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2008年08月10日 イイね!

暑さに弱い?北の猿たち

暑さに弱い?北の猿たち【2008年8月10日 14時00分/青森県むつ市脇野沢】

「海峡ライン」を走って、クルマは再びむつ市に入り、脇野沢地区にやって来ました。

ここで立ち寄ったのが「野猿公苑」。
"北限のサル"と呼ばれるニホンザルが生息している下北半島、ここには数十頭のサルが暮らしています。

ヒト以外の霊長類では最も北に生きるのがこの猿たち、今では絶滅のおそれがある地域個体群にも指定されているようですが、一方で農作物を食い荒らすなど困った存在でもあったようです。

そこで公苑が整備されて、ここである程度まとめて飼育されるに至ったとか。

「道の駅 わきのさわ」に隣接する公苑は、入苑料が大人200円。8時30分から17時まで公開されています。

訪れてみると、小猿も含めた面々が暮らしていました。
外の気温は25度以上、東京に比べるとカラッとした空気ですが日射しはきつく立っているだけでも汗が出てきます。

それは猿も同じことのようで、ほとんどの猿は壁際の日陰などに集まって暑さをしのいでいました。
中には水道の蛇口を抱くようにして水を飲み続けている者や、日陰で冷たいのか地面にベッタリと張りつくように寝ころがっている者も・・・。
しかしやはり子供たちは元気なようで、小猿は時折日向に出て元気に駆け回っていました。
 
 
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Posted at 2008/08/10 22:17:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 東北(下北・津軽) | 日記
2008年08月10日 イイね!

海峡ライン走行の"ポイント"

海峡ライン走行の&quot;ポイント&quot;【2008年8月10日 13時40分/青森県むつ市川内町】

大間崎からは「海峡ライン」の愛称をもつ国道338号を南下します。

これまで走ってきた国道279号とは様相が一変して、道幅は狭い箇所が多く、勾配の急なワインディングもあるルート。

この沿線には佐井村に「仏ヶ浦」という景勝地がありますが、駐車場からは15分ほど階段を歩く必要があるそうです。
年配の方や女性の方は、佐井村港か下滝港から出ている観光遊覧船を利用するのがベターかもしれません。

ところでこの国道338号を走る場合、道の狭さや連続するワインディング路という以外にも、いくつか注意すべきことがあります。

まずルートそのものが余り手のついていない自然の中を走っているので、沿線には大規模な町がほとんどありません。
特に大間町中心部からむつ市方面までの間はコンビニエンスストアは皆無です。もちろん個人商店や飲料の自動販売機は目にしますが、何か特定の物が必要という場合は売っていない可能性がありますし、時間や曜日によっては営業していないケースもあるでしょう。

同様にガソリンスタンドも佐井から脇野沢までの間には存在していません。どちらかで必ず燃料の残量はチェックしておきましょう。
ちなみに下北半島は思っていたほどガソリンの販売価格は高くありません。むつ市内などは東京と同じレベルの値札がついています。

そしてもう一点。
オープンカーやサンルーフ付きの車で訪れると、今日のような好天ならば屋根やサンルーフを開け放って気持ちよいドライブを楽しみたくなります。
しかし、何故か蜂やアブ、ハエが多い。途中、道路工事の片側交互通行規制箇所でで停車した時などは、車体に何度も虫が当たる音が聞こえてくるほど。
とにかく飛んでいる面々は巨大、これが車内に入ってきたら、特に蜂やアブだったら大パニックになること間違いなしです。


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Posted at 2008/08/10 22:03:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2008年 東北(下北・津軽) | 日記
2008年08月10日 イイね!

本州最北の地に到達

本州最北の地に到達【2008年8月10日 11時45分/青森県下北郡大間町大字大間】

むつ市北部から津軽海峡を右手に見ながら「はまなすライン」と愛称をつけられた国道279号を走行。
好天のおかげで海岸線の気持ちよいドライブ、道も広く快適そのもの。

そしてやって来ました本州最北端の地である大間町の「大間崎」。
最近ではテレビ番組などでも多く採り上げられ、マグロで有名な大間町。ということで快晴の夏休み最初の日曜日、「大間崎」も多くの観光客で賑わっていました。

こんなタイミングで訪れたせいもあって、雰囲気は観光地そのもの。
ここ数年であちこち"端っこ"を訪れていますが、最も賑やかな場所という感じです。

この町に来たからにはマグロを食するべきなのかもしれません。私も昨日の段階ではお昼時の訪問でもあることからそれを考えていました。

しかし少々賑やかに過ぎる感じに馴染めず・・・。
岬の前に何軒かある売店のひとつに入ってお土産を調達、そのついでに"イカ串焼き"と"ホタテ串焼き"を買い求めて昼食の代わりにすることに。

これはともになかなか美味しいものでした。
ただ、お店のお姉さんから「ウミネコに狙われますから気をつけて」と言われて、ここが大いなる津軽の自然の真っ只中であることを再確認。
たしかに海峡の向こうに北海道を眺めながら味わっていると、私の周囲を多数のウミネコが飛び交う結果に。

ということで襲撃される前に早食いで食して、そそくさと大間崎を後にしました。



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Posted at 2008/08/10 21:48:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 東北(下北・津軽) | 日記
2008年08月10日 イイね!

