
さてさて、カレンダーも金曜日になって11月最後の週末。
この日、
ツインリンクもてぎではスーパー耐久・最終戦の練習走行が行われ、私もいつもなら事務仕事&写真撮影のために現地に入るのですが・・・。
なにしろ今回の最終戦は舞台がオーバルコース。全くもって絵にならないレース、土曜日の天候も安定してるという予報ゆえに今日は現地入りをパス。私自身、東京に出てきてスーパー耐久に関わるようになってから10年以上経ちましたが、練習走行を欠席したのは今回が初めて。プロのカメラマン諸氏でもいつもなら金曜日入りするところを土曜の予選・決勝日のみとした方が少なくなかったようですが、オーバルコースでのレースにはその程度の価値しかないということでしょう。
閑話休題。
ツインリンクもてぎでの事務仕事は社員嬢に任せ、社用車2号機(
フォルクスワーゲン パサート 2.0 TFSI)で昨夜のうちに先行させています。
私はといえば金曜日は都内で行われる2つの催しを取材させていただくことに。
ひとつめは「
ラリーアート/
三菱自動車 ドライバー・オブ・ザ・イヤー表彰式」。世界各地で三菱車を使ってモータースポーツに参戦し、好成績を修めたドライバーが表彰されるものです。
原則非公開の席にお願いして押しかけさせていただきましたが、会場には全日本ラリー選手権・全日本ジムカーナ選手権・全日本ダートトライアル選手権の各カテゴリーでシリーズチャンピオンの栄冠を勝ち取った選手たちが集まりました。
表彰の後は
三菱自動車の本社ショールームで、最新の
ランサー・エボリューションⅩとともに記念撮影。
人数が多いので数パターンを撮影しましたが、掲載したのは全日本ジムカーナ選手権でチャンピオンを獲得した顔ぶれが前列に並んだバージョン。左からN4クラス・岡野博史選手、SA3クラス・天満清選手、SCクラス・谷森雅彦選手です。
無事に取材を終えた後は、
ホテルパシフィック東京へ移動。今度は「
JAF(日本自動車連盟) モータースポーツ表彰式」の取材です。
こちらはレーシングカートを含めた全日本選手権カテゴリーに加えて、今年からは
SUPER GTのシリーズ表彰も併せて行われることとなったため、会場は大盛況。実施スタイルも昨年までとは大きく変えられたため、出席者には戸惑いの声もありました。
もっとも私、実はこの表彰式に顔を出すのは今回が初めて。
会場内では表彰風景を撮影した後、実に多くのみなさんとご挨拶をさせていただく良い機会となりました。

表彰の中で最も印象的だったのは全日本ラリー選手権・JN1.5クラス。
女性初の栄冠を手中におさめた大井こずゑ選手がドライバー部門のシリーズチャンピオンですが、見事に桜色の艶やかな着物姿で登壇されました。
大井選手は
コルトでチャンピオンを獲得したので、実は先程の「
ラリーアート/
三菱自動車 ドライバー・オブ・ザ・イヤー表彰式」でもその姿は撮影しているのですが、ライトアップされた会場で見ると一段と存在感が高まります。
こうした表彰式やパーティでは、普段はレーシングスーツやチームウェア姿しか見る機会のない選手の方々の、フォーマルウェア姿を見られるのがちょっと楽しみだったりもします。中でも女性陣の艶姿は興味を惹くところですが、とにかく大井こずゑ選手は文句無しに今日のナンバーワンでしょう。
ご一緒した某誌編集部の方も「今度からは姐御と呼ぼう」なんて仰っていましたが・・・、この貫祿は岩下志麻さんにも負けていませんね。

次にご紹介するのは
SUPER GTのGT300クラスを制した、
織戸 学選手と
片岡龍也選手のコンビ。
実はこのGT300クラス、表彰された上位3チームのドライバー6人のうち、
片岡龍也選手・
谷口信輝選手・
田中哲也選手・
平中克幸選手という4選手がスーパー耐久にも参戦中。
ゆえに田中選手はスーパー耐久ではチーム代表も務めるので表彰式を欠席。他の3選手もなんとも忙しいスケジュールを強いられていたのでした。
表彰式が終わったら懇親会場で多くのみなさんとご挨拶。
それも終わってからはなぜかホテル内で私を含めた3人でケーキ&ティータイム。
21時をまわってようやく東京を出発して水戸へと向かいましたが、社員嬢と連絡を取ってみるとスーパー耐久の方はオーバルでのレース本番を控えてミーティングが大揉めになっていたのだとか。まぁ、選手の皆さんは命を賭けて戦っているわけですから、あまりにいい加減な運営に対してはもっと強く意見すべきだと思っていました。それがひとつ現実になったということですね。
なんだかんだで水戸のホテル入りは0時前。
明日は朝早いので"早寝早起き"のつもりでしたが、どうにもこうにも寝つけない夜となってしまいました・・・。
Posted at 2009/12/03 03:03:27 | |
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