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2010年06月05日 イイね!

忘れてはいませんか?

忘れてはいませんか?カレンダーが6月になって最初の週末。
季節的にはそろそろ"梅雨入り"の話題が囁かれるころになりましたが、その前に自動車をお持ちの方々は大切なことをお忘れでないか確認しておいた方が良いことが。

それは「自動車税の納付」です。

4月1日時点の自動車(登録車)の所有(使用)者に対して課せられる地方税であり、一部の県を除いて5月いっぱいが納付期間とされています。

税額はご承知の通り、原則的にエンジンの排気量に応じて定められています。
ウチの場合は社用車1号機(日産フーガ 350XV)が排気量3,498ccなので、
年税額は58,000円。もう1台の社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)は排気量1,984ccなので、こちらの年税額は39,500円。
2台あわせて97,500円という税額になるので、決して小さい金額ではありません。

しかしながら、自動車を所有する上で自動車税の支払いは義務なのですから(そもそも、税金である以上は国民に"納税の義務"がありますし)、納付期間内に2台分とも支払いました。
もっとも納付先は東京都になるのですが、支払い手続きをしたのは三重県・鈴鹿市内の郵便局。こうして全国で納付出来たり、コンビニエンスストアで24時間納付が出来るので、東京都は納税しやすい自治体であると言えるのではないでしょうか。

ちなみに東京都の場合、平成20年度の都税収入決算見込額5兆2801億円のうち、自動車税は1,186億円で全体の約2.2%です。
こうして見ると東京都は自動車税の比率が税収全体の中で余り大きくありませんが、企業本社が多く法人からの税収が多い反面、自動車の所有率が低いという首都ならではの事情を考慮する必要があるでしょう。

逆に自動車が日常生活に欠かせない地域、例えば北海道の場合。
平成22年度の道税収入予算額が4,807億円、そのうち自動車税は803億円で全体の実に16.7%を占めています。自動車税は一般財源に繰り入れられますから、道路の建設や維持に留まらず、とても幅広い分野で都道府県を支えているのです。

ところが今、自動車税を巡っては2つの気になる話題があります。

ひとつは「滞納の増加」。期限内納付率は全国平均で72%と決して高くない上、「継続検査(車検)の時に払えば良い」という勝手な理屈を唱える人が今でも少なくないそうです。
これに対しては各都道府県が徴収の強化を図っており、積極的に悪質な未納者に対しては車両の引き揚げや、東京などではタイヤロック装置を用いて運行出来ないようにするという措置を行っています。
こうした徴収の強化は、税の公平負担という原則からも、ぜひ徹底してもらいたいものです。

もうひとつは「高速道路無料化との兼ね合い」。

●3年で高速道料金無料化 民主政権なら、と菅代表
47NEWS  2003年6月22日 12時41分

もう7年も前の記事ではありますが、この発言をされた方がとうとう我が国の首相になろうとしています。
余り物事を長期的かつ深く考えるタイプの方では無さそうなので、ご自身でこの発言をしたこと自体を全くご記憶されていない可能性もありますが・・・。
昨年夏の政権交代、そして今回の首相交代については、もう書く気も起きないくらいに馬鹿馬鹿しくなるので深くは採り上げません。

いずれにしても、自分たちが住む都道府県にとって重要な財源である自動車税。
税金というと何かと不平不満ばかり口にして「払いたくない」とか言う方が多い(特に個人事業主や小規模企業経営者に多い?)ですが、まずは国民の義務を果すのが先決だと思います。その上で日本は今のところ民主主義国家なのですから、選挙権やさまざまな国民の権利を行使すれば良いわけです。
また税額に不満があるのなら、自動車税の場合は所有する車をダウンサイジングすれば良いだけのこと。

自動車関連の諸税、継続検査(車検)、任意の自動車保険の負担。
これらは自動車という、環境への負荷があり他人を傷つける危険性を有する一方で、自由な移動を叶えてくれる便利な道具を持ち・使う者として、当たり前の義務であると思います。
 
Posted at 2010/06/08 00:43:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

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