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2007年03月02日 イイね!

社用車1号機代替計画

うちでは現在、2台の車を使っています。

「社用車2号機」こと三菱ランサーエボリューションVII GT-Aは、つい3日前にに継続車検を受けたばかり。


そしてもう一台の「社用車1号機」こと三菱ディアマンテ 30M-SEも、今年の7月で車検の期限を迎えます。

1号機は既に走行距離が17万kmに届こうとしています。1996年式なので車齢も既に11年目。
今のところ現役ですが、やはりいろいろな部分の経年劣化は隠せなくなってきています。

そんな1号機も去る2月10日にタイミングベルトを交換したばかり。
まぁタイミングベルトは消耗品のひとつですし、不測のトラブルを避けるために予防交換を行っておいたという次第です。


さて、悩んでいるのは「1号機」の処遇。もう一回車検を通すか、それとも代替えするか。

代替えするとなると車種は何にするか?
仕事がら、知人などから車の買換えに関する相談やおすすめの車種についての質問を受けることが良くありますが、自分自身の車選びについては明確な指針があるので、いくつかの代替え対象候補は決まっています。


そのうちの一車種がホンダインスパイア
2003年6月にデビューした、現行モデル(UC1)型です。


ボディサイズは(L)4805mm×(W)1820mm×(H)1455mm。三菱ディアマンテより若干大きめですが、契約している駐車場などの面では特に問題はありません。



駆動方式は前輪駆動(FF)。
エンジンはV6/SOHC4バルブにi-VTECを組み合わせており、排気量は3000cc。但しこのエンジンは可変シリンダーシステムを搭載しており、必要に応じて6気筒の半分を休止する機構が備わります。
例えば淡々と幹線道路などで一定速度の巡航をするような場合は、3気筒で走行します。
スペック的には最高出力184kW(250ps)/6000rpm、最大トルク296N-m(30.2kg-m)/5000rpmとMIVEC機構で武装した三菱ディアマンテのハイパワーエンジンと比べても遜色ありません。
その上で10・15モード燃費は11.6km/Liter。長距離移動の多い身には、この数字はとても魅力的です。



ホンダインスパイア、現行型は2003年6月のデビューですが、2005年11月にマイナーチェンジを受けています。
掲載した写真のうち、最初の2点がマイナーチェンジ後の"後期型"、後半の2点はデビュー当時の"前期型"です。
前期型は某国の某車が、スタイリングをそっくりコピーしたような出で立ちで後追いデビューしたこともあり、特に後部の意匠をマイナーチェンジで大きく変更しました。



前期/後期は外観上の差異は小さくありませんが、機構的には大きな変更はされていません。
オートマチックもデビュー当時からマニュアルモード付きの5速仕様が搭載されていたので、継続されています。
目立つところではカーナビゲーションのメディアがDVDからHDDに進化しているあたりでしょうか。


さて、このホンダインスパイアは私にとって理想的な一台であると言えます。
長距離を高速道路で移動する機会が多いので、ある程度の動力性能とボディサイズが欲しいところですが、スペック的にはちょうど良いところに位置しています。
そして先進のエンジンが動力性能と燃費を高いレベルで両立している点も見逃せません。最低700kmの航続距離が条件ですが、恐らく満たしてくれるでしょう。燃料がレギュラーガソリン指定というのも嬉しいところ。

更に個人的な条件である"マニュアルモード付で5速以上のオートマチックかCVT搭載"というトランスミッションに関する面もクリア。

トランク容量の条件は500リットル級としていますが、ホンダインスパイアは495リットル(アバンツァーレは491リットル)で合格。
三菱ディアマンテには備わっていない可倒式リアシートも備わるので、大きめ&長めの荷物積載時には重宝するでしょう。


このようにとても魅力的な内容なのですが、もう一歩踏み込んで私の場合は前期/後期問わず最上級仕様の「アバンツァーレ」のみを購入対象として考えています。

その理由は同仕様にのみ標準装備されている、先進の運転支援システムの存在。


「車速/車間制御機能(IHCC)」は、ミリ波レーダーを使ったクルーズコントロール。
先行車との距離を常に計測し、一定の車間距離を維持したクルージングを実現してくれます。
先行車の減速や急な割り込みに対しては、自動的にこちらも減速動作を行い、最終的にはブレーキも自動で作動させつつドライバーに警告を発して積極的な減速動作を促します。

「車線維持支援機能(LKAS)」はフロントウィンドゥ上部のカメラが前方の路面上にある左右のラインを認識して、車線を維持しやすいようにステアリングをアシストします。
車線を逸脱しそうになるとアシスト動作を行うとともに、必要に応じて警告を発します。

「追突軽減ブレーキ(CMS)」はミリ波レーダーで先行車との距離を検知し、追突の危険性があると判断した場合には自動的に強めのブレーキ制御を行うと同時に、ドライバーに対しても更なるブレーキ操作を促す警告を発します。


これらの装備については、以前同様の装備を持ったホンダアコードを試乗した際に、その有効性と利便性を体験しています。

もちろんこれらは「ドライバーを楽させる=手抜き運転を容認する」ための装備ではありません。
人間のミスを最小限に留め、カバーしてくれる装備です。さらに言えばこれら装備のお蔭で生まれるドライバーの余裕は、これまで以上に周囲に対する安全確認などに注ぐことが出来ます。

私のイメージとしては航空機の操縦に近い感じです。
オートパイロットで巡航していても、パイロットは常に安全確認を行い、人間と機械が巧みに連携することで安全性を高めています。


このような車を実際に購入できるというのは凄いことですね。
もう一つ、ホンダのカーナビに備わる音声認識機能は優れもので、認識率が高い上に音声コマンドで操作できる内容の多さが他社の同様の装備を遥かにしのいでいます。

目的地設定などカーナビの基本操作は当然として、オーディオやエアコンも音声操作が可能。
「暑い」と言うとエアコン設定温度が1度下がり、「○×度」というとその温度に設定します。
「FM」と言えばFMラジオを受信、「TV」と言えばテレビ受信に切り替わります。しかも、例えば「FM東京」と言うと、FM80.0にチャンネルを合わせてくれるのです。
唯一、ボリューム操作は音声では出来ませんが、これはステアリング上のスイッチが備わるので操作も簡単。


このように私の車に対する要件を高いレベルで満たしているホンダインスパイア
お財布との相談で代替えをしばらくの間、真剣に検討してみようと思います。

ちなみにベタ褒めのようですが、もちろん気に入らない点もあります。
それはスタイリング全て。
インテリアはまだ良いとして、エクステリアデザインについてはお世辞にも「格好よい」とか「洗練されている」、「高級感が溢れている」などというほめ言葉はひとつとして当てはまらないと私は思っています。

まぁ、仕事で使う車ですから、機能最優先でデザインは後回し。内装は乗るたびに見ますが、外装は走っている間は見えませんから。
多少格好悪くてもパッケージングがきちんとしていれば可、という感じです。
Posted at 2007/03/03 05:36:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記

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