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午前8時に東京を出発。今週末も1泊2日で取材出張です。

つい一昨日通ったばかりの東北自動車道を再び北上。今回は一人での自走、当初予定通りのスケジュールで動けたので週末らしいマッタリとした流れに混ざって北上します。

そうそう、途中で数台の覆面パトカーに遭遇しましたが、まぁ平然と追い越し車線から覆面パトカーを抜き去っていく車の多いこと。
幸いに(？)、三車線全てが混雑気味の状況であり、かつそんなにハイスピードで抜き去った訳でもないので、覆面パトカーが覆面を脱ぎ去ることはありませんでしたが･･･。
確かにゼロクラウンの覆面パトカーは、かなり秘匿性が高くなったとは思いますが･･･。

お昼に栃木県の丸和オートランド那須に到着。
明日は全日本ダートトライアル選手権の開幕戦が、ここ丸和を舞台に開催されます。

土曜日は公開練習日。天気予報では日曜の空模様が芳しくなさそうなので、公開練習でも写真素材を収集しようとやってきた次第。
約2時間、開幕戦に参戦する大半のマシンが1本ずつの練習走行を行いますので、ひたすらにコースサイドで写真撮影を行います。

ところで皆さんはダートトライアルという競技をご存じだったでしょうか。
専用のコースを1台ずつタイムアタックする競技で、スピード行事に分類されるカテゴリーです。
競技は1日に2回の走行を行い、ベストタイムで競い合います。
要するに内容的にはジムカーナとほとんど同じ。但し、その名の通りコースはダート、つまり未舗装路です。

このダートトライアルという競技、観戦をお薦めしたいカテゴリーのひとつです。
まず、専用のコースで行われるので、比較的観戦しやすい環境が整えられています。
当然、サーキット場のような施設ではないので、それなりの準備も必要。
この時期ですと厚手の上着は必須ですし、靴も動きやすいものがベスト。天候によっては長靴の方が安心であるとも言えます。
また、椅子を備えたスタンド席はないので、折り畳み椅子などがあると便利。観戦はコースの周囲を囲んだ土手状のエリアからとなり、全域が見渡せるので随所で選手が魅せる迫力ある走りを堪能出来ます。

高速レイアウトの場合、トップスピードは150km/hにも及ぶダートトライアル。
コーナーでは土や砂利を勢い良く掻いて豪快かつ繊細なドリフトが繰り広げられます。

また明日行われる全日本選手権開幕戦は、なんと入場無料。
駐車料金2,000円／台(乗用車)を支払えば、乗車定員まで入場可能なので、友達同士などで乗り合わせて来るととってもお得です。

更にお楽しみ抽選会も開催されますし、会場内では飲食販売ブースも設けられますので丸一日楽しめること間違いなし。

ゲストドライバーとしてFIAプロダクションカー世界ラリー選手権でもお馴染みの新井敏弘選手が来場、ラリーマシンによるデモランも行われます。
　
また、今回の開幕戦には「ちょっと珍しい選手」もエントリーしています。
写真の選手、モータースポーツファンならご存じですよね。
「場違い！？」いえいえ、名門・OKUYAMAからエントリーする青木孝行選手、真剣度はSUPER GTやスーパー耐久の時と何ら変わりません。
明日、どんな走りを魅せてくれるのか要注目です。