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およそ2ヶ月のインターバルを挟んで開催されるスーパー耐久シリーズの第6戦。
思えば前戦は9月初旬の岡山国際サーキット、気温30度を超える猛暑の中での一戦も昨日のことのような、遠い昔のことのような･･･。

第6戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。既に紅葉も全盛をすぎており、晩秋の香りが漂っています。

今日はエントラント団体のコース専有による練習走行が、いつものように60分×3回行われます。
天気は晴れ、日中は気温も15度を超えましたが、さすがに仙台市内のホテルを出発した午前8時前は肌寒さを感じます。

サーキット入りして事務的な仕事をこなした後、プレス受付を済ませてから活動を本格化。
走行1回目、そしてお昼すぎの2回目とコースサイドで撮影、今シーズン初参戦車両も何台かありますので、まずは基本的な"証明写真"のような感じのカットを全車おさえていきます。

しかし終盤戦に入ってランキング争いも白熱しているためか、練習走行ながらもアクシデントやトラブルの多い一日となってしまいました。
コースオフしてクラッシュバリアにマシンをヒットさせてしまったり、トラブルからエンジンブローを起こしてコースサイドにストップ、オイルを撒いてしまう車両が現れたり。

そのたびに走行は中断、オフィシャルの皆さんがレスキューや復旧作業にあたっていました。

明日は朝方に公式車両検査が行われて、いよいよレースも公式スケジュールに突入。
午後からはスーパー耐久独特の方式で行われる公式予選、A/B各ドライバーがタイムアタック合戦を展開します。涼しい気候ゆえ、ST-2クラスのターボ勢を中心にタイムアップが期待されますし、スポーツランドSUGOは後輪駆動のST-3クラス勢が得意とするコースでもあるので、予選結果がまずは注目点。

決勝スターティンググリッドのポジション、特にST-2クラスとST-3クラスのマシンが混在する状況となるのは必至、ゆえに前のグリッドを獲得すれば序盤の混戦を尻目に先行してマージンを稼ぎだすことも出来ますので、予選がいつも以上に重要となる一戦です。

写真はST-2クラスの初参戦マシン「CENOTE SOUEISHA EVO X」。3台目となる三菱ランサー・エボリューションXは、いかついフェイスとは対照的に"爽やか系"のカラーリングが印象的な一台です。