 イイね!

贅沢な過ごし方(?)

贅沢な過ごし方(?)無事に長旅から帰ったのは、2011年の元旦を迎えて間もなくのこと。

久しぶりに自宅へと戻り、荷物を家に入れて適当に片づけた後は、さすがに疲れが出て爆睡モードに突入。

そうして元旦を過ごし、さらに正月2日もこれまた大半を爆睡で過ごすという、なんとも贅沢な“寝正月”となった2011年の新春。

自分自身でも振り返ってみてビックリするほど、この正月2日間での睡眠時間はたっぷりと確保出来たですが、やはりそれだけ約4千kmにおよぶ運転の疲れも溜まっていたということなのでしょう。
Posted at 2011/01/08 20:11:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2010年12月17日 イイね!

もらって嬉しいプレゼント

もらって嬉しいプレゼント街中はすっかりクリスマスムードが色濃くなってきました。
クリスマスを控えた週末、世のお父さんやお母さんは可愛いわが子の為に、また子供に限らず大切な人に贈るためのプレゼント選びも佳境に入ってきたのではないでしょうか。

そんな中、ウチでは一足早いクリスマスプレゼントの交換を、相棒の“しろぶぅさん”としてみました。

私がもらったプレゼントは、写真にある緑色のクッション。
どこにでもあるようなクッションのようですが、よくよく見てみると黒いコードがクッションから伸びています。さらに右下には万国共通の「電源ボタン」を示す表示が・・・。

この商品、日経トレンディが選んだ「2010年ヒット商品ベスト30」において、なんと第13位にランクインしたという、今や巷で大人気のクッション。

ルルド マッサージクッション」です。
なんでも通販番組やサイトでは人気沸騰中とやらで、人気定番商品として大ヒット中なのだそうです。

長らく腰痛持ちの身であり、かつ取材出張などで長距離に及ぶ車の運転も日常茶飯事、ゆえに肩や腰、足などの凝りには、しばしば悩まされてきました。機会を見つけては、温泉施設などでマッサージチェアーのお世話になることも多いのですが、さすがに家に本格的なマッサージチェアを置くほどの余裕はありません。
何か良いマッサージ機はないものか、などとボンヤリ思ったりもするのですが、そんな思いを知った“しろぶぅさん”がこんなプレゼントを用意してくれました。

普通のクッションとしてももちろん使えますが、裏返すと4つの揉み玉が仕込まれています。しかもこの揉み玉はヒーター内蔵という優れもの。ヒーター作動中は揉み玉が赤く光って、一目で作動状態がわかるようになっています。

正直、もらって最初の印象は「まぁ、それなりだろう」と、あまり期待はしていませんでした。
簡易的なマッサージ器具は、いまひとつ使い心地の良くないことも多かったりするものです。変に動きや揉み玉が固くて、凝りをほぐすどころか痛みを感じるようなものも実際にはありますので。

ところが試しに使ってみてビックリ。
揉み玉の感触がなかなかちょうど良く、かつクッションゆえの自由度から自分の狙った場所にフィットさせて凝りをほぐすことが容易に行えます。また、上下の向きを変えれば「揉み上げ」と「揉み下げ」の両方を使えますので、これもなかなか具合がよいのです。

寝た状態でも、座った状態でも使えるというフレキシビリティもなかなか優秀。腰、首と肩、足のふくらはぎと実際に試してみましたが、どの部位でも予想を遥かに上回る効果を見せてくれました。

このマッサージクッション、ヒット商品として人気なのも納得。長く使える、とても嬉しくありがたいクリスマスプレゼントなのでした。
これからクリスマスプレゼントを選ぶという方、このクッションはかなりお薦めです!
 
Posted at 2010/12/20 10:30:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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