ニッポンの底力

ニッポンの底力【2008年8月10日 10時15分/青森県むつ市大字関根】

夏休みということで無料公開されていた「むつ科学技術館」の見学を終えた後は、ここに来るまでの道のりで気になる看板を見かけたので急遽予定には無かった行き先を追加して向かうことに。

といってもその場所は「むつ科学技術館」のお隣。「独立行政法人 海洋研究開発機構」のむつ研究所が今日二番目の目的地となりました。

文部科学省が所管する「独立行政法人 海洋研究開発機構」は海洋に関する基盤的研究開発や学術研究への協力などを行なっています。

そして、むつ研究所は同法人が運用している「海洋地球研究船 みらい」の母港であり、この船は世界中に赴いて海洋や気象に関する様々な観測や研究活動を行なっています。

今日はこの「海洋地球研究船 みらい」が一般公開されているとのこと、とても興味があったので急遽訪れてみた次第。

船には観測用機器を運用するためのクレーン装置などが設けられており、観測機器も展示されていました。
また船内は採取した海水などを分析・研究するための部屋や、乗組員たちが生活する区域、クレーン操作室、操舵室なども公開され、どこも大変興味深く見させていただきました。

何人かの職員の方にお話しをお聞きしたのですが、この船の大きな役割のひとつとして長期観測用の装置を海洋に設置・回収するというのがあるそうです。
二枚目の写真ですが、これは「トライトンブイ」というもので大気や海洋の観測を行なうために赤道付近などに合計10個以上が配備されています。

実際には写真のものに4トンの重りをつけて、ちょうどイラストが描かれている部分の中間あたりから上が海上に顔を出している格好で配置されています。
ここで得られたデータはエルニーニョ現象の解明などに役立っているそうですが、長期間設置しているために"漁礁"のようになり魚が集まってくるそうです。
そうなると現地の漁業関係者が放っておくはずもなく、中には大がかりな網を使った漁で「トライトンブイ」ごと"一網打尽"にしようという輩もいるのだとか。
このように人為的に設置位置が移動すると観測データが使えなくなってしまうそうで、なかなか色々なご苦労があるようです。

もう一つお聞きしたのは昨今の原油価格高騰の影響。
船の燃料である重油も高騰して予算を圧迫しているそうで、対策としてはなるべく補給などのための寄港地を減らして、最短距離での航海を行なうようにしているそうです。

この船には機構所属のほか、大学などの研究者や、一般公募で選ばれた研究者が乗り込むそうです。その内訳も日本に限らず、世界各国の研究者が乗り込み、多くの成果をあげているようです。

そしてこの「海洋地球研究船 みらい」、実は前のエントリでご紹介した「原子力船 むつ」が生まれ変わった姿。

原子力船の研究開発という役目を終えた同船はディーゼル電気推進方式に改造されて「海洋地球研究船 みらい」に生まれ変わり1997年から現在の任務についています。

聞いたところでは船体の真ん中から前方部など、使える部分は再利用しているとか。原子炉が収納されていたスペースは、現在では研究観測用機器の収納スペースに充てられています。
ある職員の方は「世界中でも、これほど良く働いてくれる船はありません」と胸を張ってお話しして下さいました。

なかなか興味深い内容であった「海洋地球研究船 みらい」。
なんとなく"ニッポンの底力"を見たような気がします。

 
 
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Posted at 2008/08/10 21:33:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 東北(下北・津軽) | 日記
2008年08月10日 イイね!

無策の証拠品

無策の証拠品【2008年8月10日 9時30分/青森県むつ市大字関根】

市街地から国道279号を北上、約20分ほど走って到着したのは「むつ科学技術館」。

一定以上の年齢の方にとっては、この街の名前を知るきっかけにもなったであろう「原子力船 むつ」に関する展示などがされている施設です。

原子力船 むつは1963(昭和38)年に政府が策定した「原子力第1船開発基本計画」に基づいて開発が始められた原子炉を動力源とする日本初の原子力船。
1969(昭和44)年に進水、1974(昭和49)年8月には本州東方の太平洋上で初の臨界を達成しました。

しかし放射線漏れ事故を起こしたことから母港となった大湊港のある、むつ市の市民が帰港に対して反対運動を展開。
このため、「原子力船 むつ」は母港に帰ることの出来ない"漂流状態"で10年以上の年月を過ごすことになったのです。

佐世保での修理を経て1988(昭和63)年、むつ市の関根浜港を新たな母港として活動を再開。
1992(平成4)年まで様々な実験やデータ採集を行ないましたが、実質的には"志半ば以下"の状態でその使命を終えました。

むつ科学技術館」には「原子力船 むつ」であった原子炉室そのものが展示されています。
3,180トンもの重量がある原子炉室は格納容器ごとこの場所に移され、容器の一部に鉛ガラス窓が設置されて内部を見ることができるようになっています。
このように実物の原子炉を一般公開しているのは、世界中でもここだけなのだそうです。

元々、原子力船の計画は海上輸送の重要性を基本に、輸送量の拡大と、石油資源の枯渇防止や長期的や視点における石油価格の不安定さが発端となっていました。
この点では計画そのものの出発点は、現在思うにとても見識のあるものだったと言えるでしょう。

しかし総合的な国の原子力政策が一貫性に欠けていたことや、縦割り行政の弊害、事故発生後の対応のまずさなどが重なった結果、「原子力船 むつ」は悲運の歴史を歩むことになってしまいました。

また報道機関も"原子力アレルギー"的な視点での一方的な報道が多かったように思います。

世界的に見ても船舶における原子動力源は軍用船では大型空母や潜水艦で多くの採用例がありますが、商用船での実例はごく僅かで、今現在は一隻も存在していません。

発電の世界についてもそうですが、原子力には大きなリスクが伴うのも事実。
ですが、原子力の賛否はさておき、下北半島に数多く存在する原子力関連施設などを見るにつけて、日本の原子力政策の迷走ぶりと無策ぶり、そして政府のみならず国民全体として、下北半島にお住まいの皆さんには大変失礼ですが、原子力を"遠く見えにくい場所に追いやっておこう"という考え方があるような気がしてなりません。
 
 
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Posted at 2008/08/10 20:59:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 東北(下北・津軽) | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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