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2008年01月09日 イイね!

「紺碧」という名の名車

「紺碧」という名の名車今日は、最近買い求めたミニチュアカーの中から、特にお気に入りの一台をご紹介します。

それが写真の「ベントレー・アズール」。
2005年のフランクフルトショーで発表された、イギリスの名門・ベントレーの最上級4シーター・ドロップヘッドクーペです。

ご存じのようにベントレーは今やフォルクスワーゲングループ傘下にあり、同ブランドの最上級車種とエンジン共用などを図られています。
その結果、ベントレーとしてはリーズナブルなモデルを生み出すことに成功、脈々と受け継がれてきたスポーティかつ上品なブランドイメージと融合することで好調なセールスも記録していると伝えられています。

特に日本ではフォーマルなロールス・ロイスに対して、オーナー自らがステアリングを握ることに抵抗の少ないベントレーを好む向きも少なくなかったようで、現在のようにロールス・ロイスと完全分離する以前には「ターボR」などが首都圏を中心に人気を集めたこともありました。

自動車に対する"階級意識"が比較的薄いように感じられる日本では、経済的に成功を収めればベントレーであっても乗ることにためらいを感じることは余り無いでしょう。
しかし、さすがに優美なドロップヘッドクーペの「アズール」ともなればどうでしょうか。
乗り手には相応の品格や身だしなみ、立ち居振る舞いも求められますし、いわゆる"成り金さん"では伝統あるベントレーというブランドネームに負けてしまうのがオチのような気もします。

ベントレーには同様のドロップヘッドモデルとしては「コンチネンタルGTC」もラインナップされていますが、こちらはよりカジュアルな印象。乗り手を選ぶという意味ではアズールに比べるととても間口が広いように思えます。

「アズール(AZURE)」とは「紺碧」という意味。世界的に名高いフランスの高級リゾート地「コート・ダジュール(COTE D' AZUR)」に由来していますが、このような車は高級リゾートに先祖代々所有している別荘のガレージにおさめておいて使うのがお似合いなのかもしれません。

専属運転手にステアリングを委ねて海岸線を走って青空を大切な人と共有。
夜は自ら運転して、パーティ会場を訪れる。
そんな物語のような世界が現実にあるからこそ、「アズール」のような浮世離れした車も存在し続けてくれているのでしょう。


>> Miniaturecar Collection|BENTLEY AZURE (2006)
Posted at 2008/01/11 23:45:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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