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2009年05月27日 イイね!

久しぶりのディーラー訪問

久しぶりのディーラー訪問今日は所用があってお出かけ。
そこでちょっと時間を作って、本来の目的地に向かう前に「レクサス」のディーラーを訪れてみました。

新車を見るために、客としてディーラーを訪れるのは実に久しぶり。もう5年くらい、このようなことをした記憶がありません。

お目当ては先頃発売された「IS250C」。
ISシリーズの新顔は、本格的な格納式メタルトップを有する2ドアコンバーチブルです。

このクラスでの4シーターオープンとして、日本車で初めて登場した「IS250C」。
ちょっと気になったのでディーラー検索で展示車&試乗車をともに配備している近場のディーラーを見つけて訪れてみた次第です。

現車は上級の"version L"。内外装色が自分で最も気に入っている組み合わせとなっており、イメージカラーでもあるレッドクリスタルマイカシャインのエクステリアに、メローホワイトの本革内装という仕様です。

まずは展示状態で細部をチェック。
私は身長184cmありますが、ルーフクローズ状態で思っていたよりも頭上空間に余裕があったことが最大の発見でした。
インテリアの造り込みは「レクサス」の名に恥じない高いレベル。しかし個人的にはインパネなどのデザインに若干"華"が足りないような気もします。

使い勝手の面では室内のポケッテリアは、この種の車としては充分な内容を備えています。もちろん各種装備の充実度は文句の付けようがありません。
装備といえばひとつ面白いと思ったのが、"version L"では運転席のみならず助手席にもパワーシートに加えて、3人分のポジションをメモリーする機能がついていること。
助手席でメモリーシート?と思いましたが、恐らくは左右ハンドル両仕様を共通化してしまえるメリット故ではないでしょうか。
もっとも、奥さんや彼女(もしくは旦那さんや彼氏!?)のポジションをメモリーさせておけば、「ヒミツのドライブ」ではなにかと重宝するのかも・・・(^^;。

ラゲッジスペースはさすがに天地方向が浅め。それでもルーフクローズ状態では300リットル台後半のトランクスペースが確保されています。
もちろんルーフをオープンにするとラゲッジスペースは半分以下になってしまいます。それでも9インチゴルフバッグが収納出来るそうですが。こういう場合、4シーターオープンのメリットとしては、リアシートもラゲッジスペースに充てられます。ですから2人での宿泊を伴う小旅行でも、オープンクルージングを楽しむことは難しくないでしょう。

改めてエクステリアを眺めると、ルーフを閉じた"クーペ状態"でのシルエットに無理がなく、とても綺麗にまとまっているという印象。そしてルーフを開くと、これまた綺麗にウェストラインが通っていて、トランク部分が妙に長かったりすることもなく魅力的です。
オープンモデルはメタルトップ/ソフトトップ問わず、ルーフの状況によって見栄えが大きく変わります。そしてルーフ開閉、どちらかの状態に若干の"無理"を感じてしまうモデルは少なくありません。
この点で「IS250C」の完成度は高いという印象です。

さて、次に実際に試乗してみました。
ディーラーで試乗をするなんて、もう6~7年前に「プジョー406クーペ」を都内のディーラーで乗って以来のこと・・・。

いわゆる"町内一周"レベル、時間にして20分ほどの試乗でしたが、やはり実際に運転すると多くの発見があるものです。

まずコンバーチブル化によって増えた重量に対して、搭載されるエンジンが2,500ccということで、そのパフォーマンスが気になるところでした。
この点は良い意味で裏切られ、全く物足りなさを感じるものではありませんでした。流れの速いバイパス路への合流などでも、問題ないパフォーマンスをみせてくれます。

ただ、個人的にはパワーステアリングのフィーリングに若干の違和感を覚えました。電動式にありがちな、中立付近の過度な曖昧さが少々気になるところです。

なお乗り心地については、ランフラットタイヤ装着車だったため、なんとも評価しがたい感じ。
ランフラットタイヤ特有の”塊感”のある乗り心地、端的に「乗り心地が悪い」という評価にはなりませんが、個人的にはあまり好みではありません。もっとも、ランフラットタイヤでも不快さを感じるようなことは無いので、一般的な仕様のタイヤであれば、きちんとしたタイヤ選びとメンテナンスさえ怠らなければ、乗り心地に文句は無いという感じです。

そんなこんなで短い時間ではありましたが、できる限りじっくりと「見て」「触れて」「走って」みた今回のディーラー訪問。
今の段階で個人的な結論としては、決して安くない価格に対して何かひとつ物足りない感じ。

車としての出来は素晴らしいですし、日本車ならではの信頼性、その上で日本車には希有な4シーター・メタルトップコンバーチブルという存在は大いに魅力的です。
しかし、趣味的な要素が強く含まれるキャラクターの車種だからこそ、もうひとつ何か「ここが気に入った!」という感情的な要素がほしいのも事実。

正直に言うと少々”優等生すぎる”感じがして、何らかの欠点や物足りなさを理屈抜きでカバーしてくれる訴求力に欠けるというのが”初対面”の印象。
クーペやコンバーチブルには、個性や存在感、華やかさ、佇まい、ダイナミックパフォーマンス、スタイル、エロチシズム(?)・・・、とにかく何でもいいので感情に訴えてくる強いものが欲しいと思うのですが、残念ながら今回はそれらを感じるまでは至りませんでした。

まぁこれは、あくまでも"仕事抜き"で個人的な主観だけでの印象ではありますが。
 
Posted at 2009/05/29 23:37:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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