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ここ数日にわたって疼いていた歯の痛み、前夜になって激痛へと変化してほぼ一睡も出来ず……。
そんなかたちで迎えた24日は、朝一番で歯科医院を訪ねることから始まりました。初めて足を運んだ歯科医院、評判通りになかなか良い感じで担当についてくれた若い男性医師も説明はわかりやすいし丁寧な雰囲気です。
レントゲンを撮って診察の後に下された決断は……。

「親知らずの虫歯なので、抜歯しましょう」

あ、全くその場で抜かれるなんていう覚悟はして来なかったのですが(^^;。サクッと麻酔をかけて、あっと言う間に抜かれておしまい。お蔭様でついさっきまでの痛みが嘘のように消え去り、出血も少なくてスッキリしたのであります。


歯科医院を出た後は、社用車1号機(日産フーガ 350XV)を東へと走らせます。
やって来たのは千葉の幕張エリアにある「キヤノン東日本修理センター」。日頃使っているデジタル一眼カメラの本体と、交換レンズ一本のメンテナンスを依頼しました。

本体はメイン機種の「EOS 7D」については、外部ストロボなどを装着するアクセサリーシューにやや不具合がありそうなので、必要に応じての交換を依頼。あとは基本的な点検・清掃というメニューです。
もう一台、「EOS 40D」も購入からそこそこの年月は経っているものの、まだまだ第一線の現役として活躍中。こちらは特に不具合があるというわけではありませんが、この機会に点検と清掃を行うこととしました。
そしてレンズですが、内側のレンズに一部破損が見受けられたので、これの交換修理。モータースポーツの本格的なシーズンインを控えて、毎年のように行っているメンテナンス作業を、まずは片づけることが叶いました。


幕張から、今度は「スーパーオートバックス市川」へと移動。
こちらでは2月いっぱいPIVOT製品のキャンペーンを行っていたので、クルーズコントロール機能付スロットルコントローラー「3-drive α」を購入・取り付けることとしました。

長距離出張業務が主ということで、九州や四国、北海道を年に何度か往復している社用車1号機(日産フーガ 350XV)。片道1000km級の走行も珍しくないのですが、残念ながらクルーズコントロール装着車ではないので、深夜の移動などでは欲しくなる場面も何度となくありました。
そこで今回、取り敢えず最新のレーダークルーズなどとは異なり、一定車速維持機能のみですがクルーズコントロール機能を社外品を用いて追加することとしたのです。

取り付け作業は90分ほど、操作部の取り付け位置や配線の取りまわしについて店員の方と相談して車を預け、同じ敷地内にあるファミリーレストランで時間潰し。作業完了の連絡を受けて車に戻ってみると、こちらの希望した通りの取り付けが完成されており、まずは満足いく仕上がりとなりました。
この機能と有用性については、3月に入ってからの取材出張でじっくりと検証していきたいと思っています。


無事に用事が一通り済んで帰宅の途につくと、知人の業界関係者からメール。
「都内にいるならお茶でも」というお誘いをいただいたので用賀の近くで合流、この日2回目のファミリーレストラン入店で軽くティータイム。業界話や世間話で2時間ちょっと盛り上がって、帰宅したのは21時頃。
朝の抜歯にはじまり、なかなか内容の濃い一日となったのでした。

　
日産フーガ 350XV｜PIVOT 3-drive α 装着

2012年に入り、ぼちぼち今年のモータースポーツカレンダーも全体像が見えてきた感もしている今日この頃。現状の予定では昨年同様に国内でふたつのシリーズを追いながら、日程との兼ね合いを見計らいつついろいろな関わりのあるカテゴリーの現場には、なるべく足を運んでいこうと思っています。

そこで3月後半くらいから稼働率が上昇してくるのが、長距離出張専用機でもある社用車1号機こと日産フーガ 350XV。既に当ブログでも記しているように総走行距離は19万km台に突入しており、このままの調子でいけばゴールデンウィーク前後くらいに20万kmの大台に乗ることになりそうな気もしています。

