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このブログでもしばしば採り上げる話題のひとつが「携帯電話」について。
総務省が発表した「通信利用動向調査報告書 世帯編」によると、2008(平成20)年の携帯電話の世帯保有率は実に95.6％。これはあくまでも“世帯”が対象なので、一般的に成人レベルで考えれば個人普及率は限りなく100％に近いと言えるのではないでしょうか。

最近はスマートフォンの普及も急速に進んでおり、「携帯“電話”」という言葉もいずれは過去のものになってしまうかもしれません。単なる音声通話に留まらず、メールのやりとりやインターネットブラウズ、多彩なアプリの活用など、携帯情報端末としての進化は留まるところを知りません。

こうした携帯電話の高機能化ですが、1999(平成11)年にNTT docomoが「i-mode」サービスを開始したことが大きな第一歩になったのではないかと思います。音声での通話が主だった携帯電話は、この時からメールの受発信という新しい需要を拡大していくことになります。

私の場合も携帯電話でメールをやりとりする機会は勿論ありますが、比較的それは少ない方かもしれません。ただしパソコン用のメールアドレスに受信したメールは、自動的にi-modeのメールにも転送されるように設定してあります。これによって出先でも最小限のタイムラグで送られてきたメールを確認することが出来ますし、ある意味でパソコン用アドレスへの“着信通知”という使い方も叶っています。その上で、早急な返信を要する場合には携帯電話からメールを打って送信する、というパターンがほとんどです。

ところで最近になってちょっと気になったのですが、皆さんは受発信したメールのデータや、携帯電話で撮影した写真データ、さらには音声通話の発着信履歴はどのようにされているでしょうか。

私の場合は、メールについては出先で必要になるもの以外は、それほど間を置かずに消去しています。
前述のような使い方ゆえ、受けたメールの大半はパソコン側でも受信していますし、携帯メールにのみ送られてくる内容は即応性を要するものが多く、逆に言えば必要である期間も比較的短め。本体に長く残しているメールと言えば、ホテルの予約確認通知など出先で必要に応じてすぐに取り出したくなる内容だけです。

次に撮影した写真データ。
これもそれほど間を置かずに、必要な写真はパソコンに取り込んでしまっています。ゆえに本体にもSDカードにも、ほとんど写真データは残っていません。

最後に音声通話の発着信履歴。
これは特に深い理由は無いのですが、頻繁に消去してしまっています。なんとなく手持ち無沙汰で携帯電話を触っている時に“お掃除”を敢行しているという感じ。必要な相手方については電話帳に登録してありますから、なんだかんだで2～3日に一度は消去してサッパリしているというのが現状です。

こんな話を相棒の“しろぶぅさん”にすると、意外とここまで履歴やデータを電話器本体に残さない人というのも珍しいそうで。
別に何かやましいことがあるわけでもなく、これは性格というか習性というか･･･。思い起こせば携帯電話を持つようになって以来十年以上、やはり持ち始めた初期の頃から同様に不要なデータはさっさと消してしまっていました。

余りにも履歴やデータが残っていない携帯電話、何か怪しさを感じられるものなのでしょうかね？