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2009年07月14日 イイね!

潮風の香る駅

潮風の香る駅 【2009年7月14日 20時10分/北海道網走市北浜】

知床の絶景を堪能して峠を下り、斜里町の中心部を過ぎたころには日もすっかり暮れてしまいました。

国道335号から知床峠で国道334号にリレー、さらに国道244号と走って車は網走方面へ。

途中、携帯電話で網走市内のセルフガソリンスタンドを検索して給油予定を決めると、沿道にあるスポットへの立ち寄りを思いつきました。

その場所とは、JR北海道・釧網本線の「北浜駅」。
古めかしい駅舎を持つ小さな駅ですが、ここは"海に最も近い駅"として鉄道ファンのみならず人気のスポット。ドラマや映画のロケーションでも舞台として何度も選ばれており、駅舎の内壁は訪れた観光客が記念に貼った名刺や切符が所狭しと埋めつくしています。

実際に訪れてみると、既に辺りは暗かったものの潮騒が耳に届きます。国道に面した駅舎、その裏にはホームと線路。そしてその先には月明かりに照らされた海、というロケーション。

取り敢えず三脚を立てて記念撮影していると・・・。
ラッキーなことに、普通列車が入線してきました。キハ40系は全国各地のローカル線で活躍している気動車ですが、こうしたシチュエーションにはとても似合います。

なにしろ本数が少ない線区ゆえ、まさか列車がいる状態で写真撮影を出来るとは思っていなかったのでラッキーでした。
 
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2009年07月14日 イイね!

待っていてくれた"絶景"

待っていてくれた&quot;絶景&quot; 【2009年7月14日 18時45分/北海道斜里町遠音別村】

久しぶりに野付半島で「トドワラ」を見学した後は、再び国道335号を北上。
いよいよ世界遺産にも登録されている地、知床へと足を踏み入れます。

しかし生憎、天候は下り坂。羅臼町の中心部に差しかかったころには雨も降りだしてしまい、上空は灰色の雲に覆われてしまっています。

知床横断道路に入って知床峠を登っていくと、視界は濃い霧に包まれました。
「これはもしかすると・・・」
という淡い期待を抱きながら峠道をどんどん登っていくと、この期待は裏切られることなく途中で雲を抜けることに成功。

そう、標高738mの知床峠、その頂上付近は"雲の上"に位置していたのです。

先程までの濃霧と雨が嘘のように、眩しい夕陽が照らしだしていたのは標高1660mの羅臼岳。
頂上付近の展望台には、本州ナンバーをつけた車やバイクで訪れた観光客の皆さんが、その素晴らしい眺望をカメラにおさめていました。

頂上を過ぎて下りに入ると、そこは斜里町

そして下りの道、その視界の先には、これまた素晴らしい光景が広がっていました。

掲載する写真がその眺望ですが、夕陽が沈もうとしている先に広がっているのはオホーツク海ではありません。一面の"雲海"です。

当初は時間的に日没以降の通過も覚悟していた知床峠。何とか日没前に間に合いそうと思ったら、次は雨と霧。
2度あきらめた知床の絶景ですが、ラッキーなことの予想を遥かに上回る素晴らしい眺めが待っていてくれました。
 
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2009年07月14日 イイね!

消えゆく"最果て感"

消えゆく&quot;最果て感&quot; 【2009年7月14日 17時30分/北海道野付郡別海町野付】

根室を後にして、車は国道44号を釧路方面へ逆戻り。
そして厚床(あっとこ)駅前の交差点を右折して、国道243号へと入ります。

風蓮湖をかすめるように北上、しばらくすると右手には国境の海。国後島も遠くに霞んで見えるような気がします。

淡々と北上を続け、やって来たのは別海(べつかい)町
年間の生乳生産量が約40万トン、草地面積約600平方キロメートルを誇る大規模な酪農が盛んな町として知られ、人口の20倍の牛が住んでいる地です。
そしてもうひとつの顔として、総面積約16800ヘクタールという陸上自衛隊・矢臼別演習場も、別海(べつかい)町をはじめとした三町にまたがるかたちで存在しています。