高速道路の定速巡航がほとんどゆえ、都心の渋滞を頻繁に経験して距離を重ねている個体よりは車への負担も小さく、コンディションは距離の割りには上々です。しかし、やはり距離を重ねることで消耗・摩耗が進む箇所も少なくありませんから、定期的なメンテナンスに加えてこれからは“予防交換”という観点からトラブルを未然に防ぐメンテナンスも必要になってくるところ。
そこで、今年のメンテナンス計画をちょっと考えてみました。

まず基本中の基本であるエンジンオイルとフィルターの交換については、従来通りに4,000kmを目安に実施していく予定です。さらに5万kmを目安としているATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)は、前回の交換が158,750kmの時でしたから、21万kmを刻む前にはこちらも交換しておく予定を立てています。
細かい消耗品ではエアークリーナーエレメントやエアコンフィルターなどがありますが、こちらは昨年11月の継続検査(車検)で新品に交換しているので、当面は大丈夫でしょう。

走りに直結する部分として気になるのはブレーキパッド。前回の交換は2009年秋の継続検査時、この時の走行距離は125,347kmで前後ともに新品に換えていますので、11月の法定12ヶ月点検まで持つかどうかは、随時残量を確認しながら必要に応じて交換という流れになりそうです。
もうひとつタイヤについては、サマータイヤは2011年の春先に新品の「ADVAN dB(デシベル)」を装着しており、このタイヤでの走行距離は23,168km。先日スタッドレスタイヤに交換した際にチェックしてみましたが、摩耗については途中でローテーションを行ったことも功を奏して全く問題なし。残溝量などから、もう1シーズンは使えるという判断をしています。

さて、問題となるのはちょっとした“大物パーツ”について。
昨年末にショックアブソーバーと付随するブッシュ類は交換しましたが、次に控えているのはオルタネーターやウォーターポンプといったあたりです。前者は既にディーラーでリビルド品を使っての交換にかかる費用の見積もりも取ってありますが、やはりここが壊れると身動きできなくなってしまいますので、出張が本格的に増える前に交換しておいたほうが安心です。また、これと同時にバッテリーも新品を投入しようと思っていますが、実は大きな声ではいえませんが車体を購入してから今までバッテリーを交換したことがありません。稼働率が高く、かつ高速道路の長距離巡航が多いという使い方ゆえに、思った以上に長持ちしているようです。

ウォーターポンプについては悩ましいところで、一般的には10万kmを超えたあたりで行うタイミングベルト交換のついでに作業するケースの多い箇所ですが、なにしろVQ35DE型エンジンはタイミングチェーンを採用しているので、“ついで”の元となる作業がありません。ゆえに19万kmを超えるまで無交換のままで来ており、特にトラブルの兆候も感じられないので使い続けていますが、安心感という面ではそろそろ交換しておきたい箇所であることも事実です。

これらオルタネーター＋バッテリーとウォーターポンプについては、春先を目処に予算とも相談しながら交換を行い、安心して2012年の本格的なモータースポーツシーズンインを迎えようという段取りを組んでいこうと思っています。
　

カレンダーも2012年に切り替わりましたので、そろそろ社用車1号機(日産フーガ 350XV)の昨年の燃費データを集計したものを掲載してみようと思います。

2011年は東日本大震災の発生もあり、モータースポーツの世界ではシーズン序盤のカレンダーに変動が生じた部分もありました。そのことも影響して、2011年の満タン給油タイミングをベースとした月次集計では、3月の走行距離がゼロとなる事態に。給油ベースで、かつ1号機に限った話であるとはいえ、丸々一カ月間にわたって車を動かさなかったというのは、私が運転免許を取得して車を所有するようになってから初めてのことでした。

こうした背景もあって、年間の走行距離は25,253kmと少なめに留まりました。2010年が34,401km、2009年は43,225km、2008年が36,945kmであったことから比べても、圧倒的に少ない数字に終わった一年となりました。ちなみに月平均は2,104.4kmとなっています。
このように少ない距離で終わった理由のもうひとつが、掛け持ち出張にあります。通常なら東京を起点に2箇所の出張を往復するところを連続でこなしたため、走行距離を抑える結果になりました。

