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2007年09月19日 イイね!

バスの安全性

バスの安全性既に報道でも多く伝えられているように、今日9月19日から改正道路交通法が施行されました。

●飲酒運転には厳罰、改正道交法施行…車両や酒の提供も罪に
YOMIURI ONLINE(読売新聞)  2007年9月19日 11時39分

飲酒運転の厳罰化や後席でのシートベルト着用義務化などを主とした今回の改正内容については、個人的には概ね同意できるものという印象。
この週末、9月21日(金)から30日(日)には「秋の交通安全運動」も行われますので、ドライバー一人一人はいつも以上に安全運転を心がけることが必要です。


ところで今日のニュースでもうひとつ、目に留まったものをご紹介。

●バス急停止でけがは乗客にも責任? 名古屋地裁判決
asahi.com(朝日新聞)  2007年9月19日 22時16分

バスに乗っていた60歳代の女性が、右折車が来てバスが急停止したために着席していたものの前のめりに倒れて怪我を負ったという事故の過失割合を争った裁判についてのニュース。
名古屋地方裁判所における判決では女性側に「ついたて棒につかまるなど、何ら怪我を回避する姿勢をとらなかった」として1割の過失を認めました。
これに対して女性の代理人である弁護士は「乗客に常に急ブレーキに備える過酷な注意義務を課す不当な判決だ」とコメントしています。

みなさんはこの判決、どのように思われますか?

私の意見としては、至極真っ当な内容であると評価します。

もちろんバスの乗務員が運転操作などについて最大限の注意を払って乗客の安全性を可能な限り確保するよう努めているという前提での話です。
法規やマナーを遵守した安全運転の励行はもちろんですが、特に子供や高齢者の乗客に対しては着席や手すりに掴まるなどの安全確保がなされる前の発進をしないなど、しっかりした乗客の安全への配慮が乗務員には求められます。

しかし名古屋のガイドウェイバスなど極一部に例外こそあるものの、基本的にバスという公共交通機関は混合交通の中で機能しています。
つまり鉄道のように他から隔離されたところを移動するのではなく、あらゆる自動車や歩行者などと同じインフラの上で成立しているわけです。

ということは、それだけ外的要因による事故や危険への遭遇率も高まってきます。
今回の判決を伝える報道でも、事故発生因子は「右折車」とありますから、交差点で対向してくるバスを見て強引にバスの前を横切るかたちで通過した右折車が現れ、これとの衝突を避けるために止むを得ずバスの運転士は急ブレーキをかけたと推測できます。

バスに乗れば分かるように、車内では頻繁に止むを得ず急停止する可能性があることや、吊り革や手すりなどに掴まるように、とアナウンスが流されます。
また同様のことは車内に注意書きとして掲示されてもいます。

このような背景を総合的に見た場合、例え高齢者であっても乗車時に安全確保に関する責任や義務が皆無であるとは言えないでしょう。
それゆえの今回の判決であろうと思います。


もちろん先にも記したように、これらの大前提はバスの乗務員が最大限の安全確保に努めていることです。
しかし、実際には周囲の車を運転するドライバーや歩行者にも大きな責任があることを忘れてはなりません。

例えば道路交通法では第31条2「乗合自動車の発進の保護」において、やむを得ない場合を除き、バス停から発進しよう合図を出したバスがいた場合、後方の車両はバスの進路変更を妨げてはならないと明文化されています。
この他にも比較的走行スピードの遅いバスに対しては無理な割り込みや、今回の事故原因ともなった急な横切りなどをするドライバーも街中では多く見かけます。

今後は都市部に限らず高齢化社会の進行なども背景として、公共交通機関と自家用車の共存が大きなテーマとなっていくでしょう。
公共交通機関の安全性については、個々のドライバーにも責任の一端が課せられていることを決して忘れるべきではありません。


※文中で紹介した事故と掲載した写真は一切関係ありません。
Posted at 2007/09/20 03:48:17 | コメント(2) | トラックバック(1) | 自動車全般 | 日記
2007年09月19日 イイね!

2008年のF1日本GP日程変更

昨日付のエントリでは2008年に「WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)」が日本において開催される運びになったことをお伝えしました。

これに伴って場合によっては10月中旬以降、日本において三週連続でFIA世界選手権タイトルがかけられたモータースポーツが開催されることになる可能性があると記しました。

しかし、その中でお伝えした「F1(FIA フォーミュラ1世界選手権)」の日本グランプリ開催日程を変更する旨が、FIA(国際自動車連盟)から発表されました。

●2008 FIA Formula One World Championship
FIA(国際自動車連盟)  2007年9月18日発表

この発表によると当初案の日本グランプリと中国グランプリの開催日程を入れ換える形として、10月12日(日)に日本グランプリ、10月19日(日)に中国グランプリというスケジュールとなるようです。

つまり日本グランプリは当初よりも開催が一週早まることになるようです。
Posted at 2007/09/20 03:11:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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