なお町の名称は「べつかい」。公式な英文表記も「Betsukai」ですが、1989年に廃線になったJR北海道・標津線の「別海駅」は「べっかい(Bekkai)」と表記していました。
ゆえに他地域の道民のみならず、地元の方でも両方の読み方をする人がいるそうで、この件については町議会でも採り上げられています。

●別海町議会 平成19年第2回定例会結果・一般質問 (pdfファイル)

さて、次なる目的地は、野付半島。一旦、隣接する標津町に入って右折で国道を離れて道道950号で野付半島の先端部方面を目指します。

地図を見ればお分かりのとおり、背を丸めた海老のような形で海に突き出しているのが野付半島。厳しい気候のこの地は、「トドワラ」の存在が知られるところです。

「トドワラ」とは立ち枯れたトドマツのこと。海から吹きつける潮風の影響で地面に対して斜めに育ったトドマツが、最後はそのまま立ち上げてしまい、まるで白骨の様に居並んでいます。
こう記すと不気味さを感じられるかもしれませんが、荒涼とした風景は最果ての地にいることを強く感じさせるもので、私はこの風景がとても気に入っています。
さらに今日のように穏やかな夏の晴天に恵まれると、北海道の短い夏のありがたさを一層強く感じることが出来ます。

しかし、この「トドワラ」は数が減少しているのだとか。確かに私が以前訪れた約15年前に比べると、白く立ち枯れた「トドワラ」の姿が少なくなっているように思います。
減少している原因はトドワラ自体の風化などだそうで、数十年後には消滅してしまう可能性もあるそうです。

そんなニュースも耳にしていたので、折角の機会ですから久しぶりに立ち寄ってみることにしました。
 
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2009年07月14日 イイね!

こちらも最東端

こちらも最東端 【2009年7月14日 15時30分/北海道根室市昭和町】

納沙布岬で記念撮影を無事に終えた後は、道道・根室半島線を右まわりルートで市内方面へ。

市街地に戻ってきたところで、折角なので一カ所寄り道をしていくことにします。

やってきたのは、JR北海道・根室本線の「東根室駅」。
同線の終着駅である「根室駅」のひとつ手前に位置するこの場所は、東経145度36分05秒で日本最東端の駅なのです。

以前、2008年1月1日付のエントリに記したように、本土最南端に位置するJR九州・指宿枕崎線の「西大山駅」を訪れたことがありますが、駅そのものの雰囲気としては似たような感じ。
1面1線のホームがあるだけの無人駅で、特に駅舎などは設けられていません。

ただし、こちらの「東根室駅」の方が利用客数は多いかもしれません。
なぜなら周囲は住宅街になっており、通学や通院の足として鉄道を利用している方もいらっしゃるのではないかと想像できるからです。
 
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2009年07月14日 イイね!

4分の3

4分の3 【2009年7月14日 15時00分/北海道根室市納沙布】

道の駅 厚岸グルメパークでいただいた美味しい食事のお蔭もあって、再び車は快調に東へと進んでいきます。

そしていよいよ根室市に到着。
市街地が近づくに連れ、行き先案内看板にロシア語の表記が加えられているのを見ると、国境の街にやってきたという実感が沸いてきます。

ここまで来れば、目的地はひとつ。

市街地で国道44号は終わり、そのまま車は道道35号・根室半島線へ。この道は根室半島を一周するかたちのルートですが、市街中心部の案内では納沙布岬へは"左回りルート"で行くようになっています。
そこでヒネクレモノとしては、あえて右まわりルートを選択。

そして私自身にとっても実に久しぶりの訪問となる、本土最東端の地である「納沙布岬」にやって来ました。

ここには平和の塔というタワーがあり、展望室からは遠く北方領土を望むことも出来ます。今日は天気にも恵まれているので、なかなか素晴らしい眺望が広がっていたかもしれませんが、私はと言えば岬周辺で数枚の写真を撮影してそそくさと撤収。

とうとう社用車1号機(日産フーガ 350XV)も、鹿児島県・佐多岬、長崎県・神崎鼻に続いて、私の手元に来てから2年ほどの間に日本の本土の四隅のうち、三カ所を訪問したことになりました。
 
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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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