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2006年12月01日 イイね!

カー・オブ・ザ・イヤー

今日付でfc2ブログに加えて、みんカラもやってみることにしました。
知り合いの方がみんカラをされていて、コメントをつけたくて登録したという次第。
不定期更新&当ブログと基本的に同一記事掲載の予定ですが・・・。
 
 
さて、今日の話題は「カー・オブ・ザ・イヤー」。
今年はこの名称を冠したイベントにとって大きな変化があった一年でした。
それは、新たなカー・オブ・ザ・イヤー企画が立ち上がったこと。
 
現在、日本では主なものとして次の4つが存在しています。
 
日本カー・オブ・ザ・イヤー(J-COTY)
RJCカーオブザイヤー
日本自動車殿堂カーオブザイヤー
あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤー(CCC)
 


11月30日のCCC発表を以って、4つのイヤーカーが選出されました。
その結果、J-COTYのみがレクサスLS460をイヤー・カーに選出、そのほか3つについては三菱 i (アイ)がイヤー・カーに選出されました。
 
 
さて、今年新たにCCCが発足したことで、4つのカー・オブ・ザ・イヤーが存在するという状況になった訳ですが、この点については新聞記事にもなりました。
 
●乱立?充実変わる「カー・オブ・ザ・イヤー」事情
産経新聞iZa(イザβ版)  2006年11月17日 11時45分
 
この記事にもあるように、実際に乱立状態にある「カー・オブ・ザ・イヤー」は一般消費者に分かりにくさだけを生んでいます。
今回はたまたま3団体が同一車種を選出しましたが、もし4つの団体全てが異なる車種を選出したら・・・。
 
この状況に至った経緯をたどると、結果的には自動車媒体という業界の特殊性が見えてきます。
全てはJ-COTYが源流となり、その時々にJ-COTYのやり方に反旗を翻した"反主流派"が独自のカー・オブ・ザ・イヤーを新設したという感じです。
 
老舗のJ-COTYを中心に色々と言われていたり、一部雑誌記事にあるような自動車媒体とメーカーの癒着馴れ合い体質。
個人的には具体的にどうこうは言うつもりなどありませんが、簡単に言って「日本に自動車ジャーナリズムは存在しない」と言えるでしょう。
 
特に最近は自動車雑誌の品質低下も著しく、イラストなどによる新車スクープ記事合戦と、ドライブレポートにもならないようなインプレッション記事だけが紙面を飾っているような状態です。
その結果かどうかは分かりませんが、数日前には老舗の自動車書籍を主体とした出版社が事実上倒産しました。
 
私自身、自動車関係以外の工業製品について取材活動を行ったこともありますが、自動車関係のみ異質な世界が拡がっています。
J-COTY選考委員クラスになると、往復経費から宿泊、食事などなど全てメーカー丸抱えでの取材ツアーなんて当たり前。
取材対象企業に経費を丸抱えしてもらうような業界は、他には無いかと思いますが・・・。
 
簡単な話、利権や面子争いの結果が4つに膨れ上がったカー・オブ・ザ・イヤーを生んだと言えるでしょう。
まぁ、一般的にはどうでも良いことですが、そろそろ自動車メーカーも"引き際"を考えても良さそうな気がします。
年間で相当額の広報予算、本当に無駄では無いのですか?
 
このままでは音楽関係の賞のように、乱立期を経た後は衰退の一途をたどり、全く権威の無いものに成り下がってしまう日も遠くはないでしょう。
今の時点で十分に自動車メーカーと出版業界の「村祭り」という色合いが濃いのですから。
Posted at 2006/12/03 08:07:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | クルマ

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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