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2009年12月27日 イイね!

実は稀少な個体

実は稀少な個体 【2009年12月27日 9時25分/高知県香南市赤岡町】

手結港可動橋」が実際に動く様子を見学した後は、今日のメインとなる目的地に向かって移動を開始。
高知自動車道の南国ICを目指して、来た道を引き返すかたちで国道55号を高知市内方面へ。

その途中にある高知県警察香南警察署に、ちょっと珍しいパトロールカーが停められているのを発見しました。

写真がそうなのですが、手前は全国どこにでも配備されているGSR180系トヨタ・クラウン。
そしてその隣にいる、J31型(初代)日産・ティアナこそが実は全国的に見ても稀少な存在のパトロールカーなのです。

初代ティアナそのものは警察車両として多くの採用実績がある車。特に捜査系私服車両、簡単に言えば"刑事さん"が使う覆面パトロールカーとしては全国的な配備実績があります。
また幹部車両としても多く存在しており、一時期は都市部の警察署を中心に署長車として必ず駐車場に1台は停まっているような地域もありました。
さらにVIPのガード役をつとめる警護車両としても使われ、主に黒いボディカラーでリアウィンドゥやトランクリッドに多くの無線アンテナを設置した車も地方の警察本部などを中心に配備されています。
これに加えて、香川や神奈川では交通取締用の覆面パトロールカーとしても少ないながら導入された車両があり、特に後者は東名高速道路で一時期頻繁に活動していたので、見かけたという方も多いかもしれません。

しかし、これらは全ていわゆる"覆面パトロールカー"。
よりポピュラーな白黒ツートンの制服仕様になると、採用実績は非常に限られます。その中で比較的多いのが北海道警察で、排気量3,500ccのV6エンジンを搭載したモデルをベースに、速度取締レーダーを搭載したタイプが各方面本部に配備されました。
この北海道警察仕様については、2008年7月14日付のエントリでも紹介しています。

そして今回ご紹介する高知県警察の車両。北海道同様に白黒ツートンのカラーリングをまとう制服仕様ですが、こちらは排気量2,300ccのエンジンを搭載した類別をベースとした警邏用車両。
恐らく、初代ティアナの警邏パトロールカーは全国でもこの個体だけではないかと思われます。


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2009年12月27日 イイね!

3日目最初の目的地は"珍しい橋"

3日目最初の目的地は&quot;珍しい橋&quot; 【2009年12月27日 8時45分/高知県香南市夜須町手結】

昨夜チェックインした高知市内のホテルを午前8時に出発。
高知は連泊を予定しているので主立った荷物は部屋に置いたまま。しかし、決して大きくない手提げバッグにちょっとした1回分の着替えを詰めたものを持って出ましたが、この小さな荷物に今日はとても重要な意味があるのです。

さて、ホテルを出たらまずは車を国道55号で室戸方面へと走らせます。方向的には「高知龍馬空港」がありますが、昨日とは違い今日は空港が目的地ではありません。

空港を過ぎて更に進み、やってきたのは香南市。2006年の3月に4町1村が合併して誕生した新しい市です。

そして目の前に現れたのが写真の光景。
パッと見では何だか分からないかもしれませんが、これは"道路"です。鉄道踏切のような断機の先で天に向かってそびえ立っている道路。ここが「手結港可動橋」です。

可動橋とは川や運河などに架かる橋が動くことで、水上交通の利便性を確保するためのもの。比較的低い位置に橋桁をかけている場合、その下を船が通るに充分な高さを確保できない場合に使われる技術です。
日本にも少ないながらいくつか存在している可動橋。有名なところでは東京の隅田川に架かる「勝鬨橋」がありますが、これは1970年に可動が停止して現在に至っています。

一方、ここ「手結港可動橋」は2002年9月に供用が開始された新しいもので、もちろん今も現役で可動する全国的にも珍しい存在。このような珍しい交通インフラは是非見ておきたいと思い、足を運んでみました。

可動時刻は基本的に決められたスケジュールに従っており、1日に6回・合計7時間は橋が架けられた状態になって車や人、自転車などが通行出来るようにされています。
つまり逆に言えば1日のうちで17時間は通れない橋ということになりますが、並走するようなかたちの国道55号とは対照的に交通量は決して多くないので、通勤・通学の朝夕を中心とした日中だけ使えれば特に大きな支障はないということなのでしょう。
そう、18時から翌朝6時30分までの夜間は、この橋は車や人などの通行は出来ない状態になっているのですから。

遠くから見るとこのような感じになります。
可動橋にはいくつかの様式があるのですが、ここ「手結港可動橋」は"1リーフ跳開橋"というタイプ。
橋梁の一方の根元(高知市側)を支点として垂直近くまで円弧を描くように跳ね上がるタイプです。橋の全長は約32mと比較的短いため、片開きの1リーフ式となっています。

午前9時の通行開始時刻をしばし遮断機の前で待ちます。橋のたもとにある操作室に係の方がスタンバイ、9時になると思っていたよりも静かに橋梁が下降を始めました。
2分くらいで、それまでそびえ立っていた橋梁は道路として使える状態にまで下ろされ、対岸で待つ車などの姿も視界に入ってきます。

完全に橋梁の下降が終わると、「カン、カン、カン」と聞き覚えのある踏切の警報音が数秒鳴らされた後に、遮断機が上昇して通行開始。
渡ってみればあっというまに通りすぎてしまう短い橋、もしここが可動橋であることを知らずに通り掛かったならば、橋の手前にある看板に気付かなければ可動橋だとは誰も思わないまま通りすぎてしまうことでしょう。
 
 
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