NorthStarのブログ一覧

昨日、無事に納車された新しい社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)。

早速走らせてみたいところでしたが、昨日は生憎の空模様。

そして一夜明けて天候も回復したことから、主に2号機をドライブすることになる社員嬢に慣れてもらうために、都内へと出かけてみることにしました。

出発前に一通りの操作方法をガイダンス。
社員嬢にとっては初めての輸入車ということで、ウィンカー／ワイパーレバーの位置に始まり、ロータリー式のライトスイッチなど、いろいろとこれまでの国産車とは勝手が変わる部分も多いようです。

私にとっては"欧州車のお手本"のような出来ばえの車種だけに、特に大きく戸惑うような部分はありません。
あえて言えば「Press & Drive」と「エレクトロニックパーキングブレーキ」が目新しいところです。
前者はリモコンボックス型のキーを、スロットに差し込み、更に押し込んでやることでエンジンがスタートする装置。最近流行りのプッシュ式スターターの一種とも言えますが、ボタンがあるのではなく鍵そのものがボタンの代わりになるという感じです。
後者は上級車種を中心に採用例が増えていますが、パサートにも装備されています。電気式スイッチを用いたパーキングブレーキですが、ついついペダル式の癖で発進時に左足が思いっきりフロアを蹴ってしまう始末･･･(^^;。

まず社員嬢の運転で走り出してみましたが、旧・2号機(三菱ランサーエボリューションVII GT-A)に比べて二まわり以上大きくなったボディサイズについては、それほど問題なく狭い道でも走らせることが出来るようです。

横方向の鏡面サイズが圧倒的に不足しているドアミラーによる死角の多さが都内走行では気になるところですが、そこは慎重な目視確認でカバーするしかないでしょう。

助手席で都内までの道のり、高速道路と一般道路を過ごしてみると、なかなか居心地のよい空間であることを改めて実感。広さは文句無しですし、ノンターボモデルゆえにコンベンショナルなセッティングの足回りが組み合わされているので、乗り心地も硬すぎずに丁度良いフィーリング。

無事に到着したのは友人が近々オープンさせるガレージ、引っ越し最中にお邪魔してしまいましたが、場所の利便性も良いところなので皆さんにもお薦め。このお店については正式オープンしたら、改めてご紹介しようと思います。

夜遅くまで食事を伴にしてビジネスの話などで盛り上がり、帰り道は私がステアリングを握ります。
ここで改めて嬉しかったのは、メーカーオプション設定とされていた「バイキセノンヘッドライト」の存在。元々、車の代替にあたってはキセノンライトが必須条件でしたが、このパサートはLo/Hiともにキセノンタイプの"バイキセノン"仕様。さらに「スタティック＆ダイナミックコーナーリングライト」と「ヘッドライトウォッシャー」も組み合わされています。
スタティックコーナーリングライトは夜間の低速走行時に約35度の角度で備えつけられたライトが進行方向左右を必要に応じて照らしてくれるというもの。さらに高速走行時にはステアリング操作に応じてヘッドライトの照射角度を最大15度変えてくれるのがダイナミックコーナーリングライト。
これらの装備は実際に使ってみると、市街地から郊外まで夜間走行で強い味方になってくれそうです。

そんなこんなで新・2号機が本格デビュー。
社員嬢にとっては"ドライビングレッスン初日"となりましたが、まずまずの合格点。もちろんこれからも"スパルタ教育"は続きます･･･。
自動車やモータースポーツに携わる仕事をしている以上、人一倍どころか10倍も20倍も交通安全には気をつかわなければなりませんからね。