走行距離が少なかったため、当然ですが燃料の給油量も年間で2,385.29Lirerに留まりました。
単純な割り算による満タン法で導き出された燃費数値は10.59km/Liter、こちらは2009年の10.89km/Literに次ぐ良好なものとなっています。この背景を分析したときに、ひとつの理由として思い当たるのが装着しているタイヤの銘柄。2011年は春先からYOKOHAMAの「ADVAN dB(デシベル)」を装着しましたが、このコンフォート性能に優れたタイヤはラベリング制度に基づく転がり抵抗性能でA評価を受けています。対して2010年の夏タイヤとして使ったのはグリップ性能をより重視したキャラクターの「ADVAN Sport」でしたが、この年の年間燃費は10.27km/Literでした。
ちなみに「ADVAN dB(デシベル)」の優れた転がり抵抗性能にも助けられて、5月下旬には広島県から東京までの移動において過去最高の区間燃費となる14.42km/Literもマークしています。

結果としては2007年7月の購入からの累計燃費を引き上げる結果となった2011年の燃費集計データ。
2012年は年間走行距離も再び3万km台を回復することは間違いなく、もしかすると4万kmに届くようなこともあるかもしれません。この流れで行くと、早ければゴールデンウィーク前後ではオドメーターの数値が20万kmの大台に入るような気もしています。
　
　

年	月	燃費 (km/Liter)	走行距離 (km)	給油量 (Liter)	給油金額	平均単価
2011年	12月	9.67	625	64.60	\9,367	\145
	11月	8.93	1,303	145.96	\21,261	\146
	10月	10.61	3,111	293.09	\42,764	\146
	9月	10.86	3,313	305.12	\44,411	\146
	8月	10.26	3,527	343.77	\53,217	\155
	7月	9.78	1,850	189.19	\29,816	\158
	6月	11.34	2,196	193.70	\29,380	\152
	5月	11.96	5,151	430.85	\66,432	\154
	4月	10.12	2,574	254.45	\40,467	\159
	3月	-	0	0.00	\0	-
	2月	8.33	553	66.35	\9,355	\141
	1月	10.69	1,050	98.21	\13,410	\137
2011年累計		10.59	25,253	2,385.29	\359,880	\151
納車後累計		10.49	159,332	15,192.57	\2,189,193	\144

　

今回も無事に終えることが出来た年末年始恒例の長距離ツーリング。2千km余りをオドメーターに重ねる結果となりましたが、今回はツーリングの過程において社用車1号機(日産フーガ 350XV)のオドメーターが19万kmを刻みました。

2007年7月の購入から4年半が過ぎての19万km台突入。中古車で購入した時のオドメーターが3万kmほどでしたから、私のところにきて16万kmほどを走行したことになります。
何度も記しているように、既にこの車では日本の本土四隅(宗谷岬、納沙布岬、神崎鼻、佐多岬)を制覇済。沖縄を除く46都道府県全てを走行しており、多いときには1ヶ月に6,797kmを走行したこともありました。

昨年の秋には3回目の継続検査(車検)も通し、車齢としては8年目に入っている個体。昨年はフロントハブやショックアブソーバーなどの大物部品も交換を済ませており、定期的なエンジンやオートマチックのオイル交換も功を奏してか、年式や走行距離の割りには良好なコンディションを保ち続けています。

このままいけば年内前半には20万kmの大台に乗ることも間違いない1号機(日産フーガ 350XV)。
もっとも、日本車ではメルセデス・ベンツのような「オーナー表彰制度」が存在していないので、距離を重ねることの面白みはあまり感じられない部分もありますが……。
　

昨日付のエントリで少し触れましたが、社用車1号機(日産フーガ 350XV)の冬支度を進めました。クルマの冬支度にもいろいろとありますが、今回施したのは基本中の基本と言えるスタッドレスタイヤの装着です。

装着したのは、YOKOHAMAのスタッドレスタイヤ「ice GUARD・iG30(TRIPLE PLUS)」。昨冬のシーズンインに際して購入、5,565kmを走ったタイヤですが、まだまだ溝の残りは充分ですしゴムの硬化も進んでいないので2シーズン目に突入です。

