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2010年05月23日 イイね!

Rally Hokkaido (4)

Rally Hokkaido (4)Rally Hokkaido」も最終日となるDAY2。
残念ながら灰色の雲に覆われてしまい肌寒さも感じる十勝地方ですが、今日は本別、足寄、音更の各町に設けられた林道ステージで熱い戦いが繰り広げられます。

朝6時30分にホテルを出発して向かったのは本別のSS(スペシャルステージ)。
昨日の撮影ポイントとは打って変わって、今日のポイントはハイスピードコーナー。100km/hを超えるスピードでダートを次々と駆け抜けていくラリーマシン、こちらも次々と撮影していく次第。

そんな中から一台、日本初登場となったFIA SUPER2000マシンをご紹介しましょう。
マレーシアの自動車メーカー、プロトン社のサトゥリア・ネオS2000。今大会には2台が出場していますが、残念ながらともに昨日のDAY1-Bでマシントラブルに見舞われてしまい、デイリタイアとなってしまっていました。帯広市内の平原通に設定されたリエゾン区間に姿を見せることは無かったのは残念。
しかしDAY2ではスーパーラリーとして復活。コンディションは決して完調では無さそうでしたが、今日も走行シーンを撮影することが叶いました。

3日間に渡った熱戦もいよいよフィニッシュ。
北愛国交流広場で行われた最終のSS18・オビヒロ4、その後のセレモニアルフィニッシュには肌寒い曇り空でしたが大勢のラリーファンと市民が詰めかけて、過酷な長丁場を戦い抜いたクルー達を出迎えました。

APRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)と全日本ラリー選手権というふたつのチャンピオンシップがかけられた一戦でしたが、総合優勝を飾ったのは新井敏弘選手/ダニエル・バレット選手組。

そしてAPRCをシリーズで戦う(アジアカップを含む)登録選手では、田口勝彦選手/クリス・マーフィー選手組が優勝。準優勝は柳澤宏至選手/中原祥雅選手組、3番手はガウラブ・ジル選手/グレン・マクニール選手組となりました。
結果的に総合のトップ3は地元・日本勢ドライバーが独占して強さを見せつけることに。
またAPRC登録勢ではトラブルに苦しめられたプロトンのSUPER2000を尻目に、熟成が進んでいるグループNのランサー・エボリューションⅩが表彰台を独占するかたちとなりました。

一方の全日本選手権は、奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組の圧勝。18本のSS中、実に12本でステージベストを叩き出しました。さらのそのうち、SS3ではAPRC勢トップの新井敏弘選手を上回るオーバーオールベストタイムをマーク。序盤で早々に独走態勢を構築、見事に「先行逃げきり」で今季1勝目、大会2連覇を達成しました。
2番手は石田正史選手/竹下紀子選手組。こちらはこれまで速さを見せながらもリタイアしてしまうという展開が多く見られたのですが、今回は歯車もしっかり噛み合ったようで最後まで安定した走りでフィニッシュしました。

こうして今年も無事に閉幕した「Rally Hokkaido」。
主催者発表では史上最多となる36,250人の動員を記録して大成功となりました。もっともラリーの場合は有料のギャラリーステージへの入場者と、無料のサービスパーク見学者が数字の根拠となるのでしょうが、これ以外にもリエゾンで声援を送り続けた大勢の市民など、単純に動員発表数字では現れてこない部分もあります。

以前も記しましたが、ラリーは"地域のお祭り"。
今回は特にラリーショーに訪れて楽しんでいる親子連れや、リエゾン区間でやってくる1台1台に手を振って声援を送るお年寄り、最も手軽な観戦ポイントであるオビヒロSSを見終わって興奮した様子で話をしている子供や女性などの姿を見て、着実に十勝の地にラリー文化が根付きつつあることを実感した次第です。
 
Posted at 2010/05/28 09:49:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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