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2010年05月21日 イイね!

Rally Hokkaido (2)

Rally Hokkaido (2)今日からいよいよ「Rally Hokkaido」の取材が本格化。この一戦はAPRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)の第2戦、そして全日本ラリー選手権の第3戦として開催されますので、参加台数も多く国際色も豊かで華やかな大会です。

午後からは十勝幕別温泉 グランヴィリオホテルに設けられたヘッドクォーターでの公式記者会見。
まずはAPRC主力選手の中から、プロトンのアリスター・マクレー選手とクリス・アトキンソン選手、TEAM MRFの田口勝彦選手、そしてCUSCO WORLD RALLY TEAMの柳澤宏至選手という顔ぶれが揃いました。

各選手はこの大会に賭ける意気込みや、レッキを終えての印象などを語りましたが、当然マクレー選手とアトキンソン選手は英語での受け答え。このあたり、いつもの全日本選手権とは違って国際ラリー大会であることを印象づける部分です。

この後に引き続いて奴田原文雄選手、勝田範彦選手、石田正史選手が出席しての全日本選手権勢による記者会見。こちらはお馴染みの顔ぶれですが、会場の雰囲気はやはりいつもの全日本戦よりも格上というムードでした。

記者会見、そしてメディアブリーフィングが終わってからはサービスパークが設けられている北愛国交流広場へ移動。こちらはいよいよ迎える戦い本番に向けて各チームともマシンの最終調整に余念がありません。
そうこうしているうちに、来場しているお客さんも増えていき、ラリーショーがスタート。全参加車両がズラリと並べられ、クルーが気さくにファンからのサインや記念撮影の求めに応じていきます。

要するにレースで言うところのピットウォークにあたるイベントですが、フレンドリーさではこちらが上。一部のチームでは子供たちを中心にプレゼントの配布なども行われ、地元ファンとの交流で和やかなムードです。
そんな中で人だかりになっていたのは、今季初のラリー参戦となる哀川翔選手のマシン周辺。ショー開会から一時置いて哀川選手が登場すると、歓声があがりカメラのシャッター音が途切れることはありませんでした。

ラリーショーが終了すると、いよいよセレモニアルスタート。全参加車両が一台ずつスタートランプにやってきて紹介を受けていきます。

参加車両に先立ってスタートランプを通過したのは、今回の0(ゼロ)カー。各ステージで選手の競技走行前にコースを走り、最終的なZん全確認を行う重要な任務をになっている車両です。
この0カーのドライバー、今回は大井こずゑさんがつとめます。昨年までは花柄模様をあしらった"はなコ"こと三菱コルトで全日本に参戦、この「Rally Hokkaido」は2008年・2009年と2連勝を飾っています。
今年はオフィシャルの立場で大会の成功をしっかり支えてくれる頼もしい"姐さん"です。

0カーに続いては各参加車両が登場。
今回の注目株からまずご紹介しておきたいのが、マレーシアの自動車メーカー「プロトン」社のチーム。マシンは「サトゥリア・ネオ S2000」という、ちょっと聞き慣れない車名です。

プロトンといえば自動車に詳しい方なら日本の三菱自動車工業との提携関係を思い出されることでしょう。
このサトゥリア・ネオはプラットフォームこそ独自開発ですが、搭載するエンジンは三菱自動車工業製。ただしこれは市販車の話で、ラリー競技専用に開発されたSUPER2000仕様のマシンは、ルノー製のエンジンを搭載しています。
FIA SUPER2000のマシンが日本に登場するのはこれが初めて。セレモニアルスタートでも多くの熱心なラリーファンから、注目を一身に集めていました。

セレモニアルスタート終了後には、そのまま隣接する1.20kmの特設コースでSS1・オビヒロ1が行われて競技がスタート。
APRCでは新井敏弘選手が唯一の1分切りとなる59秒8でステージベスト、0.7秒遅れの2番手が田口勝彦選手、1.2秒遅れの3番手は同タイムで柳澤宏至選手とA・マクレー選手となり、まずは多くのファンや市民の前で日本人ドライバー勢が快走を見せました。

また全日本選手権勢のステージベストは奴田原文雄選手の1分01秒5。2番手の岩下英一選手を1.6秒、3番手の福永修選手を2.6秒、現在シリーズランキングトップの勝田範彦選手を3.2秒も、この短いステージで引き離す韋駄天ぶりを披露しました。
 
Posted at 2010/05/24 21:43:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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