交換作業を行ったのは目黒区にある「タイヤガーデン城南」。こちらのお店は店頭でのタイヤ販売や組み付け作業のみならず、筑波サーキットなどモータースポーツの最前線でタイヤサービスを行っています。それだけにレーシングタイヤからスタッドレスタイヤまで、とにかくタイヤに関する知識と技術力はカー用品量販店などとは比べ物になりません。
今回も夏タイヤからの交換にあたっては嵌め替えのかたちでお願いしましたが、作業を見ていると細かい部分への気遣いというか、丁寧かつ迅速な作業ぶりには改めて感服させられた次第です。

いよいよ年の瀬ということで、年末年始のお休みには帰省や行楽に車で出かける予定を立てているという方も多いことでしょう。
その際は、なるべくスタッドレスタイヤを装着していただきたいと思います。北海道や東北、上信越などの降雪地帯であれば既にマイカーにはスタッドレスタイヤを装着されているでしょうが、首都圏など年に数回程度しか降雪のない地域にお住まいの方はスタッドレスタイヤを持っていない割合の方が高いでしょう。

近年は高速道路網の整備も進み、多少の雪が降っていても融雪剤の散布などがマメに行われていることもあって夏タイヤのままで走れてしまうケースも確かににあります。しかし、あくまでも雪が降ったらクルマはスタッドレスタイヤで走るべき。雪や氷の上を、わざわざ夏用のウォーキングシューズで歩こうとは誰も思わないのと一緒で、季節や路面コンディションに合わせたタイヤを装着することはドライバーとしての義務であり責任です。

私自身、年末年始の時期には長期の休みをとれることから、長距離ツーリングに出かけています。その大半が目的地は九州や四国といった西日本方面ですが、毎年必ずどこかで降雪には遭遇しています。一般的には暖かいイメージの強い鹿児島などの九州南部でも雪に遭遇しましたし、四国では高速道路が雪の影響で通行止めになったこともありました。
こうした場合、とにかく夏タイヤのままで走っているクルマの存在は、周囲に危険と迷惑を及ぼすだけのものです。例えば昨年末から今年の年初にかけてのツーリングでは、年明けの帰り道に日本列島は寒波に襲われ、たまたま関西からの帰り道だったのですが名神高速と新名神が部分的に通行止めとなりました。
関西と中部をつなぐ大動脈がクローズされたことで、残ったルートは一般国道である25号の名阪国道のみ。ゆえにここにクルマが集中したのですが、奈良県から三重県にかけては大雪となり、夏タイヤのままのクルマやチェーンだけを装着しているクルマが立ち往生しているなど、交通環境が大混乱をきたしていました。
さらに振り返ると、元旦の鳥取県では国道9号で豪雪の影響により千台ものクルマが立ち往生。きっかけは一台のタンクローリーがスリップしたためということですが、このタンクローリーが夏タイヤのままだったとは思えませんが、仮にスタッドレスタイヤを装着していたとしても冬道の危険性を充分に理解した上でいつにも増して慎重な運転がドライバーには求められます。

さらにクルマが地面と唯一接しているのがタイヤであるということを考えれば、決して値段だけで購入するアイテムを決めるべきではないことも明らかです。
どんなに最先端の安全装備を有している高性能車であっても、タイヤのポテンシャルを上回る性能を発揮することは出来ません。決して高額な商品が間違いなく高性能であるとは限りませんが、格安タイヤを購入するにあたっては必ずインターネット上のユーザーレビューなどを多角的に検証することをお薦めします。

いずれにしても冬のクルマにはスタッドレスタイヤ。長距離を走る予定の方には必須の条件であり、都内などの近距離ユースオンリーという方であれば、少しでも雪が降った場合はいさぎよくクルマの使用を控えるという決断が求められます。
雪国で生活した経験のある者にとっては、少しであっても雪のある路面を夏タイヤで走ることは自殺行為以外の何物でもありません。いや、何度も記してきていますが、夏タイヤのままで雪の上を走るということは周囲の歩行者や他車を巻き込んだ事故を起こす可能性もありますので、“他殺行為”になりかねないということを考えるべきなのです。
　

日産フーガ｜スタッドレスタイヤ装着