
カレンダーは11月3日、今日は文化の日。
深夜のうちに到着した名神高速・
多賀サービスエリアで目覚めたのは午前9時すぎでしたが、既にサービスエリアの中は行楽客などの車で満員御礼状態。
そそくさと身支度を整えて移動を再開、米原JCTから北陸自動車道へと針路をとります。
過去、自身初の福井訪問では今回同様に米原側から北陸道を走りましたし、北陸周遊などでは逆に新潟側から北陸道を利用した経験があります。しかし、新潟中央JCTから米原JCTまで総延長476.5kmと高速自動車国道としては3番目に長い北陸道、これまで上下いずれの方向でも全線走破をしたことはありません。
そこで、今回の岡山→福島大移動では、この北陸道を全線走破する日本海ルートをチョイスしました。東名高速や中央道で東京まで走り、そこから東北道というルートも選択肢としてはありますが、この日本海ルートの方が交通量も少なく快適であるのは間違いないところ。目的地である白河ICは北陸道と東北道をつなぐ磐越道の郡山JCTからそれほど離れていないので、距離的にも極端な遠回りになることはありません。
琵琶湖北部では一時的な雨もありましたが、石川県内に入ると青空が広がる気持ち良いコンディション。
そんな中を淡々と走ってやってきたのは、
石川県・
白山市にある「
徳光パーキングエリア(左上写真)」。ここは「
まっとう車遊館」という施設を併設するハイウェイオアシスとなっており、施設がある上り線のパーキングエリアには下り線側からも歩道橋で訪れることが出来ます。
ちなみに北陸道は米原から新潟方面が下り線、新潟から米原方面は上り線。この上下の関係がいまひとつピンとこない部分もあるのですが、なにやら色々な施設があるというので昼食を摂ろうかと思って立ち寄った次第。
ですが・・・。
個人的には、イマひとつ魅力を感じる店が無く。結果的には何も食べず、再び新潟方面を目指して出発することに。
なんとなく昼食のタイミングを逃して、引き続き淡々と走行。
大型トラックなどをペースメーカーとして、メーター読みでスピードは95km/h前後、エンジン回転数にして1,700~2,000rpmあたりという、マッタリした走行が続きます。

そしてやってきたのは米原JCTから385.3kmの地点にある「
米山サービスエリア」。住所的にはとっくに
新潟県、既にあたりも暗くなって時刻も20時近くなっていたので、夕食はしっかり摂ろうと入ってみました。
営業時間中のレストランに入り、オーダーしたのは「日本海ちらし」。お値段は1,280円也で、思ったよりもボリュームある丼にはご飯の上に6種類の海鮮とワカメ、ガリが載せられています。また、これまたボリュームのあるかに汁もついてきて、空腹の身ゆえに一層期待が高まったのですが・・・。
正直なところ、残念な内容でした。
海鮮もそんなに美味しさを感じるものではなく、酢飯ではない単なる白いご飯も新米の季節とは思えない物足りない味。炊き方も水分が多すぎるように感じられるもので、とても“米どころ”として知られる新潟と、海の幸が美味しいと評判の日本海がコラボレーションしたものとは思えない内容。
利用者が少ないためなのか、北陸道の食環境はあまりお勧めできるものが無かったのは残念です。

やや残念な食事となりましたが、なんだかんだで新潟中央JCTまでの476.5kmを無事に走破。ここからは磐越道に車を進め、一気に奥羽山脈を横断します。なお、磐越道は新潟中央JCTから郡山JCTに向かう方向が上り線となりますので、北陸道を米原方面から来た場合は新潟中央JCTを境に走っている方向が「下り線」から「上り線」に入れ替わります。
ちなみに今日の移動距離は
多賀サービスエリアから白河ICまで約700km、社用車1号機(
日産フーガ 350XV)は大阪で燃料を満タン給油していますが、過去の実績データから見て十分に無給油で走破出来る距離です。
ただし磐越道では郡山JCTから新潟中央JCT間のうち、ガソリンスタンドがあるのは
磐梯山サービスエリアのみ。
米原方向から来ると北陸道・
黒崎パーキングエリアを最後に、磐越道の
磐梯山サービスエリアまで115.9kmの間にガソリンスタンドはありません。しかも磐越道は1車線区間が多いので、万が一燃料が切れるような事態になると他車の交通に大きな障害となってしまう可能性が高いので注意が必要です。
交通量の少ない磐越道、キセノンヘッドライト+AFS(アダプティブ・フロントライティング・システム)の効果も抜群な深夜の走行も、
磐梯山サービスエリアでひとまずフィニッシュ。
ここは磐越道でも最も標高が高い地点に近いのですが、外気温は3度という冷え込み! 早速、毛布にくるまって朝まで過ごすことにしたのでした。
Posted at 2010/11/10 22:24:14 | |
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