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今回の取材出張、水戸での宿は「ホテルルートイン・水戸県庁前」。
この夏にオープンしたばかりの新しいホテルは、その施設名称通りのロケーション。
全国をネットするホテルルートイン、ゆえに施設もサービスも他の系列と変わりませんが、そこが逆に安心感にも繋がっています。

朝7時前にチェックアウトして昨日に続いてツインリンクもてぎ入り。
今日も天気は秋晴れ、日射しはかえってキツすぎるくらいです。

車検、ドライバーズブリーフィング、予選、決勝という流れで各カテゴリーがスケジュールをこなしていきます。
ちなみに今回は何かとお世話になっている方が競技長や審査委員の面々としてレースコントロールに携わっておられました。

当方は必要なカテゴリーについて走行シーンの撮影。
もちろん昨日の練習走行とは異なり、単に走っている姿を撮影するのではなく、レポートをはじめとしたコンテンツ作成を念頭に置いた"使えそうな絵柄"を考慮して撮影します。

特に決勝は展開を予測しながら撮影します。これはどんなカテゴリーの取材でも同じですが、「自分でこう書くから、こういうカットが必要」という製作物の全体的なディレクションを考えながら撮影するわけです。

そうなると、スプリントレースというのはとにかく忙しい。
スタート前やグリッド上での緊張感、スタートシーン、レース中のバトルシーン、チェッカーシーン、レース終了直後のドライバーやスタッフの表情、そして表彰式と、全てをしっかり撮影しようとすると無駄な動きをしている暇がありません。

耐久レースの取材が多いとこの辺の感覚がスプリントでは狂うのですが、なんとか予定していた撮影や取材はクリア。
来週、いよいよ岡山国際サーキットに日本初上陸を果たす世界最高峰のツーリングカーレース・WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)「FIA WTCC Race of JAPAN」向けての良いウォーミングアップにもなったという感じです。

全レースが終了後、しばし関係各位と情報交換の後に東京に向けての移動を開始。
渋滞も懸念されましたが常磐道から首都高に入る前後で若干流れが滞った程度で、あとは比較的スムーズな移動。

そんなに遅い時間にもならずに帰宅、さすがに少々疲れも溜まってきましたが、明日のレギュラー制作作業の下準備をして一日を終えたのでした。