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2008年03月09日 イイね!

半世紀を経ての評価

半世紀を経ての評価今日は次のようなニュースが全国に配信されました。

●関門トンネルが開通50周年 下関で式典、200人が祝う
MSN産経ニュース(産経新聞)  2008年3月9日  16時09分

本州と九州を結ぶ「関門国道トンネル」。
遠方から関門海峡を渡る自動車は高速道路を使うのが一般的なので、もしかすると関門橋よりも馴染みが薄いという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし関門橋が1973年に開通したのに対して、関門国道トンネルは1958年と15年も早く開通して、本州と四国の物流や人的な交流に大いに貢献してきました。

元々、本州と四国を結ぶ道路を造ろうという計画が持ち上がったのは昭和初期のこと。計画を進めるにあたっては橋を架けることも考えられたそうですが、戦争時に標的とされやすいこともトンネルを掘ることになった大きな理由と言われています。

結局、1939年に本トンネルが着工したものの戦時下になって工事は中断。そして敗戦を経て1952年に工事を再開、1958年完成にこぎつけました。

そして50年を経た現在でも、生活に身近な本州と九州を繋ぐ道路として、毎日3万台以上の通行量があるそうです。

ちなみに道路はNEXCO西日本が管理していますが、料金は他の道路とのプール制などではなく、あくまでも関門国道トンネルそのものの修繕や維持管理に必要とされるだけの料金徴収をすることと定められています。
そのため、事業計画の見直しが随時図られ、直近では2006年に料金の引き下げが行なわれ、普通車はそれまでの200円から150円に25%の値下げが実施されました。

私は関門国道トンネルは2回走行したことがあります。最初は午後2時頃に、2回目は夜8時頃に通過しましたが、いずれも上下線ともに多くの車が走行していたことを覚えています。
料金も安価ですし、地元で頻繁に利用される方なら回数券を購入することでさらに割り引かれた価格で走行できますから、生活道路として地域に密着しているということなのでしょう。

このトンネル、計画・着工は戦前のことですから、現在のモータリゼーション社会とは全く異なる考え方で作られたと推測できます。つまりは軍事的要素が色濃かったのではないかと。
しかし、結果として完成から半世紀を経た今日でも、無くてはならない道路として存在しています。

さて・・・、果たして2050年頃の日本においては「東京湾アクアライン」や、自動車用トンネルではありませんが"昭和の三大バカ査定"と言われた「青函トンネル」は、どのような評価を受けているのでしょうか?
Posted at 2008/03/11 02:00:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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