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もう皆さんご承知の通り、去る7月1日からNTTドコモはコーポレートブランドロゴを変更しました。
アルファベット表記で従来は"DoCoMo"となっていたものが全て小文字の"docomo"となり、色合いも赤系に統一されました。
ちなみにこの赤は「ドコモレッド」という名の特別色で、未来に向けた無限の可能性とヒューマンタッチ、安心感、信頼感を表現したものと発表されています。

ブランドやロゴマークの変更は、企業戦略にとって重要な位置づけとなります。ここで間違いを犯すと、多大な損失にもつながりかねません。
近年、特に競争の激しい携帯電話・通信業界においては、顧客からのイメージ向上が軸となるブランド戦略は企業の命運を左右する面もあることでしょう。

ですが･･･。

このロゴマーク変更に伴い、街中の販売店の看板などが替えられたのは当然として、一般ユーザーに送られてくる書面のデザインや色使いも変更されました。

そのひとつが毎月の請求書。
これが封筒、中の請求書本体ともに薄い色合いながらも赤系のものになったのです。

正直なところ、初めて新しいデザインの請求書を受け取ったときには、強い違和感を覚えました。
請求書で赤系統の色使いは、なんとなく"未払い分の督促"とでもいうような印象を最初に抱いたのです。

もちろん内容的には督促ではなく通常の請求(クレジットカード払いのため、実際は請求明細書)なのですが、受け取ってあまり良い気分にならなかったのも事実。

こうしたデザインや企業ブランド戦略のプランニングには大手広告代理店などが関わっているのでしょうが、請求書に赤系統の色使いというのは、あまりセンスが良いとは思えないのは私だけでしょうか？