
本日は、朝から
富士スピードウェイで「
富士チャンピオンレース・最終戦」の取材。
午前8時前にサーキット入りしましたが、朝から気持ちよい秋晴れに恵まれ、富士山もクッキリとその姿を見せてくれました。
「
富士チャンピオンレース」は長い伝統を誇るアマチュアレースシリーズ。現在トップクラスのカテゴリーで活躍するレーシングドライバーにも、このレース出身の人が多く存在しています。
そして特徴のひとつが充実したツーリングカーのカテゴリー。日本を代表するサーキット、西の
鈴鹿サーキットがどちらかというとフォーミュラ・レース中心であるのに対して、東の
富士スピードウェイはツーリングカー・レースが主体。このあたりは地域性による文化の違いも感じられます。
今季の「
富士チャンピオンレース」も新旧様々な車種がいくつかのカテゴリーで競い合ってきましたが、特に注目したいのが、この夏に発足した新しいワンメイクレースである「
カローラ アクシオGTクラス」。
日本を代表する車のひとつである
トヨタ・
カローラ アクシオをベースに、改造範囲の広いN2規定に準拠した規則で作られたレーシングマシンによるワンメイクカテゴリーです。
カローラ アクシオと聞くとモータースポーツとは縁遠い存在に感じるという方もいらっしゃるかもしれませんが、カローラというブランドネーム自体は古くはグループAやJTCCなどでも活躍してきたモータースポーツにも縁の深いもの。
最新の
カローラ アクシオをベースに、N2規定準拠ということでエアロパーツやワイドフェンダーで武装したルックスも、ちょっとノスタルジックな雰囲気も醸しだしていて、なかなか精悍な感じに仕上がっています。
このレースは7月に発足、今季は4戦がカレンダーとして組まれました。
残念ながら社会情勢が厳しい折、参加台数的には寂しさも拭えない部分がありますが、毎回激しい接戦が繰り広げられています。
そして今回は初代チャンピオンの座を賭けた一戦となりましたが、ファイナルラップまで接近戦が展開される面白い展開となりました。12周のレースは、
D1グランプリへの参戦でも知られる
松井有紀夫選手選手と、
スーパー耐久などでレースキャリアを重ねている
Takamori.com選手の一騎討ち。
両者はこれまで、第2戦、第3戦とチェッカーまで競い合う接戦を展開してきましたが、今回も最後の最後まで見応え有るバトルを演じてくれました。
結果的には
D1グランプリへの参戦でも知られる
松井有紀夫選手が僅差で
Takamori.com選手を退けて今季3勝目を飾り、栄光の初代チャンピオンに輝きました。
しかし第2戦から最終戦までの3戦で、両者の決勝レースにおける差は合計してもなんと1秒以下。比較的改造範囲の広いN2規定準拠のワンメイクレースでありながら、ここまでの僅差によるレースが続いたことは驚きであり、かつ来期以降の盛り上がりにも期待させてくれた内容でした。
N2規定は一般的に経費がかかると思われがちですが、"肝"となる部分は指定パーツ制度の導入などでコスト高騰が抑えられている「
カローラ アクシオGTクラス」。
N1レースやナンバー付きのN-0カテゴリーとは異なり、よりメンテナンスガレージも腕を奮うことが出来ますし、ドライバーもセッティング能力などの向上に効果的と思われるN2準拠の「
カローラ アクシオGTクラス」。ぜひ来期は、より多くの参加者が集まることに期待したいところです。
取材は比較的早い時刻に終了。帰りの渋滞を嫌って早めに
富士スピードウェイを後にしたことが功を奏して、少々時間に余裕が出来ました。
そこで馴染みのディーラーに立ち寄って、エンジンオイルとオイルフィルターを交換していくことに。
社用車1号機(
日産フーガ 350XV)はオイル&フィルターの交換インターバルを4,000km毎に行なうことにしていますが、前回の交換からちょうど1ヶ月で目安としている4,000kmを走破しました。
カーナビゲーションの車両メンテナンス情報を登録しているので、設定している4,000kmを超えるとモニターに「エンジンオイルを交換してください」「オイルフィルターを交換してください」という案内が表示されます。今月は継続検査(車検)がありますが、その前に長距離出張の予定が有るので、今日はオイル交換をするのにちょうど良い"時間的な余裕"が出来ました。
日産フーガ|エンジンオイル交換
Posted at 2009/11/10 15:57:48 | |
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モータースポーツ | 日記